ソースの編集には Visual Studio Code を使っているので、Visual Studio Code 上で Raspberry Pi Pico プロジェクトのビルドができるように設定します。Getting started with Raspberry Pi Picoの 8.2.4. Building "Hello World" from Visual Studio Code
に書いてあるように設定します。 ただし、Visual Studio code のDeveloper Command Promptから code と打って起動しないとうまく動かないかもしれません。
この準備ができたら、プロジェクトのあるフォルダを Visual Studio Code で開きます。「プロジェクトxxの構成を行いますか?」と聞かれるので「はい」を選びます。すると、プロジェクトの初期化がなされます。このとき使用するコンパイラを聞かれますが、 [指定なし] (使用するコンパイラと環境をCMakeに推測させる)
を選びます。ARM Compilerを選ぶのが普通な気はするのですが、それではエラーが出たので... ??
この後、Visual Studio Code の下の帯(タスクバー?)に表示されている ビルド
を押すとプロジェクトのビルドが始まります。うまくビルドできると test¥build
フォルダの下に lcd_1602_i2c.uf2
ファイルができてるはずなので、これをRaspberry Pi Pico に書き込めば、プログラムが動作します。 ---
これで任意の場所でプロジェクトが作れるようになったので、lcd_1602_i2cを改造してみました。Getting started with Raspberry Pi Picoの Chapter 7. Creating your own Project
にあるサンプルプログラムでPC側のターミナルとの通信ができるようなので、それを参考にターミナルから入力した文字をRaspberry Pi Picoにつないだキャラクタ液晶に表示するプログラムを作成しました。このとき、 CMakeLists.txt
には、