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先日、久しぶりにタワーレコードに行き、何げなくCDを見ていたらフェアーグラウンド・アトラクションの『First of a million kisses』のジャケットが目に飛び込んできたので手書きのポップを読んでいたら再結成し、新曲も出し、来日公演もする内容を読んで驚き、とても複雑な気持ちになりました。ネットでいろいろ調べてみるとサブスクで新曲が1曲聴け、さらには『BEATIFUL HAPPENING』というアナログ盤も発売されます。フェアーグラウンド・アトラクションは僕がいちばん好きなバンドです。なぜいちばんかというと嫌いになる要素がなかったからです。フェアーグラウンド・アトラクションは1988年にデビューしオリジナルアルバムを1枚発表して1990年に解散しました。1989年にMTVで『CLARE』を聴き一発で気に入りCDを購入しました。以前のブログでも書きましたが『CLARE』以外の曲は当時、魅力を感じずにいました。なのでそれほど大ファンっだったわけでもなく1990年に解散したことも知りませんでした。それから年々、好きな曲が増えていき、今ではすべての曲が好きで、なくては生きていけないアルバムです。通常、ミュージシャンはデビューすればアルバムを出し続けます。すると1枚目と2枚目のアルバムは良かったけれど3作目のアルバムはイマイチだ、なんてことが多々、あります。しかしフェアーグラウンド・アトラクションはそれがなく、失望とも希望とも無関係でした。永遠にフェアーグラウンド・アトラクションのエディ・リーダーは甘く切なく瑞々しいままで僕の心を捉え続けていてくれました。そのためエディ・リーダーのソロは2枚ほどしか聴かないようにしていました。新曲の『What's Wrong With The Worid』を聴いてみました。そこには35年を経たエディの歌声があり、長い長い年月の流れをひしひしと感じました。もっと自分が寛容ならば新曲を楽しみ、半年前に来日を知っていればライブにも行くことでしょう。(調べたらライブはすでに売り切れでした)そして迷った末、『BEATIFUL HAPPENING』も注文しました。けれどレコードが届いてもすぐには針を落とせないような気がします。ファースト・キッス[CD] / フェアーグラウンド・アトラクション
June 2, 2024
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先日、FMで「洋楽グロリアス デイズ」を聴いていたら田中康夫さんがAORのレコードを100枚紹介した「たまらなく、アーベイン」の存在を知りAmazonで即買いしました。田中康夫さんの本は何冊か読みましたがこの本はチェック漏れでした。デビュー作の「なんとなく、クリスタル」は17歳のとき、はじめて読んでから5、6回は読み返しています。本書に出てくるミュージシャンが聴きたくてレコードやCDを(17歳の冬にCDプレーヤーを購入。当時のCDは1枚3500円くらいで高額でした)手当たり次第に買いまくりました。そして気づきました。当たりもあれば外れもあると(笑)そして、今回入手した「たまらなく、アーベイン」のミュージシャンの名前を見ると3分の1くらいはわかりませんでした。CDで聴くなら100枚購入しなければなりません。しかし、時代は変わりました。サブスクのAmazon musicで紹介されているアルバムを順番に聴いてます。けれど、こづかいをためてレコードを買って10代を過ごした僕にはサブスクで気軽に音楽が聴ける時代は少し物足りなさと物寂しさを感じます。たまらなく、アーベイン [ 田中 康夫 ]
January 20, 2024
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昨日、教授のことを書きました。実は僕が音楽を聴いてきたなかで最も影響を受けた音楽家です。10代のころはYMOのヒット曲や散開後の3人のソロアルバムをエアチェックして聴いていました。当時は3人のなかでは高橋幸宏の音楽が好きでした。その後、教授がオリンピックの指揮をしたり、アカデミー作曲賞を受賞してもそれほど興味がわきませんでした。僕が26歳のとき10代後半から好きだった村上龍が雑誌で当時の好きなアルバムを何枚か紹介していてそのなかに教授の『sweet revenge』がありました。そのころパチンコをしていた僕はなにげなく景品にあった『sweet revenge』を入手しそれほど期待もせず聴いてみました。しかし7曲目のアルバムタイトル曲の「sweet revenge」を聴いたとき「世の中にはこんな美しい曲があるんだ!」と胸が震えました。その瞬間、見城徹風に言えば「熱狂」がはじまりました。それまで発売されていた教授のソロアルバムとYMOのCDを全て買い、書籍や関連商品を入手し、僕のなかでは「教授以前、教授以後」の人生になってしまいました。教授が「スティーブ・ライヒが好き」と発言すればライヒのCDを何枚も買い聴いたり(残念ながら僕は好きになれませんでした)、教授がニュース番組に出演したときグリーンのニューバランスのスニーカーを履いているのを見て同じスニーカーを買ったりと教授まみれになりました。教授は今年の3月亡くなりました。そんな日がいつかは来るのだろうと思っていました。しかしその日がきたときはショックが全身を駆けまわり、僕のなかで大きななにかが崩れ落ちました。 【中古】 Sweet revenge/坂本龍一
December 31, 2023
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1985年発売の松任谷由実・小田和正・財津和夫共作『今だから』が先日、発売されたユーミンのアルバム『ユーミン乾杯!!』で初CD化(サブスク解禁)されました。当時、高校生だった僕はエアチェックしたこの曲をよく聴いていました。そして最近、この曲のアレンジ・キーボードが教授(坂本龍一)だということを知り、改めて聴くと教授色満載であることが認識できます。小学生の頃、南修孝の『憧れのラジオガール』が好きでしたが、数年前ラジオから流れているこの曲を聴きながら「アレンジ、教授っぽいな」と思い調べてみるとやはり教授でした。さらにユーミンのラジオ番組「ユーミンコード」を聴いていたら『今だから』はドラム・高橋幸宏、ギター・高中正義、ベース・後藤次利というサディスティック・ミカ・バンドのメンバーと知り驚愕しました。そこでふと思ったのがベースが細野晴臣、ギターが渡辺香津美だったら「YMOじゃん!」などと空想を膨らませました。
December 30, 2023
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先日、ラジオでトム・トム・クラブが流れていました。流れていた曲も知らないし、興味もなかったけれど名前と80年代前半デビューだけは知っていました。そのラジオでトム・トム・クラブはトーキング・ヘッズのメンバーだということを知り「あっ、そうなんだ」と思いました。昔からトーキング・ヘッズは大ファンではないけれどベストアルバムなどは聴いていました。後日、スマートスピーカーに何気なく「トム・トム・クラブをかけて」とリクエストすると「Genius of Love」が流れてその浮遊感漂うレゲエのリズムと心地よい女性ボーカルに一目惚れならぬ一聴き惚れしてしまいました。僕は不思議なことにレゲエミュージシャンのレゲエは好きではないのですがスティーリー・ダンの「Haitian Divorce」やボズ・スキャッグスの「Love Me Tomorrow」などロックミュージシャンがレゲエを取り入れた曲は大好きなんです。「Genius of Love」を聴きだして1分で虜になりました。それにしても「Genius of Love」の邦題が「悪魔のラヴ・ソング」って(笑)。この邦題だけだとまったく聴く気がおきませんが(泣)さらに「Genius of Love」を収録したファースト・アルバムを聴きながら身も心もトム・トム・クラブに染められていくのを実感しました。僕は昔から好きなミュージシャンができるとすべてのオリジナル・アルバムを聴かないと気が済まない性格で、久しぶりにそのミュージシャンに出会いました。調べるとオリジナルは6枚出ていてそのうちの3枚はAmazon musicで聴けます。2、3、4枚目がAmazon musicにないため、とりあえずセカンドからCDを購入しようと思い、ヤフオクやメルカリで探しても見つかりません。調べてみるとファースト・アルバムのデラックス版に収録されていることがわかりAmazonで購入しました。この夏のBGMはトム・トム・クラブ一色になりそうです。トムトムクラブ おしゃべり魔女 中古レコード LP 20211202
July 23, 2023
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先日、猫好きの知人が黒のTシャツに「猫と話せます」と白地で印刷されたシャツを着ていました。あっ、おもしろいな、と思いどこで買ったか聞くとamazonとのことでした。帰宅後、amazonでTシャツを探すとおもしろいシャツがたくさん、見つかりました。衝動的に「失敗と書いて成長と読む」の印刷されたシャツを買っていました。「失敗と書いて成長と読む」う~ん、シュールですね。失敗をしないと人間は成長しないという意味なんでしょうね(どう考えてもそのままの解釈)まあ、このようなシャツを着ているのを見て、他人はどう思うかはわかりませんが(笑)購入はこちらから↓
April 23, 2023
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少し前に大藪春彦氏の往年の名作『蘇る金狼』を読み返しました。恐らくこれで3回目か4回目です。映画化もされ、主演の松田優作のインパクトも凄かったですが原作はまた映画と違った深みがあります。主人公の朝倉哲也が摂る食事が以前から読みながら気になっていました。この小説は1962~1964年に書かれたもので僕はまだ生まれていないため、馴染みのない食品がいくつか出てきます。食事場所は朝倉の自宅や店やそれぞれでず。それでは登場順に並べてみました。------------------------------------------------------------------------・おでん3人前と日本酒5合。・日本酒とすき焼き3人前・サーロインステーキとピザとキャンティ・マグロの缶詰・豚汁とクジラのテキと目玉焼き・焼き鳥30本・ホットドッグ3本 牛乳2本・タクシーのなかでパンを半斤、ソーセージ500グラム、ジュース数本・オールドパー 3分の1・黒ビール、玉ねぎのスライスと冷肉のサンドウィッチ・フランクフルトソーセージと黒パン(京子の部屋で)・毛蟹と伊勢海老と黒ビール・ソバ屋で大盛りのチャーシュー麺・金目鯛のチリ鍋、フグのヒレ酒・スライスチーズと玉ねぎとピックルスのサンドウィッチ・目玉焼き5個・缶詰のサーディンをのせたオープンサンド・ソーセージと生のパセリ・ボロニアソーセージとリンゴ・3人前の焼き餃子・玉ねぎとチーズとバターを乗せたオープン・サンドウィッチ・丼に盛り上げた本物のキャヴィアとウオッカのドライ・マルティニ・イノシシの燻製、アワビの乾物 真鴨のスープ、キジのミラネーズ、鹿のステーキ、熊の子の丸焼き、ウズラのパイ (社長宅で)・3杯のウオツカ・マルティニと1キロの特大サーロインステーキと洗面器一杯の生野菜 (会社の近くのグリルで)・ジャージーバターコーヒーと大鉢の野菜サラダと半熟卵3個------------------------------------------------------------------------朝倉さん、これらの食事を旺盛な食欲で胃に流し込んでいきます。それにしても60年代前半に日本にピザがあったなんて驚きです。あっ、なんかすき焼きが食べてたくなってきました(笑)
