《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

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2011年12月20日
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カテゴリ: 世の中の話
【4 月】

18)統一地方選、都知事は石原氏4

震災後の混乱の中、こっそり行われた。

投票結果は、石原慎太郎261万票、東国原英夫169万票、渡辺美樹101万票...

石原圧勝であったが、争点が明らかになって、論争が行われていれば数字はもう少し変わっていただろう。

東京都のGDPは90兆円近くあり、世界ランキングに対比すると16位に当たる。

ワールドカップで対戦して負けたオランダやトルコより上位であり、韓国とはほぼ並んでいる。

日本の機能が集中しているのだから当たり前とも言えるが、知事の独裁力に負うところも多々あることも事実だ。

これが大阪、名古屋、九州と拠点が増えれば、当然日本全体も上がることになる。

民主党(あるいは新しく望まれた党)が公務員改革を本気で行い、地方分権を進めれば新しい日本の形が生まれるのだが。

19)15 歳未満から初の脳死臓器移植

先週、僕の義父が他界した。

心配停止状態で特養施設から病院へ運び込まれたのだが、奇跡的に心臓が蘇生した。

義父はそれまでも、膀胱がん、胃がん、腸閉塞、肺炎と幾たびも生命の危機に遭遇しては、生来の心臓の強さで乗り切ってきた。

脈は安定、呼吸も人工呼吸器で安定、電気毛布をかけられ体温も保たれている。

しかし、発見まで何分かは心臓も止まっていたわけで、たぶんこれが脳死状態なのだと思った。

医者は人工呼吸器を外すのは犯罪になるからできないが、患者が苦しむ場合は、家族の要望で点滴をやめることはできると、奥歯にものが挟まったような説明をした。

もし点滴の薬品を落とさなければ、心臓はまだまだ動き続けていたのだろう。

生きている死体を看病していたといえる。

義父の場合は84歳の老人であり、何度も家族は覚悟をしていた状況であったが、もし仮に自分の子どもがこうなった時は、素直に"脳死"を死と認めることができるだろうかとふと思った。

呼吸はしている、心臓は動いている、体も温かい、首筋には脈が打つのが見える、声を掛けると少し反応があるような気がする。

これで死を認めろといわれるのは、かなり辛い。

例えば、優秀な種牡馬や種牡牛だったら、脳死状態でも何とか生かして"種"を搾取しようとするのではないか。

子どもは失っても、精子を取り出して、人工授精をしてでも孫が欲しいと思う親もいるのではないか。

蘇る見込みのない義父の体をさすりながら、そんなことを考えていた。

20)証拠改ざんの元特捜検事に実刑判決

厚生省村木厚子さん冤罪事件の、証拠捏造をした前田恒彦元検事に、懲役1年6ヶ月の実刑判決が言い渡された。

前田の犯罪を隠蔽して、村木さんを有罪にしようとした上司二人の裁判は継続中である。

検察の横暴はひどいものだ。

12月16日の読売新聞によれば、「陸山会」土地取引虚偽記載事件の公判で、石川被告の取調べ報告書に虚偽記載があることが暴かれた(反小沢の読売にしては珍しく)。

石川議員の言っていないことが、まことしやかに調書に書かれてあったのである。

なぜそれがばれたかと言うと、石川議員がこの取調べを密かに録音していたためだ。

こうして検察官は証拠や証言を捏造して、筋書きに沿って犯罪を立証していく。

おかしな証拠や証言なら裁判で明らかになるはずだが、裁判官もグルの場合はそうはならない。

弁護側がどんなに明晰に論破しても、裁判官が取り上げなければどうしようもない。

映画『それでも僕はやってない』は痴漢冤罪の話だが、裁判の経過はほぼ同じように進行する。

http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD9896/index.html

警察官も検察官も裁判官も、自分達の狭い世界のルールの中で生きている。

世間一般の常識とかけ離れていても、組織の論理を優先する。

これも一種の洗脳に近い。

21)ライブドア・堀江元社長の実刑判決

これも冤罪ではないにしろ“量刑不当”だろう。

ライブドア事件の被害者は、欲に目がくらんで冷静さを失った投資家である。

堀江のやっていた買収ゲームは眉をしかめたくなるが、それを支持していた人間がすべって転んだだけである。

普通に罪に対する罰を与えればいいものを、世の中の注目を浴びたというだけで量刑が重くなるのは、司法の人気取りである。

考えようによっては、犯罪者と言うのは司法関係者の取っては客にあたり、今回は客層を広げるための宣伝行為であったとも言える。

どんなに優秀な弁護士でも、審判(裁判官)が敵では勝てない。

22)焼き肉店の生肉食中毒で5 人死亡

焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」で、生肉であるユッケを食べた客が、腸菅出血性大腸菌「O-111」に感染、食中毒により5人が死亡、24人が重態となった。

食あたりをした時の、下痢、嘔吐、発熱はすべて免疫反応であるので、薬で止めてはいけない。

水分を補給して、免疫のなすがままにするのがよろしい。

たいがいの菌は75℃で死滅するので、加熱食品はさほど心配要らない。

逆に言えば、生の食品を食べる時は注意しろ、ということだ。

安売りの焼肉チェーン店で、生肉を注文するのはロシアンルーレットに近い。

しかも、免疫力の弱い子供や年寄りが食べるとは。

5 月】

23)イージス艦衝突で海自2 士官に無罪判決

2008年の海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船の衝突事故で、業務上過失致死罪などに問われた士官二人が無罪となった。

