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我が家で予約購入したヤツは、蛍光ピンクでした。皆さんのは、何色でしたか本日10月2日発売の、Perfumeの新譜の話でございます
2013.10.02
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あ~あ、日本武道館公演、行きたかったなぁ・・・沖縄なんて、とてもじゃないけど行けないし・・・WOWOWで今月末に放送されるという、広島公演を見て、何とか凌ごう・・・
2012.05.13
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あ~ぁ、昨日(金曜日)も、あのTVドラマ、見るの忘れてしまいました。先週、こんな記事を書いたにもかかわらず・・・でも、まあ、いいんです。徳間ジャパンコミュニケーションズさんから公式に、↓こんな動画が公開されたので。(当方の事情によりYouTubeさんへのリンクを削除させて頂きました)“転調”の雰囲気とか、独特の“コード進行”とか、程よい“テクノポップ感”とかが、私にとってはとても気持ちいい曲、です^^
2011.10.29
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先週金曜日21日からTBS系列でテレビ放送が始まった、金曜ドラマ「専業主婦探偵~私はシャドウ」、ご覧になった方も多いと思います。主題歌は、Perfumeの今年の第2弾シングル、「スパイス」です。当然の如く、私は、そのテレビ放送を・・・・・・・『いけね! 見るの忘れた!! 録画もしてねぇ!!!』28日は、忘れずに見ようと思います。ちなみに、Perfumeのシングルの発売日は11月2日(水)。こちらは既に、予約済みでございます・・・・・・・ (当方の事情によりYouTubeへのリンクを削除させて頂きました)
2011.10.23
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先日、「モテキ」という映画を観てきました。観にいこうと思ったきっかけ、ですが、皆さんお察しの通り・・・本作で“映画初出演”を果たした、Perfumeの姿を劇場で観たいと思ったからでございます・・・ちなみに私は、コミック本の「モテキ」は読んだ事がありません。昨年、テレビ東京系列局で12回に渡って放送されたという、「モテキ」のTVドラマも見た事がありません。 ですから、映画が始まって数分間は、その独特の雰囲気についていけませんでした。「藤本幸世」というキャラクターに、当初は“引いてしまった”事も事実です。しかし・・・映画のストーリーと、そのバックで流れる音楽とが“連動する”という演出が面白く、徐々にスクリーンに惹き込まれていきました。あらすじについて、簡単にご紹介しますと・・・「サブカル系草食男子(31才)に突然訪れた“モテ期”、彼の恋愛の行方や如何に」という感じでしょうか。映画中で流れる音楽は、そのほとんどが“J-POP”。曲は、TMネットワーク、大江千里、といった約20年前の楽曲から、昨年発表された、ももいろクローバー(現 ももいろクローバーZ)の楽曲、といった形で、年代、ジャンルともに幅広く選曲されているのですが・・・それらは概ね“恋愛”を歌った曲で、主人公「藤本幸世」の感情を表したり、時には、「藤本幸世」を励ますために使われたりします。そんな、音楽絡みで私が一番印象に残ったシーンは・・・新しい恋に対して挫けそうになっていた「藤本幸世」が、自身を奮い立たせるために「ももいろクローバー」の「走れ!」という曲を聴き、気持ちを高揚させ、そのままの勢いで“今すぐに彼女に会いに行こう!”と、勤め先から意気揚々と飛び出していこうとするのですが・・・その、極めて衝動的で短絡的な行動にキレた先輩女子社員が、彼の背中に向けて飛ばした“蹴り”と“罵倒”・・・「弱ってる時に聴くアイドルソングは“麻薬”なんだよぉぉぉっ!!!」可笑しくて可笑しくて、口押さえて腹抱えて、死にそうになりました^^アイドルソングに限らず、気持ちが弱っている時に“音楽聴いて元気出そう”という発想は、誰にでもありますよね。そんな、自分の気持ちと身体を、音楽を聴く事でメンテナンスしようとする「藤本幸世」に、いつしか共感し好感を抱いていた、私だったのでした。難しい事を考えず、まさにコミック本を読む様な感覚で、楽しめる映画だと思います。<追伸1>本作品中でPerfumeの「Baby cruising Love」は、“モテ期”が訪れつつある「藤本幸世」の背中を押して励ます様な形で、ストーリーに挿入されています。その、「Baby cruising Love」をバックに、Perfumeの3人は“本人たち役”で登場し、歌って踊っていました。つまり、“演技”はほとんどしていなかった、という事になると思います。でも、私は・・・映画館のスクリーンに映るPerfumeを見る事ができただけでも、1800円を支払った価値はあった、と、思っている次第です。<追伸2>しかし・・・ 主演の森山未來さん、只者ではないですね。ビックリしました。俳優としての演技はもちろん・・・Perfumeとの共演で見せていたダンス、キレにキレまくっていたと思います。そしてエンドタイトルでは・・・「今夜はブギー・バック(smooth rap)」で、スチャダラパーとの見事な共演・・・今後私にとっては、ちょっと目が離せない俳優さんになりそうです。
2011.10.08
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1983年の「散開」以後、私が知る限り・・・YMOについては、本当にさまざまなカヴァー、コピー、トリビュート、リミックス、そんなアルバムが発表され・・・いや、今も発売され続けています。そんな私が最近買ったカヴァーアルバムが、↓ これです。このカヴァーアルバムのポイントは、「ウクレレ」です。8組ほどのウクレレ奏者、ウクレレ演奏ユニットによって演奏されたYMOおよびその周辺楽曲13曲が収録されています。・・・詳しくご紹介してみますと、↓ こんな感じです(CDのクレジットをそのままご紹介しています)。 1.中国女(ウクレレカフェカルテット) 2.テクノポリス(栗コーダーカルテット) 3.ライディーン(ウクレレカフェカルテット) 4.メリー・クリスマス・ミスター・ローレンス(はじめにきよし) 5.風の谷のナウシカ(田岡美樹+ウクレレピクニック) 6.君に胸キュン(バンバンバザール) 7.東風(栗コーダーカルテット) 8.ビハインド・ザ・マスク(はじめにきよし) 9.ユニークマンショー -アロハ楽器店-(ウクレレえいじ) 10.い・け・な・いルージュマジック(U900) 11.ハイスクールララバイ(バンバンバザール) 12.ユニークマンショー -おとなのみんなのうた-(ウクレレえいじ) 13.ファイヤークラッカー(中村たかし)今回のCDに参加されたアーティストの中で、最も有名な方々と言えば・・・「栗コーダーカルテット」さん、でしょう。あの、「スターウォーズ」の「ダーズベイダーマーチ」を、リコーダーとウクレレ演奏用にアレンジし、全く別の“素朴な”楽曲にしてしまったその手腕は、ご存知の方も多いと思います。その、栗コーダーカルテットさんたちの手によって、YMO初期の名曲、「テクノポリス」と「東風」がカヴァーされた事は、YMOファンの私にとって幸運としか言い様がありません。テクノポリスの中で、“口琴”を使用されたと思われる「T、E、C、H、N、O、P、O、L、I、S、TOKIO!」というヴォイスは、お見事、と言って過言ではないと、私は思います。こういった形で、YMOの楽曲がジャンルを問わず様々なアーティストたちの手によってカヴァーされていますが・・・それは、とりもなおさず、YMOの楽曲の完成度の高さを表している様な気がして、私はひとりで勝手に喜んでおります。今後も、さまざまな音楽ジャンルによる「YMOカヴァー」、聴いていきたい、そう思っています。
2011.09.17
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ディズニー/ピクサー最新作「カーズ2」、本日一般公開初日です。観に行かなきゃ(今日は無理だけど・・・)。(当方の事情によりYouTubeさんへのリンクを削除させて頂きました)サントラ情報を、楽天市場さんで確認してみましたが・・・あー、やっぱり「ポリリズム」、収録されているんですね。買わなきゃ(今日は無理だけど・・・)。
2011.07.30
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一か月ほど前、当ブログで、「今夏公開予定の“カーズ2(ディズニー/ピクサー最新作)”で、Perfumeの“ポリリズム”が使用される事になった」というお話をさせて頂きましたが・・・そのテレビCMの放送が、始まっている様ですね。BGMとして、“ポリリズム”が使用されています。(当方の事情によりYouTubeさんへのリンクを削除させて頂きました)“ポリリズム”がBGMとして使用されたCM、といえば、2007年に放送されていた環境・リサイクルキャンペーンのCMが思い出されます。それが、国内でPerfumeが大きくブレイクするきっかけになった訳ですが・・・この曲が今回また、海外にPerfumeが紹介されるきっかけになるとは・・・感慨深いです。 ←初回限定盤(中古) 通常盤→
2011.06.11
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今月10日あたりに報道されたこのニュース、既にご存知の方も多いと思います。今夏公開予定のアニメーション映画(ディズニー/ピクサー最新作)「カーズ2」、その映画中の挿入歌として、Perfumeの「ポリリズム」が使用される事になったんだそうです。ハリウッド映画の挿入歌として「ポリリズム」が使われる事自体、本当にスゴい事ですが・・・ピクサーのスタッフの方の中に、Perfumeのファンがいた、という事実もスゴいですよね。で、現時点での私の興味は、映画の内容もさる事ながら・・・「ポリリズム」が、「カーズ2」のサントラに収録されるのか??? という点です。収録されるのであれば・・・もちろん、買います!!!(映画を観るつもりである事は、言わなくても伝わっていますよね、たぶん・・・)(当方の事情によりYouTubeさんへのリンクを削除させて頂きました)<追伸>で、こちらは、今月18日発売予定でございます・・・(今年は、メジャーデビュー当初の“近未来”路線でいくのでしょうか???)(当方の事情によりYouTubeさんへのリンクを削除させて頂きました)
2011.05.14
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4月20日(水)から配信が開始された、「チーム・アミューズ!!」の「Let's try again」。皆さん、もうその曲を、お聴きになったでしょうか。そのプロモーションビデオを、ご覧になったでしょうか。私は・・・既に「mora」さんで、PC用に配信されているプロモーションビデオを購入、ダウンロードして、見て聴きました。Perfumeの三人が、原由子さんと共演したり、上野樹里さんの隣でパフォーマンスしたりしている様子を見ながら・・・一日も早い、今回の事態の収拾を願わずにはいられません。引き続き、『そのために私自身がすべき事は何か』を考えつつ、日々を送っていきたいと思っている、私でございます。(当方の事情によりYouTubeさんへのリンクを削除させて頂きました)
2011.04.21
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Perfumeの新曲に関する詳報が、4月1日付で、PerfumeのオフィシャルHPにUPされています。やはり今回の新曲は、「レーザービーム」の様ですね。そして・・・当初、「今月20日」発売予定だったものが、「5月18日」に延期される様です。こんなところにも、震災の影響が出ている様ですね。その他、詳報の中には、こんな一文があります。「尚、このNEW SINGLEの収益の一部を東日本大震災の義援金として寄付させて頂きたいと思います」『それなら、今回の発売価格を、数百円程度上げてもらっても構わないのになぁ・・・』と思ったのは、私だけでしょうか。<追伸>既に、「楽天ブックス」さんでは予約受付が終了している様ですね。「初回限定盤」のみならず、「通常盤」も。これも、震災の影響、なのでしょうか???
