日記はこれから書かれるところです。

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2006.02.10
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カテゴリ: その他
直感って言葉で思い出深いのは、ある学会で立岩真也氏が「直感は合理的である」ってのが持論だ、みたいなことを言ったことだろうかな。
まあ、あと、(兄貴的に慕ってる)プロ棋士が、第一感はほとんどあっているみたいなこと言ってたのも思い出す。

学者や棋士は、日頃から多くの論理の積み重ねとパタン認識とを繰り返しており、脳に今さら負荷を掛けなくても、自然な判断をできるようになってるってことなんだろうと思う。

そう、カントを持ち出すまでも無く、直感ってのは、それを可能にする前提が<身体>に染み込んでるってことなんじゃなかろうか。

そういえば、恋愛において語られる「直感」にしたって、今までの経験をもとに構成された、「この人は合いそう」っていう「感じ」以外の何物でもあるまーに。



で、

ある広告を見た。

直感力を鍛えよう、みたいなやつだ。

それは、それでいい。直感力を直接的に鍛えられるかどうかについても、俺は別に否定的じゃない(ただ、どのような「文脈」における、どのような認識のことを「直感」と呼ぶかについては、大いに問題だけど)。勝手にやってくださいって感じだ。

だけれども、「直感力」に頼りすぎて論理力をそこまで無視しちゃいましたか、みたいな広告文句があったから、ちょっと笑って、今取り上げてるわけだ。


ロト・ナンバーズ当選者の32%は、その数字を『直感』によって選んだ(みずほ銀行)

言うまでもなく、みずほ銀行の発表を用いて、直感は大切なんだということを語りたいらしいが、上の文句で直感の大切さって読み取れるか?

というか、ロト・ナンバーズで数字を選ぶとき、どのような選び方があるというんだ?

ほとんどの場合、直感じゃないのかね。

いや、データ分析もありにしよう。

しかし、その二者以外にあるの?(あと、あえて言えば、日付とかサイコロとかかね。他あったら教えてください。)

そうして考えたら、 「直感」では「32%しか」当たってない って言う方が正しくねーか?


<直感>の大切さって認めるのにやぶさかじゃねーよ。しかし、それが論理とか熟慮を排除するようだと大問題だ。

何よりも、「直感」に頼りすぎる奴は、今の「自分」の「枠」を超えられない気がする。

「直感」で小泉純一郎が良さそうとか、石原慎太郎が良さそうとか、思っちゃったりする人間がいるわけで、俺は大いに断罪したいわけだ。

直感ってことをもうちょっと考えてみる必要ありそうだね。


「直感力批判」って題でまた書く。





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Last updated  2006.02.10 17:59:13
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