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12月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:1267ナイス数:39地の星 (新潮文庫―流転の海 第二部)の感想熊の故郷での話。ほんと、熊は頼られるとなんのかんのと言いながら面倒を見てやるのだ。男気があるということなのかもしれないが、ある意味退屈しのぎでもあるかもとちらっと思った。熊の一言はなかなか深い。戦争というのは人間を鬼畜にしてしまうとか、一線を越えたやつはまた必ず同じことをやるとか。運の悪い人間と付き合うと自分の運も悪くなるって。なかなか厳しい^^;)ところで、房江がキッチンドランカーになってしまった。これから大阪に戻ったらまた、彼女も変わるかな。読了日:12月05日 著者:宮本 輝森のなかの海〈上〉の感想再読。感想も書いていなかった。覚えているつもりだったが細かい部分を忘れていた。阪神大震災で逃げ出したが、そこから転がるように生活が変わっていく希美子。夫の裏切り離婚し、奥飛騨に住んでいる知人が亡くなり希美子が相続することになる。自分の息子二人と震災で両親をなくした三人姉妹、さらにその彼女たちを頼って来た10代の7人の女の子たちと暮らすことになる。展開が早くどうするのだろうかと先が気になって読み進める。ごった煮の家族。この先どうなるんだろうか。それにしても希美子の家族は父親も妹も頼りになるよね。立派すぎかも読了日:12月20日 著者:宮本 輝森のなかの海〈下〉の感想再読。上巻の娘たちのあれこれがどうなるんだろうか、みんなちゃんと自分の道を見つけられるのか、など気になっていたのだが、下巻はこの山荘の元の持ち主毛利カナ江の謎に関してがメイン。それもなかなか進まない(笑)ちょっと読むスピードが落ちる。それにしても希美子の息子たちはあんまり話の中に出てこなかったなあ、彼らだって環境も変わったしいろいろあったろうにねえ。もっと娘たちを中心に取り上げても良かったかなと思ったりもした。カナ江のロマンスも興味あったけど、上巻の面白さが薄まった感がして残念な下巻だったな読了日:12月28日 著者:宮本 輝読書メーター12月は三冊しか読めなかったなあ。でもなかなかの厚さの本だったから、まあ仕方ないね。宮本輝さんの本ばかりだけど、「森のなかの海」ってちょっと上品な感じの登場人物が多くて、流転の海の熊吾とは大違いだなあと思って読んでいた。感想にも書いたが「森のなかの海」が阪神大震災から始まるので、家族の再生とか傷ついた心の再生とか、まあそういう話になるのだろうと思っていたのだ。しかし下巻になったら毛利カナ江がなぜこの山荘で一人で住み続けたのか、彼女の人生はどうだったのかという方向に話が行ってしまった。それはそれで興味深かったのだけど大所帯の若い女の子たちの成長は脇の置かれてしまった感が大きかった。上品な希美子さんや父親や妹、恵まれているしとても頼りになる良い家族だったが・・・上品すぎないか?^^;)なんて思ってしまったのも確か。
2019.01.10
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2018年の読書メーター読んだ本の数:52読んだページ数:16794ナイス数:716幻夏 (角川文庫)の感想犯罪者に引き続き三人にまた会えるのが楽しい。今回は相馬の子供時代の思い出にある兄弟の話。冤罪で人生を奪われる。その苦しみ絶望、家族の悲しみそしてさらなる悲劇。今回も重いテーマだがスピード感もあり面白かった。読了日:01月05日 著者:太田 愛忘れられた巨人の感想冒険ファンタジー。だけではなかったけど。最初面白くサクサク読んでいたのだがアーサー王の甥ガウェインが出てきたあたりから読むスピードが遅くなってしまった。ブリトン人とサクソン人のずっと続く対立とか歴史があって。でもそれだけではなく夫婦の話に惹かれる。アクセルとその妻ベアトリス。長年連れ添い年老いた。愛情もあるが霧のせいで忘れたことも多くある。霧が晴れたら悲しい出来事も思い出すかもしれない。憎しみも諍いも起きるかもしれない。思い出して心の整理をつけたほうがいいのかもしれない。いつまでも二人でいられないからね読了日:01月22日 著者:カズオ イシグロガーディアンの感想図書館本。登場人物が多くてしかも名字だったり名前だったり「あれ?これは誰だっけ?」となりながらも、読み終えました。比較的軽い方でしょうかね。サクサク読みました。読了日:02月17日 著者:薬丸岳おらおらでひとりいぐもの感想東北弁がすっと入ってくるときと、よくわからなくて苦戦する時があった。