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2007.04.17
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カテゴリ: 教育相談だより
ウエイトレス.jpg
 休み時間、子どもたちはよく先生の机のまわりに来て、とりとめのないおしゃべりをしてきます。
 小さい子なら、「せんせい、あのね・・・」といったところ。
 高学年ぐらいの子になると、「ねえ、先生、あのさあ、○○(アイドルの名前とかバラエティー番組の名前)って知ってる?」といった感じのことをよく話しかけてきます。やっぱり女の子が多いかな。

そんな子どもたちが、「先生、お母さんがねえ、先生は授業が遅いって言ってたよ」とか、「うちのお母さん、先生の教室はきたなくてしょうがないってさ。」などとわざわざ報告してくることがあります。
『なんだと!?こにくたらしいやつだなあ』
と、内心ムッとしたこともあります。こいつ、なんでよりによって、ご丁寧に親の教師批判をわざわざ報告に来るんだよ!と、不愉快な気持ちになります。
 でも、そんな内心のムスッとした様子は表に出すことなく
「ハハハ、そっかー・・・お母さんそんな風に言ってたか・・・こまったなあ」
と、笑ってごまかします。
 そうすると、不思議なことに、子どもたちはとてもうれしそうな、満足そうな顔をします。
『こいつ、人の気も知らないで・・・』
という気持ちになったこともありますが、この子どもたちの行動、気持ちが少しずつ理解できるようになってきました。

 子どもたちは冗談めかして、ちょっと先生に意地悪を言うように言ってきてはいますが、やはり内心は『お母さんが先生を悪く言っていた』という不安があったのだと思います。これはもしかしたらお母さんと先生が仲が悪くなるのではないか、実は険悪な関係にあるのではないかという恐れを感じ、それがストレスになっていたのではないでしょうか。
 だから、先生が笑って聞いてくれたことに、ホッとしたのでしょう。なあんだ、たいしたことじゃなかったんだ、と安心したのでしょう。
 そういうことがわかってからは、子どもの言葉にカッと来ることもなくなりました。

 子どもたちをよく観察していると、家で親御さんが教師のことを肯定的に見ているか、批判的に見ているか、けっこうわかるものです。
 でも、やっぱり結局はどんな形であれ、親と教師の不和は、子どものストレスという形に行ってしまうのだなあとつくづく思います。





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Last updated  2007.04.17 23:23:01
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