ひみつ/スケートファンの見た「赤い奇跡」/･･･っていうか舞ちゃんがキレイだったｖ

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2006年04月09日

ひみつ/スケートファンの見た「赤い奇跡」/･･･っていうか舞ちゃんがキレイだったｖ

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テーマ：フィギュアスケート(3612)

カテゴリ：フィギュアスケートand五輪

書きかけなので秘密

･･･と書いておいて、書きかけのあとを書いて更新するタイミングがつかめず、1日以上経ってしまいました＾＾;
別に大したこっちゃないんです。
「赤い奇跡」 というドラマを見たので、その感想でも～、と思っただけなんです＾＾;

え、もちろん 浅田舞 ちゃん目当てッスよ。
他のシーンは寝てるか本読んでるか（オイオイ）
ストーリー自体はどうもイマイチっていうかツッコミどころ満載っていうか、まあ古い作品のリメイクだししょうがないかなっていうところなんですが。
深田恭子演じるところの主人公はフィギュアで負け知らずの今をときめく女王様で、ステージママの経営する会社のお嬢様にして商品でもあり、ワールド優勝の目標も達成してしまったために目指すところが失われた（マテコラ五輪は？）上に転落も怖いというストレス満載の日々を送っていたけれど、そんな自分に嫌気が差して飛び出したときに出会ったタクシーの運ちゃん（前科あり）と出会って恋に落ちるものの、その恋は前途多難であった･･･という感じで間違ってはいないと思いますが＾＾;
舞ちゃんの役どころは、フィギュアで深キョンを追い落とす勢いで快進撃中の若手ホープ。
もっとも、ライバル同士のアレコレは無く、舞ちゃんは深キョンに出会って「憧れてたんです、握手してください」というくらいの存在（そしてそれが唯一の台詞＾＾;）あとは物語が勝手に進行し、舞ちゃんが黙々と練習に励む間に恋にウツツを抜かしている深キョンが勝手に落ちてしまっただけの、選手としてのライバル対決はほとんど無いといってよい感じで、舞ちゃんの女優デビューは非常にサワヤカかつフレッシュで、ほとんどリンクで演技と技を披露しているだけといっていい役ではありました（演技の吹き替えもしてるし）

なんでも深キョンは、このために結構フィギュアの練習をし、ちょっとしたスピンくらいはできるようになったとかTV雑誌のインタビューに書いてありましたが、どうもフォア（前方滑走）しかできないようで、むしろまったく滑れないまま、ジャンプ以外のスケーティングも全部舞ちゃんの吹き替えにした方が「フィギュア女王」らしく描けたんじゃないのかなあと、だいぶスケートを見慣れてきた目にはどうでもいいところに目がいってしまいます＾＾;
どーみても、舞ちゃんのほうが見込みあるって。ねえ竹中コーチ
それ以外にも、ワールドを制覇してしまって目標がなくなったとかいうけれども、確か20歳の設定ならばその前に五輪に出るか出ないかの経験は1度はなくちゃおかしいし（女王なら）、そもそもワールドでどんな好成績を上げようが、それほど大きな技も無い上に五輪を想起させないフィギュア選手がこんなにもてはやされることはないし（佐藤有香さん・しーちゃん・村主さん）、年商10億の宝石会社と5億の取引、というバブリーな話も、どうも現代にそぐったリアリティのある話では全然無い。大体、女王っていうだけで、得意技があるわけでも卓越した表現力があるっていうわけでもなんでもない。（竹中直人の表現力は卓越していると思ったが（笑）なんかShall we ダンス？とウォーターボーイズを足して2で割ったよーな役どころ）それではスケートシーンが盛り上がるわけが無い。
役者の演技は悪くないと思うんだけど（特に、結構ヒーロー役の人と石原良純は好演だったと思う）、ストーリー・脚本がそもそもバブル直前もしくは真っ只中のを焼きなおしただけ、もともと陸上（だったっけ？）をフィギュアに置き換えてみただけというところが手抜きっつか そもそも無理な話 なんである。フィギュア選手だから、モデル・イメージキャラクタとして会社の売り物にうってつけだと思ったんだろうか？ただ金のかかるスポーツていう悪印象が強調されたにすぎないような＾＾; あんなにリッチな選手がいるんだろうか（知らないんだけど）

特に試合の映像は、音楽に滑走で氷を削っている音が被せられちゃったものだからたまらない。
試合ではあり得ないその暗い照明はなんだよという突っ込みもさておいて、トップ選手は1蹴り1蹴りが長くよく伸びるため、陸上のダッシュのように一歩を短くしては、返ってドヘタクソってことになってしまうように思いました。
とてもじゃないが、女王のスケーティングではない（っつーか、陸上だって、ストライドが長くなきゃ勝てんでしょ）吹き替えるんなら、そーいうところを吹き変えてほしいもんだ。

まさしくジュニアながらも全日本10指に入る実力の持ち主たる舞ちゃんの演技のあとで、ツギハギだらけで無表情なスケートシーンを見せられると、あったりまえなんだけども雲泥の差が歴然で、まあ負ける試合だからいいっちゃいいんだけど～も～･･･女王？え？みたいな。
それに、今季は五輪シーズンだったため、海外選手のみならず国内選手も特に体を絞り込んできたり、筋肉を鍛え上げていたりしたためか（しーちゃんなんか2周りは細くなってたし、村主さんは華奢さが際立ち過ぎてるくらい）、そういうのを見慣れた目には、本来ならスリムなはずの深キョンの手足が、フィギュアのコスチュームを着ると･･･スポーツ選手の体ではないからか、引き締めてないせいか、どうにも見苦しいのだった･･･スマン。ああいう体形は、むしろ昔日本人が不利だ不利だといわれていた形･･･うう
化粧など、安藤美姫ちゃんを意識したんでしょうか。しかし、デザインも一昔前っつーか野暮ったいっつーか･･･。振り付けやスケートの指導に伊藤みどりさんが当たってたようですが、もしやそのせい？
あのジャンプの足は、舞ちゃんじゃないんじゃないかと思うんですけども･･･舞ちゃん足長いから

というのがフィギュアファンとしてはタダでさえ感情移入できないドラマから更に引いてしまう部分だったんですが。
そんなのはおいといて。
私としては 滅多に拝めない舞ちゃんのキレイなスケート が垣間見られただけでもモウケモノなのです
いやあ、キレイだったあ～
彼女は外国勢にも見劣りしないよね。頭小さいし、手足が長く、かつ動きが柔らかで優雅で、なかなかこういう動きのできる日本選手はいないもの。
近いのは、ブッテルスカヤとかリアシェンコとか、･･･あ、ケリガンかな。ああいうエレガントさが漂ってるといえばいいのかな～（記憶をかき集めて妄想中）
台詞も1箇所だけだったけど、特に噛みもしない自然な演技だったし。
今年の日本女子フィギュアも、やっぱり目が離せそうにありません（あ、結局ココに話が落ちた）

そういや、山田優のスパ王のCM、あれは中野友加里ちゃんのNHK杯のモロ真似ッこだよねえ（笑）

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