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2012.02.13

加湿後のワイン・ベリー

テーマ：パイプたばこを吸おう(1870)

カテゴリ：パイプ煙草インプレ

　前と同じように普通にパイプに詰めて吸い始めますと、少し香り立ちが弱くなったように思われます。ちょうど過加湿で味と香りが薄まったような感触で、そういう意味では加湿する必要はなかったのかなとも思わせます。
　けれども、加湿前の香りは私にとっては強過ぎる感じもありましたので、実際はこれぐらいの方が丁度良い気がします。

　喫煙中盤に向けて吸い進んできますと、香りがやはり強いと感じるようになりました。少々薄めたくらいでは、大して変わらないという事かも知れませんし、喫煙中盤で煙草の状況が変わったからかも知れません。

　喫煙終盤に向けて煙草らしい甘さが出てくるのは、加湿前と同じで、そのまま喫煙終了。終わってみると、全体的に薄まったイメージはありますが、大きな差はなかったように思います。
　これは、加湿が足りなかったからかも知れませんし、加湿前から十分な湿度を持っていたからかも知れません。何れにしても「ブラック＆マイルド」を加湿した時ほどの変化はありませんでした。

　今回の「ワイン・ベリー」や前の「ブラック＆マイルド」のように、密封の甘いパッケージである場合、流通在庫されている期間が長くなればなる程、乾燥が進むのだと思いますが、それは逆に見ると、在庫期間が短ければそれ程は乾燥しないという事なのだろうと思います。今回の「ワイン・ベリー」は、前の「ブラック＆マイルド」程は在庫期間が短かったのでしょう。

　まぁ、パッケージの密封が甘くて乾燥してしまっている煙草でも、着香が非常に強い銘柄であれば、加湿すれば美味しく吸えます。そう考えると、ミドルトンの煙草のパッケージの甘さは、それほど非難する必要はないのだろうと思います。

　よろしいんじゃないでしょうか。

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