2011.04.03
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発売日からそろそろ一ヶ月が経とうとしている、標記DVDですが・・・皆さんは、ご覧になったでしょうか。私の方は、これを発売日に手に入れ(恐れながら“初回限定盤”でございます)、この約一ヶ月間、見て聴き込んでおりました。今日は遅ればせながら、私なりの感想というものを書いてみたいと思います。今回のDVDの映像、WOWOWの放送を見た時にも思ったのですが・・・3人の、ダンスパフォーマンスで見せる振り付け、動き、フォーメーション等がいかに細かいところまで深く考えられているか。そのポイントの数々を、丁寧に映像として切り取っていると思います。単なる“ユニゾン”ではなく、3人がいかに微妙で繊細な動きを見せているか。そして、そのコンビネーションが如何に絶妙であるか・・・私は今回、このDVDを見て、そのキメ細やかさに改めて感心してしまいました。また、収録のボリュームについて言えば、2010年11月3日、私が“現地”で見たライブの模様を「100%」とすれば・・・(放送されなかった“楽曲”の数やMCの内容を大雑把に考慮すれば)WOWOWでの放送内容は、「75%」程度。で、今回のDVDの内容(通常版、並びに初回限定盤の“DISK1”)は・・・「90%」、というところではないかと思います。今回のDVD、WOWOWの放送ではカットされていた楽曲ほぼ全てに加え、「PTAのコーナー」まで収録されていたのには、ビックリしました。ただ、その「PTAのコーナー」・・・著作権等の絡みなのでしょうね。「survival dAnce」や「Lovefool」の部分がカットされるなど、当日の“現地”の模様を見ている私としては、その編集の不自然さが多少気になりました。しかし、いやぁ・・・改めてDVDで「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10」~「Perfumeの掟」の部分を見ると、そのカッコよさに目を見張ります。非常に考えられ、研ぎ澄まされているそのパフォーマンス・・・これぞ、今回のライブの真骨頂。私は、そんな印象を持ちました。そんな「カッコよさ」を持つ反面・・・「ダラダラしゃべる感じ」のMCとの“落差”が、何とも心地良いと感じるのは私だけでしょうか。ホントにしょーもない事をダラダラしゃべってますよねぇ(かしゆかが一日に何回飯食った、とか、のっちの「ドームの真ん中で飲む水は格別だ」発言、とか・・・)。まだまだ書きたい事はたくさんありますが、キリがないので今回はこの辺で(などと言いつつ、「追伸」へ続いてしまう訳ですが)。<追伸>私が今回購入したDVDは“初回限定盤”でして、特典映像等を収録した“DISK2”が付いています。またその収録内容が、バラエティに富んでいます。カッコいいところでは、「Perfumeの掟」のマルチアングル映像。楽しいところでは、「Perfume」で車に乗って東京ドーム内を移動していた“3人”を、それぞれ個別に追いかけた映像。渋いところでは、ライブ当日の模様に独自映像を加えて編集・構成された、「575」のプロモーションビデオ。極めつきは・・・「鳩」でしょうね。これは、当日のMCの一部なのですが・・・「あ~ちゃんの家に鳩が巣をつくってしまって大変だった」という話を、3人が延々としゃべり続ける、そんな映像です。『凝ってるなぁ』と私が思ったのは、この映像に「主音声」と「副音声」が付いている点です。「主音声」はもちろん、当日のライブ時の音声。で、「副音声」は・・・ライブの時の映像を見ながらPerfumeの3人が、“その後の「鳩」”について語っているんです。マンションの管理人さんに対応をお願いして、管理人さんは関係各所に連絡して、業者さんに巣を除去してもらって、もう鳩が戻って来ない様に“マーキング”も含めてキレイに掃除してもらって・・・最近ようやく、ベランダに洗濯物が干せる様になった。そんな“後日談”が、例によって“ダラダラしゃべる感じで”収録されています。ある意味、こんな“ダラダラ感”も、Perfumeの真骨頂、なのでしょうね。しかし、まあ、あ~ちゃんが言っていた「抜水機」には笑わせて頂きました。「ヌクミズキ」エアコンの「室外機」の事だそうです。いやはや・・・・・・・【送料無料】タイトル未定価格:1,500円(税込、送料別)(4月20日発売予定の、「新曲」の予約が始まっていますね。「タイトル未定」。ん 「レーザービーム」じゃないのかな)
2011.03.05
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今月9日(水)に、ライブDVDがリリースされるPerfumeですが・・・2月6日(日)12時より販売開始【新品・ご予約】2/9発売 DVD 結成10周年、メジャーデビュー5周年記...価格:6,500円(税込、送料別)ファンの方は、既にチェック済みの事と思いますが・・・「新曲」に関する情報が、公式HPで発表されています。その「新曲」、某商品のCMのBGMとして、今月2日から流れているのだそうです。私はそのCMを、まだテレビで見た事はありませんが・・・その某商品のHP で、見ました。曲のメロディラインが、何となく、エキゾチック、ですね。曲の題名は、「レーザービーム」。私が「レーザービーム」から、まず連想する事といえば・・・野球の試合での、強肩外野手からの“返球”です。シアトルマリナーズの、イチロー選手か・・・はたまた、広島東洋カープの、廣瀬純選手か・・・何しろ、まだ公開されている“音源”が15秒程度なので・・・“野球”がテーマの曲なのかどうかは、私は判断がつきませんこの新曲、いつ発売になるのでしょうね この点は、まだ未発表の様です。とりあえず・・・只今、私の携帯電話の着メロは、この「レーザービーム」の“着うた”ですが、何か・・・
2011.02.05
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昨年12月30日深夜(正確な日付でいえば“大晦日”)、NHK総合テレビで「MJ presents 密着!Perfume ドーム5万人ライブへの挑戦」という番組が放送されていました。ご覧になった方も、いらっしゃると思います。え えぇ、私も見ました。いや~、しかし、ビックリしました。東京ドームライブの1ヶ月ほど前、あ~ちゃんが足の親指の爪を手術していたなんて・・・もっと早く治療しておけばよかったのに。でも去年は、春はファンクラブのライブハウスツアー、夏は新曲のプロモ等で忙しかったですもんね。そのタイミングでしか、手術を受けられなかったんでしょう。それから・・・東京ドームライブ2週間前のリハを、“幕張メッセ”でやっていたなんて・・・通常なら、普通にライブを“やる場所”ですよね。ドームでライブをやるって事は、本当に大変なんですね。Perfumeの3人はもちろんですが、スタッフさんたちも相当ご苦労された事でしょう。そんな訳で、このテレビ番組では、多くのスタッフさんたちにもカメラが向けられていました。そのほとんどの方々の“お名前”が、紹介される事はありませんでしたが・・・私が嬉しかったのは、舞台監督のUCHIYAMA(内山?)さんと、PAのSASSA(佐々?)さんの姿を、番組中に見る事ができた事です。2009年のツアーのバックステージの様子を収めた、このDVDにも登場されていた、お二人。あ~ちゃんのCUE出しに対し、こんなダメ出しをしていたUCHIYAMAさん。「早い早い早い」 「“スタンバイ”って言ってから、“ゴー”って言わないと」「どうですか、横浜アリーナは?」と、かしゆかに訊かれ、こう答えていたSASSAさん。「3人が遠いねぇ。(以前のライブに比べて)どんどんステージが遠くなってくよ。」そんな“特典DVD”を見ながら、私は、『あー、Perfumeの3人って、スタッフさんたちにも可愛がられているんだなぁ』などと思っていましたが、今回の番組でも、そんな様子を垣間見る事ができて、微笑ましかったです。で、そんなスタッフさんたちの“筆頭”といえば、言うまでもなく・・・“MIKIKO先生”です。「アクターズスクール広島」時代から3人にダンスを教え、インディーズデビュー時代から3人の振り付けを担当されていたMIKIKO先生。今回の東京ドームライブでも、“Perfumeの3人だけがステージに上がる”、“3人だけで、やり切る”というコンセプトでライブを演出・構成されていたとの事。MIKIKO先生が、いかにPerfumeの3人にとって必要不可欠な存在であるかは・・・この番組の最後、ライブ終演後のPerfumeの楽屋へMIKIKO先生が訪ねてきた時に、「先生、ありがとう」 「先生のおかげじゃわ」と、3人が涙ながらに感謝感激していた事からも、容易に想像できます。これからも“4人”で、素敵なパフォーマンスを見せて欲しい。そう思っている私です。<追伸>と、いう訳で・・・2月9日には、こんなDVDが発売されます。“4人”のパフォーマンスの最新版。私は昨年11月3日に“現地”で体感していますし、WOWOWでのON AIRを見る機会にも恵まれなしたが・・・改めてDVDでも楽しみたいと思っています(果たして、非常に貴重な“のっちの広島弁”も収録されているでしょうか)。 初回限定版(既に売り切れ) 通常版
2011.01.15
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“後編”の記事をUPしてから、約三週間経ってしまいました。失礼致しました。それでは、“後編”に付け足す形で、“あとがき”を書かせて頂きます。<あとがき1>で、今回実現した東京ドームライブですが、「やりたい」と最初に言い出したのは、Perfumeの3人だったのだそうで。それを、所属事務所の方々に相談したのが、昨年の暮れ。事務所の方々の反応は・・・「よし、やろうよ」と、賛成してくれたその半面・・・「言い出すのが遅いよ」と、怒られもしたのだそうで。そりゃー、そうですよねぇ・・・私が知っている範囲では、有名なコンサートホールやイベントホールの“予約受付”は、大体1年前から始まるハズです。東京ドームの予約システムがどうなっているのかは、私はよく分かりませんが・・・今年の11月3日といえば、日本シリーズの“期間中”でしたもんねぇ(惜しくも、読売の進出はなりませんでしたが)。恐らく、日本野球機構(NBP)から2010年シーズンの試合日程が発表されるのを待ち、“パ・リーグ本拠地”で日本シリーズの試合が行われる事を確認してから、“2010年11月3日”を予約したのだと思いますが・・・さぞかし関係者の方々は、ご苦労された事だと思います。しかし、その甲斐あって、本当に素敵なライブでした・・・関係者の方々にも、御礼申し上げたいと思います。<あとがき2>Perfumeの3人がライブのMCなどで喋る時、たまに“幼児・児童向け()”と思われる話題が出てくる事があります。今回のライブでは、例の、「にんじん」 「たまねぎ」 「じゃがいも」 「おにく」が、そうでしたよね(「カレーライス」という歌なんでしょうか 私は今回初めて聞いたんですが、娘に訊いたら知ってました。当地では、「とりにく」の様ですけれど)。それから・・・今回のライブのアンコールでパフォーマンスされた、「ねぇ」の振り付けが、“「アルゴリズムたいそう」みたい”と3人が話していたのを、ライブを生で体感された方は、ご記憶かと思います。「アルゴリズムたいそう」、皆さんご存知でしょうか。私は、家に小さい子供がいるお陰で、知ってますNHK教育テレビで放送されている「ピタゴラスイッチ」、あるいは「ピタゴラスイッチ ミニ」という番組で、毎回ではありませんが、よく出てきます。宜しければ、ご覧になってみて下さいね(私はたまに、息子と一緒に見ています)。しかし・・・ 「ねぇ」の振り付け、「アルゴリズムたいそう」に、似てるかなぁ・・・<あとがき3>11月23日にWOWOWで放送されたライブ映像、ご覧になったでしょうか。 私は、『無理だろうなぁ』と、ほとんど諦めていたのですが、幸運にも見る機会に恵まれました。いやぁ・・・ Perfumeの3人がステージ上で“躍動”している様子が手に取る様に分かる、素晴らしい映像だったと思います。何でも、来年の“元旦の深夜”に再放送がある様です。前回見逃してしまった方は、“リベンジ”してみてはいかがでしょう。では、私がその映像を見て改めて思った“3つの事”を記して、この“シリーズ記事”を締めたいと思います。長々とお付き合い頂き、ありがとうございます『しかし、あ~ちゃんのステージ衣装、スカートの丈が、どんどん短くなっていくなぁ・・・』『いや~、かしゆかのテニスラケット姿、サマになってるなぁ。学校で、やってるのかな』『ところで・・・ のっち、最近、背、伸びた様な気が・・・』
2010.12.13
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何日か前から、私こと、当ブログの“サイド自由欄”に、赤い帽子を被った怪しげなアバターの様なものを、貼らせて頂いております。このアバターの入手元は・・・ ポッキーの公式サイトです。「顔アイコンジェネレーター」ということで、つくれるのは“顔”だけですが。今年の秋口頃からポッキーの公式キャラクターになっているYMOですが、彼らが1979年頃に主にライブステージ等で着用していた、独特の“人民服”。その人民服の色と、ポッキーのイメージカラーが一緒という事で、この度のCMでYMOの3人等が着ている衣装も、“赤”が基調なのだろうと思います。その衣装姿で、アバターがつくれる、という訳です。『もう少し“若づくり”しようか』とも思ったのですが、まあ、これぐらいが妥当でしょうね。皆さんもよろしければ、つくって貼ってみて下さい(何しろ、webで公開されているブログパーツの大部分は、“楽天ブログ”さんでは使えなかったりしますから・・・ “貴重”だと思いますです)。
2010.12.04
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(“後編その1/2”からの続きです)「ジェニーはご機嫌ななめ」での、舞台の高い(5mぐらい)せり上がり。「Perfume」での、移動カートに乗ってのグランドの外周回り&サインボールの客席への投げ込み(打ち込み)。こんな演出は、Perfumeに限らず、東京ドームで行われるライブでは“お約束”かも知れませんね。昨年のツアーで、(アンコール前の)最後に歌われた「Puppy love」で今回も終わりか と思っていたら・・・ なるほど、「wonder2」でクロージングですか。過去、Perfumeのライブの大半で、“トリ”を果たしてきたこの曲。今回の“節目”のライブでもこの曲がこの位置に持ってこられたあたりに、私自身にも感慨深いものがありました。曲の終盤、ホール全体を包み込む、客席からの“コーラス”。「この素敵な時間が、ずっとずっと続いて欲しい」、ステージ上の3人も、きっとそう思っていたのでしょうね。何度も何度も客席へ向かって、「みんな、歌って」と呼びかける、あ~ちゃんの声と、みんなの歌声を確りと受け止める、かしゆかとのっちの姿が、何とも印象的でした。いつもの様に、そろってお礼を言い、深々と頭を下げ、一端舞台上から姿を消す3人。余韻を楽しむかの様に、その直後、客席がちょっと静かになるのが、私の知っているここ最近のPerfumeのライブの特徴です。しかし、間もなく・・・ ホールの中は、大きな手拍子で溢れる事になります。数分後、再び舞台に登場した3人は、この衣装を身にまとっていました。 改めて、今日という日への思いを話し出す3人。それぞれ、こんな趣旨の事を語っていました。 のっち :「本当に夢みたい。まだ、夢の中にいるみたい」 かしゆか :「実感がない。もしかして今は“リハ”で、この後に“本番”が始まるんじゃ」 あ~ちゃん:「夢の舞台に、こうして3人で立てている事が、本当に嬉しい」広島から上京してきて数年間、メジャーデビューを果たすも売れなかった、そんな事があった訳ですが・・・ この日、念願の舞台に立てた3人の心中、察して余りあるものがあります。しかし・・・ 恐らくもう、3人は理解している、と、思いますが・・・こうした苦労は、何もPerfumeだけに限った事ではないでしょう。東京ドームで単独ライブができる様になる程の成功を掴んだ歌手、グループ、アーティストの皆さんは、いずれも例外なく、何らかの下積み時代、売れなくて苦労した時代を経験しているはずです。それを踏まえ・・・Perfumeの3人には、こんなところで留まっていて欲しくない、と、私は思います。事実、今月の28日(日)には3人にとって初の、海外でのステージが決まっているそうです(もちろん、海外進出だけが“飛躍”の手段ではない、とは思いますけれども)。そう、3人はもう、ちゃんと解っていると思います。この日のアンコールで最後に歌う曲に、「私たちに大きなチャンスをくれた曲」を選んだ事が、何よりの証拠だと、私は思います。これからも、その礼儀正しさと素朴さと、周りへの感謝を忘れない謙虚さを大切にして、さらに大きく羽ばたいて欲しいと思います。今後のPerfumeに、私も大いに期待しています。本当に、楽しみです EN01 ねぇ EN02 ポリリズム<追伸>と、いう訳で・・・ 今日(23日)の夜9時(21時)からWOWOWで、約2時間に渡ってこの日のライブの模様が放送されるそうです。2時間 確か実際のステージは、3時間ほどあったはず・・・まあ、“だらだらしゃべる感じの”MCを除けば、2時間ぐらいに収まるでしょうかそうそう、WOWOWをご覧になって、もし私の“記憶違い”などに気付かれましたら、どうぞご容赦願います。(“あとがき”に続く、かも知れません)
