先日オステリー・ハウス・ガーデンへ向かいました。場所はロンドンのヒースロー空港からピカデリー線に乗り数駅ほどのところにあるオステリー (Osterley)です。最寄駅も同じ名前で徒歩10分ほどの距離にあります。ガーデンは広大な公園の一角にあり公園内にはオステリー・ハウスやカフェ、オーガニック野菜の直売所などがあり、休日は家族連れで賑わいます。公園内では乗馬もできますし、牛が飼われていたりするのでロンドンとは思えないくらいのんびりした雰囲気のところです。
今回は春先に咲く花々のアイディアを探しに来ているので馬も牛もオステリー・ハウスもすっ飛ばして、メイン・ガーデンであるミス・チャイルズ・プランティング・ベッドへ直行しました。

エントランスから歩いていくと、セントーレア・モンタナ ( Centaurea montana ) の大株が出迎えてくれます。実際に見てみると想像していたよりインパクトがありクールな印象のブルーの花は花火のような造形をしています。

ルピナス・ギャラリーブルー ( Lupinus 'Gallery Blue') の花がいくつかの花壇に配置されています。遠くからでもよく目立ち、人々を惹きつけます。

キングサリ ( Laburnum anagyroides ) ( Thalictrum aquilegiifolium ) が花を咲かせています。ピンクと白の綿のように繊細な花を細い茎が支えています。日が当たると透き通るような幻想的な雰囲気を作り出し、上からキングサリの花が優雅に垂れさがっています。

ゲウム・ライオネルコックス ( Geum 'Lionel Cox') の シードヘッド はとてもユニークな形で花後の鑑賞価値も高いです。

ネクタロスコルダム・シクラム (
Nectaroscordum siculum
) は花の色こそ質素ですが茎から垂れさがるいくつもの花はユニークな形で見る目を惹きつけます。

薄い黄色の細かな花を咲かせるテリマ・グランディフローラ (
Tellima grandiflora
) のブロックを背景に紫のジャーマン・アイリス (
Iris germanica
) が咲いています。テリマ・グランディフローラは日陰でも咲きナチュラル・ガーデンとワイルド・ガーデンの両方に活躍する優良品種です。

テリマ・グランディフローラの花弁の先がややピンクがかって見えます。

ウッドランド・ガーデンエリアではワスレナグサ (
Myosotis sylvatica
) が一面に咲いています。

その中から時折顔を出している黄色い花はユーフォルビア・ポリクロマ (
Euphorbia polychroma
) です。

ゲラニウム・エンドレシアイ (
Geranium endressii
) とペルシカリア・ビストルタ (
Persicaria bistorta
) の大株も見応えがあります。ワスレナグサも使われており、明るめの色合いで決めにきていることが伺えますし、多年草は高さを一定にしつつ低木を使って高低の変化を与える空間設計も見事だと思います。
今回の植物
タリクトラム アキレギフォリウム ブラック・ストッキング
ペルシカリア・ビストータ
ユーフォルビア ポリクロマ
ルピナス ギャラリー ブルー
キングサリ ‘ボッシー’
ジャーマンアイリス
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