音楽で楽しく(「生きている証明書」改め)

音楽で楽しく(「生きている証明書」改め)

2014.01.02
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140102(THU)晴れ。

 正月は晴れて良い天気だ。北海道や東北は荒れた天気だと聞くが、この関東の晴天は申し訳ない気がする。神に詣でて北国の天候の回復を祈ろうと思う。

 東京都神社庁発行の「生命の言葉(一月)」の短冊があった。こういうものだ。

    あたらしくつくりし伊勢の宮柱
    うごかぬ国をなほ守るらし
    明治天皇

 明治天皇の文字は和歌の左肩に小さく書かれていた。最初は気が付かなかったほどだ。

 裏面の説明によると、明治22年に行われた第56回神宮式年遷宮に詠まれたものだ。
 「激動の時代を生き抜くための基盤を、一層堅固なものとするための御意志と御覚悟を、拝察することができる。」と結ぶ。

 御製は和歌の最初に「御製」と書くのが普通ではないのだろうか。でも神社庁のすることだし間違いなどないはずだ。明治天皇の御歌は教訓めいたものが多くて好きになれないでいる。先帝の孝明天皇の和歌までは古今集の流れを踏む極めて美しいものだったという。

 和歌を知らぬものが口出しするものではなく、また帝王の歌であってみれば民に対する教訓もいいものである。例によって最後の一行はこういうもので、なんとも安堵感を覚えるものになっている。

 「寒牡丹が見ごろのこの季節 ご参拝のみなさまに『幸多かれ』と祈ります。」











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Last updated  2014.01.02 19:11:36
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