桃子さんの感情が揺れ動く。脳内でブツブツと会話しているのは義母が鏡台や仏壇の前で独り言を言っていたのを思い出す。桃子さんの気持ちがわかるなあと思うところとよくわからないところとあった。読了日:02月17日 著者:若竹千佐子ぼぎわんが、来るの感想ホラーはイメージをふくらませると怖さが増大する。なので、あんまり想像を膨らませないようにして読んでみた(笑)今回映画化されるということで映像で見たらどんな怖い「ぼぎわん」になるのだろうか?インパクトありそうだ。そして、やっぱりこういう恐ろしいものは結局人間が作り出すのだね。読了日:02月27日 著者:澤村伊智憑き御寮 よろず建物因縁帳 (講談社タイガ)の感想春菜ちゃんの恋心、ますます燃え上がってますねえ。そこら辺も今回のポイントでしょうけど最後の怨霊との婚姻の儀式は絵的にもかなり怖いですよ。かわいそうな怨霊です。とはいえ、女は怖いってなっちゃうのもステロタイプよね読了日:03月03日 著者:内藤 了ダイイング・アイ (光文社文庫 ひ 6-11)の感想昭和の香りがする。交通事故で記憶をなくしっていうつかみは良かった。とりあえずはどう進むのかと気になって読み進めるので、その点は面白かったかな。作者の頑張りはよくわかったが、ちょっとそりゃないよって最後思った。読了日:03月08日 著者:東野 圭吾ルビンの壺が割れたの感想SNSでの二人のやり取り。手紙形式。ぎこちないやり取りが懐かしい話のやり取りになり、しかし徐々にギクシャクし始め、ラストのページをめくって「そうきたか」って思った。そして、もう一度読み直しちゃった。読了日:03月09日 著者:宿野 かほる女子的生活の感想TVドラマを見ていたので、小説が気になっていた。ドラマはほぼ小説に忠実だったかな、両親の話がちょっとドラマは違ったかな。もちろん小説のほうが丁寧に心の声を書いてあったのでわかりやすい。女の子のおしゃれな話とか若い子の言葉はよくわかんないところがあったんだけどね^^;)でも、料理もファッションも女の子が好きそうな話だと思う。読了日:03月14日 著者:坂木 司福袋の感想短編。江戸庶民の生活がいきいきと描かれている。こんな仕事があるのか、こういう暮らしがあるのかと面白かった。「福袋は」出戻りの大食いの姉を使って大食い競争で儲けようとする話。なんか、落語にでもありそうだなと思った。「ひってん」は貧乏長屋の暮らしは金がなければないでなんとかなるさと、そんな江戸の人々のたくましさや欲のなさが見れる。短編にしておくのはもったいないような気もした。読了日:03月15日 著者:朝井 まかて騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編の感想図書館本なので第2部はいつ読めるかわからない^^;)第1部の感想は、まだ始まったばかりという感じ。面白いのか?どうなる?あっちこっちに振り回されながらも、なんとかしがみついている感じ?読了日:03月25日 著者:村上 春樹木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫)の感想この小説はちょっと合わなかったかなあ。この二人は恋人かなあとか、え?殺人?とか、面白く引っ張ってくれるけど、殺人はどうなったん~~って思わず叫んだ。意外な二人の関係、禁断の愛って感じも、今ひとつ乗れなかった。読了日:04月02日 著者:恩田 陸天上の葦 上の感想渋谷スクランブルで倒れた老人が何を示そうとしていたのかという話と、相馬が公安の前島から疾走した職員を秘密裏に探すように指示される。この2つの話がどう関わるのだろうかと思ったら、島に行っちゃったよ。まだまだ、謎は解けない。下巻へ読了日:04月05日 著者:太田 愛インフルエンス読了日:04月06日 著者:近藤 史恵天上の葦 下の感想正光と白狐の話。一気に読んだ。小さな火なら消せるのだ。大火になったらもう消せないのだ!この国に住むあらゆる人間にとって無関係なことではない。忖度していちゃいけない。読了日:04月14日 著者:太田 愛騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編の感想なんとか読了。<顔なが>が出てきて穴にもぐってってあたりから、どうでも良くなってしまった。ちょっとカズオイシグロを読んだときと同じ感じ。ファンタジー色濃くなると流し読みしたくなる。それでも頑張って読み終えた。でも余韻に浸れるのは良いかも^^)雨田具彦は団長ではなく何を見たんだろうか。免色さんと笙子さんは結婚しないような気がするな。まりえちゃんは美人になりそう。