自民党衆議院議員河野太郎である。
一昨年2009年8月のもの。
当然福島原発事故の前であり、原発は事故がなくてもこれだけ無駄で無意味で無策なものだと証明している。
河野議員は自民党には珍しく、まともである。
他の議員は電力マフィアに取り込まれているので、電力政策に一切批判はしない。
これについては自民党のみならず、民主党も同じ穴の狢。
河野は“反原発発言”によりメディアからも抹殺された。
民主党が喝采を浴びた“事業仕分け”も、もともと自民党が与党であった時に、河野が始めたもの。
自民党には“族議員”という、省庁と結びついた古参議員がいるので、成果が上げられなかった。
その点、新政権はしがらみがなかったので、最初は景気が良かったが、あっという間に官僚に取り込まれてしまった。
もともと政権交代を世論が求めたのも、官僚天国の体質を絶ちたかったためである。
マニュフェストはどうでもいいことであった。
それが今や、自民党時代より酷くなった。
海江田経済産業大臣が鼻高々に「更迭した」と言っていた、三人の経産省原発関連首脳は、退職金2割り増し(勧奨退職扱い、1200万円増しで7500万円)だったことをご存知だろうか。
福島8万人を原発避難民に追い込み、風評被害も含めた“放射能汚染”を撒き散らしておいて、導いた自分は焼け太りをしている。
新総理に野田佳彦が選ばれた。
数日前、床屋へ行ったとき、マスターの奥さんに、「代表選はいつだっけ?」と訊かれ、「9月2日」と答えた。
「海江田さんなのかねえ」と言われ、『なんだ、そっちかい』。
僕はてっきりサッカー日本代表のW杯予選のことかと思い、民主党代表選など頭になかった。
5人の立候補者の中で、脱原発に言及したのは馬渕澄夫だけで、他の4人は原発のゲの字も口にしなかった。
完全に感覚がずれているのである。
誰がなっても、菅直人より後退する。
5人の候補者が出揃った時、一番悪いのが海江田、次が前原、次が野田、次が鹿野、と思った。
理由はそれぞれにあるが、得票数は僕の期待の真逆になった。
結果は“合従連衡”の末、野田財務大臣に決まる。
どじょうがさ
金魚のまねすることねんだよな
相田みつを
野田新首相が引用した詩である。
“泥臭く”を強調したかったのだろうが、放射能汚染された“土壌”のほうも、しっかり対策を立てて欲しい。
昔書いた政治のコラム。
安倍信三に期待していた頃。
福島原発事故検察審査会強制起訴裁判 2017年07月02日
フクシマを繰り返すな 2016年03月10日
『東京が壊滅する日』 広瀬隆著 2015年08月07日
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