オイラのブログ

オイラのブログ

PR

×

プロフィール

shirochoko

shirochoko

サイド自由欄

バックナンバー

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

オーウェン@ <1973年>映画「セルピコ」 こんにちは。いつも楽しく、またワクワク…

フリーページ

2012年02月12日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
003 (640x432) (640x432).jpg

【スタッフ】
監督=川島雄三    製作=小倉武志    原作=山本有三
脚色=椎名利夫    撮影=高村倉太郎   音楽=黛 敏郎
美術=浜田辰雄    録音=大村三郎    照明=高下逸男

【キャスト】
山村 聡 =守川義平 (父)       淡島千景=守川むつ子(母)
桂木洋子 =守川しず子(長女)      水村国臣=守川義夫 (長男)
須賀不二男=隅田恭輔 (母の愛人)   毛利菊枝=河村うめ (母の母親)
市川小太夫=河村弥八 (母の父親)   水木涼子=河村とめ(母の祖母)
多々良純 =河村素香 (母の弟)     三島 耕=大越 護(しづ子の見合い相手)
佐田啓二 =矢津   (義夫の先生)


【解 説】
昭和10年から 翌年にかけて“主婦之友”誌上に連載された「山本有三」の小説、
昭和12年(1937年)「田坂具隆」監督が映画化 そのリメイク作品

【あらすじ】
18才になる『守川義平』の娘『しず子』は 『大越 護』との見合いの報告に 
弟の『義夫』を連れ 伯父『河村弥八』を訪れ、そこで家出した母の『むつ子』に会った

「むつ子」は 以前の愛人との間に出来た「しず子」を腹に抱えて、
「守川義平」の許に 嫁いで来たのである

世間体を飾るだけのこの結婚は「義平」にとっても「むつ子」にとっても不幸であった

間もなく「むつ子」は家出し、現在は浅草でカフェーを経営しながら、
今の愛人『隅田恭輔』の 螢光燈の研究を助けていた

この様な理由で「大越」家から破談された「しず子」は傷心の身を
「むつ子」の弟の絵描きの叔父『河村素香』に訴えた

素香は「姉さんも気の毒な人だよ みんなが言うように ふしだらな女じゃない、
自分の本当の生き方をしたいと もがいていたんだ」
そして更に「真実一路の旅なれど・・・・」の“北原白秋”の詩を呟いた

喘息だった「義平」の死で 葬式に訪れた「むつ子」は、
続いて起った「義夫」の 盲腸の看護に当り、そのまま守川家に居ついた

母親の居なく寂しかった「義夫」 母によく懐いたが「お母さん」とは呼んでくれない

「むつ子」は 矢張り「隅田」を思い切れず・・・・
その事から「しず子」と折合へず 又 家を出ていったが・・・・・

“子供を産めても 母親になれない女”(これが彼女の“真実一路”の人生だった)

   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 “真実一路”
 真実、あきらめ、ただひとり
 真実一路の旅をゆく。
 真実一路の旅なれど、
 真実、鈴ふり、思い出す。

 二人で居たれど、まださびし、
 一人になったらなおさびし、
 真実、二人はやるせなし、
 真実、一人は堪えがたし   「北原白秋」
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1937年の「田坂具隆」監督作品のキャストを調べていたら テレビ・ドラマで
この映画の後 8本も製作放映されていたのに 驚いた・・・・ 

 日本人って こういうのが好きなんだろうか?

因みに 自由奔放(真実一路)に生きる主人公「むつ子」役は 皆一流だ
1937年(映画) 瀧花久子    1954年(映画) 淡島千景
  56 (T・V) 藤乃高子      61年(T V) 伊藤弘子
  63 (T・V) 山田五十鈴     71 (T・V) 林美智子
  79 (T・V) 朝丘雪路      75 (T・V) 加賀まり子
  93 (T・V) 小川真由美   2003 (T・V) 高岡早紀

どれも観ては居ないのだけれど・・・・
恐らく この「むつ子」の役創りには 演出家も俳優も 色々考えたのではなかろうか? 

どうしょうもなく自堕落で 自分勝手な ある意味“淫蕩な女”
家にこもって 亭主の為にとか 子育てとか 家族団欒とか“主婦が出来ない女 
自分が望まなかったのに 無理矢理 亭主を押し付けた両親に“反抗する女”
堅いだけが取り柄の真面目な夫に 孕んだまま嫁いできたという“劣等感の女”
自分の想いのままにならないことには “我慢が出来ない女”
旧い常識に縛られない 自分の想いのままに生きる “真実一路の女”

この映画の「むつ子」(淡島千景)の印象は
オイラ的には あんまり“真実一路の女”には 見えなかったけど

「真実一路」って言葉 余り当てはまらないんっじゃない? 
又 きれいに 聞こえるが その中身は複雑なモノがあるよね!

大体が 最初 「むつ子」を孕ませた男は どこかに逃げてしまった訳だし
嫌いと言ってる「守川義平」(山村聡)との間に 子供を産みながら
逃げ出して 愛人「隅田恭平」(須賀不二男)と一緒にすんでる
隅田が逃げ出し 自分の子供たちと暮らし始めたにも拘わらず 隅田を追いかける 

これが真実一路と言うなら 世の中の“不倫”をしてる女も男も みーんな真実一路
なにか 言い訳する余地あるんかい?

つー 訳で 美しい「淡島千景」の印象とは 全然かけ離れた行動をとるのに驚き
健気にも 必死で母親を叱りつける「桂木洋子」の可憐な美しさは 見事で

絵描きという「多々良純」の絵画が見られたら 彼の印象が変ったろうに
愛人「須賀不二男」は もっとヤサオトコで頼りなさそうにしたほうが いいかな

父親「義平」(山村聡)は 母親が嫌う もっと変な俳優にして 欲しかったし
「義夫」君は もう少し優しく可愛らしいと よかったのに  な~んてネ

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
DSC_9242 (600x443).jpg
オイラ的花言葉:
「心の欲する所に従えども矩を踰えず」(心の欲するところに従えども のりをこえず)
 *自分の思うままに振る舞っても 道理の規範から外れることはない
  『孔子』は その生涯を振り返り「七十歳の時に、欲望のままに動いても
   人としての道に違うことはないという心境に達した」と述懐






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012年02月13日 17時05分29秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: