【3月】
10)高浜原発3、4号機停止命令、大津地裁が仮処分決定
大津地裁が、運転中の関西電力高浜原子力発電所3、4号機の原発の停止を命じた。
素晴らしい司法判断である。
この件については、このコラムを読んでください。
次の事故が起きるまで、事故を起こす可能性のあるものを運転つづけるというのは、馬鹿げている。
11)北海道新幹線が開通
北海道新幹線(新青森ー新函館北斗間、149キロ)が開通した。
東京ー新函館北斗間(824キロ)は最速4時間2分。
1964年の東海道新幹線開業から52年を経て、九州から北海道まで新幹線でつながった。
今後は2031年に札幌までつながるらしい。
15年後ということなら僕は75歳。
特に北海道に用事もなし、寒いところ雪の降るところは行きたくないので、たぶん乗ることはないだろう。
夏の北海道が素敵なのは知っているけど。
12)民進党が発足
「民主党」と「維新の党(おおさか維新の会でない方)」が合併して新党になった。
維新の党が民主党と一緒になる条件が、党名の変更であった。
2009年に政権交代を実現し、中身のポンコツぶりを世間にさらして国難を引き込んだ民主党の名のもとに、統一するを良しとしなかった。
民主党としても、汚点をつけた党名のまま続けるのは、過去の負の業績をさらすことになり、チャンスがあれば変えたかったと思っていたはず。
両党の思惑が一致し、一般公募で候補を募り支持率調査の末、決まったのが「民進党」。
一文字しか変わっていない。
しかも雰囲気を引きずっている。
この党名に、台湾の民進党がクレームを付けたぐらい、民主党のマイナスイメージは大きい。
新党のはずが、代表が岡田克也、幹事長が枝野幸男では、やっぱり亡霊を見るようだ。
もともと内部がバラバラの民主党にさらにはぐれ者集団が加わったのだから、スタートからまとまるはずのない政党だ。
数年後には、この名前も消えるだろう。
13)経営再建中のシャープ、鴻海(ホンハイ)が買収
この買収劇に、経済評論家の上念司氏がコラムを寄せている。
氏の主張はすべてに賛成するものではないが、一見の価値はある。
http://ironna.jp/article/2874?p=1
【4月】
14)電力小売り全面自由化スタート
我が家は当初「auでんき」に変えた。
福島原発事故の処理や、それ以前の対策・方針に不快感を抱いているので、東京電力と縁を切りたかった。
ではなぜauにしたのかというと、たまたまこの時期にauショップに行く用事があり、対応してくれたお姉さんに勧められてつい契約してしまったのだ。
本当は「東京ガス」に変えるつもりだった。
理由は、原発由来の電気は拒否したいから。
電気事業に参入した企業は数あれど、自前で発電している企業と既成の電力会社から仕入れている会社とに分類される。
仕入れているだけの会社は、原発由来の電気が混ざる。
auはこちらの部類である。
よって僕の選択肢には入らない企業であったのに、お姉さんの対応がとてもよかったので、お礼としてサインしてしまったのだ。
あとで後悔した。
まあ1年やって、その間に他の会社のことも調べて決め直そうと考えた。
それが先週、東京ガスがセールスにやってきた。
電気の質に関しては希望にかなうが(自前の天然ガスによる火力発電。”CO2地球温暖化”を詐欺”と疑う僕は火力発電を支持する)、価格にどれだけ差が生まれるのか押さえておきたい数字ではあった。
最初電話でアポを受けたのだが、その時は男性のいかにも営業マンの声だった。
それが、実際説明にやってきたのは、若い女性社員だった。
水野美紀風の、必要以上の愛想はふりまかない、誠実さにあふれるいい感じの女性。
説明を聞く前に決めてしまっていたかもしれない。
そのうえで調べてもらったところ、au電気はだいたい月に1000円前後キャッシュバックがあるのだが(auウォレットのポイントになる)、東京ガスはだいたい2000円戻るようなのだ。
月1000円の差、年間12000円、変えない理由が見当たらない。
残った問題はau電気の解約金がいくらかということだが、それも彼女が調べてくれて、2000円であることが判明した。
それなら1年を待たず今すぐ解約してもすぐ取り返せる。
それではauに解約の手続きをしようと思ったら、それも彼女がやってくれた、てきぱきと。
仕事なのだから当然の対応なのだろうが、僕にはその態度から、尽くされている感じを受けた。
やさしさに飢えているのだろうか。
滞りなく手続きはその場で完了し、次回から晴れて東京ガスの電気になる。
でも、契約を済ませてしまったから、彼女にはもう会えない( ;∀;)。
15)熊本地震、死者50人