ユズはまた美男子に惚れちゃうかも。などといろいろ考えるのがおもしろい。読了日:04月19日 著者:村上 春樹百年泥 第158回芥川賞受賞の感想日本人講師としてインドに渡った主人公。その三ヶ月後に百年に一度という大洪水にあう。百年分の泥の中にはいろんなものが隠されている。自分の過去の話もあれば生徒の一人デーヴァラージの話もある。私がぱっと浮かぶインドのイメージは婚姻の厳しさとか女性に対する暴力などが一番に浮かんで、実はちょっと怖い。今回のこの話の中でも女の赤ん坊が生まれたら殺してしまうとか捨てられるとか。駆け落ちすると両家が村八分になり二人を殺害しても罪に問われないとか、やっぱり婚姻に関しては相変わらずなかなか厳しい国だなと思うのでした。読了日:04月24日 著者:石井 遊佳ダンジョン飯 6巻 (ハルタコミックス)の感想内容が今回結構ハードだったのでのめり込んだなあ。ファリン強かったねえ。かっこいいという感想もライオスらしいが・・・・そしてカブルーはまた会うんだろうね、きっと。シェイプシスターの話も悪夢の話も面白かった。読了日:04月30日 著者:九井 諒子刑事の怒りの感想夏目刑事シリーズ。娘が回復してきたのが嬉しい。この絵美ちゃんにも関係するような「刑事の怒り」(介護の話)はいろいろ考えさせられる。「海を飛ぶ夢」という映画をちょっと思い出した。また「生贄」(性犯罪の話)は胸が痛くなる。次にはもっと本上刑事と組んで捜査するのかな、本上刑事何かありそうだなあ。読了日:05月09日 著者:薬丸 岳悪徳の輪舞曲の感想ものすごいどんでん返しではないが、「そうきたかあ」と思った。御子柴の実母の弁護ということでどんな話になるのかと思った。また加害者の家族に対する世間の厳しさに胸が痛くなる。家族が出てきて御子柴の人間味が増した。今後どう変わっていくのか、または変わらないのか次が楽しみ。読了日:05月10日 著者:中山 七里風神の手の感想もっとミステリかと思ったのだがちょっと違った。家族の物語だよね。思いがけず次々と話がつながっていくのがおもしろい。出来過ぎって感じもあるけどね。でも一気に読めた。読了日:05月13日 著者:道尾秀介静子の日常の感想75歳の静子さんの日常。バスに乗ってスイミングに行く。そこでの人間関係も可愛いおばあちゃんに徹しながらそっと毒を吐く。でも上品でエレガントでそして勇敢だ。読了日:05月15日 著者:井上 荒野コンビニ人間の感想作者のエッセイが面白くてこの小説を読んだ。かなり強烈だったが、主人公がマニュアルで動くことに安心感を持ったり、周りの人と同化するために真似をする(頭がいいからばれないように真似る)その気持もわかる部分もある。白羽という男性の「人間は縄文時代のムラ社会から変わらない」という話は、確かにそうだと思う。そしてそれはこの先も変わらないのだと思う。自分が普通で当たり前と思うと自分と異質なものを「なぜ?どうして?」と責める。責めるつもりはなくても自分の世界が正しいという。しかし普通ってなんだろうね。読了日:05月16日 著者:村田 沙耶香銀の猫の感想江戸時代の介護。江戸の街が長寿の街だったこと。裕福な町人は自分の隠居料をたっぷり持って隠居する。江戸の者はその隠居暮らしを目指してしゃにむに働く。そして町人も武家も亭主が親の世話をする。主君に忠義、親には孝。主の妻女や孫は介抱の中心にはならない。現代とはまたちょっと違っているのだが、やはり一人で介護を担ってはいけないのは昔も今も同じだ。お咲が出向く家での介護の話も興味深いが貧乏長屋の菊職人の話は身につまされる。しっかり介抱して最後を看取った息子は納得していた。読了日:05月20日 著者:朝井 まかてCOPY 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)読了日:05月26日 著者:内藤 了連続殺人鬼カエル男ふたたびの感想これは前作を読んだ上で読まないとつまらないかもしれないなあ。私はすっかり忘れていてあらすじだけおさらいしたんだけど、細かいところが気になって前半なかなか読み進められなかった。そこをある程度諦め(笑)読み進める。今回39条と医療刑務所のことが一番書かれていたよね。これに関しては難しい問題。でも被害者になったら39条で逃げられたらたまったもんじゃないと思うだろう。それから御子柴さん出て来てさすが人気者!そして犯人には「え~、そりゃないよ」と思った私。続きがあるとしたら前作を読み返さなくて良いものにしてほしい読了日:06月12日 著者:中山 七里世界の終わり、あるいは始まり (角川文庫)の感想最初に「あ、これ妄想なのか~」と気がついた前半の話はかなりリアルで、加害者家族が世間からどのように扱われるのかって。