日記はこれから書かれるところです。

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2007.06.05
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カテゴリ: 再録シリーズ
■説明

これは郵政解散選挙の後に書いたもの。


■日本はアホ国家■

今回の選挙を自分なりにまとめておくことは必要かもしれないと思う。

徒然に、毒々に書くが、


■「選挙へ行こう」なんていうプロジェクトはやはり害悪だった。

「参政」(あるいは狭義に「投票」としてもいい)の権利は、確かに人類の歴史的営為の賜物である。それに関して、亭主は、その辺の人たちよりかなり真剣に捉えているつもりだ(Taking rights seriously!)。

しかし、それを「義務」だとか、「行使するべきだ」という言説にしてしまったのは、はっきり言って、「権利」の意義をちっとも理解していないからだと思う。

我々は必要に迫って権利を主張する。
自分の財産が不当に脅かされたとき、自分の表現が不当に押し止められたとき、自分の尊厳を不当に傷つけられたとき。
権利とは本来、普段の生活で、主張しなくて済むなら済む方が良いものなのだ。
そうしたものを「義務」と置き換え、「行かなきゃいけない」という風潮を作り出すのは、それこそ「権利=自由」とは逆の原理に他ならないように思う。

なぜそのようなことを俺が言うかというと、今回の選挙では、あきらかに無熟慮の票が動いたように思えるからだ(これに関しては、後に詳述する)。
フェミニストに誤解・批判されるのを覚悟で書けば、「女子供」の票が当初から狙われていたし、「女子供」の票が大きく影響した。


■「国民はそんなにバカじゃない」?

テレビのコメンテーターでアホ丸出しの奴がいた。

小泉自民の選挙戦術について、野党議員が「意図的に争点を隠した」と述べたとき、「国民はそんなにバカじゃないですよ」と言った。

テレビにおいては受けるセリフだ。この言葉は、普通の政治家には否定しにくい(「国民はバカです」なんて言えないよな)。

しかし、アホコメンテーターもちょっとでも政治を勉強していて、ワイマール期にナチスが台頭した状況を知っていれば、こんなアホなことは言えなかったはずだ(ルイ・ナポレオンのときとは違うという言説も俺には疑わしい。俺には小さな状況の違いよりも大きな構造の類似の方に目が行く)。

民主的手続きに則り、大衆がヒトラーを選んだんだ。


■一番悪いのは野党だ

しかし、一番アホだったのは、間違いなく野党だった。

そういう国民の性質も知らず、争点作りも後手に回り、そもそもすべての作戦において負けていたと思える。

大衆はヒトラーを好む。

政治家ならこのことを真剣に考え、理念・政策とともに、どのようにしたらそれが実行できるのか、戦術論をもっと磨くべきなんだろうと思う。

野党が弱くなったとき、ファシズムは完成したのだから。


■選挙なんて行くべきだと自分で思ったときに行くべき

今回のいろいろな場所における「選挙へ行こうプロジェクト」は、結果として与党を支える形になった。

体制を支える市民運動なんて信じられん・・・
一党独裁じゃないとあまり考えられないことだ・・・

人口が減りつつある中で、アメリカのようなフロータイプの経済を目指すネオリベラリズムか、ヨーロッパのようなストックタイプの経済を目指す社会民主的改革か、といった争点が実は裏に潜んでいたのに、前者の選択でもっとも打撃を被るはずの20代の「子供たち」の票の多くが、無熟慮に投票箱に投げ込まれた。

どちらが良いのかは、もちろんそれぞれの選択だ。
ただ、どれくらいの人間がそれについて考えていただろう。

俺は、所帯を持ったりして、給料から税金を引かれることの「痛さ」をわかるようになった人が、「だから投票に行く」というので良いと思う。

わからないのに投票に行く必要があるとは思えない。


■だからアホ

結果的に体制側を支援する「市民運動気取りのアホ運動」
体制側に簡単にしてやられている「アホ野党」
不勉強のアホ語垂れ流しの「アホコメンテーター」
自分がアホともわからない「アホえる子羊な国民」





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Last updated  2007.06.06 02:36:06
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