フィギュアスケート時々バレエ~浅田真央とパトリック・チャン応援記

フィギュアスケート時々バレエ~浅田真央とパトリック・チャン応援記

2005年11月13日
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私個人の勝手極まる連想はともかく、鏡のパ・ド・ドゥはとても美しくドラマティックなので、ガラとかでもっと抜粋上演されてもいい踊りだと思う。あまりこの場面だけが上演されることってないような気がするのだけど?単に知らないだけかもしれないのでなんとも言えませんが。
それにしてもヒロインのタチアーナ。彼女はロシアでの「理想的女性」と謳われているだけあって、私的にはほんとにつまらない女性だった。いやつまらないというのとはちょっと違うかな。「極々平凡」とでも言うべきか。どこにでもいそうなキャラクター。都会的な雰囲気の男に一目惚れし熱烈に恋の炎を燃え上がらせるがその初恋は実ることなく、無残な形で終わりを迎える。やがて親戚の男と結婚し満ち足りて幸せに暮らしていたところへ昔の男と再会。自分を振った男が今度は熱烈に言い寄ってくるが心を動かされながらも拒否・・というヒロインの描き方は別に19世紀前半のロシアに限らず、どの時代、どこの世界でも起こりうるような感じだし、日本でもこんなストーリーのドラマや小説があったって全然おかしくない。
タチアーナは田舎の貴族としては珍しく?フランス語の小説を読み自分を振った男の残していった書物を読み漁るなど(プログラムによると)、学究心旺盛で大変聡明な女性、というところが大いに違ってくるのかも知れないけれど。
失恋の経験(挫折した経験)が契機となって却って人間的成長を遂げる・・というのもこれまた普遍的なものだと思うし、要するにほんとにふつ~の人なんだな、タチアーナは。(とは言え19世紀前半のロシアでこのような人間的成長の仕方を見せる女性は決して一般的ではなかったのでしょうが)
とにかくかなり変わったタイプのヒロインが好きな私にとってタチアーナというヒロインはひどく平凡に思え(なにせマノンなんかが大好きな私だものな~)、平凡ということはこれ即ち自分自身とも大いに共通するところがあり、それゆえに心を揺さぶられるようなところはあまり無かったのであります。
私がもしタチアーナの立場だったとしたら、今現在の幸せをたっぷりと見せ付けてやって、後悔させまくった挙句確信犯的に相手の眼の前で手紙を「丁重に」破り捨ててやるんだけどなぁ。かつて自分がそうされたのと同じように。あ~、すみません、性格悪いのもろにバレますね、って言うかすでに充分バレてるか(笑)。
肝心要のオネーギンについてはまた。





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最終更新日  2005年11月13日 14時25分43秒
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