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2011.10.27

マックバレン　バニラ・クリーム

テーマ：パイプたばこを吸おう(1839)

カテゴリ：パイプ煙草インプレ

　そう言えば、ベタベタのバニラ着香のパイプ煙草はしばらく吸ってなかったなと思い、買って来ましたマックバレンの「バニラ・クリーム」です。パッケージに鼻を近付けると、開封前から甘～い香りがしてきます。

　開封時の香りは、バニラの香りというよりも、蜂蜜系の香りに感じられます。鼻を遠くに離すと、バニラの香りがしますので、濃すぎるバニラ香は蜂蜜っぽい匂いになるのかも知れません。
　カットは、リボンカットとラフカットの混合で、やや渇き気味の手触りです。

　大き目のパイプに詰め込んで着火しますと、名前の通りのバニラ香とクリーム的な香りが立ち上がります。何かの花のような香りも感じられます。味は、バニラ、蜂蜜、生クリームといったところで、ドギツイほどではありませんが、ややくどいでしょうか。硬い感じではなく、角が取れたような甘～い味です。

　こういった味は、喫煙中盤以降、徐々にバージニア系の甘味に置き換わっていき、お馴染みの系統の味になってきます。着香分が完全に消えるという事はないのですが、くどさは和らいできます。

　喫煙終盤で一瞬キャラメルっぽい味を感じたのですが、それは少し焦げて香ばしくなったバニラと言えなくもないです。また、ここに来て香りが少し変化し、何かの花の香りにも似た爽やかな感じが少し出ます。

　という事で、喫煙終了。後味は、想像していたほどベタッとはしていません。残り香はだいぶ強くて甘いので、人によっては好き嫌いが分かれるかも知れません。
　トータルとして、序盤のくどさを乗り切れば、後は気持ち良く美味しく吸える銘柄なのではないかと思います。食後のデザート的な吸い方には、良くマッチしているようです。

　常喫とはいかないまでも、甘～い煙草が吸いたい時には候補の一つになる銘柄だと思います。値段も高くないですし、これを扱っている店舗も多そうですから、これを常備煙草にしておくのも悪くないかも知れません。

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