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2011.09.21

マックバレン　ダーク・ツイスト

テーマ：パイプたばこを吸おう(1839)

カテゴリ：パイプ煙草インプレ

　マックバレンの「ダーク・ツイスト」を吸い始めました。こういうカットの煙草は、スリーナンズに次いで二つ目です。

　開封時の香りは、発酵した干草のような感じで、牧場の傍を通ると匂ってくるあの香りと良く似ています。けれども、スリーナンズの時に感じた強い牛臭さとまではいきません。この香りにもう一つ何かの香り、果物系の酸味を伴った香りを、一瞬微かに感じたのですか、気のせいかもしれません。
　カットは写真のように、直径20～30mmほどの円盤状で、湿気は普通です。

　この煙草を解さずに、今回使用する大き目のボウルサイズに合わせて、適当に６枚ほど折り曲げてボウルに入れ、上から１枚分の崩れた煙草を置きました。煙草は自分では押し込まないようにし、表面だけを指で平らにする程度です。

　吸い始めますと、開封時の香り通りの味がします。熟成系の酸味と甘味を伴ったコッテリとしたコクのある丸い味で、熟成の進んだバージニア系の典型的な味だと思います。遠くに牛を見ながら牧場の横を散歩でもしているような、そういう気分にさせてくれます。
　ニコチンは少し強い方かも知れません。

　最初の火付きは悪くありませんし、火持ちも良好です。でも、その割りには燃焼が遅く、ゆっくりチビチビ吸うような雰囲気になります。で、そうやって喫煙中盤から終盤にかけて吸い進んで行きますと、出ている煙の量の割にはボウルが熱くなっている事に気付きます。もしかしたら、煙量が少ないだけで、結構バンバン燃えているのかも知れません。
　味の方は特に変化はしません。コッテリとした丸みのあるコクで、最後まで楽しめます。ただ、再着火の際とかで燃やし過ぎてしまうと、苦味のあるエグさが少し出てしまうようで、それは少し気を付けた方が良いかも知れません。

　という事で喫煙終了。大き目のボウルで吸った割りには、喫煙時間が２時間を切りましたので、やはり想像以上に燃え進んでいたようです。喫煙後のボウル清掃でも、ボウルの上部に付くベトッとしたヤニが少ない感じなので、基本的に煙量の少ない煙草なのでしょう。
　後味はちょっとコッテリ系で、残り香は開封時の香りと同じような感じです。まぁ、慣れてしまえば、それほど悪い残り香ではありませんが、爽やかな良い香りとは言えないかも知れません。

　パウチ物にしては全体的に重厚感のある煙草になっていると思います。パウチで1,500円というのは少し高い価格設定ですが、それだけの内容は十分にあると思われます。
　ただ、結構なコッテリ系なので、少し飽きやすいかも知れませんから、爽やか系の着香煙草と交互に吸うと良いと思います。

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