2010.11.23
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(“中編”からの続きです) M09 Perfumeの掟 M10 VOICE M11 コンピューターシティ M12 エレクトロ・ワールド今回のライブですが、もちろん、Perfume結成10周年、メジャーデビュー5周年、という区切りで、これまでの彼女たちの活動の“集大成”という意味もあったのだと思いますが・・・それに加え、事前に本人たちの口からは、「結成11年目以降のPerfumeの方向性が見える様なものも披露したい」、そんな趣旨の事が語られていました。私自身、その“Perfumeの今後の方向性・可能性”を強烈に感じたのが・・・この3パート目、彼女たちが衣装を着替えた後の初っ端に演じられた、「Perfumeの掟」でした。中田ヤスタカさん作曲のインストゥルメンタル(ボーカルなし)の音楽が会場に流れ、スクリーンにはアートな映像が映し出され・・・舞台のせり上がりから、フェイントの様にマネキン人形が何体か上がってきた後・・・ 本人たちのものと思われる“号令”の声の下、彼女たちのダンス・パフォーマンスが始まりました。ある時は、各人のソロで。ある時は、3人そろって。その切れ味鋭いダンス、私にとってはとても衝撃的で、印象的でした。この「Perfumeの掟」、実は数年前まではPerfumeのライブでは恒例だったのだそうで。それが、今回“復活”したのだそうですが・・・Perfumeが単なるアイドルユニットではなく、高いレベルの音楽、そしてダンスパフォーマンスユニットである事が世間一般に浸透した“今”だからこそ、私は、これを演じる事がとても意味深いと感じました。今後の活動ではこんな部分をますます膨らませていって欲しい、と、願わずにはいられません。(蛇足ですが・・・ この「Perfumeの掟」の所々でドーム内に響いていた号令(「右手を高く揃えて」など)の声を聞いて、『あ、何だか、YMOの「Taiso」みたいだなぁ』、なんていう感想が心に湧き上がってきたのは、私だけでしょうか・・・) M13 パーフェクトスター・パーフェクトスタイル M14 Dream Fighter M15 「P.T.A.」のコーナー M16 ジェニーはご機嫌ななめ M17 (コンピューター・ドライビング Intro)~ Perfume M18 チョコレイト・ディスコ M19 Puppy love M20 wonder 2「エレクトロ・ワールド」が終わった後の、MCタイムで・・・「私の家にね、ハトが巣をつくったんよ」と、あ~ちゃんが喋り出し・・・それに相槌を打ち、何とかその話を膨らまそうとする、かしゆかとのっち。何でしょう この、だらだらとした感じ「Perfumeの掟」の、あのカッコいい3人との“落差”こういった“落差”に惹かれ、親近感を抱く方が、きっと女性にも多いのでしょうね。この日、私の席から周りを見渡した感じでは、その客席の“男:女”比は“6:4”ぐらいだった様な気がします。そんなライブも、いよいよ大詰めの4パート目。“「P.T.A.」のコーナー”が、始まりました。ここで言う「P.T.A.」とは、“パッと”、“楽しく”、“遊ぼう”、の略です。要するに、Perfumeの3人のリードで、「お客さんたちも身体を動かして遊ぼう!」というコーナーなんです。昨年のツアーの時には、このコーナーで「Puppy love」のサビの部分の振り付けの練習などがありました(上、下、上、上、下、上、下、下・・・)。詳細は、とりあえずこちらのDVDで、ご確認願います。今回は、「Puppy love」に加え、色々な演出がありました。“グー、チョキ、パー、チョキ、チョキ、チョキ、チョキ、チョキ”、という、(確か)「The best thing」の振りの練習もありましたし・・・これも以前は恒例だったものの、作曲者の不祥事問題等で“自粛”になっていた、TRFの「survival dAnce」を使ったノリ遊びも復活していましたし・・・そうそう、それから、私の記憶に間違いがなければ、確かここのタイミングで、だったと思うのですが・・・今年の夏頃、“PEPSI NEX”のCMでPerfumeがカバーして話題になっていた「Lovefool」を、3人が“振り付き”で披露してくれたのには、驚き嬉しかったです(“後編その2/2”に続きます)
2010.11.22
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(“前編”からの続きです)オープニング直後の1パート目は、ダンサブルな4曲が並べられていました。私が特に嬉しかったのは、「GAME」のパフォーマンスを観る事ができた事です。3人が各自ライトサーベルの様なものを持って、その先からレーザー光線を出す、なんていう演出が、客席を沸かせていました。4曲終わった後は、本人たち曰く、“だらだらしゃべる感じの”MCタイム一発目。3人の挨拶の後、まずは、お約束の“お客さんいじり”が始まりました。3人のコスチュームを真似た人や、小さな子供さん連れを見つけては、「せーの “パフューム、です”」と、自分たちの挨拶ポーズの真似を“強要(?)”していましたその後、3人が客席を3つのグループに分け始めました。ひとつは、レフトの定守備位置付近を中心にしたグループ。ひとつは、ライトの定守備位置付近を中心にしたグループ。もうひとつは、内野フィールドを中心にしたグループ。ナゼかそれぞれ、「にんじんチーム」、「たまねぎチーム」、「じゃがいもチーム」と名付けられ、自分たちの呼びかけに答える事を“強要(?)”していました。・・・ちなみに私は、「じゃがいもチーム」、でした M05 ナチュラルに恋して M06 love the world M07 I still love U M08 575 2パート目では、「loveな曲たち」と3人が称した4曲が演じられました。しかし、昨年のツアーでもそうだったんですが・・・「I still love U」の2コーラス目に、あ~ちゃんのソロパートがあるんですが・・・その箇所で、“カメラ目線でウインク”するのは・・・ 反則ですよね・・・MC等によれば、今回のライブで演る曲とその順番は3人が決めたのだそうで。その曲順を元に、「演出・振り付け指導の“MIKIKO先生”が、色々と考えて下さった」そうなのですが・・・『いやー、これはこれは、随分綿密に考えられているなぁ・・・』と、私は唸ってしまいました。これまでのPerfumeのライブ、そのほとんどはライブハウスやコンサートホールで行われていたと思います。当然の事ながら、そのパフォーマンスを見せる(見る)方向は、「舞台⇔客席」という直線的なものだったと思います。しかし、今回の会場は東京ドーム。メインステージはそのド真ん中に据えられているので、お客さんからの視線は一方向からではなく、ありとあらゆる方向から“逆放射状”に注がれます。そんな環境下のライブで、「MIKIKO先生」が考えられた演出は、私が感じたには・・・“曲ごとに”、あるいは“曲中で”、「3人の向きを刻々と変える」という方法でした。ある曲では3人が三塁方向を向き、ある曲ではセンター方向を向き、ある曲では一塁方向を向き、またある曲ではホーム方向を向きながら踊る・・・その動きが、ある曲では、その“曲中”に行われる・・・更には、(「NATURAL BEAUTY BASIC」の最新CMの一部の様に)3人が同時に三方向を向いて踊る・・・これは、私の記憶では、今までに無かった試みだと思います。恐らく相当長い期間、3人は厳しいレッスンを受けたのでしょう。今回のライブは、体力的にも気力的にも、これまでのライブをはるかに超えるハードさだった事だろうと私は思います。実際、私は、今回、ホンの一瞬でしたが・・・踊っている最中に、かしゆかがバランスを崩した場面を目の当たりにしました(MCの最中、舞台の端で入念に水分と糖分(?)を補給している姿も見ました)。相当、ハードだったのでしょう・・・しかし、そんな大変さはほとんど表に現さず、「結成10周年、メジャーデビュー5周年」のステージを、本当に心の底から楽しんでいる3人が、ステージ上には居ました。そう、普段はその口から“広島弁”が滅多に出ない、あの、のっちが・・・MCで、他の2人の会話に相槌を入れた時、思わず “そうじゃね”と叫んでしまった程ですから・・・(“後編その1/2”に続きます)
2010.11.15
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と、いう訳で、本ブログの今月7日(日)にUPしました「はじめに」に引き続きまして、今日は「前編」記事を書いてみたいと思います。書き始める前に・・・ Perfumeファンの方々であれば、既にご存知の事と思いますが・・・Perfume所属事務所、「アミューズ」の携帯サイト、アミューズモバイル(アミュモバ)には、現在公式のライブレポートがアップされています。出雲井亨さんというライター(?)さんが書かれている様です。よろしければ、そちらもご覧になってみて下さいね。(今回その“公式ライブレポート”から、ライブ当日の「曲順」を引用させて頂いています)11月3日(水・祝)当日、私がゲートを抜け、東京ドームの中に入ると・・・(もちろん、この日は取り外されていた訳ですが)二塁ベース付近に高さ約2m、直径約5mの円形のステージが組まれていました。開演後に分かった事ですが、ここが当日のメインステージ。開演前はここに、そのステージ全体を覆う、高さ約10mぐらいの白い“テント”の様なものが吊るされていました。このメインステージから十字状に、幅約2mの通路が4本伸びていました。ひとつは、ホームベース方向。ひとつは、レフトのポール際。ひとつは、ライトのポール際。そして、もうひとつは、センターバックスクリーンのフェンス際。ホーム、レフト、ライトそれぞれの方向に伸びた通路の終点には、直径約3mの小さなステージが設けられていました。センター方向に伸びた通路の先には、バックスクリーンと大体同じぐらいの幅の、ちょっとした“舞台”が組まれていました。開演時間の17時になっても、ライブの始まる気配はありません。客席にはまだ、これから席に着こうとしている方々が何人かいらっしゃいましたし、ステージのまわりやアリーナ席の外側では、関係者らしき方々が、忙しそうに走り回っていました。ドームの中は、開演を急かす聴衆の拍手の音が、鳴り響いていました。5分ぐらい、時計が17時をまわった頃でしょうか。・・・と、客電がゆっくりと落ち始め、開演する事を知らせてくれました。ドームの中には音楽が流れ始め・・・ドーム内に設置されていた巨大スクリーンには、映像が映し出され・・・この日、最初にPerfumeの3人がその姿を現したのは、ホーム、レフト、ライトそれぞれのステージ。ウェディングドレスを連想させる純白の衣装で、ステージ下からせり上がってきました。この時点で、既に聴衆は総立ち。ドーム内に響き渡る、Perfume3人の声によるものと思われる、“カウントアップ(1、2、3・・・)”の声。それに導かれる様に、3人は各々の位置から中央のメインステージ方向へ、ゆっくりと歩を進めます。カウントが「11」までいった時、3人はメインステージに到着し、白いテントの中へ。その後、私の印象では、1分ぐらい経った様な記憶があるのですが・・・突然、ドーム内に流れ始めた「シークレットシークレット」のイントロに沸く客席。白いテントを形づくっていた布の様なものが、グランドレベルに全て落ちると・・・そこには、ベースは黒で蛍光色によって彩られた衣装を身に纏い、シャープなダンスを披露している3人の姿がありました。 M00 GISHIKI M01 シークレットシークレット M02 不自然なガール M03 GAME M04 ワンルーム・ディスコ(“中編”に続きます)
2010.11.13
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11月3日(水・祝)、私は東京ドームへ、標記のライブを観に聴きにいってきました。いや~、これで私は、一昨年、昨年、そして今年と、3年連続でPerfumeのライブに出掛けた事になります。『いい歳して、よくやるなぁ』と、自分でも思います妻は私の事を、「立派なパフューマーだ」と言います。しかし・・・それは、本当の「パフューマーさんたち」に失礼ですよね。なぜなら・・・私がPerfumeの事を知ったのは、たかが3年半ほど前の事ですし・・・彼女たちのCD、DVDを全て持っている訳ではありませんし・・・ファンクラブにも、入っていませんし・・・私はオンタイムでは、今年結成10周年、メジャーデビュー5周年を迎えたPerfumeの「ブレイク後」の事しか知りません。「ポリリズム」でブレイクするまでに彼女たちが辿ってきた“下積み時代”について私が知っている事といえば、所属事務所等の公式プロフィールや、Wikipedia情報のレベルです。ただ・・・今回の東京ドームライブを含めた三回のチケットは、いずれも、「イープラス」さんの“プレオーダー”か、「電子チケットぴあ」さんの“プレリザーブ”に申し込んで当選して手に入れました。「運がよかった」事は、もちろんでしょうけれど、3回も続くと・・・「そこの君、これからもきちんと、Perfumeの事を応援する様に」なんて、誰かから言われている様な気がします。(だって、同じ“プレオーダー”や“プレリザーブ”でも、今年、「ウイーン・フィル」や「ロイヤル・コンセルトヘボウ」は“落選”でしたから・・・)過去2回、Perfumeのライブにいって、私がとにかく感心したのは・・・Perfumeの3人の礼儀正しさと、3人の個性の絶妙のバランス。そして、それを支えるスタッフ・関係者の皆さん。さらに、それらを大きく暖かく包み込む、聴衆・ファンの皆さん。その、何とも言えないアットホームな雰囲気が、Perfumeのライブの魅力のひとつだと、私は思っています(テクノ調の楽曲のサウンドが、YMOファンの私の全身に心地よく響く事は、言うまでもありません)。繰り返しになりますが、今年はPerfumeにとって、結成10周年、メジャーデビュー5周年。そんな記念の年に行われる、“一般向け”の“単独公演”としては、この日の東京ドームライブが恐らく唯一になるのでしょう。(春に“ファンクラブ会員限定”で、ライブハウスツアーが行われている様ですけれど)“お祝い”の気持ちを心の中に置き、その日、私は東京ドームへ向かいました。その日の私の、ライブへ向かう姿勢は、そうですね・・・「娘たちのターニングポイントを確り見届けたい父親の心境」という表現が、一番近かったかも知れません。(“前編”に続きます)