February 12, 2023
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先週の18日、車の中で何気なくラジオをつけたら私の大好きなユーミンの『きっと言える』が流れていました。しばらくラジオを聴いているとNHK-FMの「今日は一日“ユーミン”三昧」であることがわかりました。そこから先は可能な限りリアルタイムで聴きました。聴き逃しはアプリ「らじるらじる」の「聴き逃し」の活躍です。番組はファンの投票で50位から1位が発表されました。上位に食い込むかと思っていた曲が40位台だったり、意外な順位の展開です。そして改めて思うのはつくづくユーミンは天才だな、と思うことです。いい意味で怪物です、モンスターです。僕自身がユーミンを聴きだしたのが21歳くらいです。当時、付き合っていた彼女がユーミン・ファンでカセットを貰って聴いているうちに僕も好きになりました。ユーミン自身の曲も素晴らしいものが無限にあるのですがブレッド&バター『あの頃のまま』、ハイ・ファイ・セット『スカイレストラン』、松田聖子『制服』(作曲のみ)、麗美『愛にDESPERATE』、バンバン『いちご白書をもう一度』など他のアーティストの死ぬほど好きだった曲がすべてユーミンの作品だと知ったときは目眩がしました。1990年11月、アルバム発売当日『天国のドア』を彼女が買いに行くのに僕もつきあい、そのとき僕もユーミンのCDを初めて買いました。それは荒井由実時代のベストでした。1曲目の『ベルベッド・イースター』が流れてきたとき、物哀しいけれど美しいピアノの旋律に心を奪われました。そしてその曲の完成度にひれ伏しました。のちにこの曲がデビューアルバムに収録されていることを知り、「ユーミン、ファースト・アルバムなのになんでベスト・アルバムなの?」と狂気しながら聴いていました。今回のユーミン三昧に『ベルベッド・イースター』がランクインしていなかったのは不思議というか残念でした。他にも個人的に好きだけれど漏れていた曲が30曲ほどありますが(笑)これからもユーミンの曲と一緒に生きていきます。【中古】YUMING SINGLES 1972-1976【中古】
July 24, 2022
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少し前の新聞にアップルのiPodの生産終了の記事が掲載されていました。時代の流れを感じましたが一抹の寂しさもありました。当時、iPodの出現によって音楽を聴く人の生活を一変させたと思います。僕がいちばんはじめに買ったのがiPod nanoでした。曲数は確か1000曲くらいはいりました。なにしろ薄くて軽いのでウォーキングにはぴったりで歩くことが楽しくなったのを覚えています。次に買ったのがiPod classicの160GBです。これはそこそこ大きいし、重いですが手持ちの音源をすべていれて、徐々にCDを処分していきました。しばらくするとアップルミュージックが開始されたので、iPod touchを購入しサブスクの世界に足を踏み入れました。約2年前に256GBのiPhoneに替え、そこへ手持ちの音源を入れてしまったらiPodでの出番がなくなってしまいました。現在、手持ちのiPodはどの世代かはわかりませんがnanoだけです。久しぶりに取り出して手にしてみると、厚めの用紙の名刺のような感じがしました。さようなら、iPod。そして今までありがとう。
June 19, 2022
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以前から読もうと思っていた本がありました。冨田恵一氏の『ナイトフライ 録音技術の作法と鑑賞法』です。アメリカのロックバンド、スティーリー・ダンが『ガウチョ』をリリースして解散後、ドナルド・フェイゲンのファーストソロアルバムである歴史的名盤『ナイトフライ』について書かれた本です。表紙のコピーには「音楽の〈聴き方〉が変わった!と大好評。」とあり、そそられます。はじめは紙の本で読もうかと思いAmazonを見ると電子書籍が紙の本より少し安く、さらに30%オフのクーポンがついていました。本はいずれ処分しますが電子書籍は処分しなくてよいため、少し迷いましたが電子書籍を購入しました。電子書籍のメリットは購入後、すぐに読め、iPad、iPhoneなどのどの端末でも読むことができるのでスキマ時間の有効活用ができます。さらに昔、読んで処分したけれど、また読みたい本がかなり電子書籍化されているので今後、電子書籍は増加されるでしょう。
April 17, 2022
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昨日の夕方、iphoneでなにげなくyahooを開いた瞬間だった。私の目に飛び込んできたのは衝撃的な1行だった。芥川賞作家の西村賢太さん死去私は絶句し、しばしうなだれた。なんの前触れも音沙汰も気配もないまま私の好きな作家の死が不意打ちで訪れた。胸を深く抉られるような痛みを感じながら、記事を読んだ。「読売に石原慎太郎さんの追悼文を掲載したばかり」というくだりに「あれ、俺見てないぞ」と思った。2、3日前の読売新聞をチェックしたがそれらしい記事は見当たらなかった。そこで私は思い出した。石原氏が亡くなった翌日の新聞は追悼関係の記事が多く、残業続きの私は読み切る時間がなく1枚だけ石原氏関連の記事が載ってる紙面を休日に読もうと残しておいた。見るとやはりそこには西村さんの石原氏への追悼文が載っていた。追悼文を読みながらちょっと前まで生存していた西村さんを追悼しなければならない不条理さ。今頃、西村さんは師と仰いだ藤澤清造さんと天国で酒を飲み交わしているのだろう。心よりご冥福をお祈りいたします。
February 6, 2022
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少し前、読売新聞を読んでいて多大なる衝撃を受けました。記事の抜粋です。『「脳と機械を接続し、人間の意識を機械にアップロード(移植)することも20年以内に可能だ」と予測する。その先にあるのは「不老不死」の世界だ。肉体がなくなっても機械に宿る意識は残る。この意識を仮想空間につなげば、仮想空間で生き続けられる。』なにかぞっとしますがありえなくはない話です。もし自分の意識が機械に移植され仮想空間で生きることになったときを想像してしまいます。仮想空間では自分の分身のアバターが存在するのでしょうが現実的な自分の肉体がないので食べない、眠らない、排泄しない、病気にならない、などが考えられます。そして様々な仮想空間が用意され、「楽園」や「戦地」などがあり戦地に行って戦争を体験し、撃たれても死なない、みたいな状況も可能なわけです。で結局、これをするにはお金がかかるわけです。推測で安くて1人1年間で数億円とか(笑)けれどそのうちシンギュラリティが起こり、AIロボットが人類を滅ぼし、電気系統が破壊され不老不死もあっけなく終わる、みたいな可能性もあります。金さえ払えば民間人が宇宙旅行に行って、さらに「お金あげますよー」なんて言ってる時代です。こういう人たちが不老不死を手にいれるんでしょうね。うらやましいような、うらやましくないような(笑)
December 19, 2021
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先日、テレビの「マツコの知らない世界」でワイヤレスイヤホンの特集をやっていました。面白そうなので録画して見てみました。70個のワイヤレスイヤホンを持つ登場人物は音楽のジャンルによってイヤホンを使いわけているそうです。例えば昭和歌謡アイドルならこのメーカーのこのイヤホン、クラシックならこのイヤホン、というように。怠惰な僕には絶対、真似のできない世界です。その前にワイヤレスイヤホンはAirPodsとAirPods Proしかないので(Soundcore Liberty Air 2 Proはヤフオクで処分)そのふたつで聴き比べはできます(笑)そして最後に紹介されたワイヤレスイヤホンがAirPods Proでした。そのとき、初代AirPodsがワイヤレスイヤホンの走りだということを初めて知りました。マツコも言ってましたが「耳からうどんが出ているみたい」な形状は当時の僕も「あんなの恥かしくてできないな」と思っていましたが、今では真逆でAirPodsでなければダメ人間になってしました。さらにAirPods Proには新たな機能として「空間オーディオ」なるものがあります。この「空間オーディオ」対応の映画とかをAirPods Proをして見ると例えば上空にヘリコプターが飛んでいると上方からヘリコプターの爆音が聞こえるそうです。ふむふむ、けれどどこかしら「ハイレゾ音源」のようにマニアには浸透するでしょうが一般大衆にはどうなんでしょう?という気がしないでもあります。それにしても恐るべし、AirPods Pro!【新品未開封/保証未開始】AirPods pro MWP22J/Aエアポッズプロ Bluetooth対応ワイヤレスイヤホン Apple エアポッズ プロ アップル純正 ワイヤレスイヤホン ノイズキャンセリング ペアリング Bluetooth 白 ホワイト[ラッピング対応可] 1~3営業日
September 12, 2021
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先日、ヘッドホン・イヤホン狂いの知人がソニーの44,000円くらいのヘッドホンを買い、僕に見せてくれました。そのヘッドホン、ノイズキャンセリングがすごいらしいのです。僕はノイズキャンセリングに関してはほとんど興味がなく、どんなとき使うのだろう、ぐらいな感じでした。けれど知人がノイズキャンセリングがヤバい、というので音楽をかけずにヘッドホンを借りて耳を覆いました。その瞬間です。周りの雑音がサッと消えてしまったのです。僕の中でノイズキャンセリングに関する価値観が音を立てて変貌しました。まさに魔法です。その数日後、たまたまラジオを聴いていたらDJが「最近、AirPods Proを買ってノイズキャンセリングだと、まるで水のなかに入っているようだ」と言っているのを聴いてAirPods Proはやはり高性能なんだ、でも僕はAirPods持ってるしProは3万円くらいで高いし、どうしようか考えました。魔法にかかったついでに少し調べてAnkerのウルトラノイズキャンセリング搭載の「Soundcore Liberty Air 2 Pro」(13,000円程)のイヤホンを衝動買いしてそれをつけてウォーキングしました。車や雑踏の音がほとんど聞こえません。今までより音楽に深く集中できます。数日間、使用してあることに気がつきました。やはりiPhoneとの相性はイマイチで、フィット感や電池残量表示等、あらゆる面でAirPodsと比較してしまい、徐々にストレスを感じはじめました。とりあえずAirPodsの快適性を優先させて、それで久しぶりにウォーキングをしました。愕然としました。当たり前のことですが風の音が聞こえるのです。そしてそれが気になってしかたありません。そのうち風の音がノイズに聞こえてきます。ちょっと前までは気にならなかったはずです。もう病気です。そしてそれはすべて魔法のせいです。病気を発症したその数時間後、僕は家電量販店でAirPods Proという新たな魔法を手にいれました。自分で言うのもなんですが、うまい具合に企業の戦略にのってます(泣)めでたし、めでたし。
September 4, 2021
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伊集院静氏の自伝的小説『なぎさホテル』を再読しました。小説は昔に比べてあまり読まなくなりましたが数年前にこの『なぎさホテル』を読み、面白かったのを覚えています。電子書籍も読みますがやはり紙の本を読む比率が高く、時間の経過とともに増殖していきます。一読して「これは読み返さないな」と思った本はすぐ処分しますが感銘を受けた本はとりあえず手元に残します。そんな感じで処分できない本が結構あり、どうしようかと悩みましたがもう一回読めば新たな発見と記憶の定着ができ、心おきなく処分できるのではないかと思い、再読しました。この伊集院静氏、もともと電通マンで妻子持ちでしたが諸事情で仕事を辞め、離婚をして、故郷へ帰る前にふらりと立ち寄った神奈川県逗子市の小説の舞台となるなぎさホテルの近くで昼からビールを飲んでいました。そこへホテルの支配人から声をかけられます。「昼間のビールは格別でしょう」金のない伊集院氏ですが支配人の計らいでホテルに住むことになります。そして7年余り、なぎさホテルで暮らすことになります。再読後、伊集院氏の7年間を疑似体験し、哀愁、憤り、切なさ、葛藤、希望などのあらゆる感情の余韻が長い間、僕の中で息づいてます。【中古】 なぎさホテル 小学館文庫/伊集院静(著者) 【中古】afbなぎさホテル
July 11, 2021
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先日、12年物のシングル・モルトのスコッチを呑りながらAmazon music HDで(このAmazon music、ちょっと前から通常の金額で高音質のAmazon music HDが聴けるようになりました。ultraHDだとハイレゾ級の音質で聴けます。今まで高い金額を払って聴いていた人はさぞご立腹のことでしょう)松岡直也さんを聴いていて思ったことがありました。それは時代とともに音楽を聴く環境が変わっていくということです。小、中学生時代はラジオ、カセットテープ、レコードです。これしか選択肢がありまぜん。そして高校生のときアナログからデジタルへの移行、CDの登場です。レコードやカセットテープは聴くたびに摩耗しますがCDは何度聴いても音質的な劣化がありません。当時、CDは値段も高く、高校生のときは20枚程しか買えませんでしたが、なにしろ時間はたっぷりあるのでこの頃、聴いたCDは今でも隅々までインプットされています。その後、MDとか出ましたがやはりなんといってもiTunesとipodの登場です。音楽を聴く環境を根底から覆されました。外では1000曲ほど入れたiPod nanoを、家の中では手持ちの音源をすべていれたiPod classicで聴いてました。CDを入れ替える手間が省け、シャッフル再生で聴くと新たな発見がありました。そして2015年、Apple musicの登場です。音楽という大海原への出帆です。当時Apple musicはAppleの端末でしか利用できませんでした。たまたまiPadを持っていたので早速、利用を開始しました。しかし、iPadだと部屋の中でしか聴くことができずiPod touchを購入し、外でも聴けるようにしました。その後、Apple musicはApple以外の端末でも聴けるようになり、僕はApple musicからAmazon musicへ移行しました。10年後はいったい、どんな環境で音楽を聴いているのか想像もつきません。けれどひとつだけ確実に言えるのは小学生のころから聴いていたように10年後もレコードを聴いていることです。
July 4, 2021
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先日、巷で話題になっているペヤングの獄激辛やきそばを食べました。動画などでこのやきそばを数口、食べて「痛い、痛い」と絶叫し、涙を流している姿を見て、どれほど辛いのだろう?と興味と恐怖心を抱いていました。ある日、偶然、ドンキでこのやきそばを発見したので一つだけ買いました。けれどすぐに食べる気にはなれず、一人では食べきれない可能性があるからいつか誰かと食べてみようと思い、数ヶ月、放置していました。ちょっと前、自宅で友人と二人で飲む機会があったのでそこそこ飲んだあと、僕は切り出しました。「これ、知ってる?ものすごく辛いらしいんだけど、よかったら一緒に食べない?」僕的には友人が「あっ、それヤバイやつじゃん」みたいなリアクションを期待したのですが「?」みたいな表情をしたので僕は「あれ、知らない?」ときくと「知らない」との返事で想定外の展開となりました。仕方がないので僕は友人にYouTubeで悶絶している人々の動画をみせ、どれくらい辛いかを認識してもらいました。「どう、食べてみる?」と聞くと友人はあっさり「いらない」との返事。というわけで先日、ひとりで孤独な闘いを挑みました。残すともったいないので半分は激辛ソース、半分は市販の焼きそばソースで食べることにしました。フタをあけ、麺の上にかやくをふりかけ熱湯を注いで3分後、湯切りをします。麺の半分を別皿に移し、カップの焼きそばに激辛ソースを半分かけます。よく麺とからめてにおいをかいでみました。たしかに辛そうなにおいがします。違いました、まぎれもなく100%辛いにおいでした。飲み物は金麦とウーロン茶を用意していざ実食です。これは思っ切りが肝心だと思い、いきおいよくかきこみました。しばらくモグモグしました。あー、これかぁ、と思いました。ミスター・マリック風にいうと「きてます!」(古っ)今ふうで言うと「飛ぶぞ!」でしょうか(笑)そんなことはされたことはないのですが口の中に熱湯を注がれた気分です。辛い、熱い、痛い!でも大丈夫だ、いや全然大丈夫じゃない。葛藤しながらも半分の激辛やきそばを完食しました。そこからが地獄のはじまりでした。恐ろしいことに痛みが増加してきました。いそいで金麦やウーロン茶を流し込みました。飲み物はいいのですが用意しておいたサラダを食べたらさらに激痛が走り、改めて地獄激辛やきそばの底力を知りました。下唇に異変を感じたので鏡を見たら腫れてましたが、数十分後には腫れがひきました。このやきそば、丸まる一つ完食は無理かと思っていましたが、今回半分食べてみて感触をつかみました。次回はある程度のダメージを覚悟で1個完食に挑戦したいです。
June 13, 2021
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今、成毛眞さんの『2040年の未来予測』を読んでいます。書き出しの数行です。「2021年の今、電車の中を見渡しても、ゲームや本を持ち歩いている人は めっきり見なくなった。道を聞くために交番に駆け込む人も激減しただろう。 すべてを変えたのはスマートフォンの普及だ。 今からたった13年前の正月にはスマホがない景色が日常だったのだ。」この本は今から20年後を予測した本です。では今から20年前はどんなかと言うと 僕が使用していた携帯電話は通話以外、電卓とメモ帳くらいの機能しかない端末で、メールはパソコンでしか出来ず、iPodもない時代でした。それでもパソコンでインターネットが出来れば便利な時代になったなぁ、などと思っていたものでした。そして20年後、一歩外へ出ればどこでも誰もがスマホをいじっています。成毛さんは20年後を指摘します。窓の外にはドローンや空飛ぶ車が行き交い、コンビニやスーパーは無人店舗になり、あらゆる物がネットに繋がれたスマートハウスに住んでいると。僕的にはワクワクする反面、便利すぎて人間がどんどん退化していくのでは、と危惧したりします。ところで最近、セルフのガソリンスタンドで給油していると店員が近づいてきてEneKeyなるものを薦められました。なんじゃ、そりゃ?と思い説明を聞くとクレジットカードと紐付けできてそのEneKeyで決済ができるとのことです。それまではバッグから財布を取り出し、さらにカードを取り出し、スタンドの機械に差し込んでいた作業がEneKeyになるとポケットから取り出してセンサー部分へかざすだけで完結します。すぐにエネキーにシフトしました。やはり人間、便利さには勝てません(泣)2040年の未来予測
April 11, 2021
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長年、電子書籍用に使用していたAmazonのタブレットkindleのバッテリーの持ちが急速に悪くなったため、AmazonのFire HD 10を購入しました。この端末ですがアレクサが使えます。ということはスマートスピーカーとしても使えます。今まで使っていたスマートスピーカーのecho showは便利ですがふたつデメリットがあります。ひとつは電源ケーブルにつなぐため、設置場所が限られてしまうこと。ふたつめは音楽を聴くとき、アーティスト名や曲目を言ってもecho showが聞きとれないと永久に聴けないことです。ちなみに高校時代の僕のアイドルだった亜蘭知子さん(人気はイマイチでしたが…)を聴こうと思い、エコーに「亜蘭知子が聴きたい」と伝えると「指定の楽曲が見つかりませんでした」と答え、勝手にドラえもんの曲をかけてしまいます。その点、Fire HD 10ならAmazon musicをタッチパネルで操作できるので聴けます。この一台で電子書籍、スマートスピーカー、音楽プレーヤー、動画、ウェブ閲覧と大活躍です。ようこそ、Fire HD 10。さようなら、echo show。
January 1, 2021
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先日、知人がiPhone 12に替えたついでにAirPods Proを衝動買いした話をしていました。僕はAirPodsは興味ありませんでしたがsiriが使えるのを知り、それは便利かな、と思いました。今、3つ目のワイヤレスイヤホンを使っていますが、どれも使用途中にいつのまにか僕の耳から外れて地面に悲劇的な落下をとげます。おそらくそれが原因のひとつと思われるのですが前の2つのイヤホンは故障してしまいました。なので3つ目の故障も遠い先ではなさそうなので、そしたらAirPodsを購入しようとぼんやり考えていました。しばらくして何気なく電気店をブラブラしているとAirPodsと遭遇しました。AirPods Proのほかに安い価格のものが2種類あり、いちばん安いものはワイヤレス充電ができないタイプでした。知人はAirPods Proだけsiriが使えると言っていましたが、説明を見ていたら全機種siriが使えることがわかりました。僕のなかでフツフツと購買意欲が湧き上がります。僕はウォーキング中にAmazon musicを聴きますがこれからの季節、siriがあればウォーキング中に手袋を外してiPhoneを取り出して選曲や早送りをしなくても済むところを想像していたらいつのまにか一番安いAirPodsを購入してました。車に常備してあるモバイルバッテリーにつないでしばらく充電したあと、さっそく使用してみました。とりあえずAmazon musicのなかからアソシエーションを選んで再生しました。アップル純正のイヤホンは音質がいいですがAirPodsもそれに劣らず高音質です。次にSiriです。「Hey、siri、次の曲」と呼びかけるとしばらく音量が下がったあと、次の曲へ移行しました。その瞬間、これからは音声認識と手をかざすだけで操作ができるジェスチャー機能でことが足りる時代になることを実感しました。SiriとALEXAを連動させると音声だけでAmazon music内の楽曲も自在に再生できることがわかりました。そしてAirPodsの最大のメリットは、なにがあっても耳から外れない、ことです。今までのワイヤレスイヤホンがいつの間にか外れることがストレスでした。試しにAirPodsが外れて吹っ飛んでしまうんじゃないかぐらい、頭を左右に激しく振ってもAirPodsは必死に僕の耳にへばりついてくれます。ひとつ確信しました。この先、ワイヤレスイヤホンはAirPodsしか使用しないことを。そいうえば最近アップルのヘッドホン、AirPods Maxが出ます。定価6万ちょっとです。うーん、高いなぁ~。
December 13, 2020
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以前から気になっていた家電がありました。それは最新のVHSビデオデッキです。嘘です。スマートスピーカーです。スマートスピーカーのイメージというと「天気を教えて」「音楽をかけて」くらいなイメージしかなくそれほど必要性を感じていませんでした。先日、成毛眞さんの本を読んでいたら「スマホは最新のものを使え」「スマートスピーカーなど使わないと時代に遅れる」みたいなことが書いてあり、確かにそうだな、と思いました。調査がてら電気店へ行き、スマートスピーカーを見比べました。いろいろなメーカーから出ていますが僕はAmazonのプライム会員なのでAmazonを見ているとタッチスクリーン付のスマートスピーカーがありました。直観的にこれは便利だな、と思いecho showの10インチのものを購入しました。帰宅し、さっそく接続、Amazonと連携させ、話しかけてみました。「アレクサ、ノーラ・ジョーンズが聴きたい」と僕が言うとecho showは「Amazon musicでノラ・ジョーンズの楽曲をシャフル再生します」と答え『sunrise』が流れてきたとき、なにやら未来が開けたような解放感がありました。このecho show、動画見れたり、radiko聴けたり、タイマーセットできたりといろいろ便利です。調べたいことがあればすぐに答えてくれます。他の家電と繋いで拡張すればさらに利便性が向上します。ちなみにecho showとしりとりをやってみましたが、これは面白くありませんでした(笑)
October 11, 2020
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久しぶりにアナログ盤を買いました。永遠のマスターピース、ビーチ・ボーイズの『Pet Sounds』です。発売から50年以上を過ぎても燦然と輝き続けるロック・ポップスの金字塔です。約27年前に通常のCDを買いました。捨て曲がなく異常なクオリティの高さに愛聴盤の1枚になりました。その後、2012年デジタルリマスター(1枚のCDにモノとステレオ収録)を買い、今ではAmazon musicでハイレゾ級の音源も聴けます。しかし、好きなアルバムはアナログで聴きたくなります。デジタルだと気楽に聴いてますが、消耗品であるアナログは全身の細胞で緊張感を持って聴いているのが自分でわかります。デジタルとの聴こえかたの違いを発見してはほくそ笑んでいます。このアルバムですがブライアン・ウィルソンがビートルズの『Rubber Soul』(もちろん僕も大好きなアルバムです)に影響を受け、作製したと言われてますが僕からすればブライアンに『Pet Sounds』を作らせるため、神様がビートルズに『Rubber Soul』を作らせたのではないか?などと思ってしまうほどのアルバムです。そしてなんといっても最大の発見は今までB面の2曲目だと思っていた『GOD ONLY KNOWS』がB面の1曲目であることを知りました。アナログ盤、さまざまな気づきがあります。
May 24, 2020
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僕はいつでもどこでも音楽が聴きたい人間です。ちょこっとした家事などをするとき、はじめは家のいたるところにラジオを置いて聴いていました。しかし時間帯によってはまったく音楽が流れないときがあり、そんなときは小型のワイヤレススピーカーでAmazon musicを聴いたりします。けれどこのちょこっとした時間のため、ラジオやスピーカーの電源のON・OFFが面倒になってきて、なにかいい方法はないかと思いました。そこでウォーキングのときに使用しているワイヤレスイヤホンを家の中で使用してみました。やってみて気がついたのですが耳を塞がれて家事をしているとなにか不安を感じます。来客が来たり、なにか異変がおきてもわかりにくいのです。ふとネックスピーカー(首にかけて耳元のスピーカーで音楽が聴けます)の存在を思い出しました。さっそくSHARPのウェアラブルネックスピーカー AQUOSサウンドパートナーを購入しiphoneとBluetooth接続し聴いてみました。音質は臨場感が抜群で申し分なく、軽いので首にかけていても気になりません。もちろん、電話がきてもそのまま通話できます。そして一番の強みは移動しながら音楽が聴けることです。音楽を聴きながらトイレにも行けます(笑)【中古】 SHARP AN-SS1 【ウェアラブルネックスピーカー AQUOSサウンドパートナー】【製造番号 : 90360071】【山城店】
February 23, 2020
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先日、立ち寄ったタワーレコードで何気なくレコードコーナーを見て思わず僕は「あぁ~」と声にならないため息を漏らしました。何枚か壁に飾ってあるレコードのうちの1枚にフリートウッド・マックの『噂(rumors)』を見つけたのです。説明不要のモンスター・アルバムですがかつて処分したレコードのうちの1枚で、とりわけ収録曲の『DREAMS』は僕の好きな曲、ベスト10に入るほどのお気に入りです。イントロだけでイケちゃいます。そして声がしゃがれる前のスティービー・ニックスのもうなんとも言えない妖艶で絶妙なバランスのボーカルが僕の全身の細胞を震わせます。レコードを処分したあと『DREAMS』をまたアナログで聴いてみたかったなぁ、とずっと思っていました。ネットで買えば済むのですがそこまではアクションが起こせなく、さらにAmazon musicではULTRA HDでハイレゾ級の音質で聴けます。しかし、店頭で見つけてしまい、浮かんではしぼんでいた僕の欲求に火がつきます。別れた昔の彼女に出会った気分です。さらに他のレコードを物色しているとAmazon musicでしか聴いたことのなかったカレン・ソウサのアルバムも発見しました。このアルバム、『DREAMS』のカバーが入っています。アナログで『DREAMS』の聴き比べをしている自分を想像してしまい少し迷いましたが2枚、購入しました。iPhoneにいれたポイントカードを提示し、アップルウォッチのSuicaで支払いをしアナログレコードを買うというデジタルとアナログの関係性がカオス的です。そしてレコード袋を手に下げた僕はなにやらワクワクしています。この気分、なんなんだろうと思い記憶をたどりました。すぐに気づきました。中学生のとき、少ない小遣いをためて厳選した好きなアーティストのレコードを買った時の気分です。当然、歩く速度が早まります。
December 1, 2019
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先日、成毛眞さんの『Amazon』を読んでいたら日本におけるプライム会員の年会費の推移が予測できました。現時点で日本のプライム会員の年会費は4,900円ですがいずれは10,000円を超えると思います。なぜなら『Amazon』(2018年8月出版)によると各国のプライム会員の年会費はアメリカ 約12,000円イギリス 約14,000円ドイツ 約6,500円(現時点では変動があるかもしれません)とのことです。他の先進国から見れば日本の年会費は割安なのです。しかし日本の年会費が少し前、3,900円から4,900円になったように段階的に引き上げられるのは目に見えています。仮に12,000円になったとします。一月あたり1,000円です。送料無料、prime video、prime reading、prime music等のプライム会員の恩恵に比べれば月1,000円なら妥当な感じがします。もちろん安いにこしたことはありませんが。しかしこれがいずれ月2,500円とかになると考えものです。ぜひ、そうならないことを祈ってます。余談ですが先週、唯一留守録音して聴いている70、80年の主にロック・ポップスを流すFM番組『洋楽グロリアス デイズ』を聴いていたら僕の記憶から思い出すことのなかったアーティスト名が出てきました。'Til Tuesdayです。タイトルは忘れましたが1曲だけ好きな曲があったのを思い出し、amazon music unlimitedで探したらアルバムが5枚ありました。もちろん好きだった曲もありました。その好きだった曲『Will She Just Fall Down』を聴いた瞬間、「あー、これだ!!!」と胸が震えました。他の曲も僕好みで好きなアーティストが増えました。 熱しやすい僕は先週の夕方から'Til Tuesdayしか聴いてません。'Til Tuesday、最高!【中古】 amazon 世界最先端の戦略がわかる /成毛眞(著者) 【中古】afb
