Speedmonkey  Music Club

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Oct 5, 2009
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カテゴリ: おすすめの一枚
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アマルフィ~サラ・ブライトマン・ラヴ・ソングス(2009)

今世紀最高のソプラノ・シンガーとして、クラシック界は言うに及ばずポップスの領域まで幅広く活躍するトップ・シンガーのサラ・ブライトマン。
クラシックの発声で歌うと透き通るようなソプラノを聴かせ、ポップスを歌うときはちょっとコケティッシュな甘い声が魅力です。
お約束の「タイム・トゥ・セイ・グッバイ (ソロ・ヴァージョン) 」から「アヴェ・マリア」まで、美しいバラードを集めたファン必携の一枚!
ファンの方もこれから聴いてみようと言う方も満足の一枚です。

さて、人間誰しも「恥ずかしい過去」という物が多少なりともあるかと思います。
ここから先は、ファンの方もこれから聴いてみようと言う方も・・・特に無視してもらって結構です。

先日ご紹介した、キャスリーン・バトルの様な正統派クラシックシンガーと違い、サラは元々ミュージカル畑から有名になった人です。
好奇心が旺盛で、いろんな企画にも参加しますし、日本のサッカー番組のテーマ曲に使われるようなクラブ・ミックスも気にしません。

そんな彼女の原点、というか、エンターテイメント界への入り口は、ディスコ・ミュージックです。
(この時代はディスコ・ミュージックが世界的にはやり、ソウルシンガーだろうがビージーズだろうがオリビア・ニュートン・ジョンだろうがABBAだろうがローリングストーンズだろうがクイーンだろうが・・・
早い話、誰でもディスコ・ディスコ!だったので若いサラ・ブライトマンが興味を持って参加したのか、マネージメントの方向から参加したのはよく分かりません。)
知ってる人には有名でしょうが、弱冠18歳で参加したイギリスのディスコユニット、ホット・ゴシップなのです。
なんと、1978年のデビュー曲「I Lost My Heart to a Starship Trooper」は全英チャートの6位の大ヒットを記録しています。
このデビュー曲はちゃんとプロモーション・ビデオも用意され、サラはリード・シンガーとして銀色の宇宙服に身を包み、カッコイイ!スペース・ディスコ・ミュージックを華麗に披露しています。
黒人ダンサーとの絡みも無難にこなし、訳の分かんない振付けも真剣に取り組んでいる姿勢はまさしくプロの・エンターテイナーなのです!
このあと、サラはさっさとミュージカル・シーンへそして現在へと華麗に転身して行くわけです。
ホット・ゴシップの音源自体はほとんど流通しておらず、サラ脱退後1983年発売の「ブレイク・ミー」が発売されてるくらいでしょうか。
件の「I Lost My Heart to a Starship Trooper」はディスコ系のコンピレーションで極まれに収録されていることがありますので、ご興味の方は丹念に中古屋さんをチェックされると見つかると思います。

まあ、ご本人は恥ずかしいと思っているかどうかはわかりませんが・・前置きが長くてすみません。
百聞は一見にしかず・・・ どうぞ !!





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Last updated  Apr 6, 2013 08:55:08 PM
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SPEEDMONKEY @ 毎度。 コメントどうも! 実はミニカー・・まだ…
ham2@ 久しぶりっ。 いつの間にか、復活してましたね。(笑) …
ham2@ Perfume? ワンルーム・ディスコ・ディスコですか。 …
SPEEDMONKEY @ ご・号泣すか・・・ コメントどうも。 長渕剛ですね。なるほ…
ham2@ なるほど。 よい曲ですね。 ただ、云われるように原…

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