もちろん妹が誘拐され殺されちゃうというのはちょっと怖すぎだと思ったが、最近の日本ではあり得るのかも・・・また怖くなる。何度も妄想を繰り返し、しかしどれもみんなバッドエンド。時にはこれはブラックコメディか?と思ったりする。で、もともとの息子誘拐殺人は、ほんとうなのかねえ読了日:06月26日 著者:歌野 晶午ラプラスの魔女 (角川文庫)読了日:07月05日 著者:東野 圭吾青くて痛くて脆い読了日:07月05日 著者:住野 よる美しい顔(WEB無料公開版)の感想高校生の主人公の手をしっかり握って話してくれた「奥さん」の言葉に泣けた。また幼い弟が「アリの巣」を壊すシーンも彼らの気持ちを思うと心が痛くなる。身近な死に対しては言いたいことは今までもどこかで見たことがあると思うが、ここではやはり震災という過酷な現場なので迫ってくるものがあって涙してしまった。ただ、いろんな文が引用されているとしたら、これらのシーンもどこからかの借りてきた文章なのかな?って思ってしまう。もったいないなって思う。読了日:07月10日 著者:北条 裕子怒り 上 (小学館文庫)読了日:07月22日 著者:ジグムント ミウォシェフスキ黙過 (文芸書)の感想短編だと思っていたら、最後に繋がりもう一度読み直したりした。そういえばそれぞれの短編のラストの締めが弱いなあと思うものもあったと、後になって悔し紛れに思うのだった(笑)うまい具合にできてます。さすがです。テーマはなかなか重く、自分ならどうするだろうかと考えさせられました。読了日:07月28日 著者:下村 敦史怒り 下 (小学館文庫)の感想上巻は主人公の愚痴など、ユーモアも交えた語り口だったのだけど、私にはかったるくて我慢しながら読んだ。上巻の終わりから話が展開し始め、犯人の動きもあり面白くなった。しかしラストに来て「そんな事になっちゃうの?」ってなんだか納得できなかった。主人公が疲れ切ってなかったらまた違ったラストになったのかしら・・なんてね~。読了日:07月31日 著者:ジグムント ミウォシェフスキむすびつき しゃばけシリーズ17の感想シリーズが出ると読むという習慣になっている。今回は若旦那の前世が見えたりして、人間と妖怪の時間の違いを感じさせるところもある。輪廻転生と言っても自分の願っているものに簡単になれるわけではないのよねえ。読了日:08月05日 著者:畠中 恵キッチン風見鶏 (ハルキ文庫)の感想森沢さんの作品は優しい気持ちになりますね。登場人物のパートを替えながら話が進む。冒頭の話がラストにそうなるとはね。読了日:08月13日 著者:森沢明夫九十歳。何がめでたいの感想昔を懐かしみ、今のせちがらさを嘆いたり怒ったり、元気な佐藤さん。きっとこうして遠くからお話を聞いているのが(読んでいる)いいんだろうなあ(笑)言いたいことが言えないならノートに書いてぶちまける、発散して軽くなる!これは良いと思います。読了日:08月22日 著者:佐藤愛子神酒クリニックで乾杯を (角川文庫)の感想面白かったのだけど、最初なかなか乗り切らずこの作者とは相性が悪いのかと思った。実は鷹央さんのシリーズも読み切れないでいるもので・・・今回お兄さんが出てきたね。いろいろ癖の強い面々で、後半動きが出てきてぐぐっと楽しめた。読了日:08月28日 著者:知念 実希人古道具屋 皆塵堂 (講談社文庫)の感想初読みの作家さん。幽霊話だった。もっと軽い「もののけの話」かと思ったら、意外と幽霊たちの雰囲気は怖い。穴からうなぎって想像するだけで怖いから・・・しかしそれを太一郎が成仏させるわけだが。本人も幽霊を怖がっているというのが良いのかも。そして猫も怖がっているのに猫になつかれるというのが面白い。シリーズになっているので、次も読もうか。読了日:09月01日 著者:輪渡 颯介パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)の感想記憶の改ざん。どんな真実があるのか読み進める。崇史側から書かれているが、智彦側から書かれたらどんなふうになるだろうなんて思った。麻由子を巡っての恋のどろどろだけど、麻由子はいっそはっきりしちゃったほうが良かったのではないかなあ。あちこちに昭和の香りがする話ではあった。今書いたらスマホだしいろいろ変わってくるんだろうなあ。読了日:09月11日 著者:東野 圭吾サークル 猟奇犯罪捜査官・厚田巌夫 (角川ホラー文庫)の感想がんさんの優しさと死神女史の仕事に対する情熱がよく分かる話だった。copyでは心臓をくり抜かれた遺体が発見された事件だった。