October 6, 2019
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先回の続きです。同窓会のBGMを依頼されザックリとプレイリストを作ったら約5時間分でした。同窓会は約2時間なので1曲3分でも40曲しかかかりません。そこで思いついたのが1曲を1.5~2分くらいにカットしてたくさんの曲をいれることでした。調べるとiTunesで曲の長さを指定でき、さらにはフェイドアウトまでできることを知りました。1曲1曲、手動で曲の長さを指定します。曲数が多いのでそれなりに時間がかかります。とりあえず作業が終わったのでiTunesで再生してみます。指定した時間になるとフェイドアウトし、次の曲が流れます。「おぉ、いい感じじゃん」と気分を良くしてiPod touchと同期して再生しました。なんとiPod touchではフェイドアウトが反映されません。指定の時間になるとブチっと曲が途絶え、次の曲が流れます。僕はいささか顔面蒼白となり、なにかいい方法はないかと調べました。ありました。iPod nanoだけにはクロスフェード(前の曲の終わりと次の曲の初めをシームレスに繋ぐ機能)ができることを知り、さっそく電気店に行き、探しました。店頭にひとつも置いてないのでおかしいな、と思いつつ店員にきくとiPod nanoは製造中止とのことです。ならばセコハンショップだ、と思い2店目で見つけて購入しました。iPod nanoに同期して再生です。スムーズに流れるように曲が進行します。同窓会の数日前、BGMの準備は終わっていましたが、ひとつだけ気になる点がありました。オープニングの曲です。それまではグレン・グールドの遺作となった『ゴルトベルク変奏曲』にするつもりでいました。しかししんみりする曲より賑やかなほうが良いかと思い、レオ・セイヤーの『The Show Must Go On』のサーカスを彷彿させてるオープニング(曲によってこの部分があるものとないものがあります)にしようと思いました。これは70年代の曲ですが多分、誰も気がつかないでしょう。しかしこの曲はデータはないので以前購入したソフト「パソコンの音を聞いたまま録音2」を使いAmazon musicでパソコンに保存しました。しかしiTunes純正でないためかクロスフェードができません。悩んだすえ、レオ・セイヤーのベスト・アルバムをiTunesで購入しました。(Amazon musicからいつアルバムが削除されるかわかりません。最近はチャーチズのオリジナルアルバム3枚が消えていました。ショック!)さて同窓会、当日です。会場に行くと懐かしい面々(なかには誰でしたっけ?)とご対面です。ハグしたり冗談言ったり、みんな笑顔です。全員が集まり幹事の挨拶の後、乾杯です。各テーブルで盛り上がります。しばらくしてBGMを流す指示が出ました。僕はボリュームを少し上げてスタートさせました。聴き慣れたイントロが会場に響き渡ります。僕はしばらく同級生を観察しました。大方は話し込んでいます。それ以外は話し相手を見つけよう、話に入り込もうとしています。2次会のとき僕は親友に言いました。「あのBGMってあってもなくてもみんなにとっては影響なかったみたいだね」親友は言いました。「それがBGMなんだよ」なるほど(泣)
September 8, 2019
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先日のお盆休みに、中学の同窓会がありました。クラス単位ではなく同級生全員に声をかける大規模なものでした。それほどの規模で集まるのは成人式以来です。6月のある日、幹事から同窓会で流すBGMを作成して欲しい、と依頼されました。お題は『誰もが知っている80年代の洋楽』とのことです。僕はふたつ返事で了承しました。「Amazon musicで適当に作って流すよ」と僕が言うと「スマホだと流してるとき電話とか来たら興ざめするからiPodがいい」と言われました。それを聞いて僕は、同窓会だからガヤガヤしていてBGMが電話の呼び出し音に変わっても誰も気にしないのでは、と思ったけれど、もしかしたらちゃんと音楽を聴いている人もいるかもしれないと思い、しっかりしたものを作ろう、と思いました。とりあえず手持ちの音源で80年代の洋楽のヒット曲をiTunesでプレイリストをザックリ作りました。70年代に派生した商業主義的・産業ロックが成熟していく時代です。シンセ、ドラムマシーンを中心にした音作りで(なかには時代に流されずアコースティックにこだわるミュージシャンもいました)よく言えば弾けてキラキラ、悪く言えば手抜きでチープ。デュラン・デュラン、マイケル・ジャクソン、カルチャー・クラブ…それほど好きではありませんが入れざるを得ません。ケイト・ブッシュ、ロバート・パーマー、フェアグラウンド・アトラクションなど僕の好きなミュージシャンはついつい曲数が複数になります。ひととおりプレイリストを作成して曲数を見ると80曲を超え、時間は約5時間でした。同窓会は約2時間です。曲をかなり削らなくてはいけません。時間はまだたっぷりあるので作業の続きはまた今度です。しかし、この後、過酷なプレイリスト作りが待っていようとは夢にも思いません。
August 25, 2019
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先日、トランスミッターを介したシステムコンポと一体型のパーソナルオーディオシステムのBluetooth接続で2台同時再生が実現した後、問題が発生しました。それまでは朝、仕事に行く前はシステムコンポにiPhoneをBluetooth接続でAmazon musicを聴きながら準備をしていました。しかし2台同時接続にしてからはパーソナルオーディオシステムのスイッチを入れたりトランスミッターとiPhoneを有線で接続したりと音楽を聴くまでの手順がかなり増えてしまいました。音楽を聴き終わったあとも、その逆の手順も増えます。システムコンポが聴ける部屋以外で音楽を聴くときはiPhoneに内蔵されているチャチなスピーカーで聴いていました。それを踏襲してしばらく朝の準備の間はiPhoneで音楽を流していましたが、さすがに物足りなくなってきました。それならiPhone専用のスピーカーを買っちゃおう、と短絡的発想にいたりました。電気店で物色です。スマートスピーカーも候補にありましたがなんだか音が悪いという先入観(聴いたことないのでわかりませんが…)があり、結局JBL(音がいいと思う先入観。これも聴いたことがないのでわかりませんが…)のCHARGE3を購入しました。決定的な要因は防水機能と一回の充電で20時間再生可能です。他のスピーカーはだいたい12時間前後です。怠惰な僕はちょくちょく充電するのが面倒なのです。音質ですが小さい割には聴きやすく、バランスも良く問題ありません。システムコンポでちゃんと音楽を聴くとき以外はCHARGE3でBGMを流します。軽くて無線なので持ち運びが非常に楽です。家のいたる所で音楽が聴けます。iPhoneとCHARGE3で音楽の楽しみ方が増えました。キャンプやバーベキューやアウトドア・スポーツの時にも活躍しそうです。あっ、ちなみに僕はキャンプもバーベキューもアウトドア・スポーツもやる予定はありません(汗)JBL CHARGE3 Bluetoothスピーカー IPX7防水/ポータブル/パッシブラジエーター搭載 ブラック JBLCHARGE3BLKJN 送料無料 【SK08408】
July 21, 2019
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以前、使用していたシステムコンポが壊れたとき、一体型のパーソナルオーディオシステムを買いましたが音的に迫力にかけ、ハイレゾ対応のシステムコンポを購入しました。その時、Bluetoothで2台同時に接続して聴いたら音に広がりがでて、凄いんじゃないかと思いました。しかしBluetoothはオーディオに関して規格があり、一台しか接続ができませんでした。それから数年後、先日、ふと、時代の変化は速いからもしかしたらと思い検索したところ、2台に接続できるトランスミッターがあることを知りました。さっそく購入です。とりあえずシステムコンポに接続して音を出しました。音量がかなり低くショックを受けました。でもせっかく買ったのだからとりあえず2台に接続して聴いてみようと思いました。2台同時接続はなかなか順調にいかず、20分ほどかかってようやく接続できました。カレン・ソウサの『GET LUCKY』を流してみます。単独で聴くと物足りないパーソナルオーディオシステムがシステムコンポの補充的な役割をしてくれてサラウンド効果抜群です。音量の低さはボリュームを上げれば解決します(ポジティブ・シンキング!)パーソナルオーディオシステムの置く位置によって音楽の聴こえ方が変わります。いろいろ試してみて心地よい場所を探します。それぞれのボリュームのバランスを調整します。音に包まれなんともいえない至福にひたります。もう、今までの聴き方ができません。ありがとう、テクノロジー。トランスミッター & レシーバー Anker Soundsync トランスミッター & レシーバー 2-in-1 Bluetooth 5.0【AUX、RCA、光デジタル接続対応】
June 30, 2019
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先日、レオ・セイヤーのベストを聴いていて、「あっ、新たな発見!」と思いました。『One Man Band』という曲があり、甲斐バンドの初期の曲の『吟遊詩人の唄(ONE MAN BAND)』はここからの引用(あるいは盗作、オマージュ)だと思いクレジットを調べるとなんと作詞:LEO SAYER、訳詞:甲斐よしひろ、作曲:DAVID COURTNEYとなっていました。(レコードだと表記が少し違っています)小学生の頃、甲斐バンドを好きになり、狂い出しました。特にシングルのB面に『ポップコーンをほおばって』『翼あるもの』『メモリーグラス』『きんぽうげ』など佳曲が多く、甲斐よしひろは真の天才だと思いました。高校生になり、最初の解散をするまで僕のアイドルでした。その頃から僕は洋楽を手当たり次第、聴き出します。「あれ、この曲甲斐バンドのあの曲に似ている」「あれ、これも似てる」はじめ僕はなにかの偶然だと思いました。しかし、曲を聴けば聴くほどそれは増殖していきます。ローリング・ストーンズを筆頭にロキシー・ミュージック、ルー・リード、フリートウッドマック、キンクス、ゾンビーズ、カーリー・サイモン、バッファロー・スプリングフィールドetc、曲だけでなくタイトルもアルバムジャケットも似てるものがゴロゴロ出てきます。打ちのめされたような気分になり、僕は現実を受け入れるしかありませんでした。偶然似ているわけではなく意図的なんだと。それからは日本のミュージシャンに嫌悪感、不信感を抱くようになりました。しかし、その4年後くらいからユーミン(70、80年代の作品)を聴くようになり、そのクオリティの高さに日本人アーティストへの嫌悪感は消えていきました。30歳を過ぎたとき、何気なく甲斐バンドのサードアルバム『ガラスの動物園』のLPを聴いたら懐かしさもありますが「あー、甲斐バンド、やっぱりいいなー」と思いました。同じ事象に関して不快になった記憶よりは良かった記憶のほうが勝るのかも知れません。今回の件でもしかしたら他にも引用だと思い込んでいる曲があるかと思い、調べましたが他は作詞・作曲 甲斐よしひろでした。恐るべし、甲斐バンド。
June 16, 2019
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ちょっと前に山下達郎のラジオ『サンデーソングブック』を聴いていたら2曲連続で気に入った曲に出会いました。Leo Sayerの『Easy To Love』とLove Committeeの『Heaven Only Knows』で初めて名前を聞くアーティストです。すかさずamazon music unlimitedで探すとLeo Sayerの曲はありました。Love Committeeはアルバムは見つかりましたが『Heaven Only Knows』はなさそうです。車の運転中だったので帰宅して中古CDかiTunesで探そうと思いました。別の日ですがこれまた運転中になにげなくラジオをつけチャンネルを替えていると洋楽が流れている番組があったのでしばらく聴いていました。初めて聞くアーティスト名で『Hunnybee』いう曲が流れ、一発で気に入りました。アーティスト名を確保するため、車を止め、スマホのアプリ、SoundHound(スマホに流れている曲を聴かせると検索してタイトルとアーティスト名を表示してくれます)に聴かせるとUnknown Mortal Orchestraということがわかりまし。またまたすかさずamazon music unlimitedで検索すると何枚かのアルバムがありました。しかしラジオで流れていた『Hunnybee』は見当たりません。これも帰宅して探すことにしました。Unknown Mortal Orchestraですがアルバムを聴くと独特の質感やサウンド、メロディーでいい感じです。帰宅して調べるとLove Committeeの『Heaven Only Knows』はデジタル化されてないようでCDもiTunesにもありまぜん。You Tubeで探すとアナログ音源をアップロードした音源がいくつかありました。ちなみにヤフオクで現時点で3800円で出品されていますが1曲だけのためにはさすがに手が出ません。You Tubeで飢えをしのいでいます。『Hunnybee』は 『Sex & Food』というアルバムに収録されていることがわかりこのアルバムはamazon music unlimitedにはありませんでした。iTunesよりヤフオクの中古CDが安いので購入して聴いています。ラジオならではのお気に入りとなる曲との出会いです。輸入盤 UNKNOWN MORTAL ORCHESTRA / SEX & FOOD [CD]
May 26, 2019
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最近、音楽的飢餓から脱却しました。1980年代前半にデビューしたJULLAN(ジュラン〉の『BECAUSE OF LOVE』という曲が好きで、当時はエアチェックしたカセットテープを聴いていました。このJULLAN、確か坂本龍一のFM番組『サウンドストリート』のデモテープ特集がデビューのきっかけだったように思いますちなみに『BECAUSE OF LOVE』ですがサウンドもアレンジも教授色全開です(笑)その後、カセットテープは処分してしまいました。しかし、しばらくすると無性に聴きたくなる曲が何曲かあらわれます。そしてその都度、CDをレンタル、あるいは購入したりiTunes Storeで入手しました。しかし『BECAUSE OF LOVE』はCD化されておらず、iTunesにもありません。YouTubeで探すとありました。コンポに繋いで聴くとそこそこ、良い音で聴けます。そんな感じで時々、聴いていました。ところがお別れは突然、やってきます。ある日、『BECAUSE OF LOVE』を聴こうとYouTubeを検索しても見当たりません。いつの間にか僕の前から姿を消してしまいました。ショックが全身を駆け回ります。聴きたい曲が聴けなくなります。飢えが発生します。ヤフオクにはその曲のEPが出品されています。落札します。シングル・レコードが届きます。ターンテーブルに載せます。『BECAUSE OF LOVE』との再会です。飢えが満たされました。満足、満足。
April 7, 2019
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先日、Amazonから注文した商品が届きました。段ボールのテープをはがし、中身を取り出し、包装を解いていきます。エリオット・アーウィットの胸キュン(なんてったってYMO世代ですから…)な写真をあしらったレコード・ジャケットがあらわれました。Fairground Attractionの最初で最後のオリジナル・アルバム『The First of a Million Kisses』の180グラム重量盤の12インチアナログ・レコードです。うっとりとしばらくジャケットを眺めたあと、レコードを取り出しターンテーブルに載せます。レコード・プレーヤーのスタート・ボタンを押すとカートリッジが自動で一曲目に作動します。針が落ち、スクラッチノイズの後、何百回聴いたかわからないほど、聴き慣れた『A Smile in a Whisper』が部屋を満たします。アナログ特有の音のやわらかさと臨場感。エディ・リーダーの瑞々しく、弾けるようなボーカルに身も心も溶けてしまいます。至福のひとときです。このアルバムは30年前に輸入盤のCDを買いました。当初はシングル・カットされていた『Clare』が好きで、アルバムを聴いたとき『Clare』以外は地味な印象がありました。ところが3年に1曲くらいの割合で好きな曲が増えていきました。聴くたびに新たな発見があります。そして今では全曲が大好きです。その後、国内盤とリマスター盤のCDを買いました。そして今回、180グラム重量盤のアナログを発見してしまい購入しました。しかし30年前に買ったCDアルバムを30年後にアナログ・レコードで聴くなんて思いもよりません。後はハイレゾが出るのを心待ちにしています。Fairground Attraction フェアグラウンドアトラクション / First Of A Million Kisses (ブラック・ヴァイナル仕様 / 180グラム重量盤レコード / Music On Vinyl) 【LP】
February 17, 2019
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村上春樹・糸井重里共作の『夢で会いましょう』を読んでいたら登場人物が占い師から7月26日は外に出てはいけない、と忠告されたので「冷蔵庫のビールを次から次へと飲みながら、ドアーズのLPを全部聴いた。」そうです。ドアーズ、いいですね。僕がドアーズを聴きだしたのは高校生のときでCDが出始めたときでした。当時のドアーズのCDは1枚3500円でしたので時間をおきながら順番に買っていました。やはり最初に買ったファーストアルバムの『ハートに火をつけて』は思い入れがあります。お金はないけど、時間はたっぷりある。しかもCDは何回聴いてもレコードと違って摩耗しません。もう何回聴いたことでしょう。たしか当時は『ソフトパレード』だけCD化されてなく輸入盤のレコードを買いました。あっ、こんなことを書いていたらアナログで『ハートに火をつけて』が聴きたくなってきました。危ない、危ない、Amazonやヤフオクでチェックしたいのをグッとこらえます。
January 20, 2019
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村上春樹さんの昔の小説を読み返しています。本が増殖していくので処分しなくてはと思い、昨年からとりあえず汚れがひどい本を手放すことにしました。ほとんどが30年近く前の春樹さんの本で茶色く変色し、経年の月日を物語っています。けれど、いざ捨てようとすると自分の記憶の一部も処分するような気がしてそれならもう一度、読み返してから捨てようと、思いました。『ノルウェーの森』『国境の南、太陽の西』『カンガルー日和』を読んだあと短編集『中国行きのスロウ・ボート』の最後の『シドニーのグリーン・ストリート』を読んでいました。主人公の私立探偵はグレン・グールド好きでグールドだけで38枚のレコードを所有しています。10年ほど前から僕もグールドを好きになり、聴きだしました。なぜ、この本を初めて読んだとき、グールドをチェックしなかったのか悔やまれます。でもその頃はクラシックには興味がなかったので仕方ありません。探偵に仕事が舞い込み(仕事の依頼人はなんと羊男です、そうです、あの羊男!チャオ!)事件が解決したあと、事務所で客を待ちます。そして次の文を読み、僕は体に電流が流れました。スピーカーからはグレン・グールドのピアノが流れている。ブラームスの「インテルメッツォ」、僕のいちばん好きなレコードだ。グールドのなかで僕もいちばん好きなレコードです。CDを持っていましたがアナログも聴きたくなり、昨年の6月に購入しました。アルバム全体を包み込む感傷的なメロディがピアノの旋律によって耳に届くとき、美しい陶酔と、息苦しいくらいのせつなさにやるせなくなります。Brahms ブラームス / 間奏曲集、4つのバラードより、2つのラプソディ グレン・グールド 【BLU-SPEC CD 2】【中古】 中国行きのスロウ・ボート / 村上 春樹 / 中央公論新社 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】
January 6, 2019
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約33年ぶりにアナログ・シングル・レコードをヤフオクで購入しました。山根麻衣さんの『気分はフェアネス』という曲です。僕が中学2年生のときに化粧品のCMソングで流れていて、エアチェックしたカセットテープを聴いていました。バブル経済へ突入していく前のキラキラしていた時代で、この曲も僕の中で燦然と輝いていました。でも、あまりヒットはしなかった記憶があります。テレビの『ザ・ベストテン』にランクインしなかったと思います。その後、カセットテープは処分しました。しかし、10代のときに好きになった曲はいつまでたっても脳裏から離れません。また聴きたい欲望がふくらみ、今年の春にレコード・プレイヤーを買ったのでレコードで聴こうと思い、探すと格安で出品されていたので落札しました。数日してレコードが到着しました。レコードをターンテーブルに載せ、ホコリを払い、スイッチをONにします。自動的に針が降り、スクラッチ・ノイズが響き渡ります。そして聴き慣れたイントロが流れます。中2のときは音の良くないカセットテープをステレオラジカセで聴いていました。今回はハイレゾコンポで7インチ45回転のシングルレコードです。音圧が違います。音が違います。空気の振動が違います。今まで気がつかなかった楽器の音さえ聴こえます。ドーナツ盤、最高です。しかしいつも思うことがあります。ドーナツ盤はたいてい、1曲につき2、3回きくのでそのたびにプレイヤーのスイッチを押しにいかなくてはいけないのでリモコンが欲しいです(笑)
