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2023.09.04
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カテゴリ: その他いろいろ
先日の日記で 「映画プラン75のような高齢者の希望安楽死制度もあながち滑稽ではない」と書いたばっかり
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世界は進んでいます。病気などの理由で安楽死を選ぶことが出来るよう法整備を進めている国は多く、今後も増える方向にあるようです。
日本は遅れていて、いまだに医師が殺人罪に問われかねない状況だそうです。

更に驚いたことに、オランダでは疾患の有無に関係なく、希望者に安楽死が選択出来るように法整備が進められているそうです。
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本当にプラン75そのもの。マジか。



【送料無料】 オランダの安楽死 / 山下邦也 【本】



私の夢はスイスで安楽死【電子書籍】[ くらんけ ]

安楽死には賛否ありますけど、私は、基本的には悪いことではないと思う。

生命に対する尊厳を損なうものでは全く無いと思います。
むしろ人生というものに真摯に向き合い、命の尊厳について考え突き詰めた先にあるのが、自分にとって最も良い終わり方をするということであるとすると、望みうる最善の形で幕引きが出来るということは最も尊厳ある行為だと思うのです。
重要なのは今の自分にとって最良であるということで、周囲の人々のことは絶対に考慮してはならない。それは尊厳死ではない。


安楽死・尊厳死の現在 最終段階の医療と自己決定 (中公新書) [ 松田純 ]

問題は、望まない安楽死をどう防ぐかという一点に尽きると思います。
平たく言うと、取り巻きが悪人であるといいうことが問題なわけです。

あるいは、自分が健全なときに意思表示していたとしても、認知症になってそのことを思い出せずにいる状態では、以前の意思表示が有効かどうかは私には分からない。
認知症は認知症なりに今自分の世界を生きているわけで、それを奪うことは、たとえ過去の自分とはいえ、取り巻きが悪人であることと同じではないか・・・?


人生に終わりを設定することで、今の日々が無気力になる人もいるかもしれませんが、もしそうなら終わり設定を解消すればいいだけの話。
どうせ死ぬからと犯罪に走るような人は、終わり設定の無効化および権利剥奪です。
なので、結局はケツに火が付く人だけが残ると思います。引退や卒業を宣言したアイドルと同じ。時間が限られている方が濃密な日々を送れると思うんですけどね。



私はこの本で安楽死を認めてほしい The自分死 [ 犬飼時彦 ]

もし日本でも制限なしの安楽死が認められた場合(プラン75が現実になった場合)、恐らく私は申し込むだろう。
元々長生きする気は無いし(早死はしたくないが)、75歳を超えてからの人生プランなんて何もないし、特にしたいことも、金もない。
いずれ人生は終わるもの。だったら日時場所その他の状況すべてを完全に自分の制御下におき、かつ楽に逝けたほうが良いじゃないか。



生きるための安楽死 オランダ・「よき死」の現在[本/雑誌] / シャボットあかね/著


とかなんとか言って

いざ明日で終わり、となったら、ビビって逃げ出すような気がする。

私はそういうヤツです。
てへ


ではごきげんよう。










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最終更新日  2023.09.23 21:43:46
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