14日夜に、熊本地方にマグニチュード(M)6.5の「前震」が発生し、16日未明にM7.3の「本震」がおきた。
最大震度は7、家屋の倒壊、熊本城も被災し、死者は50名に達した。
熊本地震については、駄歌凡歌の中で触れた。
鹿島アントラーズの植田直道選手は熊本県出身。
直後の試合のインタビューは胸が詰まる思いだった。
16)三菱自動車が燃費データ偽装
燃費の計算方法が国土交通省で決められているのだが、三菱自動車は独自に他の方法で測っていた。
それが不正だと指摘されたのだが、驚いたことに指摘されたのちも都合の良い数字を選んで車を売り続けていた。
車を選ぶときに燃費の良さは重要な問題だ。
オイルショック以来、日本車が世界に受け入れられたのも、燃費の良さが大きな要因になる。
それが嘘だとなると、問題は大きい。
と世間は思ったが、当の三菱自動車は歯牙にも介さなかったらしい。
12年前(2004年)三菱自動車はリコール隠しが発覚した。
車の欠陥から死亡事故も起こし、社員から逮捕者も出した。
猛烈な三菱バッシングが日本中に渦巻いた。
そのころ、僕は品川の三菱自動車ビルに修理の工事に行くことがあった。
日曜の休みの間にする工事だったが、出勤している社員もいた。
盗み聞きをするわけではないが、聞いてはいけない社員の話し声が聞こえてしまった。
「今騒がれていることなんか、時間が経てば治まっちゃうから」
会社の行く末を心配する後輩に先輩が励ましているのかもしれないが・・・。
「みんな忘れちゃうし、元に戻るよ」
って、本気?
ぜんぜん反省してない。
大勢の社員の中のたった一人の発言だったかもしれないが、驚きだ。
今回の騒動を見ると、たったひとりと思われた無責任社員が結構いたことになる。
この会社の体質だったと言わざるを得ない。
17)井山棋聖が囲碁界初の7冠
囲碁は詳しくないが将棋なら少し詳しかった時がある。
将棋の世界では羽生善治九段が、1996年に7冠を達成した時が圧巻だった。
次々と訪れるタイトル戦をすべて勝つわけだから、棋力以上に体力や精神力のコントロールが必要とされる。
全てを戦うわけだから、タイトル戦がかぶるときもある。
運も多少味方にしなければ達成は難しいだろう。
羽生が7冠を手にした時は26歳。
井山裕太九段も奇しくもこの時26歳。
伸び盛りの才気と体力が必要だということだろう。
18)ハンセン病隔離法廷、最高裁が謝罪
最高裁は、ハンセン病患者が被告になった裁判を裁判所以外の隔離施設などで行った「特別法廷」について、1960年以降の運用を違法と認定し、謝罪した。
ハンセン病は、現代では治療法も確立し、感染力も弱いことから隔離をすることもない。
そもそも発症する患者もごく少数となった(近年の日本の発症数は、年間0~1人)。
しかし、かつては”癩(らい)病”と呼ばれる不治の伝染病として恐れられ、隔離が常用されていた。
患者の姿が変貌してしまうことも、恐れられる原因でもあっただろう。
ハンセン病で思い出すのは、松本清張原作、野村芳太郎監督『砂の器』(1974年松竹)だ。
19)東京五輪新エンブレムに「組市松紋」
昨年7月にパクリ疑惑から白紙撤回されていた、東京五輪エンブレムが新たに決定した。
大騒ぎで決め直したんだからもうこれで行きましょ。
でも、なんだかなあ。
新国立競技場のデザインにしろ、ボランティアのユニフォームにしろ、その他様々なビジュアルに関することを、統一して決められる才能あるプロデューサーはいなかったのだろうか。
そもそも役人にはそんな発想はないのか。
20)野球賭博関与の元巨人投手ら逮捕
こういうニュースを目にすると、「賭博」は悪いことだと再認識をさせられる。
しかし、国会では与野党こぞって「カジノ解禁」を進めている。
暴力団がらみの博打は犯罪で、行政が開帳する賭場は合法だという。
今年の4月のコラムに、バトミントン選手カジノ事件に絡み、賭博(ギャンブル)についての見解を書きました。
ギャンブルは勝ったものが負けたものから金を巻き上げる、winとlose(loss)で構成される。
一方が儲かり一方が損をする。
両者はwinwinの関係にならない。
資金が一方通行で流れるだけで、経済発展にはつながらない。
経済成長戦略には不適応だ。
ギャンブルで勝のはいつも”胴元”。
それがわかってやめられないのは、依存症が客の資質であるから。覚せい剤と同じ仕組みなのだ。
祝WBC優勝 大谷翔平選手に感謝 2023年03月24日
河野太郎と原発と太陽光パネル 2023年02月21日
2022年を振り返って 2022年12月20日
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