事故当初、我が物顔で航海する自衛隊艦船に非難が集まっていたが、常識的には大きい船と小さい船がぶつかりそうになったら、小さい船が回避しなければならない。

なぜなら大きい船は小回りが利かないからだ。

にもかかわらず衝突してしまったのは、漁船員が寝ていたかどうかで気がつかなかったのだと思う。

あたご側もわからなかったというのは問題だが、解ったとしてもぶつかってくる漁船を避けることはできなかっただろう。

24)東京・立川で国内最高額の6 億円強奪

立川の警備会社に、二人組みの男が侵入、6億円を強奪した。

現金強盗事件では、国内最高額。

各所に張り巡らされた監視カメラが活躍し、犯人グループ18人(現在)はあっさり捕まった。

思い出すのは、1968年12月9日、「三億円事件」が起き、日本中が大騒ぎとなったことだ。

この事件をネタに、いくつもの小説やドラマ・映画が作られた。

http://youtu.be/H1aYgZtXLPg

こちらの鮮やかに犯行を成し遂げた犯人は、ついに捕まらなかった。

だれも傷つけていないので、"強奪"ではなく"窃盗"になる。

三億円は東芝府中の全従業員のボーナスだった。

あれから44年、貨幣価値は変わったが、原発事故を起こした「東京電力」清水社長の退職金は5億円なのだそうである。

25)浜岡原発が菅首相の要請で全面運転停止

数年来東海大地震の危惧が叫ばれているが、その活断層の真上に浜岡原発がある。

東日本震災レベルの地震が起これば、当然浜岡原発もメルトダウンする。

ここで事故が起こると、米軍横須賀基地がやられてしまいうので、ペンタゴンから内密に圧力があったと、独立総合研究所の青山繁晴がばらしていた。

菅首相の要請は、津波対策ができるまでと但し書きが着いているが、間違っては困るのは、福島原発が壊れたのは津波が原因ではなく、地震によってであるということだ。

津波の影響で注水装置が働かなくなり、処置が遅れて被害が大きくなったということで、根本は地震対策が不十分であったのだ。

そもそも地震国で、原子力発電は無謀だったのだ。

石油がなかったために戦争に負けたと思った連中が、独自のエネルギー開発を夢見てやってしまった失策だった。

思わぬ利権の広がりが生まれ、がんじがらめになって止められなくなってしまった。

間違いは間違いと認め、新しい出発に力を注いだほうがいい。

26)布川事件再審で無罪判決

昨年の「足利事件」につづき、今年も冤罪が立証された。

この冤罪のひどいのは、指紋や遺留品の証拠があるわけでなく、被告と被害者のつながりもなく、事件に関係する証人もない上に、アリバイがあるにもかかわらず無関係の人に罪が被せられたことだ。

検察官の誘導による、矛盾だらけの自白調書だけで有罪が確定した。

無実の人を犯人にでっち上げた、県警・検察も許せないが、こんな裁判で有罪判決を出す、裁判官も信じられない。

日本の司法には「疑わしきは被告人の利益に」という"推定無罪"のルールはないのか。

人間は神様ではないのだから、謙虚な態度で司法を遂行しなければならない。

取調べ可視化は絶対必要である。

27)JR 北海道の特急が脱線炎上

北海道JR石勝線のトンネル内で、特急列車が炎上し、乗客240人が非難、39人が煙を吸って病院に搬送された。

同社社長は9月、「お詫び」の書置きを遺して行方不明となり、小樽市の沖合で遺体が発見された。

どんな場合も、自殺は悲しい。

事故を起こしたこと、その後の職員の誘導が悪かったこと、責められることはあったかもしれないが、マスコミの態度は許容を超えていた。

人は疲労が極限を越えると、冷静な判断ができなくなる。

真面目な人ほど、ストレスをまともに受け止めてしまう。

健康な人生に必要なものは、よい食事と運動、そして休養である。

28)最高裁が国歌起立斉唱命令を「合憲」

東京都立高で国歌の起立斉唱の命令に従わず、定年後の再雇用選考で不合格となった元都立高教員13人が、都に損害賠償などを求めた訴訟を起こしていた。

その上告審判決で、最高裁は命令を合憲とする判断をした。

昭和の臭いの濃い事件だ。

軍国主義や、天皇制絶対主義は望まないが、国旗・国歌をすべてそれに結びつけるのは、思想にかぶれた個人の思い込みだと思う。

国旗国歌の問題だけでなく、この教師には様々な問題があったのだろうとは想像がつく。

僕の高校にも、授業そっちのけで組合運動の話をしていた倫理の教師がいた。

国鉄職員で弾圧を受けた人の話を、チョークを折りながら興奮して話していたが、全然共感できなかった。

左翼と右翼と暴力団は、暴力や示威行動によって相手を屈伏させようとする、根っこは同じ正体のものだと思う。

ナショナリズムを煽って何かを企むのは認めないが、アイデンティティー(同一性)としての日本人を確認することは、社会に生きるものとして基本概念である。

2004年の秋の園遊会において、将棋の米長邦夫元名人は、天皇陛下に「日本中の学校で国旗を掲げ、国歌を斉唱させるのが私の仕事です」と申しあげた。

米長元名人は都教育委員だった。

すると陛下は「あまり、強制にならないようにするのが望ましいですね」と陳べられた。

勇んだ米長の悪手(将棋用語・よくない一手のこと)をたしなめた。

国歌も国旗も強制されてするものではない。

強制されなくても、自然に敬意を表するような、愛せる国になってもらいたい。






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最終更新日  2011年12月24日 10時13分29秒
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