2010.11.07
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今年11月10日発売のPerfumeの新曲、ようやくジャケ写真が公開された様です。 ( 初回限定版 通常盤 )曲は、まだ“サビの部分だけ”ですが・・・今月6日から放送されている、「NATURAL BEAUTY BASIC」のCMなどで耳にする事ができます。例によって、そのCMがYouTubeで公開されていますので、ご紹介してみましょう。(当方の事情によりYouTubeさんへのリンクを削除させて頂きました)ここでは、「あ~ちゃんだらけ篇」、「のっちだらけ篇」、「かしゆかだらけ篇」の3バージョンが連続して流れます。「NATURAL BEAUTY BASIC × Perfume」の特別サイトでは、それぞれが単独で視聴できるとともに、“WEB/店頭限定バージョン”CMの「Perfume篇」も公開されていますので、気になる方は、そちらもご覧になってみて下さい。えー、念のために申し上げておきますが・・・私は、「徳間ジャパン」さんや、「NATURAL BEAUTY BASIC」さん、「YouTube」さんや「楽天ブログ」さんの“回し者”ではございません・・・
2010.10.16
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今月14日(火)から、江崎グリコ(株)の看板商品のひとつ、「ポッキー」がリニューアルされ、新商品の発売が始まるのだそうです。それに伴い、新CMの放送も始まるのだそうです。で、そのCMに出演しているのは、“あの3人”、なのだそうで。「ポッキー」という商品のこれまでのイメージから考えると、ここで私が書いている“あの3人”とは、「え Perfumeの3人か」な~んて思われる方もいらっしゃると思いますが・・・違うんです。なんと・・・「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」の3人なんですいや~、血迷ったか、江崎グリコ・・・(失礼しました)プレスリリースによれば、“「ポッキー」を若い世代だけでなく、大人も手にしたくなる国民的チョコレート菓子へと進化させていきます”との事。“あの3人”を起用した理由は、この戦略の一環なのでしょうね。既に、新しいポッキーの公式サイトが立ち上がっていますが・・・ いや~、スゴい事になってます。一足先に、この公式サイトでポッキーの新CMも見る事ができますが・・・いや~、本当に、スゴい事になってます・・・“あの3人”の“立ち位置”で、教授が真ん中、って、『結構珍しい』、と思ったのは、私だけでしょうか。「PUBLIC PRESSURE」のジャケ写真以来では() あぁ、「浮気なぼくら」もそうでしたっけ・・・CMのBGMは、オリジナルの「RYDEEN」ですが・・・“あの3人”が揃って出演するCMで「RYDEEN」が流れるのは、確か、あの「富士カセット」のCM以来ですよね。本当に懐かしいです。そして・・・CMで聞く事のできる、「ポッキーを」のシャウト。「TECHNOPOLIS」の「TOKIO」をモチーフにしたという、この発想・・・これを思いついた方、私は天才だと思います。しかし、個人的には・・・『やるなら、もっと徹底的にやれば良かったのに』、な~んて思います。例えば・・・「E、Z、A、K、I、G、L、I、C、O・・・ POCKY WO」とかねとりあえず、リニューアルポッキー、発売されたら、購入したいと思いますです
2010.09.11
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今月11日(水)、Perfumeの新曲がリリースされました。・・・えぇ、ナゼか私の手元には、「初回限定盤」のCDが既にあります。聴いてみました。 (左:初回限定盤(売り切れ)、右:通常盤)率直に、私自身の感想を申し上げます。「日産」とのタイアップ曲の、「VOICE」。『う~ん、以前シングルでもリリースされた“アノ曲”に、少し雰囲気が似てないか』カップリング曲。「KDDI」とのタイアップ曲の、「575」。『変わったタイトルの曲だなぁ』と、思っていたんですが・・・歌詞の大部分が、“575”の“俳句調”。そんな、“和風”のテイストの曲の中間部に挿入された“ラップ”。う~ん、これは斬新なアイデアだと思います。さすが、中田ヤスタカ、といった感じです。“たおやか”なんていう言葉を、久しぶりに思い出しました。Perfumeにとっては、「結成10周年」、「メジャーデビュー5周年」の今年、ひとまず“11/3”のライブへ向けて、頑張って欲しいと思っている、私でございます。<追伸>“初回限定盤”には、「VOICE」のビデオクリップが収録されたDVDが付いているのですが、その映像・・・徳間ジャパンコミュニケーションズさんがYouTubeにUPされているので、そちらでも視聴が可能です(あらまぁ・・・)。
2010.08.14
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先日私は、こんな写真集を買いました。Yellow Magic Orchestra(YMO)結成当初からその活動を追い、それらを写真に収めてこられたフォトグラファー・鋤田正義さんの貴重な記録が一冊にまとめられています。この商品に対する購入者さんの評価は、(上記リンク先の)楽天ブックスさん内の“レビュー”を見た範囲では、手厳しいですね。確かに、“写真集”という割には、紙質が良いとは言えません。率直に言えば、『フリーペーパーでも、もっと良い紙使ってんじゃない』という印象を、私も抱きました。しかし・・・YMOです。鋤田正義さんです。この内容を、もし通常の「写真集」の紙質でつくって出版したとしたら、その値段は軽く1万円を超えたでしょう(その場合でも、私は購入したと思いますけれど)。それに・・・あえて紙質を落としてくれた事で、この写真集から私は、1980年頃にYMOが置かれていた環境を、鮮明に思い出す事ができました。そう、それらの環境は、“あの3人”が創作していた音楽の形態である「テクノ」、「デジタル」という言葉からは、かけ離れていたと思います。例えば・・・1979年に行われた、YMOのワールドツアー(TRANS ATRANTIC TOUR)。その映像を私が初めて見たのは、1980年頃、某関東ローカル局のテレビ番組で、だったのですが・・・「UHF波」で送られてきたその映像は、通常の「VHF波」(現在で言う、地上波「アナログ」テレビ)に比べて劣悪だったなぁ・・・そんな事を、懐かしく思い出しました。まあ、今回に限らず・・・“あの3人”が、その活動の要所要所で、周りの期待を色々な意味で裏切り続けてきた事は、“あの3人”のファンの方ならご承知の事と思います(その最初が、その時の模様が本写真集にも収められている“写楽祭”でしょうか)。この写真集でも、“紙質”の他にも、一見ちょっと驚く“演出”が施されています。本の後半、78ページに渡って延々と続く、“白紙”の頁・・・この写真集を手に取られた方は、この“白紙”の頁から、どの様な印象を抱かれるでしょう私はですね・・・『“あの3人”と、鋤田正義さんの活動は、今後も続いていくのだな・・・』そんな事を感じ、ちょっと嬉しくなりました。あ それから、もしかすると、YMOが結成された19"78"年に因んでいるのかも・・・“あの3人”と、鋤田正義さんの今後の更なる活躍を、私は願っています。
2010.07.31
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今年の4月から、NHK教育テレビ等で「“schola” 坂本龍一 音楽の学校」という番組の放送が始まった事を、ご存知の方も多いと思います。一ヶ月ごとに、放送内容のテーマが決められており・・・4月は「バッハ」、5月は「ジャズ」、でした。この番組、commmonsから随時発売されているCDシリーズ、「commmons:schola」との連動企画の様ですね。 この番組、6月のテーマは、「ドラムス&ベース」です・・・YMOファンの方なら、“ピン”と来る事でしょう。そう、この6月の計4回シリーズの放送では、ゲストとして高橋幸宏さんと細野晴臣さんが登場されています。さらには、ピーター・バラカンさんまでYMOファンの私としては、これは観ない訳にはいきません。録画して観ました。シリーズ第1回の放送を観て、ビックリ仰天しました。何と・・・番組のラストに、「Yellow Magic Orchestra」名義のバンド(“例の三人”+小山田圭吾+権藤知彦)が、“千のナイフ”を演奏・・・私は思わず、テレビ画面に向かって両手を合わせながら聴きました(ホントかぃ)。シリーズ第2回の放送ではザ・ビートルズの「ハロー・グッドバイ」、第3回ではスライ&ザ・ファミリー・ストーンの「サンキュー・フォー・トーキン・トゥ・ミー・アフリカ」の「Yellow Magic Orchestra」名義のカバー演奏が放送されていました(このCDに収録されているものと音源が同じかどうかは分かりません。済みません)。さて・・・本シリーズの最終回(第4回)の放送は今夜(6/19(土))ですが、「Yellow Magic Orchestra」名義の演奏はあるのでしょうか。あるのならば、何を演奏してくれるのでしょうか・・・テレビの前で正座して、楽しみに待ちたいと思っている私です
2010.06.19
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(今日は日曜日ですが、記事のテーマの関係で、“昨日の日付と曜日”で失礼致します)まあ、新曲といっても・・・発売は4月14日でしたから、もう1ヶ月以上経ってるんですけれどね (左:初回限定版(売り切れ) 右:通常版私ですか ええ、一応予約しまして、“左”を入手致しました・・・)4月末~5月初めの大型連休シーズンに、この新曲のプロモーションのためでしょうか、結構テレビ番組等への出演が相次ぎましたよね。Perfumeの3人。その際に聞いた話を総合しますと・・・“DOUBLE A-SIDE SINGLE”と称された今回のシングルCD。先に、アパレルブランド“NATURAL BEAUTY BASIC”のCM曲である「ナチュラルに恋して」が構想されていたのだそうで。で、その後、カップリング曲については・・・“ナチュラル”と反対の、“不自然”というコンセプトが着想され、「不自然なガール」がつくられたのだそうで。楽曲自体を聴いても、そのコンセプトの違いには興味を惹かれますが・・・YouTubeを通じ、徳間ジャパンコミュニケーションズさんから公開されているプロモーションビデオを見ると、より一層そのコンセプトのコントラストを感じる事ができると思います。「ナチュラルに恋して」「不自然なガール(楽曲の最初から1分半程度)」結成10周年、メジャーデビュー5周年のPerfumeの今年にも、引き続き注目していきたいと思っている私でございます・・・<追伸>YouTubeを通じ、徳間ジャパンさんから公開されている動画の中には、“NATURAL BEAUTY BASIC”のCMスポットもあります。本来、そのCMスポットは4種類ある様なのですが、徳間ジャパンさんから公開されているのは、次の3種類です。「RUNWAY DANCEのっち篇」「RUNWAY DANCEかしゆか篇」「RUNWAY DANCEあ~ちゃん篇」5月16日(日)10:30頃現在、それぞれの動画の“再生回数”は、「170,253」、「222,998」、「151,316」となっておりますが・・・これらの数字は、メンバーそれぞれのファンの数を反映しているのでしょうか個人的に、興味深いです。
2010.05.15
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最初の結成から、30年以上も経っているYMOですから・・・ 古今東西、YMOの楽曲は、さまざまな形でカバーされています。先ほど、ちょっと私の所有物を調べてみたのですが・・・ 「カバー」、そして、「パロディ」の様なものも含めれば、私が持っている、そんなアルバムの数は10を超えます(以前ご紹介した、“初音ミク”盤もあります・・・)。さらに、カバー“アルバム”としてではなく、YMOの特定の曲を単発でカバーしたものも含めれば、私も知らないものが、まだまだたくさんあるでしょうから・・・YMOの楽曲のカバー数は、相当な数に上ると思います。そんな中、先日私は、こんなアルバムを聴きました。リンク先の説明によれば、これは、女性三人によるパーカッションアンサンブルトリオ“minimums”による、YMOのカバーアルバムです。CDには最小限の情報しか書かれておらず、“minimums”が何者なのかほとんど分からないので、 minimums の公式HPへ行ってみました。ほー、三人とも、国立音大のご出身・・・ 2000年代の初めから活動を始め、実績もあり、一定の評価も受けていらっしゃる様ですね。CDの内容ですが・・・収録曲には、“原曲”が“歌詞付き”の曲もありますが、本アルバムはほぼ“インストゥルメンタル”です。旋律を奏でる楽器はマリンバで、とてもアコースティックな雰囲気を醸し出しています。しかしその一方で、リズム楽器を使ってビート感を出し、“原曲”が“テクノポップ”である事への配慮がキチンとなされている点が、私には嬉しかったです。そして今回、私が一番驚いたのが・・・本アルバムの3曲目に収録されている、「Technopolis」のアレンジです。3曲目の冒頭、流れてきた音楽は、聴き慣れた「Technopolis」のイントロではなく・・・モーツァルト作曲、交響曲第25番の第一楽章。それが16小節()ほど演奏された後に、音声処理の施された“TOKIO”のシャウト。その後、モーツァルトと「Technopolis」とが、交互に表に出てくる、といった感じです。合いますね 「Technopolis」とモーツァルトこのアルバムの演奏のみならずアレンジを手掛けていらっしゃるのは、“minimums”のお三方なんですが、その非凡なセンスには思わず脱帽でした。このアルバム、“minimums”さんが発表された“何枚目か”のアルバムだと思うのですが・・・『他のアルバムも聴いてみたい』、私個人としては、そんな事を思った、素敵な作品でした。
2010.03.20
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(曜日テーマの関係で、昨日の日付けで記事をUPさせて頂きます)ちょうど2年ほど前、当ブログの土曜日に、こんな記事を書かせて頂いた事がありました。そして、今年度は・・・おー 教授の受賞が決まったそうです。坂本龍一、文部科学大臣賞を受賞文化庁の発表内容はこちらです贈賞理由を見ると、今回主にこの活動が評価を受けている様ですね。 振り返れば、昨年は本当に精力的に“ソロ活動”を展開されていた教授。まさに、自身の“集大成”といった気持ちで、国内、そして海外と、ライブツアーを回られていたのでしょう。今回それが評価された事は、ファンとして、本当に嬉しい限りです。今年の“年頭”には、「年々リスナーとしてどんどん音楽を聴かない&興味がなくなってきている」「年々作り手として音楽を作るのが大変になってきている」なんておっしゃていた教授ですが・・・これからも、“適度に”頑張って、我々に素敵な音楽を聴かせて欲しいと思います。改めて、教授、受賞おめでとうございます
