2019年になりました。
今年もよろしくお願いいたします。
さて、すでに今年の抱負を立てられた方も多いのではないでしょうか?
かくいう私は昨年から中国語を始めました。今年の抱負は引き続き中国語を続けることですが、日本ではまだどちらかというと英語の方に関心が高いと思いますので、今年の抱負として英語を頑張りたいという方の肩をチョット押させていただき、その後に私の中国語学習について触れたいと思います。
受験のために今年は英語力をなんとかしなければならないというお子さんをお持ちの親御さんも、よろしければ参考にしてみてください。
英語を習得するくらいであれば、留学も、高い教材も、生半可な英語教室も不要なのだということをお分かりいただけることでしょう。
こんなことを年明け早々暴露されたら、英語業者は商売あがったりでよすな……。
とにかくやり方さえマスターすれば、日本語を話せさえすれば独学でも英語はできるようになるってことなんです。
テレビやその他メディアなどで、芸能人が少し外国語を披露したりすると天才だのスゴイだのと持ち上げたりすることが多いですが、個人的にはそういうバカげた演出はやめてほしいと思っています。
当たり前の話をブチ込みますが、海外生活が長かった人なら、二か国語、またはそれ以上の言語ができたところで珍しくはありません。むしろそれが普通といえましょう。
はっきり言ってそんなことは自慢にもならないんです。
ちなみに、外国語が堪能なことを変わった曲芸でも見たかのように喜ぶ傾向は、日本をはじめアジア圏のテレビ番組では顕著にみられますが、多民族国家や多言語国家ではありえないことです。
スイスではフランス語、ドイツ語、イタリア語、ロマンシュ語の4か国語が公用語となっており、北欧圏の国民は母国語の他に英語、それから近隣国の言語ができます。
フィンランドはフィンランド語とスウェーデン語が公用語ですから最低限この2言語の習得が必要ですが、英語はほぼ無条件でできますから、一般的な教育を受けていれば自動的に3か国語は普通にできることになります。
ベルギーではオランダ語、ドイツ語、フランス語が公用語として使われているだけでなく、皆さんもれなく英語もできますので、日常的に4か国語は普通に扱っている人も多いでしょう。
こうして挙げていくと、 コツさえつかめば普通の人間でも二か国語くらいはできるようになって当たり前
なのだとお分かりいただけることでしょうし、実際そうなんです。
生きるために二か国語の習得が必須ではない日本にいて、できる人口よりできない人口の方が多ければこの見世物ショーみたいな傾向は続いていくのでしょうが、二か国語ができたところで何ら特殊なわけではないんです。
英語を習得するにはまずは文法と述べましたが、以下が効率のよい修得方法になるのではないかと思います。
今年英語を何とかすると家族の前で公言してしまった方は、参考にしてみてください。
さて、ここで冒頭の話に戻りますが、昨年の一年間はすき間時間を利用して中国語をやっておりました。
中国語は通算6言語目になりますので、一応マルチリンガルとかポリグロットとかの扱いにはなると思います。
日常言語は英語、日本語、韓国語、たまにスペイン語という感じですね。
参考程度に、音源を上げておきます。
先ほどチラッと申し上げたとおり、発音のために購入したのがこちらの たったの72パターンでこんなに話せる中国語会話 [ 趙怡華 ]
です。
片手に餃子、片手に肉まんをふかしちゃってるキャラがふざけた感じですが、中身は見やすく親しみやすいページ構成となっています。
昨年一年間、この教材には本当にお世話になりました。
やさしい中国語の基本的なフレーズを学べるため、今の段階でも恐らく一人で中国旅行してもある程度乗り切れるような気がします。
それをたったの 1900円程度で修得できるのですから、私にとっては超・超激安教材でしたね。
真面目にやると以下が身につきます。
基礎のフルセットですね。
少なくともこの教材を丸暗記できるようになるまでやり続けると、CD音源は100%聞き取れるようになりますし、発音もかなりよくなると思います。
しかしながら、教材を終えてみて同時に分かったこともあります。
中国映画やドラマを観ていると、人によって教材とはかなり違う発音をしていたり、こもっていたりして聞き取りにくい発音をしているので(当たり前ですが)、この教材を仕上げてからさらにたくさんの音源を聞くしかなさそうだということでした。
最終的に中国人のネイティブに私の発音を聞いてもらったところ、私の発音の方が彼自身のものより良いというウソのような返事をいただき、もう発音練習はこのくらいでいいかな、という結論に至りました。
もう言わずもがななんですが、ここまで毎日続けたにもかかわらず、それでも中国語の発音ができなかったらそっちの方がおかしいんです。
やってもできない、というのは単にやり方と続け方に改善の余地があるからなんですね。
巷では聞き流すだけの教材も売られてはいますが、毎日のように続けなければまず身にはつきません。 外国語を自分の言語として頭の中に定着させるために一番必要なことは、少しずつでもバカの一つ覚えのように同じことを毎日繰り返していくことなんです。
経験者としてこれだけは自信を持って言えます。
バイリンガルやマルチリンガルと呼ばれる人たちの多くも、もおそらく口をそろえて言うことでしょう。最初は苦労したけど、いつの間にか普通にできるようになっていたと。
毎日やることで脳内が筋トレ状態となり、いつの間にかできるようになってしまうということなんです。
これまで、いろいろやってみて断念された方も、あせらず、毎日ちょっとずつでも構いませんので続けてみてはいかがでしょうか。
今年の目標でどうしても英語やその他言語を習得しなければならない方の参考になればと思います。
あなたは映画を見ている【第二回:マトリ… 2024.11.09
あなたは映画を見ている【第一回:トゥル… 2024.11.07
何があっても備蓄だけはしとけよ 2024.08.11
PR
キーワードサーチ