これが12年前と30年前の未解決事件と類似していた。ということで、過去に二人が扱ったこの事件がここで書かれている。読了日:09月14日 著者:内藤 了中野のお父さん (文春文庫)の感想小話を読んでいるような軽い謎解きの短編。だが、「なるほど」と思わず手をたたきたくなるような謎解きなのだ。お父さんすごい!読了日:09月18日 著者:北村 薫夢探偵フロイト -マッド・モラン連続死事件- (小学館文庫キャラブン!)の感想悪夢を研究する。面白いことを考えるなあと思ったけど。今ひとつだったかなあ。過去の記憶のせいでみんなが同じ夢を見るのかなあ。でも、フロイト教授にはなにか秘密があるのね。ということで続きが出そうだねえ読了日:09月20日 著者:内藤了犬神の杜 よろず建物因縁帳 (講談社タイガ)の感想今回は、結構ゾクゾクした。犬神がつくというのが怖い。春菜にも危機が。でも負けず嫌いだから^^)しらんぷりしらんぷりと心を落ち着かせようとする。偉いね、春菜♪しかし、やっぱり仙龍がそばに居てくれるのが一番だよね。そこもまたかわいい。曳屋の作業は実際に見てみたいものだなあ。かっこいいだろうなあ読了日:10月01日 著者:内藤 了花だより みをつくし料理帖 特別巻の感想やはり懐かしい人々のその後が読めて楽しかった。種市さんの落ち込んだり開き直ったり盛り上がったりが楽しい。小松原こと小野寺さんの奥様は意外な感じがしたけど、この夫婦も良い夫婦になっていくだろうなあ。一番心に残ったのはやっぱり野江と又次の出会いと信頼関係。又次が生きていればなあと思ってしまうが。しかし野江は大阪で新たな人生を歩んでいるのも嬉しい。最後に澪と源斎の話も良かった。食の進まないときは実家の味ね。読了日:10月07日 著者:髙田郁あやめ横丁の人々 (講談社文庫)の感想思わずこの横丁の地図を作ってしまった。「あやめ」のほんとうの意味がわかると、横丁の人たちがワケありだとわかる。もちろん、主人公の慎之介が横丁を出ていけるなんてラッキーなんでしょうね。伊呂波との淡い恋もかわいそうだったけど所詮は武士と町民、無理なのだろう。ちょっと最後は悲しい終わり方だったなあ。読了日:10月10日 著者:宇江佐 真理烏百花 蛍の章 八咫烏外伝の感想久しぶりの烏。楽しかったが、忘れている人もいたかも。松韻は、ん・・・?って思っちゃった。しかしいい話だった。ほかは若宮はじめ浜木綿、真すほの薄、澄尾、雪哉。澄尾と薄の話はいい感じに持っていってくれて、この先どうなるのかなと気になる。読了日:10月30日 著者:阿部 智里死神憑きの浮世堂 迷宮の戻り人 (2) (小学館文庫キャラブン!)の感想続きものなんだけど知らずに読んでしまった。前作でいろいろあったのねと思うけど、それがよくわからないから「なにがあったの~~?」と気になりつつ読み進める。ちゃんと最初から読まないとだめよね。それでも骸屋だとか、忘れ得ぬ者とか面白い世界観だし中村さんらしいと思って読んだ。シリーズでまだ続くかな。その前にちゃんと前作を読んでおかねば。読了日:11月25日 著者:中村 ふみ億男 (文春文庫)の感想友人が映画もみたし本も読んだと言って本を貸してくれた。ちょうどTVで「昭和元禄落語心中」を見ているのでこの小説の中の「死神」とか「芝浜」とか重なっちゃう。なんというか、哲学というか・・・お金はなくちゃ困るしねえ。宝くじ当たらないかなあって思うよ。読了日:11月26日 著者:川村 元気流転の海 (新潮文庫)の感想実家の母は宮本さんのファンでこのシリーズ全作揃っているので貸してもらうことにした。わー昭和だって思った。こういう男たちが日本を作ってきたんだなって思うのだ。身の回りにこういう人がいないが、このエネルギーはすごいと思う。サクサク読めて面白い。第二部も読むよ読了日:11月30日 著者:宮本 輝地の星 (新潮文庫―流転の海 第二部)の感想熊の故郷での話。ほんと、熊は頼られるとなんのかんのと言いながら面倒を見てやるのだ。男気があるということなのかもしれないが、ある意味退屈しのぎでもあるかもとちらっと思った。熊の一言はなかなか深い。戦争というのは人間を鬼畜にしてしまうとか、一線を越えたやつはまた必ず同じことをやるとか。運の悪い人間と付き合うと自分の運も悪くなるって。なかなか厳しい^^;)ところで、房江がキッチンドランカーになってしまった。これから大阪に戻ったらまた、彼女も変わるかな。読了日:12月05日 著者:宮本 輝森のなかの海〈上〉の感想再読。感想も書いていなかった。覚えているつもりだったが細かい部分を忘れていた。阪神大震災で逃げ出したが、そこから転がるように生活が変わっていく希美子。