みかんの里の和歌山県からおおくりする   社会保険労務士 かよちゃんの感動日記

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みやけ@みかんの里の社会保険労務士

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November 29, 2006
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カテゴリ: 心に残る言葉
こんばんは。三宅佳代です。

日経新聞夕刊11月2日の
大阪大学副学長 鷲田清一氏のインタビュー記事から

この方は哲学者のようですね。

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記事から

世の中には、答えがひとつしかないものなんてめったにない。
あるのは3つ。
1 正解が複数ある
2 不確定要素があって答えがすぐに見えない
3 いくら問うても人間には答えられない

哲学とはこうした答えのない問いに対して緻密に考える学問なんです。

そうでないと安心できない。

でも分からないものには、分からないままにきちんと向き合うことが大切なんです。

かつては自分の思い通りにならないものが多くあった。
(中略)

文明に利器は不可能を可能にし、何でも解決できるという幻想を与えた。
「私たちは自由を自分の思い通りにできることと勘違いした。
そしてじっくり考え判断する力までなくしてしまった。
現代人がみな子どもっぽく見えるのはそのせいかもしれない」

(中略)

「大人の思考とはわけのわからないものを許容し、すべてわかろうとしないで賢くなること」

============================================

私自身はわけのわからないものを許容する能力は大人よりも子どもにこそあると思う。

すぐに正解を求めるのは、学校における受験勉強の弊害ではないかと思う。
先ごろも高等学校の未履修問題がクローズアップされていましたが、
試験に出ないものはしなくてよいという発想は、今に始まったことでなく、
もうずっと私が学生だったころよりも以前からあったのだと思います。

わからないことをわからないままに心にずっと留めておく・・・ということは、子どものころにはよくあることではないでしょうか。

子どものころからずっと不思議に思っていて、大人になって、「ああそいういうことだったんだ!」って分かったときはとてもうれしい。

でも最近はインターネットで大抵のことはわかってしまう。
わかったつもりになってしまう。

大人はむろんのこと、子どもたちも心の中に疑問や秘密をためておく場所がなくなっているのではないだろうかと危惧する。


何を書こうと思っていたのかだんだんわからなくなってきましたので、今日はここで終わります。









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Last updated  November 29, 2006 06:57:25 PM
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