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機関投資家が入ってこれる規模の会社は、私が今までマイクロ株でやってたやり方では通用しないと実感しました。
たとえば掲題の6804ホシデンを見てて思ったことは、
「セクター別の次の四半期の業績見込みをいち早く仕入れてそれを元に売り買いをしていそう」
という単純なことであった。
業界新聞や聞き込み、証券会社の有料情報などを使って、たとえば次の四半期のスマートフォンの売れ行き、その部品の在庫状況などをきっちり把握して、それが数字に反映されたときに反対売買をしているような気がします。
ですから、この大きさの株で儲けようとするなら、バリュー投資的には
「次の四半期需給を見込んで大きく下がるのを辛抱強く待つ。その後に買い進む。なぜ買うかというと、2~3年後にはその問題は解決している確度が非常に高いから。」
となる。決して安いからとヨコヨコのときに買うのではなく、勤勉な機関投資家が大きく張った後、それが短期的には正しい選択だが、(資産面OR業績回復可能性面等で)長期的には逆だと確信できる場合に購入すべきかなあと思いました。
まあ、そんな言うのは簡単なのですが、実際に行い続けることは難しいでしょうねえ。このカウンター型バリュー投資を行うには、信用取引を膨らませるのは結構厳しいと考えてます。
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