夫の裏切り離婚し、奥飛騨に住んでいる知人が亡くなり希美子が相続することになる。自分の息子二人と震災で両親をなくした三人姉妹、さらにその彼女たちを頼って来た10代の7人の女の子たちと暮らすことになる。展開が早くどうするのだろうかと先が気になって読み進める。ごった煮の家族。この先どうなるんだろうか。それにしても希美子の家族は父親も妹も頼りになるよね。立派すぎかも読了日:12月20日 著者:宮本 輝森のなかの海〈下〉の感想再読。上巻の娘たちのあれこれがどうなるんだろうか、みんなちゃんと自分の道を見つけられるのか、など気になっていたのだが、下巻はこの山荘の元の持ち主毛利カナ江の謎に関してがメイン。それもなかなか進まない(笑)ちょっと読むスピードが落ちる。それにしても希美子の息子たちはあんまり話の中に出てこなかったなあ、彼らだって環境も変わったしいろいろあったろうにねえ。もっと娘たちを中心に取り上げても良かったかなと思ったりもした。カナ江のロマンスも興味あったけど、上巻の面白さが薄まった感がして残念な下巻だったな読了日:12月28日 著者:宮本 輝読書メーター52冊読んだのね。今年もまた、面白い本に出会えるといいな。自分のペースでぼちぼちと読んでいきます。
2019.01.10
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『ブレードランナー』を見たので忘れないうちに2049を見直したのだ。しかし、感想は一度目に書いた文とかぶるところもあるのでその時の感想以外を書いておこうと思うブレードランナー2049 一度目の感想ネタバレありタイレル社が潰れたのは2022年に大停電が起き電子データがすべて破壊された。その原因がレプリカントと言われ製造禁止令が出たせいだ。2028年ウォレス社がタイレル社を買い取り新型レプリカントを発表した。ここでは寿命の話が出ないので4年の寿命というのは無くなったのだね。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~Kとジョイ前も書いたけどKの孤独な生活が伝わってくる。レプリカントがレプリカントを狩るのだ。いやな仕事だ。そしてどのレプリも心の平安を得るために記憶を植え付けられている。唯一の慰めがバーチャルの恋人ジョイ。実際に触ることもできないが彼女の優しさがうれしい。ジョイがオレンジの髪の街娼に体をシンクロさせ、Kと肉体関係を持つのだが(たぶん)、このシーンがうまいね。シンクロしているのでジョイだったりオレンジの髪の女だったり微妙に映像がずれたりして。そこまでKを愛しているんだねって、ジョイの気持ちを思うとかわいそうになる。しかしね、あとで街の広告に巨大なジョイが出てくるのだ。ジョイというのは普及品で、買った主人に対して皆が同じような愛情を見せるのではないかと思うのだ。Kのジョイだけが特別な感情を見せてくれたわけではないのかもしれない。そうだとしたら、Kはやっぱりかわいそう・・・~~~~~~~~~~~~~~~~~そして、デッカードだ。廃墟のようなラスベガスに居たんだねえ。デッカードはウォレスの部下のラヴに捕まってウォレスのところに連れて行かれる。もちろん、生まれた子供の居場所を吐かせようとして。ただ、デッカードは全く知らなかった。むしろ知らないほうがレイチェルも子供も安全であると言うことで、探すこともしなかった。ここで、口を割らせようとレイチェルのレプリを連れてくる。もちろん新たに作った偽物のレイチェルだ作ろうと思えば同じものをいくらでも作れるわけなんだね。ウォレスは言うのだ「レイチェルに会ったのは仕組まれていたのじゃないか。彼女に夢中になるように仕組まれていたのではないか?それは愛か、計算され尽くしていたことか?」デッカードは「何が本物かわかる」と。そして「レイチェルの瞳は緑だった」と言う。それを聞いてラヴは偽物のレイチェルのレプリカントを撃ち殺してしまう。ラヴさん怖い・・・そうそう、ウォレスもラヴもレプリカントだよね。もうレプリカントが奴隷のように働く社会ではないということでしょう。レプリカントが人間を牛耳る時代も目の前なのかも・・・・「ブレードランナー」でデッカードがレプリカントかどうか、って匂わせる感じもあったけど、今回はレイチェルとの出会いでさえ仕組まれたものではないかというのだよね。二人の間に子供を作らせようとタイレル社は考えていたんだろうか・・・?人間とレプリカントの子供なのか、レプリカント同士の子供なのか?さてどっちなんだろう?それとも本当に偶然のなのだろうか?その後デッカードをラヴが彼の故郷に連れて行こうとするんだけど、途中でKがデッカードを助けようと攻撃してスピナーが海に落ちちゃうんだよね。