そんな彼女の原点、というか、エンターテイメント界への入り口は、ディスコ・ミュージックです。 (この時代はディスコ・ミュージックが世界的にはやり、ソウルシンガーだろうがビージーズだろうがオリビア・ニュートン・ジョンだろうがABBAだろうがローリングストーンズだろうがクイーンだろうが・・・ 早い話、誰でもディスコ・ディスコ!だったので若いサラ・ブライトマンが興味を持って参加したのか、マネージメントの方向から参加したのはよく分かりません。) 知ってる人には有名でしょうが、弱冠18歳で参加したイギリスのディスコユニット、ホット・ゴシップなのです。 なんと、1978年のデビュー曲「I Lost My Heart to a Starship Trooper」は全英チャートの6位の大ヒットを記録しています。 このデビュー曲はちゃんとプロモーション・ビデオも用意され、サラはリード・シンガーとして銀色の宇宙服に身を包み、カッコイイ!スペース・ディスコ・ミュージックを華麗に披露しています。 黒人ダンサーとの絡みも無難にこなし、訳の分かんない振付けも真剣に取り組んでいる姿勢はまさしくプロの・エンターテイナーなのです! このあと、サラはさっさとミュージカル・シーンへそして現在へと華麗に転身して行くわけです。 ホット・ゴシップの音源自体はほとんど流通しておらず、サラ脱退後1983年発売の「ブレイク・ミー」が発売されてるくらいでしょうか。 件の「I Lost My Heart to a Starship Trooper」はディスコ系のコンピレーションで極まれに収録されていることがありますので、ご興味の方は丹念に中古屋さんをチェックされると見つかると思います。