フィギュアスケート時々バレエ~浅田真央とパトリック・チャン応援記

フィギュアスケート時々バレエ~浅田真央とパトリック・チャン応援記

2006年08月24日
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今回この2人による「ジゼル」を観て、私は初めてマラーホフがどうしてこんなに人気があるのか、わかったような気がした。前回のバレエフェス、前々回の「マラーホフの贈り物」公演で観ていたとはいえ、それはやっぱり「ガラ」だから、私にはそれほどどうということも感じられなかった(失礼千万は承知のうえです、すみません・・)。全幕では昨年「ラ・バヤデール」のソロルを観たけど、あれもいまいちよくなかった(あくまで私個人にとっては、です)。私はこれも何度も書いてることですが、バレリーナ目当てにバレエ観に行く人なので、男性ダンサーには殆ど関心はありません。なので、そのせいも十二分にあるとは思うのですが、それにしてもこれほどファンも多くて評価の高い人なのに、私にはその良さが殆ど感じられないのはなんでだろ~、好みじゃないのか、私の観る眼がないのか、いまいちよくわからない・・と思っていました。ですが、今回の舞台を観て、なるほど、これが彼の真骨頂なのかも知れないな~、さすがにこの役を十八番としているだけのことはあるな~、と思いました。彼も相当役に入り込むタイプのダンサーみたいですね。1幕は特に、とにかくこれだけジゼルに舞い上がっちゃってるアルブレヒトというのも珍しいんだろうな~、という感じ。見た目的にも私にはアルブレヒトぽくて?しっくりきました。確かにこれだけアルブレヒトに夢中になられたらヴィシニョーワのジゼルが幸福の絶頂で輝きまくっていても全然おかしくないですよね。というか当然の帰結ですよね。ヴィシニョーワのジゼルは他の人がアルブレヒトだったらもしかしたらちょっと、ジゼル1人だけが浮いてしまうようなことにもなりかねないようなところもあるかとは思うのですが(ジゼル1人だけが幸福感で輝いているという・・)、マラーホフ@アルブレヒトならその点全く心配なし。というかマラーホフ@アルブレヒトの我をも忘れた恋の相手にはこのくらいの人でなきゃ釣り合いが取れないような気もします。
確かにマラーホフのアルブレヒトは一見の価値はある、と思いました。とにかくこれほどジゼルが好きで、初恋(だと思う)の喜びに有頂天になってしまってる純なアルブレヒトというのは観ていてやはり良い気持ちにさせてくれるものです。後にはもちろん思いもかけぬ悲劇が彼らを襲うわけですけど、もしあんな最悪な状況で自分の正体がばれることが無ければ、アルブレヒトはどうしただろうか・・と思わずそんな想像もしてみたくなるようなアルブレヒト。もしかしたら彼はバチルドとの婚約を破棄してジゼルと結婚する道を選んだかも知れない。まぁあり得ないことかも知れませんが、そんな空想すら沸いてくるような。
ヴィシニョーワのジゼルもそんなマラーホフ@アルブレヒトの熱い想いを受け止められるだけの器をもった?ジゼルで、こんな2人が一緒に恋の喜びに浸ってくれるのですから、いやはや、珍しいような古典的「純愛」ドラマ?を見せて頂いたような気分でした。標準的な「ジゼル」の舞台とは違うのかも知れませんが、こういうのはこういうので良いな~、と。
しかしそれだけに2幕でのヴィシニョーワ@ウィリ(ジゼル、ではもうない)には驚かされました。
いやもちろんこういった感想を抱いたのは私だけかも知れません。もしかしたらヴィシニョーワは普通のジゼルらしいジゼル?を演じていたのかも知れませんので、あくまで私の個人的な印象に過ぎないのですが、ヴィシニョーワのジゼルは最早人間的な感情を表に出すことは殆どなく、ウィリらしく、それでいてジゼルだった時の想いに突き動かされるような形で、アルブレヒトと踊り続けます。彼女のことですからもちろん踊りは上手だし、彼女のもつ何よりの魅力である迸るような生命力は、踊っている以上どうしても出てしまうこともあるのですが、私にはそれも気にはなりませんでした。むしろジゼルは生前何よりも踊りが好きだったのだから、踊ることが何よりの喜びだったのだから、ウィリになってしまったのだって何よりも踊り続けていたいという気持ちが強かったからであって、そうであるならば、それほどまでに踊りを愛していたのであれば、踊るときに生命の輝きのようなものが出てしまってもそれは自然なこと、少しも不自然ではない、とさえ思えましたね。
あと、どうでもいいことのようではありますが、ヴィシニョーワはほんと~に腕が長い!もうビックリしちゃいました。いや、ロシアのバレエ団と一緒だったらそれほどとも思わなかったと思いますが、東京バレエ団との共演だと、やはりものすごく際立ちます。それも脚が見えていたのならそちらにも気を取られて相殺?されていたかも知れないのですが、脚の見えないロマンティック・チュチュでは腕だけが突出して長く感じられてしまいました。
東京バレエ団の方達も良かったです。ぺザントの踊りはパ・ド・ユイットということで、見た目にも華やかで綺麗でした。2幕のコール・ドも美しかった。ウィリたちがアラベスクで交差する場面、私の席からは今一歩綺麗に観えなかったのが残念・・(あくまで座席位置の問題です)。東京バレエ団の方達のキャスティングは、15日のコジョカル&ルグリの日と同じだったようです。井脇幸江さん@ミルタ、木村和夫さん@ヒラリオンは、それぞれ熱演で良かったです。
カーテンコールは最後は殆ど全員が立ち上がってのスタンディング・オベーションとなりました。
大阪ではこの公演1回きりでしたけど、長丁場のバレエフェスを乗り切って最終日まで素晴らしい舞台を観せてくださったヴィシニョーワ、マラーホフ、東京バレエ団の皆さんには本当に心から感謝です。
ソトニコフさんも本当にお疲れ様でした!本日1度きりでしたけど大阪センチュリー交響楽団の皆さんも、素晴らしい演奏をありがとうございました。
カーテンコール時でも、終始静かな表情だったヴィシニョーワ、なんかいつにも増して綺麗に見えました。マリインスキー来日がほんとに待ち遠しいです(気が早過ぎですが)。





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最終更新日  2006年08月24日 15時47分08秒
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こんばんは  
もも母.  さん
>マリインスキー来日がほんとに待ち遠しいです(気が早過ぎですが)。

私も、待ち遠しくてたまりません。なんと言っても今年1番のイベントですもの。
すっごく楽しみで早く観たいけど、今年はまだ終わって欲しくないです^^;

*内緒*
私の場合、ルリッシュがなぜあんなに人気があるのかが、遅ればせながらやっと分かった気がしました^^; (2006年08月25日 00時56分26秒)

Re:こんばんは(08/24)  
新緑の里  さん
もも母.さん

>私も、待ち遠しくてたまりません。なんと言っても今年1番のイベントですもの。

そうですね~。私にはボリショイと並ぶ2大イベントでしょうか。
ボリショイの評価が高かったので、マリインスキーにも是非とも頑張って頂きたいものです(笑)。

>*内緒*
>私の場合、ルリッシュがなぜあんなに人気があるのかが、遅ればせながらやっと分かった気がしました^^;

そうなんですか~。私は正直まだ分かってないです・・
(2006年08月28日 16時15分22秒)

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