アイディア積み荷軽トラ疾走

アイディア積み荷軽トラ疾走

2004年06月25日
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 うどんは3種類あると思うのだが、わたしは、うどんの専門家ではないから、もし詳しい人がいたら教えてもらいたい。わたしの言う3種類というのは、腰がの強く断固主張する讃岐うどん、どこか物憂げな江戸前のうどん、そして気品のある稲庭うどんである。
 昔、高円寺のガード下にこの世のものとも思えない、すばらしくうまい讃岐うどんの店があった。10人も入ればいっぱいになってしまう店だった。主人は寡黙な人で、ただひたすらうどんを打ち、それを茹で、そして冷水でじゃばじゃば、しごき、さっとざるに盛って客に出すのであった。たしかその当時のラーメンぐらいの値段だったような気がする。薬味とウズラの卵をつゆの中に入れて食べるのだが、いつ食べてもこんなにうまいものがあるのかと思えるうどんだった。
 そのうどん屋が突然消えてた。ふつうなら、おろしたシャッターに移転先の住所や、店を閉めたことわり書きなどがしてあるものだ。その店の主人と同じ、全く寡黙に店が消えてしまった。そして、しばらくしてあの讃岐うどんが食べたくて、四国に渡った。観光案内書を片手に、高松、高知、松山
と、讃岐うどんを食べ続けたが、あの高円寺の讃岐うどんに
巡り会えることはなかった。きっと高円寺の讃岐うどんについての思いこみが激しかったのだろう。その後高円寺の讃岐うどんをもう一度食べる機会があったのなら、きっと四国で食べたものと同じだった事がわかったに違いない。
 江戸前のしまりのないうどんは、好きである。なんとなく
構えないで安心して食べることができる。特に鍋焼きうどんはこのしまりのない江戸前のうどんで、しっかりと醤油の色になった汁であることが必要である。
 いま一番食べたいうどんは稲庭うどんだ。乾麺は手が込んでいて、太陽の大切なエネルギーがじっくりと貯蔵されているような気がする。稲庭うどんがたべたいな。





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最終更新日  2004年06月25日 22時01分49秒
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