2010.03.13
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いやぁ・・・ 初めは、買うつもりは全くなかったんです、本当に。しかし・・・ 買ってしまいました。これです。昨年行われた、Perfumeの「直角二等辺三角形TOUR」の(追加公演を除く)最終公演の模様を中心に収録したDVDです。私のブログの昨年の記事をお読み頂いている方なら・・・その公演が行われた2009年10月15日、私が“現地(横浜アリーナ)”の客席に居た事は、ご存じだろうと思います(その時のブログ記事は、こちらなど)。なので、改めてDVDで当日の内容を振り返る必要はないだろう、と思っていたんですが・・・Perfumeが所属しているレコード会社、「徳間ジャパンコミュニケーションズ」さんの術中にはまってしまった、という感じでしょうか。徳間ジャパンでは、所属歌手・アーティストの情報を、YouTubeを通じて“スポット動画配信”という形で流している様です。今回の「直角二等辺三角形TOURの」DVDに関しては、この様な動画が配信されています。当日のライブの、「ワンルーム・ディスコ」のパフォーマンスの模様を約1分半、見る事ができます。私こと、偶然、これを見てしまいまして・・・『あぁ、3人とも、とても生き生きとした、いい表情してるなぁ・・・』と、思ってしまった訳なんです。(出費したかどうかの話は置いといて)私はこれまで、Perfumeのライブ関係の“動画”は色々見てきましたが、今回の、徳間ジャパンの配信している動画の中の3人が、これまでで最も生き生きとしている、私は、そんな気がしました。そんなライブの内容は、私はその“当日”に“現地”で体感しているんですが・・・DVDで、その時の“充実感”をもう一度味わいたい、そう思ってしまった訳なんです。とはいえ、この不景気なご時世。“発売日前日”まで迷いました。しかし・・・買ってしまいましたDVDの内容は・・・ 私にとっては、期待通り、でした。MC前などに3人が見せる、長い長い、深い深い“お辞儀”も、収録されています。“上、下、上、上、下、上、下、下”も、収録されています。アンコールが終わって3人がステージから姿を消す直前の、あ~ちゃんの、「みんな~、明日からまたガンバローねー」も、収録されています。皆さんも、機会があれば・・・レンタルショップで借りるなどして、ご覧になってみてはいかがでしょうか
2010.01.23
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(11月1日にUPした“前編”の続きです)このアルバムの制作者さん(以下、“HMOさん”と略させて頂きます)のご苦労された事のひとつが、収録曲の“選曲”ではなかったか、と、私は思います。“インストゥルメンタル”が多いYMOの代表曲の中から、いかに「初音ミク」の“ボーカル”が生きるナンバーをチョイスするか・・・その点に恐らく、ご苦労があった事と私は思います。で、具体的には・・・本アルバムでは、1978~1983年の間に発表されたYMOの音源(ライブ音源も含みます)で、“少しでも”ボーカルやボイスが“乗っかった実績のある曲”が中心に選ばれている様です。また数曲、散開ライブでは演奏されなかった()ボーカル曲も採用されている様です。そんな事を踏まえつつ、本アルバムは・・・完璧な「散開ライブのサウンドのコピー」と、それだけにとらわれない「大胆な編曲」が、聴きどころだと私は思います。1曲目の「PROPAGANDA」、本来は“完全に”インストですが、本アルバムでは、音声処理を施した“ボイス”が乗っかっています。よく聞き取れないので、何をしゃべっているのか詳細はよく分からないのですが・・・初期YMOのライブのアンコール前などに存在した、“MC”の雰囲気を感じる事ができます。2曲目の「TONG POO」、これもライブなどで演奏される際には“完全に”インストですが・・・YMOのファーストアルバム「YELLOW MAGIC ORCHESTRA(US盤)」に収録された「TONG POO」には、その中間部に“女性ボーカル”が挿入されていた事をご記憶の方もいらっしゃるでしょう。その“女性ボーカル”が本アルバムでは、「初音ミク」版で収録されています。YMO自身ならできなかった、あるいは、しなかった、そんな編曲が本アルバムのあちこちに散りばめられているのは、当時を知るファンとしては、嬉しく懐かしいところです。9曲目の「KEY」、これはYMOのボーカルナンバーです。歌詞は本来、全て“英語”ですが、本アルバムでは、曲中、何箇所か出てくる、「What do you say?」という歌詞が、一箇所、「ナニ言ってんの」と変えられていたのが、「初音ミク」の自己主張、という感じで、面白かったです。そんな中、本アルバムで私が一番驚かされたのが・・・トラックナンバー、「13」と「14」です。 一応、「13」が「NICE AGE」、「14」が「TECHNOPOLIS」と、クレジットされていますが・・・実際にはこの二曲、明確に分ける事ができません。なぜなら・・・この二曲、“メドレー”というか、もう、“融合”してしまっているから、なんです。トラック「13」に入ると、暫しの静寂の後、「磁世紀」のイントロを思わせる音が流れてきます。そして、予想と違う音が流れてきた事に対する疑問を処理する間もなく、いきなり・・・「TOKIO」というシャウトと共に、「TECHNOPOLIS」のイントロが流れ始めてしまうんです。『お、おいおい、「NICE AGE」じゃないのかぇ』と思っていると、「TECHNOPOLIS」のイントロ部分終了後に、これまたいきなり、「NICE AGE」のボーカル部分がつながるんです。・・・これには私も、いい意味で、呆気にとられるしかありませんでした。その、全く違和感のない曲の繋ぎ目の処理も、見事だと思います。「NICE AGE」がフルコーラス歌い終わられた後は、またいきなり曲が戻り、「T、E、C、H、N、O、P、O、L、I、S、・・TOKIO」いやぁ、いい意味で、完全に裏をかかれましたね。私は、もう、『や、やられたぁ・・・』という感じでした。本アルバムが、「初音ミク」のファンの方々にどの様な受け取られ方をしているのかは、よく分からないのですが・・・昨年12月にコミケで本アルバムの自主制作盤が早々に売り切れてしまった、という事実から考えると、「初音ミク」と「YMO」のコラボは、概ね好意的に受け入れられた様ですね。それはとりもなおさず、“HMOさん”の高いクリエイティビィティーの賜物だと、私は思います。“第二弾”の予定は、ないんでしょうか・・・もし出たら、また手に入れて聴いてみたいと思っています。
2009.11.03
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いや~、「初音ミク」という名前は聞いた事があり、どんな“者”かは漠然とは知ってはいましたが、まさか今回、その関連CDを手に入れて聴く事になるとは、夢にも思いませんでした。これです。初音ミクオーケストラ 「あ~あ、Perfumeに飽き足らず、今度は初音ミクかぇ」と、今思ったあなた ちょ、ちょっと待って下さい。ちょっと聞いて下さい。これ、YMOのカバーアルバムなんです。しかも、由緒正しい・・・CDのクレジットを見ると、“Thanks”の欄に「Hideki Matsutake(Logic System)」、「Peter BaraKan」という記述がありますし・・・“Special Thanks”の欄には、「Haruomi Hosono」、「Yukihiro Takahashi」、「Ryuichi Sakamoto」という記述もあります。Wikipedia情報によれば、このアルバム制作にあたり、制作者(HMOとかの中の人。(PAw Lab.))さんが、“あの三人”から直接許可を得ているのだそうで(“HMO”とは、“Hatsune Miku Orchestra”の略なのだそうです)。そして、完成したアルバムの出来には、かつて“4人目のYMO”と言われた松武秀樹さんが絶賛・・・私も聴きましたが、非常に完成度が高く、かつ、制作者さんのYMOに対するリスペクトをひしひしと感じる、そんな内容に仕上がっていると思います。CDジャケットを見て“ピン”と来た方もいらっしゃると思いますが・・・ジャケットが、YMOのファーストアルバム、「YELLOW MAGIC ORCHESTRA(US盤)」のパロディになっています(裏ジャケも、そうなっています)。 そして、そのアルバムの内容は・・・収録曲の曲順を見て“ピン”と来た方もいらっしゃると思いますが・・・そのサウンドは、1983年に行われたYMOの“散開”ライブ時の音がベースになっています。しかし、単なるコピーに留まらず、色々な志向が凝らされていて・・・当時のYMOを知る方であれば、とても楽しめる内容に仕上がっていると思います。私が特に楽しめた点を、いくつかご紹介してみたいと思います。(後編に続きます)
2009.11.01
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“あの三人(教授、ユキヒロさん、細野さん)”は、その方の事を“トノバン”というニックネームで、いつも呼んでいると思います。“あの三人”と、その方の仕事上の接点というと・・・YMO結成以前、その方が率いていた「サディスティック・ミカ・バンド」、「サディスティックス」にユキヒロさんが参加していた事は、ご存知の方もいらっしゃると思いますが・・・1978年のYMO結成以降から現在に至るまでは、接点はあまりなかった様に思います。唯一、私が思い出す事ができるのは・・・当時、一世を風靡した「スネークマン・ショー」の↓このアルバムに、YMOとあの方の楽曲が、それぞれ一曲ずつ収録されている、という事だけです。YMOの曲は、オリジナル(磁性紀)ですが・・・その方の曲は、シャンソンのスタンダードナンバー(メケ・メケ)のカバーでした。ナゼか、歌唱が“Dr.ケスラー”というクレジットになっていた事も思い出します(契約上の問題でもあったのでしょうか)。“業界の第一線で、次から次へと新しい事に挑戦し続ける”という音楽へ対する姿勢は、“あの三人”も、その方も、共通していると思うのですが・・・どちらかというと“あの三人”は、外の事はあまり気に留めず内を向いて、いい意味で、自分の好き勝手にやっている、という印象が私にはあります。一方、その方は・・・常に外を向いて、外の事を気に掛けながら第一線を走り続けてこられた、そんな気がします。それだけに、その方の仕事の成果は、とてもポピュラーなものが多い反面・・・その方ご自身は、常に外からのプレッシャーと隣り合わせ。しかも、「自分の納得できる作品を、世に送り出さなければ・・・」という義務感、使命感を、常にご自身の中に持っていらしたのではないかと思います。私は、それが今回、この様な結果を招いてしまった原因のひとつの様な気がしてなりません。私は今まで、その方ご自身、並びにその方が参加されたグループ、ユニットの“単独名義”の音源って、持っていなかったのですが・・・今回、↓こんなCDを入手して、その方の音楽の原点に触れてみようと思っています。しかし、ザ・フォーク・クルセダーズの大ヒット曲、「帰ってきたヨッパライ」、もうシャレや冗談では聴けなくなってしまいましたね(なぁ、おまえ・・・)。加藤和彦さんのご冥福を、謹んでお祈り致します。
2009.10.24
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(20日(火)にUPした“中後編”の続きです)(オヤジみたいな事を言って恐縮ですが・・・ まあ私は“正真正銘”のオヤジなんですが・・・)とにかく、毎度毎度感心させられるのは、Perfume3人の“謙虚さ”、“礼儀正しさ”です。今回のライブ、アンコールの前後も入れれば合計5回程度、“MC”の時間帯があったのですが、毎回毎回その冒頭には、「ありがとうございました」と言いながら腰を90度曲げ、客席に向かって深々と“約10秒間”お辞儀をしている3人の姿がありました。そんな姿に、好感を抱かない人はあまりいないでしょう。そんな姿勢が根本にある、Perfume3人のステージ。とても気さくなトークと、クオリティの高いダンスパフォーマンス。「一緒に楽しみたい」、「応援したい」という気持ちが、自然に湧いてきます。そんな気持ちを胸に抱いたお客さんが、この日、約1.7万人、客席にいたのだと思います。そのほとんどは恐らく、「一緒に楽しみたい」、「応援したい」という気持ちが、少なくとも私よりも強い人たちばかり。加えて、この日は、“一応”、直角二等辺三角形TOURの最終日。ステージ上の3人と、お客さんたち、互いに期するものがあった事でしょう。当日のホール内の“一体感”には、スゴいものがありました。その“一体感”は、ライブ終盤のMCの時の、のっちの、こんな言葉にも表れていたと思います。「今日来てくれたお客さんとは、今日だけで終わりたくないです。また会いましょう。またぜひ、ライブに来て下さい。」(度々話に出して恐縮ですが)昨年11月の武道館公演の時は・・・恐らくPerfumeにとって、キャパが1万を超えるホールでの初めてのライブ。3人は、“一生懸命”、“無我夢中”という感じではなかったか、と、今になって思います。今回の横浜アリーナ公演では・・・ライブ終盤、満面の笑みを浮かべていた3人、そして・・・アンコール終盤、感極まっていた3人。約1年前の公演では(私の記憶では)見る事がなかった3人の姿が、そこにはありました。3人の心の中にも、「やり切った」、「出し切った」、という充実感があったのだと思います。そんな姿に、私は、約1年前から確実に、そして、大きく成長した3人を見る思いがしました。「みんな~、明日からまたガンバローねー」アンコールを終えて舞台を降りる間際に、あ~ちゃんが客席へ向かって叫んだこんな言葉を胸ポケットへしまい、家路についた私だったのでした。今後も、Perfumeの活動・動向については、見守っていきたい、そう思っています。<お詫び>す、済みません。記事中でライブMC中の、あ~ちゃんとのっちの発言については少しご紹介できたのですが・・・記事の作成・進行上、かしゆかの発言についてご紹介できなかった事を、お詫び致します。とにかく、ライブ終盤は感極まって、顔をくしゃくしゃにして・・・「ありがとう、本当に、ありがとうございます・・・」と、声を振り絞るのがやっと、という感じでしたね・・・<追伸>既にご存じの方も多いと思いますが・・・今月29日(木)と30日(金)に横浜アリーナで、「直角二等辺三角形TOUR」の追加公演が行われる事になっています。その追加公演で、初めてPerfumeのライブを観にいく、という方のために、ひとつ、ライブ中の“お約束”をご紹介してみたいと思います(まあ、ライブ中に“練習タイム”があると思いますが・・・)。「Puppy love」の“サビ”で使う、お約束です。“上、下、上、上、下、上、下、下”以上でございます・・・
2009.10.21
