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2007.11.17
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カテゴリ: その他
野球2.GIF

 メジャーリーグ、日本人選手がけっこう活躍してました。
 なんだかんだ言って、野球はけっこう子どものころからなじみの深いスポーツでした。「日本とアメリカの野球は違うんだよ」ということをよく聞きました。その中でも子どもながらに「へえ」と思ったのは、「本場アメリカの野球では、ピッチャーがデッドボールを投げても、謝ったりしない」ということでした。
 子どもながらに、なるほどそれが本場というものかと思いました。
 投手が帽子を取って謝っている日本の野球は甘いんだろうなあと、自分を納得させていました。
 「日本基準」と、「世界基準」とは違うものなのだろうと考えていました。
 でも、わりと最近、「それは違う」ということに気づきました。
 ボールをぶつけて謝らないのは、「世界基準」なのではなく、「アメリカ基準」なのですね。

 サッカーでは、けっこう乱暴なプレー、きたないプレーも試合中にあります。審判に見えないように、相手にひじ打ち食らわせたり、ユニフォーム引っ張ったりよくやってます。
 でも、サッカーの世界では、審判、ジャッジのレベルでは、それを行った者の気持ち(故意かどうか)次第では厳罰で臨もうという姿勢が常にあります。

 とんでもなく古い話になりますが、1986年のワールドカップの試合で、スコットランドの中心選手ストラカン(今のセルティックの監督です)に対して、試合開始数分で、ウルグアイのディフェンダーが足払いをかませました。
 倒れて苦しむストラカンのわきで、反則をしたウルグアイの選手がにやりと笑いました。それを見た主審はためらうことなくレッドカードを出しました。ウルグアイは80分以上10人で戦うことになってしまいました。
 これが世界基準なのですよね。
 ファウルをしてしまったら、形だけでも心配するポーズを取るし、相手の手を引いてたすけ起こします。手を広げて「故意じゃなかったんだ」と審判にアピールすることもしばしばあります。

 相手にボールをぶつけて平気な顔をしているのはやっぱりおかしいと思います。
「訴えてやる」「謝ったら負け」という訴訟社会アメリカの悪しき部分がそのまま出ている気がします。
 乱闘に極端に寛容なのも野球の特異なところです。
 自己主張と力でのゴリ押し、それをやるのがふつう、お互いそれで均衡を保っているから、やらなきゃ損する、馬鹿を見る。これはアメリカのフロンティア時代からの伝統なのでしょうね。
 経済、外交、アメリカにはすべてでそんな姿勢が見えます。
 新しい土地に移住して、力で自分たちの土地を奪い、力で守ってきたアメリカ人と、戦争を繰り返しながらも、結局はお互いどこかでなんとか折り合ってきたヨーロッパ、アジアなどの国の人々との伝統の違いが現れているように思います。

 野球がもっと世界のスポーツになって、こういう「アメリカ基準」に、みんなで「No」を突きつけられるようになるといいですね。

 デッドボールで謝らないような投手は、即退場、残りの試合は8人でやらせりゃいいと思います!

 とか言いながら、カントリーミュージックとか映画とか、僕はけっこうアメリカ文化は好きなんですけど・・ 





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Last updated  2007.11.17 21:15:45
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