November 11, 2018
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日々、Amazon musicで新旧ジャンル問わず、今まで聴いたことのない曲をチェックします。一発で好きになる曲、2、3回聴いて好きになる曲、好きになるけど忘れてしまう曲、聴いていて何も感じない曲…昔から僕は音楽に対して刷り込みが強く、一番初めに聴いた曲がプロトタイプになってしまいます。例えば好きになった「その曲」を何回か聴くと脳に定着されます。あるとき「その曲」のアレンジが違う曲があり、たまたま聴いてみると手拍子の大きさが違い、僕は違和感を感じてしまいます。僕の脳内にある記憶と差異があると「これは違う!」と思います。そんなことも含めて僕はライブ・アルバムが好きではありません。オリジナル曲がイントロがピアノなのにライブではギターだったり、リズムもアレンジも変わります。おまけに聴衆の歓声、手拍子、雑音。ボブ・ディランのようにライブで曲を再構築して演奏するのはありとして、ライブはライブとして割り切って楽しむべきなのでしょう。ところが先日、何気なくカヒミ・カリィのアルバムを聴いていたら『Lexie』というライブ録音にしたてたジャズ曲があり、それがスリリングでメチャクチャ格好良くバカの一つ覚えで何回も何回聴きました。「これは神様が僕にジャズとライブの楽しさを教えてくれるきっかけをくれたんだ」などと勝手な解釈をしました。その後、ジャズの名盤と呼ばれるアルバムを何枚か聴きましたが途中で飽きてしまいます。ボーカルなしのジャズは難易度が高いです。数日後、ノラ・ジョーンズ経由で発見したと思うのですが『sing me the songs』という様々なアーティストが参加しているライブ・アルバムを聴き、これがしっくりときてライブ音源もいいな、と思いました。初めて聴く曲ばかりなのでなんの先入観もなく、僕の細胞にしっかりと染み込みました。【送料無料】 Sing Me The Songs: Celebrating Works Of Kate Mcgar 輸入盤 【CD】
October 28, 2018
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2年間封印していたテレビを今年から解禁しました。気になる番組があるのに我慢して見ないのでなく、見たかったら見ればいい、という方向にシフトしました。なにせNHKの受信料だって払っているのだし…気がつくと毎週欠かさず見る番組が一つできました。『マツコの知らない世界』です。マツコとゲストとのやり取りが面白いし、興味のあるテーマだとより楽しめます。最近は包丁好きの外国人が出ていて、包丁によって料理の味が変わることを知りました。刺身も食べる前に切ったほうがおいしい、と知り早速新しい包丁とマグロの塊を買いました。刺身にはやはり日本酒だ、と普段飲まない日本酒も買いました。刺身の前に鶏肉を切ってみました。今までは皮が切りにくかったのが新しい包丁ではスルスル切れます。ビール、ウィスキーと飲みだしてから2時間後くらいに、日本酒と刺身を用意して新品の包丁でマグロを切りました。日本酒をチビチビ、刺身をパクパク。さてさて、切りたての刺身のお味は?かなり酔っていたのでよく分かりませんでした(泣)
October 21, 2018
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読み終わった本はエクセルに著書名と著者を入力して管理してます。そして読み返さない本は処分しています。先日、武田知弘著の『ビートルズのビジネス戦略』を読み終えたのでエクセルにまずはタイトルを入力しました。『ビートルズの』までを入力した途端『ビートルズのビジネス戦略』とすべてのタイトルが表示されました。このエクセル、過去に一度入力した文字を記憶していて、数文字入力すると過去に入力した続きの文字が表示されます。まさかと思い、今度は名前の『武田』と入力した瞬間、『武田知弘』と出ました。僕は愕然とし、著作名を検索しました。やはり『ビートルズのビジネス戦略』が2冊表示されました。今まで2回、以前読んだ本を新たに買って読んだことがあります。そのときは読んでる途中で「あれ、なんか読んだことがあるような…」と思いエクセルで検索するとやはりありました。しかし今回は以前に、一度読んだ本をなにも気がつかず読んでしまったわけです。要するに最初に読んだとき何もインプットされていなかったわけです。印象も記憶も残らなかったのです。あっ、もしかして同じ本を2度買わせる武田知弘氏のビジネス戦略?【新品】【本】ビートルズのビジネス戦略 武田知弘/〔著〕
October 14, 2018
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久しぶりに腕時計を買いました。昔は自動巻きしかしてませんでしたが、この10年くらいはソーラーパワーの電波時計ばかりでした。そして今回、購入した時計はApple Watchです。iPhoneでSuicaを使用していてその利便性の延長でApple WatchでもSuicaを使用すればiPhoneを取り出す手間がはぶけます。ただ、それくらいしかApple Watchを買ったときのメリットが思いつかず、先送りになっていました。YouTubeとか見てるとApple Watch不要派の人が1か月使用した後、「Apple Watchなしでは生きていけない」というのをみて、「やはりそうなるのかなぁ」と思い、いろいろ調べてました。最近出たSeries 4とSeries 3の違いや、Apple Watch単体で通話ができるようにするにはそれ専用のApple Watchに新たに通信契約をしなければいけないことがわかりました。ケースの幅も微妙に違うので実物が見たくなり店に行きました。物色しているうちプチADHDなため、気がつくとApple Watch Series 3 GPSを衝動買い(Series 4より断然安いです)してました。帰宅してiPhoneとペアリングしSuicaとQUICPayの設定をしました。amazon musicのアプリをいれて聴けたらいいなと思いましたがそれは無理でした。しかし、iPhoneでamazon musicを起動するとアップルウォッチに再生、一時停止、早送り等のボタンが出て手元で操作できることを知りました。ウォーキング中にamazon musicで聴いたことのない曲をチェックしているときは常にiPhoneを持ち歩いてつまらない曲を早送りしていた煩わしさから解放されました。とりあえず今のところSuica、電子マネー、音楽アプリのコントロールで充分、満足です。しかしなぜi WatchではなくApple Watchなのでしょう?謎です。
September 30, 2018
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ADHDとは《attention deficit hyperactivity disorder》幼児期に現れる発達障害の一つ。不注意(物事に集中できない、忘れ物が多い)、多動性(落ち着きがない、じっとしていられない)、衝動性(突飛な行動を取る、順番を守れない)などを特徴とする。脳の器質的または機能的障害が原因とされる。注意欠陥・多動性障害。注意欠如・多動症。[補説]多く、年齢が上がるとともに多動の症状は減少するが、不注意と衝動性は成人になっても残る場合があり、これを成人ADHDという。 (コトバンク)より引用成毛眞さんの『発達障害は最強の武器である』を読んでいて「あ、これ自分にあてはまる!」と思うところがありました。成毛さん曰くADHDの傾向が強いとのことで様々な症状が表記されていました。そのなかで「1冊の本に集中できない、ひとつのテレビ番組を1時間見ることができない」とあり、これはまさに自分と同じ症状だ、と思いました。以前から読書は5〜10冊をつねに併読していて、成毛さんの『本は10冊同時に読め!』に出会ったときは自分と似た感性の人がいるものだと感動しました。ある本を10分から15分くらい読んでいると飽きるわけではないのですが、モードを変えたくなるというかシャッフルしたくなり、別の読みかけの本に手が伸びます。しばらするとまた別の本、そしてまた別の本…という具合です。映画も1本連続して見ることができません。3時間以上の映画は見ようとも思いません。2時間の映画だと最低3回にわけないと見れません。映画を見だして、途中で昔のテレビドラマを見たりします。それと1曲が長い音楽も聴けません。1曲10分以上の曲は聴く気が萎えます。マイルズ・デイビスの『ビッチェズ・ブリュー』なんてこれは革命的なアルバムなんだからと昔、歯を食いしばって、我慢して聴いていました。音楽は「もうちょっと聴きたい」くらいがいいですね。◆◆発達障害は最強の武器である / 成毛眞/著 / SBクリエイティブ
September 9, 2018
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90年代に入ってから一部のアーティストを除いてリアルタイムでロック・ポップスをあまり聴かなくなりました。そんな状態が昨年の10月ほどまで続いていましたが、今はamazon musicで最近のものを聴いています。きっかけは「お客様におすすめのプレイリスト」を何気なく聴いていたら、ある曲に出会いました。せつなく美しいイントロにスクラッチノイズを散りばめ、サビまでのヒップホップ調のボーカルに衝撃が走り、感傷を加速させるサビで一気に虜になりました。その曲はリリー・アレンの『Littlest Things』でした。その日に30回ほど聴きました。そしてこのリリー・アレン、他にもいい曲が目白押しです。最近のものでもいいものがあるんだな、と感動を覚えました。いろいろ聴いてみてイングリッド・マイケルソン、リリー&マデリン、BOYなども気に入りました。2か月ほど前、チャーチズの存在を知り、ニュー・オーダーの女性ボーカル版みたいなエレクトロリック・ポップでボーカルのローレン・メイベリーが若くてピチピチしていてこれも大好きになりました。しかしこのチャーチズ、3枚のアルバムがありますがamazon musicではファースト・アルバムしか配信されていません。そのうち配信されるかなと思って待っていましたが、聴きたい欲望が勝ってしまいセカンドとサードアルバムのCDを購入しました。そして悲劇がおきました。CD購入の2日後、amazon musicをチェックしたらセカンドとサードが配信されていました。思わず僕は日本人のくせに「Oh my god!」とつぶやきました。こんなことってあるんですね。おぅまいがっ!