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(19日(月)にUPした“中編”の続きですが、済みません、やはり“中後編”とさせて頂きます・・・)ロックやポップス系のライブで、アーティストが場を盛り上げようとして口にする言葉の種類、いくつかありますよね。例えば・・・「みんな、楽しんでるぅ」「盛り上がっていこうぜぃ」「声出して、歌ってネ~」「Everybody say」そんな言葉のひとつに、「みんな、踊ってぇ」というのを、私も聞いた事があります。しかし、今回その“踊る”という言葉を、まさか“お客さん側”から聞かされるとは思いませんでした。確かに、よく考えてみると、Perfumeをはじめとする“中田ヤスタカ”さんの楽曲は、主に“クラブサウンド(少し古めかしく言えば、“ディスコサウンド”)”ですよね。という事は・・・踊る事を前提としてつくられた楽曲だ、とも、言えると思います。私は趣味として、色々なジャンルの音楽を聴いて楽しんでいますが・・・クラシックの様に“傾聴して楽しむ”音楽もあれば・・・歌ったり踊ったり、“身体を動かして楽しむ”音楽もある訳ですよね。今まで私は、その事を頭では理解していたつもりだったんですが・・・今回改めてその事を、その“女性二人連れのお客さん”に教えてもらった様な気がしました。『そう、Perfumeの音楽は、踊って楽しむ音楽、なんだよな』そんな思いが私の頭の中に浮かんできた瞬間・・・『もう、“口パク”の事なんかどうでもいい、関係ない』という気持ちが、私の身体中を満たし始めました。その後は、もう、思い切り楽しみました。Perfumeのライブを。えっ 「踊ったのか」っていや~、他の人が見たら、とても踊っている様には見えなかったでしょうけれど、“私なりに”身体を動かして、楽しませて頂きました。手を高く振り上げたり、曲の“お約束の場所”でジャンプしたり・・・少し風邪気味でノドが痛かったので、声は出せなかったんですけれどねこの日のライブで流れた曲は、23曲ぐらいだったでしょうか。衣装換えのタイミングで流されるなど、Perfumeのパフォーマンスがなかった曲も数曲ありましたが、あの、“独特”の振り付けで踊る、“3人”のパフォーマンスを見る事ができた曲は、20曲を超えていたと思います。20曲以上もあれば、一箇所か二箇所ぐらい・・・『あっ、今ちょっと間違えたかな』と思う様な箇所があっても不思議ではない、と、思うんですが・・・私が見ていた範囲では、この日は、それが全くありませんでした。それどころか・・・この日のPerfumeの3人のパフォーマンスには、いい意味での“余裕”すら感じました。今回のツアーを経て、そのパフォーマンスが“熟成された”という事なのだと思います。特に・・・当日のライブ終盤に出てきた曲、Perfumeがブレイクするきっかけになった「ポリリズム」。ちょっと表現が適切でないかも知れませんが・・・3人の、その、しなやかで流れる様な身のこなし。日本舞踊でも踊っているかの様でした。あと、私が印象に残った曲を2曲ほどご紹介してみます。この日のライブでは、「SEVENTH HEAVEN」という曲が出てきました。恥ずかしながら・・・ 私はこの曲、今回のライブで初めて聴きました。“そういう題名の曲がある”、という話自体は聞いていたんですが・・・この曲、私が持っている“メジャーデビュー後”に発表されたPerfumeのアルバム3枚中には、収録されていないんです。ライブから帰ってきて、改めて調べてみたら、あらら・・・シングルCD「ポリリズム」のカップリング曲だったんですね。今頃こんな事言ってて、申し訳ありませんです・・・それから、最新アルバム「トライアングル」に収録されている「I still love U」。今回のライブでは、“新曲”としてパフォーマンスされていたと思うんですが・・・私は、このCD付属のDVDで、その曲の“振り無し”のプロモーションビデオを見ていたので、“振り付き”の「I still love U」に、ちょっと意表をつかれました。エスニックなテイストの振付が、印象的でした。※リンク先は「中古盤」ですそうそう、もう1曲だけ・・・Perfumeのライブでは、インディーズ時代から「ジェニーはご機嫌ななめ」という曲がパフォーマンスされている様です。今回のライブでも出てきました(昨年の武道館でも)。インディーズ時代に発表されたシングルCDに収録されているのですが・・・この曲の“オリジナル”を聴いた事のある方は、どれぐらいいらっしゃるでしょうね。オンタイムで“オリジナル”を聴いていた私としては、Perfumeのライブでこの曲を聴いて、『あー、懐かしいなぁ・・・』なんて思ってしまう訳でございます。(続きます。こ、今度こそ“後編”の予定です・・・)
2009.10.20
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(17日(土)にUPした“前編”の続きですが、済みません、“後編”の前に“中編”を挟ませて頂きます・・・)“前編”の記事中で、私は今回が“初横浜アリーナ”だ、という趣旨の事をお話ししましたが・・・いや~、こういうのを“ビギナーズ・ラック(beginner’s luck)”と言うのでしょうか。当日、チケットを片手に自分の座席の場所を確認して、ビックリしました。当日の横浜アリーナの客席配置は、概ね“Aパターン”だったと思うのですが・・・私の席は、フロアレベルの“センター席”でした。まあ、センター席の中でも、“後ろの方”ではあったのですが・・・(話が前後しますが)開演中、Perfumeの3人がステージの“最前部”まで出てくると、いや~、 近い、近い、近いこんなにいい席、私は今まで、『ライブ主催者や関係者、ファンクラブなどが全て押さえるんだろうなぁ』と、思っていたのですが、そうでもないんですね。本当にビックリしました。という訳で、ライブを楽しむには、条件的には「万全の体勢」が整っていたのですが・・・開演直前、私の心の中には、一抹の“不安”がありました。昨年の武道館ライブの時に、一旦納得したつもりだったのですが・・・客電が徐々に落ち、ほぼ完全にホール内が暗転した後、まずは場内に「Take off」が流れ始めます。その時点で、もちろん、客席は“総立ち”。舞台奥のスクリーンには、曲に呼応する形で映像が映し出されます。スクリーンの映像は徐々に縦に“三等分”され・・・舞台下手(向かって左)から、「かしゆか」、「のっち」、「あ~ちゃん」の映像になります。その、“映像”の三人が、ある瞬間に“本人達”に切り替わる、という演出を経たのち・・・曲が「NIGHT FLIGHT」に移ります。イントロの後の、“ボーカル”なんですが・・・『やっぱり、口パクかぁ・・・』私の頭の中には、演奏会とかコンサートとかライブは、まず第一に“聴くもの”という観念がありまして、それに照らし合わせると、やはり“生の”ボーカルが聴けない、というのは・・・そこには、ほんの少しですが、ガッカリしている私がいました。しかし、私も単純でして・・・その“ガッカリ”は、あまり間を置かずして、今度こそ本当に“解消”される事になります。5曲ほどパフォーマンスが終了した後、暗転していたステージが明るくなります。Perfume3人の“MC”が始まります。ひと通りの挨拶を終えた後・・・Perfume3人が、舞台上手側から順々に、客席のお客さんたちを“個別”にイジリ始めました。「わぁ~、ツアーTシャツ着てくれてるね、ありがとぉ~」「あ あなた 昨日も来てくれてたよね、ありがとぉ~」といった感じのライトな“イジリ”もありましたが、中には、“お客さんインタビュー”の様な、ファンにとっては堪らないと思われる“イジリ”もありました。例えば、こんな感じです。「あなたが持ってる、私たちの名前が書いてあるプラカードみたいなヤツ、素材は何ですか紙 布 ちゃんと質問に答えなさい」そんな“お客さんインタビュー”の中で、Perfumeの3人が、二人連れの女性にインタビューした時がありました。歳は、少なくともPerfumeの3人より上でしょう。派手でもなく地味でもなく、カッコイイ感じにキメているその女性二人に、あ~ちゃんがこう質問しました。「今日は、何をしにいらしたんですか」一見、スゴい質問ですよね。「あ~ちゃんらしい質問だなぁ」と、会場からは笑い声が起きていましたが・・・その女性二人連れは、ごく普通に、こう答えていました。「踊りにきました」その“答え”が、私には新鮮でした。(続きます。次こそ“後編”か? もしかすると、“中後編”かも・・・)
2009.10.19
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えぇ、昨年11月6日(木)の“日本武道館”一回こっきりのつもりだったんですが・・・私、これまで「横浜アリーナ」って、一度も行った事がなくて・・・『いい機会だ』と思って、“ダメもと”でチケット入手を試みたら、購入できてしまったんです。なので・・・ 折角なので・・・先日の10月15日(木)、横浜アリーナへ行ってきました。え えぇ、Perfumeの「直角二等辺三角形TOUR」の、“一応”、最終日公演です。開場時間の17時30分を少し回った頃に、私は目的地に到着したのですが・・・会場入り口前は、人でいっぱい。ただ、昨年11月の“武道館”、今年5月の“代々木第一”など、大きなホールでの公演を既に“スタッフ”も“ファン”も経験しているせいでしょうか。大きな混乱は、なかった様です(“武道館”の時は、会場の周りの道路にまで、人が溢れ返っていましたからね・・・)。中に入ると、ツアーグッズ売り場は長蛇の列。一応私もその列に並び、ツアーパンフのみ購入しましたしかし、その“グッズ売り場”を抜けると・・・ツアー会場限定販売の、Perfume三人のフィギュア型マスコットチェーン(マスコットキーホルダー)なるものが“ガチャガチャ(ガシャポン)形式”で売られていました。これ、昨年11月の武道館公演の時にも(多分、別デザインのものが)販売されていたのですが、開場早々に売り切れていました。今回は、まだ売り切れていなかったので、恥ずかしながら・・・私の足は、思わずその売り場に向かってしまいましたマスコットチェーンの種類は、3バージョン全9種類ありました。マスコットが、「GAME」、「NIGHT FLIGHT」、「ワンルーム・ディスコ」それぞれの曲の振付(あるいはCDのジャケット写真)の格好をしているので、“3バージョン”。その3バージョンごとに、「かしゆか」、「のっち」、「あ~ちゃん」それぞれが別売りされているので、“9種類”という訳です。私は、数回に分けて中身を確認しながら何個か購入する羽目になったのですが(やはり購入するなら、同一バージョンで3人分そろえたいですからね)・・・「GAME」バージョンが、運良く3人分そろいました・・・ええと、私は横浜アリーナへ何しに来たんでしたっけあぁ、そうそう、Perfumeのライブでした・・・(“後編”に続きます)
2009.10.17
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前回、火曜日の記事の中で、『某CDの発売に気が付かなくて“一生の不覚”』という話をしましたが、そういう事になってしまった理由のひとつは・・・このCDの発売の事が、気になっていたからかも知れません。済みません。“テクノポップ”、“メンバー三人”繋がり、という事で、今回はまたPerfume関連のお話でございます・・・ (左:初回限定盤 ※リンク先は“中古盤”です 右:通常盤)前作から約1年3ヵ月。今回のアルバム“トライアングル”、どの様な内容に仕上がっているのか、興味深く聴かせて頂きました(前作発売時の“反省”を踏まえ、今回私は“初回限定盤”を予約購入致しました・・・)。私の感想を、まず簡単に申し上げますと・・・前作“GAME”に比較して、中田ヤスタカさん(プロデューサーであり、全楽曲の作詞・作曲者)のカラーが色濃くなっている、そんな印象を受けました。また、アルバム中で、今後のPerfumeの方向性を模索するための、いくつかの“試行”がなされている、そんな感想も持ちました。中田ヤスタカさんのカラーが特に色濃い楽曲としては、1曲目の「Take off」や10曲目の「Speed of Sound」が挙げられると思います。両曲ともほとんど“歌詞のない”曲で、Perfumeの三人の“声”は、曲を構成する“音”の一部として使用されている、そんな印象です。言い換えれば、“中田さんの得意技を駆使した曲”と、言えるかも知れませんね。もう少し言ってしまえば・・・『Perfumeのアルバムに、なぜこの様な曲が収録されているのか』と、一瞬戸惑う様な曲、とも、捉える事ができると思います。しかし、その一方で・・・“サウンド重視”という印象が強かった前作に比較すると、Perfumeの歌唱をじっくり聴かせる、そんな曲も収録されている、と、私は思います。既にシングルカットされている三曲はもちろん・・・5曲目の「NIGHT FRIGHT」や8曲目の「I still love U」に、そんな印象を私は持ちました。12曲目の「願い」に至っては・・・恐らくは、“パフューマー”歴の長い方々にとっては、大事な曲のひとつだと思いますが・・・シングルとしては約3年前に発表されている、「wonder2」に似た雰囲気を感じました。という訳で、私なりにまとめますと・・・作品としての“統一感”よりも、楽曲の“多様性”を重視したアルバム、そんな気がします。色々な方法を模索しつつ、アーティストとしてのPerfumeも、プロデューサーとしての中田ヤスタカさんも、成長・進化しようとしているのでしょうね。次回作も、楽しみに待ちたいと思います。<追伸>“初回限定盤”にはCDの他に、特典映像を収めたDVDが付いています。その中で私は、「I still love U」のプローモーションビデオの“NGテイク()”を興味深く拝見しました。映像は、恐らく曲を流しながらの“一発撮り”。幻想的なカメラワークと、白い衣装を身にまとった三人。全体的に、大人びた雰囲気なのですが・・・その途中で、恐らくスタッフによって仕掛けられた“ハプニング”。それに対する三人のリアクションが、まさに“三者三様”・・・そのハプニングが可笑しくて仕方がない、という感じでひたすら笑いを堪える“のっち”。ハプニングが起きた事にただただ驚いて動揺を隠しきれない、という感じの“かしゆか”。「なに 何なの」と、何が起きたのかをスタッフに盛んに確認しようとする“あ~ちゃん”。しかし三人とも、伊達に下積み時代が長くないですねぇ・・・そう、カメラは回っていますから・・・曲のエンディングまでには表情を元へ戻し、大人びた雰囲気で撮影を終えるあたりに、三人の“プロ根性”を見た思いがした、そんな感想を最後に付け加えさせて頂きます。
2009.07.25
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YMOファンの方なら、ご存じだろうと思います。1979年に発表されたこのアルバムに収録されている「ビハインド・ザ・マスク」という曲。当時、私はこのアルバム、ほぼ“オンタイム”で買って聴いていました(ちなみに“当時”、このアルバムはCDではなく“LPレコード”でした・・・)。「テクノポリス」、「ライディーン」といったドライブ感あふれる曲に比べると、「ビハインド・ザ・マスク」は、当時のYMOにしては珍しい“バラード調”の曲だった様に思います。ですから・・・YMO“散開”後の1986年、教授のソロライブツアーで取り上げられた「ビハインド・ザ・マスク」がとてもポップに、ダンサブルに、ソウルフルに“変貌”していたのをこのライブアルバムで聴いた時には、とてもビックリしました。坂本龍一/メディア・バーン・ライブこの時の「ビハインド・ザ・マスク」には、YMO時代の歌詞に“補作”という形で手が加えられていました。また、アレンジが非常に“ポップ”になっていた事は、既にお話しました。これらの“補作詞付きアレンジ版”は、教授が手掛けたものではありません。YMO時代の「ビハインド・ザ・マスク」の作詞者、クリス・モスデルさんでもありません。もちろん、ユキヒロさんでも細野さんでもありません。ちなみに・・・この時に教授が採用した“補作詞付きアレンジ版”の「ビハインド・ザ・マスク」は・・・1986年にエリック・クラプトンが自身のアルバム「オーガスト」で、さらにその2年前の1984年には、グレッグ・フィリンゲンズという方が自身のアルバム「パルス」で、それぞれ採用し演奏・収録しています(一部Wikipedia情報です)。 本来であれば・・・この“補作詞付きアレンジ版”の「ビハインド・ザ・マスク」は、“1982年”に世に出ていたかも知れなかった、そんな事をご存知の方もいらっしゃるでしょう。そう、実際にその“補作詞”と“アレンジ”を手掛けた方自身のアルバムで・・・そのアルバム名は、「Thriller」。その方の名は、「Michael Jackson」。合掌
