手当たり次第読書日記!

手当たり次第読書日記!

PR

Profile

scratch

scratch

Calendar

Comments

http://buycialisky.com/@ Re:4/4 ふらふらな読書日記(04/04) free cialis 2018 jelsoft enterprises lt…
http://buycialisky.com/@ Re:1/14 ブルーレイな読書日記(02/14) viagra cialis precosbuy cialis onli nef…
http://buycialisky.com/@ Re:9/11 妄想する読書日記(09/11) american cialiscialis generiquecan i ta…
http://buycialisky.com/@ Re:10/7 ジョブスを偲ぶ読書日記(10/07) cialis levitra und viagrapotenzmittel v…
http://buycialisky.com/@ Re:3/15 勉強出来なくても・・・読書日記(03/15) cialis ja viagra yhteiskayttodescriptio…
2015年07月13日
XML
カテゴリ: 紹介した本すべて
7/13(月)晴れ


こんにちは。
暑いですね。暑いも寒いも急すぎて体調管理が大変です。
水分補給を十分にして今週も頑張っていきましょう。


笹本稜平『偽りの血』幻冬舎文庫


フリーライターの深沢のもとを訪ねてきたのは、弁護士の楠田という男性で、6年前に自殺した兄の雄人について話したいことがあるというものだった。
楠田に依頼したのは、兄の妻・朱美で、彼女は兄の死の3日前に結婚していたという。
彼女は兄の死に疑問を持ち続けていた。
というのは、兄には1億5千万もの生命保険が掛けられており、その受取人は父・紘一だったのだ。
深沢も兄の死には不可解なことがあると思ってはいたが、それに拘ることは憎むべき父との関わりを持つことでもあり、そのことは心の奥底に封印していた。

父は群馬県内有数の養鶏業者であり、かつ独裁者だった。
兄との折り合いは悪く、互いに憎しみ合っていた。
母が死にその翌年に若い後妻・淑子を迎えた父は、その妻にぞっこんであり、それと反比例するかのように私たちへの風当たりは厳しさを増した。
そんな私たちを守ってくれたのは祖母の真理子だったが、祖父が亡くなった翌年首を吊って死んだ。
そのことがあって以来、兄は実家の敷居をまたがなかった。

私は好きだった兄の死について究明すべく、実家を訪ねる決心をした。

そして、一人真相を探る私に、死んだはずの兄からのメールが入った・・・。





ハードボイルドだ。
ちょっと重めですが、二転三転して面白かった。
生命保険を受け取ったのにその申告が無い父、金遣い、気性ともに荒い淑子、元刑事でその後父の子飼いとして動いていた同級生の勝俣など、誰が何をしていてもおかしくない中、きっちりエンドへ導くストーリー作りには感心しました。
ハードボイルド・ミステリーに訂正です(笑)。



【楽天ブックスならいつでも送料無料】偽りの血 [ 笹本稜平 ]






いつもありがとうございます。
励みになるので応援頂ければ幸いです。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2015年07月13日 12時46分58秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: