雅の日記~お気楽生活をめざして

雅の日記~お気楽生活をめざして

2024年06月18日
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数年前に会社を辞めた先輩に仕事を頼もうと思い、久しぶりに会ってもらった。
私はこの人を非常に尊敬している。自分なんか、この人に適わない。この人みたいになれないのはわかっているから憧れもしない。
憧れは、自分がなれそうな人に抱く感情だから。

順調に(?)、会社を離れてから非常に活躍をしていて、収入も辞める前の規模に戻ったそうだ。経費は以前より使えるから、生活的には辞めてよかったという結論になる。

「会社どうよ?」と聞かれて思うところを話した。頭の回転が速く、洞察力に優れている人なので、こちらが比喩を駆使しなくても、少ない言葉でくみ取ってくれる。だからこそ余計な「フリ」は不要で、むしろ慎重に言葉を選ばないといけない。

ひとしきり正直に話したら、こんな返事がきた。

「心の声を聴いてしまったら、もうその場所にいることはできない。どんなにごまかしても聞こえてくるから無理だ。だから俺は会社を辞めた。心の声が言っていることは誰にも止められない。逆らえない」

そうなのかもな、と思った。大事な人もそうでない人も含めて、目の前からいなくなった数人の顔が浮かぶ。それぞれの心の声に従ったのだろう。

心の声って何だろう?と家に帰って再び考えてみた。稲盛和夫さんの顔がふと浮かんだ。彼が言う「天命」とか「宿命」に当たるのではないか、と。
私の持論に「運命は変えられるが、宿命は変えられない」というのがある。ドラクエで言うと、普段フィールドで出会ったモンスターと戦うか戦わないかは選択できる。これは運命。
でも、中ボスとか最後のラスボスといった、そのゲームにおいてどうしても戦わなければならないとか、出会ってイベントをこなさないと先に物語が進行しない、これが宿命にあたると思っている。

先輩の場合は「○歳で会社辞める」が宿命で、「そろそろですよ」と働きかけた正体は、カルヴァンの予定説風に言えば無意識(プログラム)なのかも。
稲盛論では「宇宙」に該当するし、クリスチャンならそれを神(主)と呼ぶのだろう。

布団に入って自分に問う。「心の声は聴こえてる?」。あるのかもしれないしないのかもしれない。はっきりしない。どうしても自分の人生ゲームが進むときには、がなるように聞こえるだろうし、強制的に何か変わるのだが、穏便にゲームをやりたいので、小さい声のうちに早めに聞き取って実行したい(笑)

<お酒メモ>
6月18日火曜日
サッポロラガー 赤星 大瓶2本
黒松 仙醸 純米吟醸 うすにごり生 白兎 半合





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最終更新日  2024年06月19日 16時39分28秒
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