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2007.01.23
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カテゴリ: 独身
中学生の頃だろうか。。。

私はいつものように昼寝していた。父もその日、仕事が休みで昼寝。
するとにわかに外が騒がしくなり、眠りを邪魔される。
「火事だーーー!!」と誰かの声がした。すぐそこで火事らしい。私はパット飛び起き
洗面器を持って外に出た。無意識の行動だった。

洗面器に水を入れ、火を消そうと思い、でも寝ぼけてたので水は入れ忘れてる。。
そんな行動だったろう。
外にでると、家のすぐ近くの電柱に雷が落ちて燃えてたらしいが、すぐ消防車がきて
消したらしいとゆう状況だった。
はたと気付くと姉が私の行動を笑ってる。

裸足に洗面器。。髪はぼさぼさ。。
しかも私の前にはまったく同じ行動をとった裸足に洗面器の父の姿。。。

その時、思春期だった私は、父と同じ行動を毛嫌いすると思いきや、
あまり嫌ではなかった気がする。
だって
消防車がすぐ来なかったら、私たち親子は家を見捨てず、
果敢に火を消そうと必死で戦ったろう

実際そんな日がきて父と一緒に、、いや、家族全員だったけど、
戦った。
母が入院したときだ。

母の中に病気とゆう火事が起こったのだ。
私は母から入院するとゆう知らせを聞いて、すぐ帰った。
10年間実家に帰ってなかった親不孝な娘の心境は「後悔」とゆう
簡単な言葉ではいいあらわせない。。なんともいえない感情がうずをまく

祈るような気持ちで実家に帰り、空港には父と母が迎えにきてくれていた。
病院の検査の帰りらしい。
10年ぶりにみる父は腰が曲がり、白髪で年齢より老けて見える、おじいさんだ。
母はとゆうと病気がしんどいせいで後ろの座席で横になってはいたが、顔色もよく
奇麗だった。
顔をみて私は安心した。
母もそうだ。。
私の顔をみて「夢のようだねえ」とつぶやく

家に帰り、私はさっそく野菜スープを作り、中井がもたせてくれた「プロポリス」
を強制的に飲ませた。
いや、飲まなかったかも。。とにかくプロポリスは嫌いらしい

東京で浮き世離れた生活を送ってる私にとって人と関わったり、家族と関わる
事がどうゆうことだったか、もうすっかり分からなくなってて、
母がトイレに行くのを辛そうにしてたり、風呂に思うように
入れなかったりしてた事にたいし無力だった。
気の利かなさそうな父が手伝ってて、それが私がいない間、2人だけで行われてたと
思ったら切なくなり、もっと早く帰ってやればよかったと悔やむ
夕方、近くに住む弟の嫁が来る。
こんなに病気で大変な母を無視しのんきに自分の実家に帰郷していていたのは
いいとしても、うるさい子供が、バタバタと走り回り、奇声を上げるのには
まいった。
近所の人の話だと、母が具合が悪いのに嫁は子供を預けて仕事に行くので、
母は辛いともらしてたらしい

母は嫁と仲良くしようと心掛けてたので遠慮して言わない習慣がついてたのだ。
嫁には具合が悪い事もサラリと大丈夫だからといっただけ。
子供が母の寝てるお腹の上にジャンプして飛び乗ってくる行為も、じっと我慢してたらしい

とにかく明日から病院だ。病院にいけば何もかもよくなる。
何もかも。。。

しかし事態は深刻だった。
近くの大きな病院ではなく、もっと設備の整った検査専門の病院に移動する事になった
実家から高速船で2時間
母にとって2時間座る体制は辛いものだったので、乗務員に事情を話し病人が横になれる
部屋を提供してくれと頼んだが、緊急用ですからと断られ、しまいには病人に何かあったら
責任とれないからと誓約書を書かされる。
事務的にやってるお決まりの行為だろうが、むかついたのでその事務員のババアを罵倒し、
乱暴に書いた紙を投げた。
それを見ていた嫁の娘がみんなに告げ口する。
私のとった行動の表面だけをみて幼稚だとかしっかりしてないだとか、のちのちまで
陰口を言ってたらしい弟の嫁だった

もちろん、私だってそうゆうところは確かにある。普通に結婚し生活に追われてる人たちより
無知だ。甘んじてそれはうけいれよう。
母が船でトイレに行ったっきり帰ってこないのを、1時間たってからやっとトイレの扉をあけ
トイレの手伝いをやらなければならないと気付く私はほんとにバカだ
とにかくこんな体の状態なのを一番驚いてるのは母で、だからこそ私がしっかりしなければ。

みなはなんだかんだ言っても移動先の病院にはついてこれない。仕事もあるし
家族がいるからだ。本土で車で迎えにきてる姉も仕事もあるし家族もいる
その姉には
姉だけが車で迎えに来るように電話で念をおした。
母が後ろの座席で寝そべる体制でなきゃキツイのだとあんなに訴えたのに
姉は自分の家族5人ひきつれてきた。車の中は8人!!
ぎゅうぎゅうで母は船よりキツイ体勢だ
しかも小さい子供。。
ぎゃーぎゃー車の中で騒ぐ

なんで???なんでつれてきたの??と後から姉に問いただすと
「夫がどうしてもと言ってきかなかった」とゆう

ここでもイライラした。姉の家族に弟家族、、どいつもこいつも
近くに住んでるくせに思いやりのないバカばかり
イライラは徐々にたまっていく

続く。。。

夜中「エミリーローズ」を見てたら母の事を思い出し、文章に書き写したくなった。
「エクソシスト」の裁判版みたいな感じの映画で何でそこで??と思うかもしれないけど
悪魔とゆう病気と戦う家族。牧師はさながら医者に置き換えられる

諦めずに悪魔と最後まで戦った牧師、家族、恋人。。。なんだかそんな目でみると
ホラー映画も感動的だ。














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最終更新日  2007.01.23 07:26:10
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