・・・・・・・・半農半Xという生き方~スローレボリューションでいこう。

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塩見直紀(半農半X研究所)

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2023.09.30
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カテゴリ: カテゴリ未分類
新しいテーマで講演を依頼されたとき、
僕がよくおこなうのが、
A4のシートに
A~Zまでのアルファベットを書き、
26文字の横に、それぞれのキーワード、
話したいことをメモする「AtoZメモ」です。
なかなかいい手法と僕は思っているのでした。
みなさんもぜひお試しください。
『半農半X的 これからの生き方キーワードAtoZ』
(農文協、2023年6月刊)には
僕がつくった「AtoZメモ」のサンプル版も載せています。
『半農半X的 これからの生き方キーワードAtoZ』
も早いもので、発売3か月になります。
AtoZを使って
『半農半X的 これからの生き方キーワードAtoZ』という本の
コンセプト、世界観、特徴、売り、可能性など
26のキーワードをまとめてみました。
以下がそのキーワード26になります。
【KeywordA】
古典的編集手法AtoZを使って、「荒削り(A)」ながら
大事だと思うキーワードを8~9割 抽出したもの。
「アートマインド(A)」も注入。
【KeywordB】
半農半Xもそうですが、本のベース(B)となるのは
僕が20代の時から思っている「21世紀の2大問題」=
「環境問題」(持続可能性)×「天職問題(どう生きるか)」です。
20代のとき(大卒後の1989~1995ころ)に感じた上の2つに加えて、
・ソーシャルデザイン
・創造性
・ギフト(贈与)
・後世(将来世代、7世代先)
というキーワードも加わります。
ともに20代のときに刺激を受けたキーワードです。
【KeywordC】
「地域(C)×創造性。
地域で創造的に暮らすには、を模索するもの。
※東京の谷根千も1つの地域。限界集落も1つの地域とします。
【KeywordD】
AtoZを使って、「多様な(D)」キーワードを表現
多様なキーワードの可視化。キーワード多様性。
※「いろは」のように多すぎないよさもAtoZにはあり。
【KeywordE】
地方版エフェクチュエーションのようなものかも。
Effectuationとは、サラス・サラスバシー提唱の
成功した起業家たちに共通する 考え方を体系化した論理。
参考 
エフェクチュエーション5つの原則=
①手中の鳥の原則(Bird in Hand)
②許容可能な損失の原則(Affordable Loss)
③クレイジーキルトの原則(Crazy-Quilt)
④レモネードの原則(Lemonade)
⑤飛行機の中のパイロットの原則(Pilot-in-the-plane)
※興味深い原則です。ぜひ調べてみてください。
【KeywordF】
15年前から、AtoZにハマってきた塩見直紀にとっての「初(F)AtoZ本。
僕は「Local AtoZ」と呼んでいるのですが、
Local AtoZ史のさらなるはじまりです。
【KeywordG】
現時点(G)での「これからの キーワード」を整理・提示。
何事も整理って、大事です。
【KeywordH】
方向性(H)の提示。
向かうべき道、未来の提示。
羅針盤なき時代に、北極星を指し示せたら。
【KeywordI】
「大きな石(I)と小石と砂と水」 
瓶に何を入れるか。
(この何年か、ビジネス書によく出てくるたとえ話です)
はずせないキーワード=大きな石
本書でもAtoZでキーワード出しをするとき、
このことを意識してきました。
【KeywordJ】
人生(J)100年時代を生きるには?
長く生きるのはたいへん。
どう生き、どう暮らし、どう働いていったらいいのか。
本書は若い世代へのメッセージでもあります。
【KeywordK】
26粒の「かんがえる(K)タネ」。
思考の道具箱。考具。耕具。
※『半農半X的 これからの生き方キーワードAtoZ』は
農文協の「かんがえるタネ」シリーズの1冊。
【KeywordL】
これまでの思索の積み重ね(L=レイヤー)×新しい組み合わせで生まれた本、編んだ本。
【KeywordM】
めざすところ(M)は、農+知=「農知本主義」かも!
【KeywordN】
濃霧(N)で視野が悪く、ノイズ(N)だらけの時代。
それでも、「キーワードはこれかもしれない!」と思ったもの、
ノイズリダクションしたもの!
【KeywordO】
キーワード26のうち、先人知=22、オリジナル(O)=4
先人知 例=間柄、ブリコラージュ、FEC自給圏、OLD+OLD=NEW、センス・オブ・ワンダーなど
オリジナル例=1人1研究所、RESPECT & INSPIRE、X MEETS Xなど 
【KeywordP】
執筆であらためて感じたのは、プロトタイピング(P、試作品をつくる)の大切さ!
(手を動かしてみること、 工夫すること、実験すること)
【KeywordQ】
「答え」よりも、「問い(Q)」が大事な時代。
AtoZ各章に「問い」を掲載。書き込みワーク機能。
【KeywordR】
類書(R)との違い
『塩見直紀の京都発コンセプト88 ~半農半Xから1人1研究所まで』
(京都新聞出版センター、2023.3)は
京都時代×塩見直紀作のコンセプト× 時系列(人生)で88個紹介したもの。
【KeywordS】
網羅しつつ、収斂(S)しつつ。
大事なものをミニ事典のようにあげつつ、核心、本質も忘れない!
【KeywordT】
たくらみ(T)というか、願いとして、
読者のみなさんが独自のキーワードを考え、「こんなキーワードもあるよ」と
表現、発信してくれたらうれしいです。
※『あなたの小説にはたくらみがない』(佐藤誠一郎、新潮新書、2022.9)
僕は小説は書かないけれど、「たくらみ」を持つって、大事かもです。
【KeywordU】
AtoZが普段使い(U)され、道具・武器となれば。
自己探究、認知症時代への備え、まちづくり、地域資源PRなどにつながれば。
【KeywordV】
不透明な時代に、未来の方向性や希望のありかを可視化(V)
未来の解像度が少しUPできれば。
【KeywordW】
AtoZは世界共通ツール、世界で活用可。
半農半Xのように考え方、手法が海外に伝播したら。
・中国上海のまちづくりでAtoZ活用。
・東アジアのオンライントークイベントで「漢字鍵語編」をトーク(2022)
【KeywordX】
もしかしたら、こんな本のジャンルの交差点(X)をめざしているのかも。
『思考の整理学』(外山滋比古、1986)×『就職しないで生きるには』(レイモンド・マンゴー、1981)
ともにいまも根強いファン多く、影響を与え続けています。
『思考の整理学』は東大、京大でいまも売れ続けているといいます。
【KeywordY】
余談(Y)として、同時期に出たAtoZ本あり!
『Coaching AtoZ―未来を変えるコーチング』
(ヘスン・ムーン、ディスカヴァー・トゥエンティワン)
昨年出た本に『世界と私のAtoZ』(竹田ダニエル、講談社、2022)あり、
(拙書の原稿完成は2022年9月)
【KeywordZ】
「ゼロ(Z)か1」の時代に、「26」(=多様性、複数性、多層性、多義性…)の提案。
「多様性の時代、の可視化」に貢献できたら。
以上が、荒削りですが、塩見直紀が考える
拙著『半農半X的 これからの生き方キーワードAtoZ』
のコンセプト、世界観、特徴、売り、可能性など
26のキーワードまとめでした。
このまとめを読まれ、AtoZという手法に
興味を持っていただけたらうれしいです。
2023年9月30日
半農半X研究所 塩見直紀





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Last updated  2023.09.30 11:14:32
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