2009.06.27
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「あの3人」が“HASYMO”名義で出演する、という事で昨年話題になった、夏の野外イベント、“WORLD HAPPINESS”。今年も、「WORLD HAPPINESS 2009」として開催が決定し・・・「あの3人」は、今年は“Yellow Magic Orchestra”名義で出演するそうで。リンク先の情報によれば・・・チケット発売は、5月31日(日)午前10時から。チケット料金は、大人ひとり8500円・・・私はちょっと、行けそうにありません。8月9日ですもんね。暑い盛り、でしょうし・・・私の様な“オジサン”には、ちょっとキツいっす・・・イベント開催に先立つ7月29日、こんなコンピレーションアルバムが発売になるそうです。“Yellow Magic Orchestra”の曲も収録予定だそうですが・・・ 新曲なら嬉しいですね。・・・今年の秋か冬頃に、“単独”のライブの予定とか、ないのかなぁ・・・
2009.05.30
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(「最近、私のブログの更新が滞り気味な訳(その2)」というサブタイトルで、お届け致します・・・)今日は久しぶりに、Perfumeを話題に上げてみたいと思います。今月9日と10日に行われたPerfumeのライブ(国立代々木第一体育館2DAYS)、盛り上がったでしょうねぇ(え だから、私は行ってませんってば・・・)。そのライブ会場では、告知が多分あったのでしょうが・・・今年7月に、3rdアルバムが発売になるそうです。(いや~、既に楽天市場さんでは予約受付が始まっていますね。例によって「初回限定盤」と「通常盤」の2種類ある様です。上記リンク先は、楽天ブックスさん取り扱いの「初回限定盤」です)さらに、8月から10月にかけて、全国ツアーも決定している様ですね。最終日が10月15日(木)、横浜アリーナ、か。うむむ・・・()昨年11月の武道館ライブでは、「エスキモー pino」がスポンサーについていましたが・・・恐らく今年のライブも、「エスキモー pino presents」なのではないかと思います。pinoのCMに、Perfumeが出演していますから・・・TV等で、既にご覧になった方もいらっしゃるでしょうね。Perfumeの三人は、「pino airlines」という架空の航空会社のキャビンアテンダント(CA)という設定です)そのpinoがPerfumeをイメージキャラクターとして、現在キャンペーンを2種類実施中の様です。ひとつは、「マイレージキャンペーン」。“pinoを購入して外箱のマークを切り取ってハガキに貼って送ると、プレゼントがもらえる”という、よく見かけるキャンペーンです。もうひとつは、「PINO AIRLINES MOBILE FLIGHT」。“携帯電話で登録して架空の自分の空港をつくり、全国の登録メンバーたちと協力して飛行機を目的地まで飛ばす”、というゲームです。こちらは、単純なゲームで、別にプレゼントが当たるとか、そういったものではないんですが・・・(まあ、飛行機が目的地に到着すると、その飛行に携わったメンバー全員に携帯メールが届いて、10秒程度のスペシャル動画が観れて、Perfumeの待ち受け画像がもらえる、という特典はあるのですが・・・)ナゼか私、現在コレにハマっております。だから、当ブログの更新が現在滞り気味・・・(「最近、私のブログの更新が滞り気味な訳」シリーズ、これにて終了でございます・・・)
2009.05.16
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昨年12月、“YMO”名義の海外ライブがCDになって発売されましたが・・・その後、“あの3人”そろっての仕事の話は、聞こえてきませんね。今回は、最近の“あの3人”個別の活動状況を、私の知る範囲でまとめてみたいと思います。<教授の仕事>教授としては5年振りのオリジナルソロアルバムが、3月4日に発売されたそうです。そのアルバム発売を受けて、今月18日からは約1ヵ月ちょっとの予定で、教授の全国ライブツアーが始まっている様です。チケット発売状況は好調な様で、東京公演については“追加公演”が2日間、決定したそうですね。そのチケット発売は明日29日12時から(購入を予定されている方は、詳細はチケット発売会社等で必ず確認をお願いします)。私ですか 私は今回、断念しました。チケット一枚“8400円”ですもんね・・・ “破産”してしまいます・・・<ユキヒロさんの仕事>ユキヒロさんも3月11日、ソロアルバムを発表したそうですで、こちらは“ツアー”ではありませんが、ユキヒロさんの誕生日の6月6日に、渋谷でソロライブが予定されているのだそうで。こちらのチケット発売は、今日からだった様ですね(詳細はチケット発売会社等で確認をお願いします)。価格は“7350円”・・・ こちらも私は、断念です・・・<細野さんの仕事>最近の細野さん、完全にオリジナルのソロアルバム、の発表予定はない様ですが・・・ 4月29日に、細野さんの“歌謡曲”分野における仕事をまとめた、こんなアルバムが発売されるそうです。 ライブも、こちらも細野さんのソロではありませんが・・・「Springfields'09」という野外音楽イベントに、出演予定がある様です。4月29日は大阪、5月3日は東京。いずれも、チケット発売中の様です(詳細はチケット発売会社等で確認をお願いします)。チケット代、“6800円”か・・・ これもちょっと、私には手が出そうにありませんです・・・3人とも、今はそれぞれ自分個人の仕事で忙しい様ですね。『今年下半期あたり、3人そろった音楽を、(できれば生で)聴いてみたいなぁ』と、思っているのは、私だけでしょうか・・・
2009.03.28
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「YMOとその周辺」というカテゴリで記事を書いている以上、今回、あの話題に触れない訳にはいきません。“鈴木茂”容疑者、逮捕の件です。私自身、非常に残念で悲しいですが・・・ 法を犯した以上、法に基づいて裁きを受け、処罰を受け、反省して欲しいと思います。そして・・・自分が犯した行為の重大さをきちんと認識して、今後きちんと罪を償って欲しいと思います。“彼”の公式HPには今、謝罪文が掲載されている様です。“彼”の今の気持ちを知りたい方は、ご覧になってみて下さい。ところで・・・私自身、「YMOファン」である事を自認しておりますが・・・実は、“あの3人”のうちの誰かがバンドメンバーとして制作に関わった音源は、実はYMO結成の1978年“以前”のものについては、ほとんど耳にした事がないんです。ですから、ユキヒロさんが参加していた「サディスティック・ミカ・バンド」はもちろん、細野さんが参加していた「はっぴいえんど」も、実は、あまり聴いた事がないんです、恥ずかしながら・・・ですから、“彼”が「はっぴいえんど」に参加していた、という事実は知っているんですが、当時どういったギターを聴かせていたのかは、よく分からないんです・・・私が本格的に“彼”のギターを聴いたのは、このアルバムで、でした。“彼”や細野さんら複数のミュージシャンが制作に参加した、“オムニバス”的なアルバムだったと思います。2000年頃に、これもYMO“以前”に細野さんが参加していたバンド「ティン・パン・アレー」の“再結成的”ユニット「Tin Pan」が活動していたのですが、“彼”も、この活動にバンドメンバーとして関わっていました。そのアコースティックなサウンドを、私はこのDVDで聴きました。“彼”の事を、私は、国内を代表するギタリストのひとり、と思っているのですが・・・公式HPに掲載されている、“彼”の思いが周辺に伝わり、全てを償った後に、“彼”が音楽活動に復帰できたら・・・“彼”のギターがどんな音楽を奏でているのか、聴いてみたい気もします(こんな事を言うのは、時期尚早かも知れませんが・・・)。
2009.02.28
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本日の記事、昨年12月に予告した内容から変更してお届け致します。ご了承下さい。本日の記事の内容、実は昨年の3月から、書こうかどうしようかずっと迷っていたのですが、つい最近、一定の“解決”に落ち着いたので、“お知らせ”も含めて書こうと思った次第です。昨年の3月12日、こんなDVDソフトが発売された事は、当時私のブログでも触れさせて頂きました。私も当時、“予約”して買いました。このDVDの発売開始直後から、ネットなどで、これを購入した人たちの間でホットな話題になっていた事がありました。それは・・・“音ズレ”です。このDVDは2枚組なのですが、HASYMOのライブの模様は「DISK1」に収録されています。そのライブの映像と音声が、明らかにズレているんです。ラストに収録されている曲、「CUE」なんて、半拍近く音声よりも映像が遅れていた様に私には感じられました。発売元の“commmons”では当初、こんな内容の“お知らせ”と“見解”をウェブに公開していました(昨年の3月27日付だと思います)。しかし・・・私は個人的に、(友人に借りるなどして)“4種類”のDVDプレーヤーでこの問題のDVDソフトを再生してみたのですが、いずれの場合も“音ズレ”現象が確認できました。DVDソフト自体に問題がある事は明白だと、私は思っていたのですが・・・『まあ、歴史的ライブの“音声”はきちんと聴ける訳だし、諦めるか・・・』と、“泣き寝入り”しようと思っていました。ところがどっこい、今月中旬、私が登録している“commmons”のメールマガジンを通じて、こんな内容の“お知らせ”と“お詫び”がありました(今年の1月16日付あたりだと思います)。・・・私は、開いた口が塞がりませんでした。専門的な状況は分かりませんが、マスターテープの問題が判明するまで、なぜ約10ヶ月もかかったのでしょうか。返品・交換対応にしても、“遅きに失した”というのが私の率直な思いです。私は今後、“commmons”から発売されるDVDソフトの購入については“慎重”にならざるを得ません。一度生じた「不信感」を取り除くには、少々時間がかかると思います。本当に今回の事では、ガッカリさせられました・・・まあ、とはいうものの・・・私は、そのメルマガを受け取った当日に荷造りし、翌日“commmons”に問題のDVDソフトを発送しました。数日後、“音ズレ”が解消されたDVDソフトが送られてきました。不良品の発送から良品が届くまで、期間が比較的短かった事は“良心的”だったと思います。今回“遅ればせながら”とはいえ、返品・交換に応じて下さった“commmons”関係者の方々に、この場を借りまして、お礼を申し上げたいと思います。 『ありがとうございました』
2009.01.31
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以前、私のブログの土曜日の記事でご紹介したこれ、予定通り今月10日に発売されました。EUYMO -YELLOW MAGIC ORCHESTRA LIVE IN LONDON+GIJON 2008-ざっと聴いた範囲では、サウンド自体は「HAS」や「HASYMO」とほとんど変わりませんが・・・このライブが「YELLOW MAGIC ORCHESTRA」名義で行われ、このライブアルバムに「YMO」という文字が刻印されている事に、心が躍ってしまうのは私だけでしょうか・・・()もう少し聴き込んで、もう少し詳細なレビューは、“次回”書いてみたいと思います。“次回”って・・・ もう来年ですね・・・突然“RYDEEN 79/07”という曲が、“あの3人”も出演した某ビール会社のCMで流れ、“あの3人”が「HAS」名義でチャリティライブをやり、「YELLOW MAGIC ORCHESTRA」名義で“LIVE EARTH”に出演し、「HASYMO」名義で新曲を発表したのが、2007年。その当時、色々なメディアで“あの3人”のインタビューの内容が紹介されていましたが・・・細野さんが仰っていたこんな趣旨の言葉が、今、私の頭の中を巡っています・・・「ボクの音楽活動っていうのは、“3年一区切り”ってのが多い。かつてのYMOも本当は3年で終わらせる予定だったんだけれども、当時、「YMO」の存在があまりにも大きくなってしまって、それが許されない状況になってしまった。リーダーとして当時、それがとても辛かった・・・」『来年2009年は、“あの3人”の音楽活動にとって、ひとつの“節目”になるのでは・・・』私自身、そんな事を思う、今日この頃です。
2008.12.13
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三週間ほど前の話で、恐縮です。11月7日(金)、東京・渋谷C.C.Lemonホールへ「KAZUMI WATANABE presents GUITAR HARMONIZE vol.1」というライブを聴きにいってきました。『「渋谷C.C.Lemonホール」って、行くの今回が初めてだなぁ』と思っていたんですが・・・こ、これは「旧 渋谷公会堂」ではないですか ビックリしましたこのライブは、渡辺香津美さんが発起人となって実現した、ギタリスト6人によるセッションです。その6人とは・・・(敬称略)ジャズを基に、あらゆるジャンルの音楽に常に挑戦を続けている、渡辺香津美。フュージョンの世界で活躍中。CASIOPEA(活動休止中)のリーダー、野呂一生。今回のライブで、国内ジャズギター界の“職人”といった雰囲気を漂わせていた、天野清継。国内ジャズギター界の、“気鋭の若手”と言ったら失礼でしょうか。小沼ようすけ。過去の“アイドル”としての肩書は、今や完全に“ロックギタリスト”に変わった、野村義男。知る人ぞ知る、日本を代表するハードロック、ヘビーメタルギタリスト、山本恭司。ライブはまず、「渡辺+野呂+サポートメンバー3人」による「ユニコーン」で幕を開けました。このアルバムに収録されている、渡辺香津美さんの代表曲のひとつ。懐かしかったです。よく考えてみれば・・・エレクトリックギターを弾く渡辺香津美さんを生で観るのは、私は久しぶりでした。アドリブソロの時、少し上体を反らして身体を「く」の字に曲げるあの格好、昔と変わりませんね野呂一生さんの生パフォーマンスも久しぶりに観ましたが、あの独特の明るいギターの音色、健在でした。嬉しかったです。曲のジャンルは、「フュージョン」→「ジャズ」→「ロック」と変わり、舞台に立つギタリストも、渡辺香津美さんを中心に、「天野+小沼」→「天野+小沼+野呂」→「山本+野村」と変わっていき、最後は「6人総出演」という展開でした。演奏される曲は、とても幅広くチョイスされていました。ジャズでは、モダン・ジャズのスタンダード「Take Five」や、George Bensonの「Breezin」。ロックでは、Jimi Hendrixのナンバーなどが演奏されていました。ちょっと私がビックリしたのは・・・「6人総出演」で演奏された曲に、デューク・エリントン楽団の超有名曲、「Take the 'A' Train (A列車で行こう」が含まれていた事です。『そんな曲まで、演ってくれるんだ・・・』と、そのサービス精神には感服してしまいました。今回のライブに出演されたギタリストのうち、天野清継さんと小沼ようすけさんは、ジャンルが“ジャズ”という事もあって、渡辺香津美さんとのセッションの機会は普段から多いそうで。しかし、その一方で・・・一見あまり接点がない様に思う山本恭司さん、野村義男さんとも、10年ほど前から(主に関西地区で)渡辺香津美さんとセッションの機会が続いている、という話には少なからず驚きました。・・・という事は、渡辺香津美さんと一番疎遠だったのは、野呂一生さんだったのか「6人総出演」で演奏された曲の中には、The Beatlesのナンバーもありました。「Hey Jude」の演奏が始まった時・・・山本恭司さんが顔の前にスタンドマイクを持ってきて、歌い始めました。そして、曲の“サビ”の部分を、お客さんたちにも歌う様に促し始めたんです。今回のライブには、それこそ、ジャズ、フュージョン、ロック・・・ いろいろな音楽ジャンルのファンのお客さんたちがいらしたと思います。そんな中、『ビートルズの曲をみんなで歌って盛り上がる、というのは、ちょっと難しいかも』と、私は思っていたんですが・・・盛り上がってしまったんです、これが。ビートルズの曲の力を改めて思い知らされた、と、同時に、歌う事を客席に促して、お客さんたちをその気にさせてしまった山本恭司さん・・・『ウワサには聞いていたけれど、やっぱり“カリスマ”なんだなぁ』と、私はそのオーラに圧倒されていました。と、いう訳で・・・いろいろな曲が聴けて、私自身とても楽しかったこのライブ。最後に、私がビックリ仰天する演出がありました。(アンコールを除いて)ライブの一番最後に演奏された曲、何だったと思います私は、もう、泣きそうでした・・・まさか、「Rydeen」を演奏してくれるとは・・・1979年、YMOの第1回ワールドツアーのサポートメンバーとして、渡辺香津美さんが参加していた事はご存じの方も多いと思います。当時演奏された曲の中には、当然、「Rydeen」もありました。約30年の時間を飛び越えて、「Rydeen」を演奏している渡辺香津美さんのその姿。『今日、このライブを聴きにきて、本当によかった・・・』私自身、「Rydeen」を聴きながら、しみじみそう思っていました。今回のライブ、「Vol.1」という題がついている、という事は、そのうち「Vol.2」があるのでしょうか。『チャンスがあれば、またぜひ聴きにいきたい』そう思いながら、終演後、家路についた私だったのでした。