デッカードは手錠されていて身動きできず!水中でのKとラヴの死闘が続くどんどん沈んでいくスピナーデッカードが溺れそうだよ~今回デッカードのアクションは殆ど無いけど体を張っているといえば張っているのだしかしすごいことを考えたなあって思う。レプリカントに子供が生まれる。ますます、人間ってなんだ?ってこうやってなにかDNAや細胞から人間を作り出すことができるとして、人間は人間だよね?ただここで、旧型レプリカント(レイチェルと同じ)のフレイザが言う「大義のために死ぬのは最も人間らしい」ってね。大事な言葉なんだろうけど、ワタシ的にはあんまり響かなかった(すんません)実際にはこの「大儀のため」といって、いろんな悲劇が起きる現実があるしさ。でもKはその言葉を胸にデッカードを助け戦い、デッカードを娘に会わせる。ちなみに子供は女の子で(もう30歳)レプリカントの記憶を作る記憶作家。彼女のいるステリン研究所に連れて行くわけだ。で、Kは実は戦いで傷ついていてその研究所の外で倒れる(多分亡くなったのだろうと思うが)というラストなのだった自分はもしかしたらただのレプリカントではなく、特別なレプリカントかもしれないって思ったこともあったのに。でもどのレプリカントも「自分だったら」と願っていた。
2019.01.09
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年末、子供が借りてきた『ブレードランナー』のDVDを見ておりました。「オリジナル」と「インターナショナル上映版」(ヨーロッパ・日本で上映されたもの)と「ディレクターズカット/最終版(1992年)」が入っているやつですよ。もちろん全部見てみました。☆ブレードランナー☆(1982)こちらオリジナル版ですね。リドリー・スコット監督ハリソン・フォード・・・・・・・・・・リック・デッカードルドガー・ハウアー・・・・・・・・・・ロイ・バティー(レプリカント)ショーン・ヤング・・・・・・・・・・・レイチェル(レプリカント)エドワード・ジェームズ・オルモス・・・ガフ(ブレードランナー)ダリル・ハンナ・・・・・・・・・・・・プリス(レプリカント)ジョアンナ・キャシディ・・・・・・・・ゾーラ(レプリカント)M・エメット・ウォルッシュ・・・・・・ブライアント(上司)ウウィリアム・サンダーソン・・・・・・J・F・セバスチャンジョー・ターケル・・・・・・・・・・・エルドン・タイレル 植民惑星から4体の人造人間=レプリカントが脱走した。彼らの捕獲を依頼された“ブレードランナー”デッカードは、地球に潜入したレプリカントたちを追うが……。近未来を舞台にしたSFサスペンスで、その卓越した近未来描写により、多くのファンを持つカルト作品。P・K・ディック原作『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』のもつ現実と夢の混交はもちろん、シチュエーションからくるアクション性よりも、主演のフォードを喰う存在感を見せつけた、ハウアー扮するレプリカントの最後の独白が更に強い印象を残す。10年後に、スコット自ら手を入れた「ディレクターズカット/ブレードランナー 最終版」が公開。<allcinema>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~このポスターには2020年って書いてあるけど、お話は2019年に変更されているんだよね。なので、4年の寿命の話のときに計算が合わなくなっちゃってるけど・・(笑)あとで『ブレードランナー2049』も見ようと思ったので、しっかりと見たよ。2049を見る予定があったら、まずこちらを見て復習してからのほうがいいと思う。以下ネタバレありですそうそう、字幕版よりも吹き替えのほうがわかりやすかった。このオリエンタルな街の様子は、日本人として親近感もわくし色んな所をチェックしちゃう。面白かったよ。当時(今も時々?)描かれる中国風着物を着たゲイシャとか、スシとフジヤマというへんてこな日本じゃないよね。割と、まっとうな日本だと思うけど。まあ、オリエンタルであって日本ではないわけだけどね。香港をベースとして作られた下町の様子なんだけど、下町の雑踏シーンで日本語の話し声が聞こえてきたり、屋台の親父が日本語を喋ったり。また、インパクトのある『強力わかもと』のネオンや『烏口』なんて書いてある看板、壁の落書き。あ、もちろん酸性雨の降る未来の世界なので傘をさしている、その傘が蛇の目傘だったりしてね~。(2049ではビニール傘になってるね)透明のレインスーツ(雨かっぱ)は、蛇使ったダンスをするゾーラがレインスーツを着て逃げるんだけど、他には誰も着てなかったような気がするのね。