August 12, 2018
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今はそんなに読まなくなりましたが20代までは小説ばかり読んでいました。村上龍さん、村上春樹さん、片岡義男さん、大藪春彦さんなどが好きでした。そして僕の人生を変えてしまったと言っても過言ではない小説と出逢います。田中康夫さんの『なんとなく、クリスタル』です。この本が出版されて話題になっていたとき、僕はまだ小学生でした。その5年後、17歳の僕は何気なくこの本を買い、読みました。登場人物のみんながおしゃれで、格好よく、こんな風に生きてみたい、と思いました。登場するファッションにも興味がありましたが、なによりも光り輝いていたのが随所で登場する洋楽でした。スティーブン・ビショップ、スピナーズ、マイケル・フランクス、ロバート・パーマー等、数々のアーティストが登場します。これを読む2か月前にボズ・スキャッグスの『シルク・ディグリーズ』のアナログ盤を買っていたこともあり、著書にボズ・スキャッグスの名前が出てきたときは「あぁ、これは僕の人生のBGMなんだ」なんて思いました。読前・読後みたいに『なんクリ』を読んでからは小遣いの許す範囲で登場するレコードやCD(当時、登場したばかりのCDは1枚3200~3500円という恐ろしい値段でした)を買い、ラジオでエアチェックしまくりました。映画化された『なんクリ』のサントラ盤の中古レコードをその数年後に見つけ、購入しました。初めて聴く曲もあり感慨深いものがありました。このアルバムは結局、CD化はされず、デジタルで所有したかったのですが無理でした。そのアナログサントラも数年前に処分しました。先日、ポール・デイヴィスのリマスターCDを聴いていて、「amazon music unlimitedならあのサントラを再現できるんじゃないか?」と思いつき、検索したらすべての曲があり、プレイリストを作ってしまいました。いやー、青春がよみがえります!そういえば『33年後のなんとなく、クリスタル』も出ているんだ、これも読まなくちゃ。【中古】 なんとなく、クリスタル 新潮文庫/田中康夫(著者) 【中古】afb33年後のなんとなく、クリスタル
July 8, 2018
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今年の8月5日(日)午後7時より作家・村上春樹さんが初のDJをつとめるラジオ番組『村上RADIO ~RUN&SONGS~』が放送されます。実はこの放送の発表がされる2週間くらい前に春樹さんのデビュー作『風の歌を聴け』を読み返したばかりでした。理由は作品のなかの曲を、amazon musicでチェックしようと思ったからです。ちなみに読みかえす前まで『風の歌を聴け』のなかで登場した覚えていた曲はビーチ・ボーイズの『カリフォルニア・ガールズ』だけでした(笑)読み返したのは今回で5回目くらいですが(その前は8年前でした)、「こんなシーンもあったのか?」とかなり記憶が断片的なところもあり、また新たな発見もあったりします。しばらく読み進むと、いよいよ1曲目が登場しました。ブルック・ベントンの『レイニー・ナイト・イン・ジョージア』です。名前も曲名も覚えていません(泣)以前、読んだとき、この曲を聴きたい、という衝動がおきなかったようです。amazon musicでさっそく聴いてみました。起伏のあるボーカルに胸を締めつけるバラードで、一発で気に入ってしまいました。他に登場したアーティストはほとんど知っていましたが「ハーパース・ピザール」は記憶がなく、amazon musicにアルバムが何枚かあったので一通り、何回か聴いてみましたが、性に合いませんでした。残念。そういえば春樹さんはエッセイなどでアメリカン・ロックやスガシカオを好きなことを公言しています。僕はアメリカン・ロックもシカオも苦手なんです。昔、春樹さんがジョギング中にヒューイ・ルイスを聴く記事を読んだので、『スポーツ』など聴いてみましたが僕にとっては軽い拷問のようでした(笑)いずれにせよ8月5日の放送は今から楽しみです。ジャズ、クラシック、ロック、ポップ以外のジャンルの曲がかかるのか興味津々です。でも最近、僕のお気に入りのリリー・アレンやチャーチズなんて絶対かからないよなぁ。ブルック・ベントン/ATLANTIC R&B BEST COLLECTION 1000:: トゥデイ(完全生産限定盤/特別価格盤)(CD)
June 24, 2018
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もともとジャズはそれほど好きではありません。いろいろ聴いてはみましたがジャズのベストアルバムを作ろう、まではいきません。しかしジャズ・ロックは好きです(笑)ところが今は女性ジャズ・ボーカルにどっぷりハマっています。カレン・ソウサです。amazon musicにチェックしてあったアルバムのなかの『WICKED GAME』を聴いていいなと思い、他の曲も聴いているうちにダフト・パンクのなかで一番好きな曲の『Get Lucky』のカバーがありました。実は僕はカバー曲は好きではないのですがこの『Get Lucky』はジャジーでありながらボサノバ・タッチのサウンドにカレンの甘く気怠く、そして官能的なボーカルで絶妙な仕上がりになっており、「『Get Lucky』ってカレンが歌うために作られたんだ』と勝手な勘違いをするくらいのハートの撃ち抜かれ方をしました。それ以来、毎日聴かないと禁断症状が起こります。そしてこのカレン・ソウサ。歌声だけでもヤバイだけでなく息をのむような美貌です。『カレン、天使でも悪魔でもいいから僕をメチャクチャにしてくだい!』みたいな心境です。困ったものです。
June 3, 2018
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鳥越マリさんの『涙のピアス』が聴きたく、どうしたものかと考えていました。ヤフオクでアナログのドーナツ盤を落札するかamazonのオンデマンドCDを購入するしかないと思っていました。いちおうYahoo!ショッピングで調べたらCDアルバム『Season+4』がありました。『Season』は鳥越マリの唯一のアルバムでこれには『涙のピアス』は含まれていません。amazonにも『Season+4』がありますが肝心の「+4」の曲目が掲載されていないため、アルバム収録曲の別テイクあたりだろうと思っていました。Yahoo!ショッピングの『Season+4』をなにげなくチエックしたところ、すべての曲目が掲載されていて『涙のピアス』が含まれているがことがわかりました。もちろん即買いです。(Amazonは手抜きをしてしまいましたね(笑))先日、CDが届きハイレゾコンポで聴きました。80年代特有のキラキラしたサウンドにマリの歌声が弾けます。可愛いくせに声もキュートで僕の好きな声質のため、身も心も溶ろけます。8割くらいがシングルカットされてもおかしくない曲揃いです。そしてデジタルリマスターされた『涙のピアス』をドキドキしながら30年ぶりに聴き、長い年月を経て僕の記憶のなかにしかなかったメロディーとサウンドと歌詞がリアルに僕の耳とハートに届きました。
May 13, 2018
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10代の頃に聴いていた音楽を突然、雷に打たれたかのように思い出し、聴きたくなることがあります。1980年代に鳥越マリさんの『涙のピアス』という曲があり、高校生のときエアチェックして聴いていた曲を先日、ふいに思い出しました。カセットテープは処分してしまったため、今では聴くことができません。とりあえずamazon musicで検索しましたがありません。次はiTunesで探しましたがこれもありません。しかたないのでYouTubeで飢えを満たそうと(たいがいYouTubeで聴けます。しかし音質が悪いため聴いているとフラストレーションがたまり、デジタルデータを購入しちゃいます)検索しましたが、以外なことにまったく見つかりません。こうなるとちょっと危機感を感じます。amazonで探すとオンデマンドCDなるものがありました。しかし送料を含めると1500円ちょっとします。1曲1500円はさすがに高いです。過去の経験からいくと、昔の聴きたい曲をiTunesで購入して2、3回聴いて満足して、はいおしまい、というケースばかりです。けれど今は『涙のピアス』が無性に聴きたい!!!
April 8, 2018
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先日、購入したレコードプレーヤーですがこれBluetooth対応なんです。アナログ機器にデジタル技術を融合させた、雪見だいふくみたいな商品です。ハイレゾコンポにBluetooth接続して無線で聴こう、なんて思ってました。iphone7にしてからBluetoothイヤホンを使ってますがこれが音質がかなり悪く、Bluetooth接続は有線に比べて音質が落ちるという刷り込みがあり、もしかしたら音が悪くなるのではとちょっと不安でした。プレーヤー到着後、コンポをBluetoothのペアリングを試みましたが、何度やってもうまくいきません。オンラインマニュアルで調べると専用のBluetoothスピーカーでないとBluetooth接続ができないようです。ガッカリしたのと同時に有線で接続できるので音質が悪くなるかもしれない可能性は回避できました。久しぶりにレコードを聴いていると以前はそれほど好きではなかった曲が今は燦然と輝くような曲が何曲かあり、そういうのに限ってプチプチと雑音がひどく、amazon musicにもない曲だったりします。やはり好きな曲は雑音のない音で聴きたいものです。レコードを聴いてしまったがため、iTunesでダウンロードするハメになりそうです(泣)
April 1, 2018
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先月、NHK-FMで10時間にわたる、「アナログ・レコード三昧」が放送されました。おもしろそうだけれど10時間聴くのはキツイな思いつつ、とりあえずラジオレコーダーにすべて録音しておきました。聴きだすとオープニングのビートルズの『Taxman』のパクリのような曲が流れ出し、逆に興味をひきました。曲はザ・ジャムの『start』という初めて聴く曲でした。(スタイル・カウンシルは好きでよく聴いてます)さっそくamazon musicに追加です。番組はさまざまなゲストが出演してレコードへの愛情を語ります。「音が濃厚」「ドラムの人がすぐそこで叩いているみたい」「音が豊潤」「ふくよか」。1週間ほどかけてウキウキしながら聴いているとフツフツと僕のなかである欲望が湧き上がります。またレコードが聴きたい。ハイレゾコンポを購入したとき、勝手な思い込みでレコードは聴けないんだろうと判断し、プレイヤーを処分しました。レコードでしか聴けなかった曲はiTunesでダウンロードしたり、amazon musicで聴くことができたのでレコードも半分ほど処分しました。しかし、残ったレコードは処分に抵抗があり、思い入れが強く、いつかまた聴くかもしれないものばかりでした。なにげなくレコードをひっぱりだし、曲目を眺めていたら「この曲をハイレゾコンポで聴いたらどんな風に聴こえるんだろう?」「ハイレゾの曲とレコードの聴き比べがしたい」などと欲望がふくらみ、amazonで注文しました。到着したプレイヤーをコンポに接続して僕が中学生のときに購入した来生たかおのアルバム『遊歩道』をターンテーブルにのせ、埃をとり、スタートボタンを押しました。スクラッチノイズのあと、曲が流れ出しました。音の奥行き、臨場感、温もりにノスタルジーが加わり、せつなくやるせない気分になってしまいました。
March 21, 2018
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読書はしていますが、もしかしたら小説が読めない思考回路になったのか心配していました。なぜかというと阿部和重氏の小説3冊連続頓挫のあと、新聞の書評を読んでおもしろそうだったので積ん読しておいた川上未映子氏の『すべて真夜中の恋人たち』を5分の1ほど読んで頓挫してしまい、「あー、僕はもう小説が楽しめないカラダになったのかもしれない…」と落ち込みました。しばらくしてブックオフで又吉直樹氏の数年前の話題作『火花』が100円で売っていましたのでなにげなく買い、頓挫も想定にいれ読み出しました。出だしはいい感じで進みました。読み進めると思わず吹き出してしまいました。「お父さんになんて呼ばれてたん?」「オール・ユー・ニード・イズ・ラブです」この会話で心を鷲掴みにされました。ひねったボケに思わず僕は「そこは、『愛こそすべて』でええやろ!」と声に出さずに関西弁でツッコっんでしまいました。僕はふたたび、小説が楽しめるカラダに舞い戻ったわけです。めだたし、めだたし。
February 18, 2018
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