2008.11.29
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「テクノポップグループ、メンバー3人」つながり、という事で、土曜日の私のブログの記事で、何回か「Perfume」の話をさせて頂きました。その記事の中で、『Perfumeのライブのボーカルの事が気になる』という趣旨の事を、以前書きましたが・・・11月6日(木)、私こと、日本武道館へ行って実際に確かめてきました。え ええ、どういう訳かチケットが手に入りまして・・・武道館の中に入ると、広いステージ上にマネキンが何体か置かれているのが見えました。そのうち3体は、ステージ中央部に並んで設置されていました。(開演後に分かった事ですが)ステージ奥には、ライブ中に様々な演出効果を加えるためのスクリーンが設置されていました。『これらの舞台演出も、YMOの影響を受けているのかも・・・』と、思ってしまった私、考え過ぎでしょうか・・・客電が落ち、この日のライブの1曲目は“コンピューターシティ”。よく耳を澄ませて聴いてみると・・・ なるほど、やはりボーカルは“肉声”ではない様です。市販されている“音源”をライブ用にミックスして会場に流し、Perfumeの3人はそれに合わせて口は動かすけれど、メインは振付け。これが、Perfumeのライブの基本的なスタイル、の様です。でも私は、これはこれで「あり」だと思います。私自身も、とても楽しめましたし。楽しめた要因は、大きく分けて2つあると思います。ひとつは、中田ヤスタカさんがつくられた楽曲のノリの良さ。カッコ良さ。間違いなく、中田ヤスタカさんが今年つくられた曲は、今年の国内音楽シーンを代表するサウンドのひとつだった、と言っても過言ではないと思います。この勢いは、少なくとも数年は続きそうですね。もうひとつは、Perfumeの3人のパフォーマンス。もともと「正統派アイドル」として、マイナーながら地元・広島でデビューしたのが2002年。それが、これだけライブで身体を動かす“肉体労働的()”アイドルに路線変更したのは、ここ数年では曲の“振付け”は、そんな彼女たちの“体力”を十分に考慮したものだったと思います。よぉ~く見てみると、振付けの動きは決して激しくはないんですが、彼女たちの身体の “キレ”や“しなやかさ”、そして3人の“コンビネーション”が、「Perfume」のパフォーマンスを特徴づけていたと思います。それから、“MC”ですね。3人とも歳は19か20で、その歳頃の女性の多くが持っている“たどたどしさ”は多少あるんですが・・・「この世界でのキャリア約6年は伊達じゃない」、そんなある種の自信に裏打ちされたと思われる“堂々とした”MCに、感心させられました。お客さんの“イジり方”なんかもう手慣れたもので、ビックリしてしまいました。また、その一方で・・・ 彼女たちの“謙虚”な姿にも、これまた感心させられました。「今日、私たちがこの舞台に立てるのは、皆さんのお陰です。本当に、ありがとうございます」と言った後、深々と最敬礼して、そのまま約15秒・・・苦しい下積み時代があったからこそ、こうやって素直に“感謝”の気持ちをファンに、そしてスタッフに表す事ができたのだと思います。そんな姿にも、本当に感心させられました。健康的で活発なイメージの、のっち(大本彩乃)さん。精悍でスマートなイメージの、かしゆか(樫野有香)さん。一見“天然系”に見えるけれど、実は“しっかり者”に違いない、あ~ちゃん(西脇綾香)さん。3人合わせて「Perfume」、これからも、彼女たちの活躍に注目していきたい、そう思っています。(今月19日発売のこの新曲も、ライブで聴かせてくれました)<追伸1>曲中での彼女たちの“肉声”の件ですが、ライブ終盤やアンコールの時に、彼女たちの生の“歌声”が聴こえた曲もありました。“Perfume”(←曲名です)とかで。きっと彼女たちも気持ちがノッてきて、歌わずにはいられなくなったんでしょうね。<追伸2>ライブ中、“Perfume”(←曲名です)とかで、ファンがメンバーの名前を「お約束的」にコールする部分がありました。『「あ~ちゃん」、「のっち」はいいけれど、「かしゆか」って叫びにくいんじゃ・・・』と、私は思っていたんですが、ファンの方々、こう叫んでいました。「ゆかちゃん」なるほどね<追伸3>12月27日(土)の23:30~25:00、NHK-BS2でこのライブの模様が放送される様です(BShiでは、12月19日(金)の20:00~21:30)。興味のある方は、見てみて下さいね(正確な放送日、時間は、NHKのHP等で確認をお願いします)。<追伸4>来年の5月9日と10日、今度は国立代々木第一体育館でライブが予定されているそうで。私ですか いやいや、もう、Perfumeの生ライブは、若い方々にお任せ致します。もう私の様な歳になると、約2時間半“ずっと立ちっぱなし”は、体力的にキツいっす・・・
2008.11.15
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今年の6月、“あの3人”がロンドンとスペインで、“YMO”名義でライブをやった事は、ご存じの方も多いと思います。その時のライブの模様が、CDに収録されて12月10日に発売になるそうです。いや~、ビックリしました。3種類、あるみたいです。一応、“YMO”の新譜、という事になるんですよ、ね・完全限定生産盤・6月15日ロンドンライブ盤・6月19日スペインライブ盤私は、3種類のうち、どれか買おうと思っています。“YMO”名義とはいえ、昔のYMOの曲はほとんど演奏していない様ですが・・・個人的には、「TIBETAN DANCE」(確か、元々は教授のソロ作品ですよね)が、どういったアレンジになっているのか、非常に気になるところです。発売日が、待ち遠しいです・・・<追伸>発売元の「commmons」のHP情報では、来年にこれらの公演の模様の「DVD化」の予定もあるそうで(発売日、収録曲等未定)。それまでガマンする、という手もありますが、う~ん・・・
2008.10.18
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(先週土曜日の記事の続きです)(以下ネタバレあり、ご注意願います)「外国人から見た“東京”の印象」を、超現実的に描いた3つの「短編作品」によって構成されている、映画「TOKYO!」・・・その短編3作目の題名は、「シェイキング東京」。韓国出身・在住のポン・ジュノさんが監督・脚本を務められた作品です。あらすじは・・・東京都内某所に、一人の男(香川照之)がひっそりと一人で暮らしていた。彼は過去十年間一歩も外へ出ず、玄関にやってきた訪問者とは決して視線を合わさず・・・“引きこもり”の生活を続けていた。彼の日常は、本を読み漁り、トイレの扉を開けたまま用を足し、立ったまま食事をし・・・そして、土曜日には必ず、宅配ピザを注文する。ある土曜日、いつもの様に男はピザを注文。配達に来た店員とは視線を合わさず、いつもの様に代金を払おうとすると、その店員が男に質問を投げかける。「いつもそうやって、来た人とは目を合わさないんですか」思わず顔を上げた男の目が、店員の目と合ってしまう。その店員は、美しい少女(蒼井優)・・・男の心に生じる動揺。と、まさにその動揺の激しさを物語る様に、本当の“地震”が、あたりを揺れ動かし始める。気を失う様に、その場に倒れる少女。揺れが収まった後、事態の収拾のために家の中を右往左往する男。と・・・ その少女の手足には、ナゼか妙な“ボタン”がたくさん付いている。苦し紛れに男は、その中の一つのボタン、「comma」を押してみる。何事も無かった様に起き上がり、帰っていく少女。「彼女にお詫びをしなければ、というか・・・ もう一度、彼女に会いたい」そんな気持ちを胸に、一週間後、男はまたピザを注文するが・・・配達に来たのは、そのピザ屋の店長らしき男(竹中直人)。その店長が言うには、あの少女はもう店を辞め、自分の家に“引きこもってしまった”との事。「どうすれば、また彼女に会える・・・」店長から、その少女の住所を訊いた男は、散々迷った挙句、自分の家のドアを開け、太陽の光が照りつける世界へ、一歩、足を踏み出す・・・(あらすじ、終わりです)非常に変わった“ラブストーリー”、と、言っていいのでしょうか 不思議な物語でした。「東京」というか、今の日本で問題になっている“引きこもり”。これを、外国人なら恐らく日本のイメージのひとつとして抱いているであろう“地震”とをうまく融合させた、そんなストーリーでした。この映画の終盤、“生身の人間はみんな引きこもってしまっていて、外で動いているのはロボットだけ”、そんな事を思わせる場面があり、私はゾッとしてしまいました。手足に色々な“ボタン”が付いていたあの少女も、多分、人間型ロボット(サイボーグ アンドロイド) そんな少女さえ、引きこもらせてしまう世界・・・でも・・・ その少女にまた会いたい、という一心で“外に出てきた”引きこもりの男。・・・引きこもりの問題とは、そんなに簡単な問題では無いのでしょうけれど・・・ラストシーンは、奇妙な後味を残しつつも、私自身は少しホッとした、そんな作品でした。<追伸1>香川照之さん、以前観た“ザ・マジックアワー”にも出演されていましたが、この映画では全くタイプの違う役を演じていらして、ビックリしてしまいました。蒼井優さん、その“女優としての演技”を本格的に観たのは、私は今回が初めてだったのですが・・・ 数年後、“演技派女優”として大化けしそうな予感が、私はします。竹中直人さん・・・ この映画でも、いい味出してくれています。<追伸2>と、いう訳で・・・『そんな事、実際にある訳ないじゃん』なんて思いつつも、その現実的で日常的な雰囲気が、観ている人の心に“スッ”と入ってきてしまう・・・ そんなとても奇妙で不思議な映画3本で構成された「TOKYO!」、私は、観ていてとても面白かったです。エンドタイトルで流れていたHASYMOの「Tokyo Town Pages」が、3作品を観終わった後の私の心の中の雰囲気に妙にマッチしていた、そんな事を、最後に付け加えさせて頂きます・・・
2008.10.04
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(先週土曜日の記事の続きです)(以下ネタバレあり、ご注意願います)「外国人から見た“東京”の印象」を、超現実的に描いた3つの「短編作品」によって構成されている、映画「TOKYO!」・・・その短編2作目の題名は、「メルド」。仏出身・在住の、レオス・カラックスさんが監督・脚本を務められた作品です。主演は、こちらも仏出身のドゥニ・ラヴァンさん。カラックスさんの映画監督デビュー初期にその作品に主演され、一躍有名になった役者さんなんだそうで・・・私は今回、カラックスさん監督の映画も、ラヴァンさん主演の映画も初めて観ましたが・・・これは本当に、観た後、色々考えさせられる作品だと、私は思いました。ます、題名が「メルド」とは・・・(たぶん、フランス語で書くと「merde」だと思うのですが、興味のある方は調べてみて下さいね)あらすじは・・・下水道のマンホールを中から開け、地上に這い出し、東京・銀座の街にその姿を現した“怪人”メルド。ボサボサの赤毛の髪の毛。伸び放題で真ん中から少し右側(本人からすれば左側)に曲がっているあご髭。擦り切れて汚れた緑色の服。右手のひらを左胸にあて、少し足を引きずりながら歩く格好。何語か分からない謎の言語を喋り・・・ その風貌は、まさに異様。初めのうちは、通行人を脅かしたり、所持品を奪う程度の悪行振りだったが・・・数日後、渋谷の街に現れた「メルド」の手には、多数の“手榴弾”が握られていた。街を徘徊しながらそれらを投げ、街並みと通行人たちを爆破する「メルド」・・・逮捕され、その犯行の動機を問われた「メルド」は、一言、「人間が好きではないからだ」。かくて「メルド」には、“極刑”が言い渡されるが・・・(あらすじ、終わりです)突然目の前に不審な人物が現れ、危害を加えられる、という点・・・まずは最近、日常的にニュース等で報道される事件に共通するものを、私は感じました。また、「人間が好きではない」という発言を謎の言語で喋るという行動がある種の“神秘性”をもって捉えられ「メルド」を崇拝する一団が現れる点、そんな事をマスコミが大々的に報道する点・・・今の日本国内に似た様な雰囲気がある事を、私は改めて思い知らされました。そして・・・ 「メルド」が裁判で“極刑”を言い渡され、それを“執行”される点・・・この現在の国内における“極刑”の問題についても鋭く突っ込んでいる、私は、そう思いました。『何で、今の日本が抱えている問題をこんなにたくさん映画として描けるんだろう』監督・脚本のカラックスさんのその手腕に、ただただ脱帽するばかりでした。しかも、その作品自体の雰囲気は決して暗くなく・・・監督の言葉を借りれば、「ゴジラ」の映画を見ている様な、そんな気分でした。う~ん、うまく言えません。要するにですね・・・その作品を観ている最中は非現実的なものを観ている気分なのですが、観終わった後、急に今まで非現実的と思っていた作品の世界が“現実的”に思えてきて・・・『あー、「メルド」に似たもの、自分の心の中にもあるかもなぁ・・・』私自身をそんな奇妙な気分にさせ、いろいろ考えるべき事をたくさん投げかけてくれた、そんな作品でした。3作目は・・・(重ねて済みません、来週土曜日に続きます)
2008.09.27
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