(2049でもかっぱが出てくるよ、ラブが着ていたかな)そんな物を探したりする楽しみもある。しかしこの映画は興行的失敗だったのかあ。暗い未来は派手なアクションSFを望むお客に敬遠されちゃったのでしょうね。エイリアンの監督だもんね。でもカルト的な人気で今なお色褪せない映画になっているよね。この世界観や映像は、その後の多くの映像やアニメに影響を与えているんだなあってよく分かるもの。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~オリジナル版とインターナショナル上映版の違いは、残酷なシーンを二箇所入れるか入れないか。ロイがタイレル博士の両目に指を突っ込むシーンを見せるか見せないか。ロイがデッカードを追いかけるとき自分の手の平に釘を貫通させるシーンを見せるか見せないか。どっちもロイ絡みですね。ディレクターズ・カット版はラストが違うね。オリジナルやインターナショナル版はデッカードの「レプリカントの寿命は4年だがレイチェルに寿命はない」という台詞が入るの。かなり親切というかハッピーな感じ。二人で空飛んで逃げていくしね。頑張って幸せになってね~~って思うディレクターズ・カット版はガフの折り紙を見つけて、エレベーターに二人で乗り込むシーンで終わる。レイチェルと二人で逃げるんだろうなって、わかるけどその先どうなるんかいなあって見ているものに委ねているわけよね。それから、監督の一番変えたかったのはデッカードのことだよね。デッカードがユニコーンの夢を見るシーンを入れ、ラストにガフが作ったユニコーンの折り紙と結びつけて「デッカードの夢の内容を知られている」つまり彼の記憶は植え付けられたもの=デッカードはレプリカントだよっていうことになっている、らしい。私は、デッカードは人間だと思ってみていたんだけどねえ。そう言われると、それもありなのかと・・・~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~このブレードランナーでレプリカントが望んでいたのは、4年しかない寿命をなんとかしてほしいということだった。最終的にやっぱりレプリカントを作ったタイレル博士しかその問題を解決できないということになって、レプリカントのリーダーのロイ・バティーがタイレル社に乗り込もうとするのだ。なかなか接触できないタイレル博士なのだが、タイレル博士とチェスの対戦しているJ・F・セバスチャンのおかげでなんとかタイレルと会う。しかし、タイレルは寿命を伸ばすことはできないといい、寿命をまっとうするように言うのだ。そして、ロイは怒りタイレルを殺す。デッカードはプリスの居所を見つけ、彼女と戦う身軽な動きの彼女は強いのだ。なんとか、彼女との戦いに勝ったけれども。その後、帰ってきたロイと戦うことになる。戦闘用レプリカントのロイは強くてね。ロイはいくらでもデッカードを殺すことができたと思うのよ。しかし建物の出っ張りにつかまり落ちかかったデッカードを助け上げたのだ。そして、彼は寿命が来て亡くなる。ふたりとも、デッカードを殺せそうなのに殺さないんだなあって思った。レプリカントが反乱を起こしたぐらいだから、人間を殺してはいけないというプログラムを植え込むということはしてないと思うよね。ロボットとは違うから・・・。実際、映画の最初に出てきたレプリカントのリオンはホールデンというブレードランナーを銃で撃ったし、デッカードにも銃を向けた。デッカードを救ってくれたのはレイチェルなんだけどね。ほとんど人間だし、人間とレプリカントの違いってなんだ?ってことになる。レイチェルは可愛いねえ。ショーン・ヤングと、プリス役のダリル・ハンナはこの映画に出てから、売れ始めたみたいね。レイチェルの髪型クラッシックで面白い。タイレル社から逃げ出してから髪の毛おろしちゃうんだけどね。それもかわいいよ。あ、そうそう、この撮影の時ハリソン・ファードと仲悪かったんだってね~。もちろん、画面からはそれは感じないけどね。 ロイとプリスロイ役のルトガー・ハウアーがかなり、印象深い。平和の象徴の白い鳩を手に独白するシーンね。彼のアドリブだということも今回知った。~~~~~~~~~~~~~~~~~~なるほどね、こういう映画だったか。時々、ん?って思うつじつまの合わないことや雑なところもあるけど、映像や世界観が面白い。やっぱりしっかり見たことがなかったこともわかり、今回見れてラッキーだった。
2019.01.09
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