日記はこれから書かれるところです。

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2009.07.30
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まずはこの 記事

〔引用開始〕

自民公約、10年で所得世界一
2009年7月29日(水)19時46分配信 共同通信

自民党の衆院選政権公約最終案の全容が29日、判明した。10年度後半には年率2%の経済成長を実現し、10年以内に1人当たり国民所得を世界トップに引き上げることを目指すと明記。景気回復を果たすことにより5年を待たずに国と地方の基礎的財政収支の赤字を対国内総生産比で半減させる方針を示した。少子高齢化対策として「今後3年間で幼稚園・保育園を通じた幼児教育の無償化」も盛り込んだ。

〔引用おわり〕


■気を引くキャッチコピーを目指して

選挙前になると、たくさんばら撒くのが昔のやり方だったが、それが難しい時代に入ると、「言い方」が問題になってくる。自民が一生懸命獲得したい票は、日本が世界一になることを喜ぶナイーブな人たちの票のようだ。

しかし、そういうナイーブな人たちは、ただの事大主義なので、すでに勝ちそうな民主に票を投じるんじゃないかと思うが。


■所得って誰の?

兎に角、一人あたりの所得というのは、もちろん平均値のことだ。

このところの自民党の政策をみれば、この国民所得の上昇が、一部の限られた人たちの所得を上げるだけのものであることは間違いない。

決してナイーブな人たちの財布が潤うわけではない。というより、もっと生活は苦しくなるだろう。


■所得増大、物価もっと増大

当然のことながら、ただの財源論や、新自由主義的な構造改革なるものをやっていく限りは、国民一人当たりの所得なるものが上がったとしたって、物価は確実にもっと増大する。

貧困の問題も解決できなければ、地方格差の問題も拡がりをみせるだけだろう。


■落ちぶれても一流

世界一っていうと嬉しい人たちには困ってしまうんだが、政府が国民に提示してくるものは、二つあって、そのどちらを選ぶかをしっかり考えないと、2・26の二の舞が起こらないかと心配になる。

政府は、まず国民生活の安定を提示しようとするわけだが、もちろん、視野が狭く能力の低い世襲議員たちには、ちょっと難問過ぎる。

そこで彼らが頼るのが、「民族的自尊心」を優しく囁くことだ。

「落ちぶれても一流」。

一流であるという、あるいは、一流の国に属しているというプライドが、今の苦しい生活を耐えさせる。と考えているようだ。少なくとも、ナイーブな人たちの票が取れると考えているのかもしれない。

その可能性はある。

しかし、歴史的にみても、それは長くは続かないだろう。国民を我慢させて、その結果、その公約が失敗したら、大きな反動が来る。危険な賭けだ。


■政治にはメンタルな強さが必要

政治は、危険な賭けという思考停止ではできない。考え続ける知的体力とメンタルの強さが必要だ。

リーチをかけてあとは運任せ、というのは、強い麻雀の打ち方ではない。リーチをかけるには、かけるだけの理由が必要である。

世襲議員にも能力が高い人間がいるだと?

そういうことを言うこと自体が、近代の政治制度のことをわかっていない、政治的認識力の低さによるのだよ。

なによりも、私は、彼らにメンタルの弱さがあることを危惧する。ここ何代かの総理を見たってわかるじゃないか。





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Last updated  2009.07.30 08:59:08
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