アルベルゲを出発しポンフェラーダに向かいます。山道を下りながら、左前方に白い煙がモクモクと上がっているところがありました。工場か発電所の煙なのかなと思いながら、温泉に入りたくなりました。さらぬ歩みを進めると住宅地になっていきます。日本語の石柱が立っていました。NPO遍路とおもてなしのネットワーク、NPOループ88四国 という日本の組織により設立されていました。カミーノ友好と刻まれていますので、四国八十八ヶ所とのつながりがあるようです。その石柱にポンフェラーダまで6キロメートルを日本語で書かれていました。☆1
さらに歩くと、川に沿って長い運動公園があります。スペインもポルトガルも犬が放し飼いで歩いていますから、目つきの鋭い大型犬だとすれ違うとき、結構怖いものがあります。その恐怖感を味わいながら川沿いを延々とあるきやっと橋のところでポンフェラーダの中心地に入り込んで行きました。とても立派なお城のような建物があります。その前におしゃれなパン屋さんがあったので、そこに入り昼食を取りました。☆2
フレッシュジュースとパンを4つ買い、二つはカバンにしまいました。さらにしばらく歩くと公園があり、その横は小学校でした。アルベルゲがどこにあるのかわかりません。町でアルベルゲを探すのはめんどくさいので、次の町に行ってしまおうと安易な判断をしてしまいました。ここまでの歩いた距離が12キロメートル強でしたから、次の村まで10キロメートルは歩けるだろういう判断をしたのでした。ここまで600キロメートルを歩いて残り200キロメートル程になっていました。思考力も判断力も忍耐力もありませんでしたから、余計に苦労するという悪循環に陥っていたのでした。☆3
しばらく歩き、モダンな他建物を横目で見ながら黄色い矢印を追い、やがて郊外に出て行きました。そのあたりでアイルランドの若者と再会して、次の町まで一緒に歩きました。その町にアルベルゲが見つからないのです。どうもその時期はやっていないようでした。青年は銀行を探すと言ったので、そこで別れました。また絶望が襲ってきました。次の町までまだ6キロメートルくらいありました。しかも昨日とは違い上り坂になっていました。しばらく歩くと、小さな公園があり、そこに何人かの女性の巡礼者いて休んでいたので、ぼくもそこのベンチに座り、カバンからばパンを出して食べました。☆4
陽は傾き掛けていましたので、気持ちは焦りはじめていました。しばらく坂を登っていきました。どのくらいの時間が歩いたのかわかりません。町があらわれました。西部劇に出てくるような町でした。町に入ると直ぐにアルベルゲがありましたので、助かったと思い中に入りました。ところがそこは、アルベルゲではなく、高級なホテルでした。それで受け付けの人に断られてしまいました。しかし。身体も心もこれ以上歩くことを拒絶していました。カード支払いが出来ることを確認してから、値段を聞くと47€でその時のレートで5000円一寸です。泊まることに決めると、受付の人はとても親切になり、荷物を持ち部屋に案内してくれて、部屋の説明をしてくれ入浴後はワインとつまみを用意するので、風呂から出たら連絡をするように言われました。☆5
久しぶりの湯船にゆっくりと入れました。WIFIも快適に入ってきました。ホテルの夕食は煩雑すぎるので、ホテルのバルでサンドイッチとジュースで簡単にすませ、部屋でゆっくり過ごすことにしました。朝食付きですので、とても恵まれたホテルに泊まれました。次回です。ありがとうございました。
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