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2006年10月21日
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テーマ: お勧めの本(7419)
カテゴリ: オヨミモノ
T.R.Y.
映画化されて原作を読んだパターンですが、結局映画を見ず仕舞いの作品でした。

昨日のTV番組で、作家の浅田次郎氏が、映画化された時点で、その作品は「自分の作ったものとは違う」というような話をしてましたが、言われて何か「ほっと」したもので、あぁ書こうかなぁと思いました。

と言うのも、映画のCMなりで興味を持ったのであれば、例え原作を先に読もうと、映画を見るべきなのでは?と考えていた結果、こういった作品については、何か後ろめたさのようなものが付き纏っていたのですが、浅田氏によれば、映画監督なりプロデューサーなりが「映像化」してみたいと思った時点で、その人なりの「作品」がそこに存在するのであって、それは小説と別次元で存在するものだと言うのです。

なるほどと思いました。

と同時に、動機はどうであれ、おもしろかった本は、薦めればイイんだと思ったような次第で....。


ちなみに、この小説は、いわゆる「詐欺師」を主人公とする話ですが、時代背景と合わせて、大変納得できる内容だったので、映画を見て、自分のイメージした世界を「壊したくない」と、心底思った作品でした。
基本的には「騙しのテクニック」を貫く正当な長編ですので、粗筋を載せるつもりは毛頭ありませんが、読後の爽快感は、未だ色濃く残ってますので、是非一読頂きたいと考えました。
テーマ通り「お・す・す・め」です。





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最終更新日  2006年10月22日 02時11分04秒
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