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2013年07月24日
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カテゴリ: 今日の出来事
 さぁちゅんです~♪

今日は友人とジブリ映画「風立ちぬ」を見に行ってきました。

私個人の感想なので読みたくないという方は、どうぞご遠慮ください。

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一言で言うと「がっかり」の映画でした。

スミマセン!今日は怒りモードです!!

ゼロ戦の設計者 堀越次郎の伝記的なお話なのかと思ったのですが、そうではありませんでした。

飛行機のことばかり考えているということだけは分かりましたが、主人公の思いも日々の生活もあまりにぼやけ過ぎて、主人公の喜びも苦しみも伝わってきませんでした。

堀辰夫の「風立ちぬ」を題材にしてあるのかと思ったのですが、そうでもありませんでした。

若く美しい恋人との避暑地での出会い、そして、恋人が結核にかかって死んでしまうという、シュチュエーションだけ取って付けた感じで、二人の間柄もあまりにガサツに描かれていました。

こんな風にパロディーのように使われては、きっと堀辰夫も喜んではいないでしょう。

そもそも、まだ若いエンジニアの主人公が、誰も知り合いのいない避暑地の高級ホテルに行く必然性が分かりませんでした。

よほど金持ちのお坊ちゃまなのかな?

それから、堀辰夫の「風立ちぬ」の題名を借りたからには、「風立ちぬ」の後につづく言葉は「いざ生きめやも」でなければならないでしょう。

「生きねば!」なんて即物的な響きの言葉を、全面にバ~ンと掲げるなんて、私としてはまったくもって許し難いです!!

実は言葉の訳としては「生きねば」の方が正しいのかもしれませんが、それだけに、堀辰夫は、あえて「生きめやも」という言葉の響きにこだわって使っているのだろうと思うのです。

「生きめやも」ということばは、「生きて行かなくっちゃ、いや、でも生きられるかな」っていう、心の揺らぎの象徴なのかもしれません。

この映画は、心の揺らぎなどの余韻を排除して、心を全く描いていないように感じられる映画でした。

主人公の恋する気持ちも全く伝わって来なかったのに、唐突にプロポーズして、びっくり!

結婚してからどんどん病が悪くなっていく彼女に対する思いやりのなさにもがっかりしました。

当然、何かしらあるであろう、ゼロ戦で死んでいったたくさんの若者達に対する思いも全く描かれていませんでした。

いっそのこと、「プロジェクトX」みたいな感じで、堀越次郎の物づくりを芯にしたお話にしたらよかったのじゃないかなぁと思いました。

宮崎駿監督、本当にこれが最後の作品になっていいんですか?

ただし、絵はとてもきれいでしたよ。


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最終更新日  2013年07月24日 21時51分02秒
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