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2005年05月28日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
続きです。

15世もまた治世の長い人で、 モテまくりの子沢山 (60人もいるという)だったくせに、嫡子 ルイ王太子 は父王に先立ってしまう(ポンパドゥールも先に死んでしまっている)だから、16世は15世の孫になる。14世から随分時が隔たってしまったなぁ・・・。
妾の子は王位につけない(原則)というのが、日本とは違うところだな(日本では、側室の子でも正室の養子にしてしまうなどなど、裏技が結構ある)

15世の影は16世の上に、ずっとのしかかってきていて、重い。
3人目の公娼 デュ・バリー夫人 の存在も見過ごしにはできないよう。
ポンパドゥール夫人の後を襲うには、かなり器量に欠けていたようで、この人の贅沢は、ホントにただの贅沢。
結局フランス革命で、ギロチンの露となって果てている。

ルイ16世時代は、本編の内容よりキャラクターの方が有名な「 ベルサイユのばら 」の時代。
「実はマリー・アントワネットのプラトニックラブのお相手・ フェルゼン には2人も愛人がいた。アントワネットに近づいたのは政治上の理由でしかなかった(しかも、王妃の逃亡に手を貸した際、その愛人に助けてもらっている)」 というトホホを紹介していた。
それに対し、かの「ベル薔薇」作者 池田理代子 が盛んに「あの時代において、愛人の1人や2人いるのが当たり前。フェルゼンは結局結婚をしていないし、それは稀有なことだ」とフォローしていたけれど、その声は随分小さかった・・・ (こういうフォローを後半チラッとでも紹介してくれれば面白みも増すと思うんだけど)
更に重ねておくと、男装の麗人オスカルと従者アンドレの倒錯した恋模様が有名な「ベル薔薇」だが、この話の中軸は マリー・アントワネットの生涯 であり、アントワネットとフェルゼンの恋模様の方が、宝塚ミュージカルでもオスカルvアンドレより長い・・・^^;

当時のフランス貴族界は、日本の平安時代のごとく恋愛天国(爆)なのは本当。
淑女と見れば紳士たるもの、口説いて当然、つーより礼儀。マナー。
キリスト教国である欧州・ヨーロッパでは、少女の純潔を重んじる上、離婚・重婚は認められないので、結婚後に「不倫という名の恋愛」の自由を得る。一応タテマエ上は“こっそり”だが、公然というよりむしろ義務に近く、「無い方が変」なので、愛人くらい構えてないと、社交界ではやっていけない。バレなきゃいいどころか、公然の恋人を持たないことには夫も妻も恥ずかしくて表を歩けない。
ましてフェルゼンは外交官。外交をスムーズに行う使命上、愛人の1人や2人抱えてないことには仕事もうまくいかなかろう(多分その愛人にも、また他の愛人がいるのだ)

・・・と書いてくると、 ルイ16世 の「異常」が際立って見えてくる・・・気がする(笑)
好色を極めたような爺15世ヒヒ爺14世の子孫とは思えないほど恋に淡白で、 愛人がいない。
王妃マリー一筋である。

といって、激烈に妻を愛したわけではないのは、妻の浮気ブリを見聞すれば分かること・・・かもしれないが、これは本当なのかどうか、サテハテ。16世が「変な人」な分、社交界の華ではあったようなので、推して知るべしとは思うが・・・。
まあ、彼には恋以外に熱中するものがあったわけで、それが国政であればフランスはもう少し王政を保てたのかもしれないが、単なる趣味の錠前作りだったのが泣き所。細かい作業が好きだったんだろうなと思う。
お父さんのルイも堅実な感じだったようだが、16世は器質的に不能で、子供を作るには手術が必要だったのは有名なお話^^; 好色も極めると出来なくなるようにできているのかもしれない。( 江戸時代の将軍 も、11代家斉が50人・12代家慶も30人くらいと子供を作ったくせに、13代家定・14代家茂と子供ゼロ。家茂など、年上の慶喜を養子にする始末^^; 慶喜には20人くらいいるが)
DNAのなせるワザか、アポトーシスか・・・それとも爺どもが孫の代分まで使い果たしてしまうんだろうか。


太陽王・ぐうたら王ときて、16世は「フランス人の王」とも呼ばれる。
なんだか皮肉である。


・・・きょうは、義経のことも「世界不思議発見」でやるらしい。
なんだか忙しい(笑)







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最終更新日  2005年05月28日 18時26分25秒
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