本日までの利息と、強制執行の費用を含んだ全額が回収できたようだ。
相手はカレッヂという学生を主の顧客としている金融業者である
過払い請求で多くの中小業者は破綻状態であるが、
このカレッヂは堅実に営業を続けている。
しかし、過払い請求に対する対応は独特の厳しさがある。
まず、履歴を開示して貰うには、直接この業者宛てに出向かなければならない、
そして担当者立会いのもとで差し出された帳簿をもとに履歴を書き写さなければならない。
本人請求の場合はこの段階で怯んでしまう、
また数多くこなす大手事務所は、受任を敬遠しがちになってしまう。
そして訴訟提起すると、うんざりする程の分厚い準備書面と資料が送られてくる。第一審が終結した際の担当者の言葉
取引銀行が書かれた用紙を差し出し
「強制執行をするならこの銀行にしてください、」
「他の銀行は事情があるので止めてください」
とわざわざ、銀行を指定してきた。
「空っぽということはありませんね?」と聞くと、
「そんな失礼なことをしません」との答え。
その言葉を信じて強制執行をすると、言葉通り満額が回収できた。
意外に紳士的な業者である。
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