SANTAREMの宿は朝食がついていて、オーナーの人は起きては来ませんでしたが、アルベルゲの朝食のように食堂にビュッフェスタイルでいろいろ並んでいました。
そういえば昨晩の夕食は、宿の主人に教えられたレストランに行ったのですが、夕方なのに店を閉め始めていた入れませんでした。それで宿のそばのピザ屋にいって食べました。安くてなかなか美味しかったと思いますが、日本のピザ屋さんの簡易版のような店でした。☆1
SANTAREMはポルトガルを歩いてきた町の中では最も大きな町でした。ここからサンティアゴ・デ・コンポステーラへ行く道と分かれて山側の道に入り、ファティマに向かいます。今、Google mapで歩いた道を確認したらものすごく懐かしく、こみ上げてくるものがありました。mapで見ると19.6kmとなっています。日本を出て2ヶ月が過ぎ、この道を歩き続けているなどと日本を出るときは想像も出来なかったことです。さて大きな町を抜け出すときは、道を探さなければなりません。残念ながら巡礼の矢印は見当たりませんでした。昨日方向を確認してありましたので、途中雑木になっている坂道を下りながら町を出て行きました。小さな道路を渡ると、遠くに大きな川が見え、さらに狭い下りの階段が続きます。☆2
やがて鉄道の踏切の所まできました。そこに自転車公式スタイルの逞しいおじさんが4人踏切の開くのを待っていたので、せっかくなのでファテイマの道はこの道であっていますかと聞きました。おじさんが4人いれば、その中の一人は巡礼に詳しい人がいます。以前にも道路沿いのバルに入ったところトラック乗りのおじさんが3,4人いて、そのうちの一人が、リュックのホタテ貝を見つけると、他の仲間に、こいつは歩いてサンティアゴ・デ・コンポステーラに行くんだと語っていたので、いやいやファティマに行きますと言いました。☆3
この踏切前の自転車乗りのおじさんの一人も巡礼に詳しい人がいて、サンティアゴ・デ・コンポステーラにいくんじゃないのかと言われたので、そこはもう行ったので次にファティマに行きますと言いました。するとその逞しいおじさんは、踏切を渡って右に行けばファティマだと教えてくれました。たしかに荷物無く自転車で突っ走ればわけなくファティマに着いてしまうでしょう。しかし僕はあと二回消防署にとまってやっとファティマに到着になります。しばらく待つと、目の前をポルトガルの列車が通過していきました。その時ビックリしたことが起きました。線路脇の小屋からご婦人が出てきて、手巻き式レバーを巻き上げて、踏切を開けたのです。自転車乗りのおじさんは、あの小屋にご婦人が身を潜めていたのをご存じだったのでしょうか。
☆4
人通りがなく、たまに自転車乗りのおじさんと、極たまに怪しげな東洋人の巡礼者が通過するしかない踏切脇の小さな小屋に、ご婦人が身を潜めて列車を通過するのを見ているのは、何かお伽噺の国に来たような感じです。写真を撮る間もなくソソクサとご婦人は小屋に入ってしまいました。きっと百年も前からあのご婦人は、あの小屋から出ることも無く、この踏切を上げ下げしているような感じさえしてきます。
さらにしばらく歩き、ガソリンスタンドのバルで菓子パンとコーラを頼み、さらに山道を登っていき、この巡礼旅ではじめての蛇と遭遇しました。
多くの聖母マリア像は蛇を踏みつけているので、ファティマは確実に近づいているの感じながら、やがてちょっと村的な雰囲気のあるところに入って行きました。右側にバルがあるのを眺めながら、左側は見ず、したがって左側の消防署は見ないでそのまま坂をへろへろと登っていきました。☆5
巡礼の道 第99回 Fátima(ファティマ… 2014年08月01日
巡礼の道 第97回 PERNESの夜は更けて … 2014年07月26日
巡礼の道 第95回 CARTXOからSANTAREM… 2014年07月07日
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