羊の墓場

羊の墓場

2004.07.20
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テーマ: 詩(934)
カテゴリ: カテゴリ未分類
自分の想いなり
それに基づくフィクションを書く時
私は確実に自分を削っていると感じる

ガリガリ、と

音を立てて私は磨り減る
何処かで私が、イタイ、と感じる
私の誰かが涙を零すかもしれない
でもそれは

私に見えないし
誰にも見えない

身体の傷ならば誰もが気付く
赤色は痛みに同調しやすくて
近寄り、労わり、安心する
私も、少し安堵する

この文字は誰にも見えない
自分を材料にして綴るから痛いのか
自分に刻み込むから痛いのか

それでも、否、私の痛みになど関係無く

私は私を削り続ける
それは蝋燭と同じように
失われないことには何の価値も無い





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Last updated  2004.07.22 05:06:22
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