新潟県武術連盟ホームページ

新潟県武術連盟ホームページ

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

林沖

林沖

Comments

林沖 @ Re:また、関係ない話ですが(06/24) S君          この映画を見たこ…
林沖 @ Re:また、関係ない話ですが(06/24) S君         動画を見ました。 ブ…
S君          .@ また、関係ない話ですが この動画を見た事はありますか? https:/…
S君          .@ また、関係ない話ですが この映画を見たことがありますか? https…
林冲より@ Re:また、関係ない話ですが(04/06) S君へ 情報ありがとう。 この団体は存じ上…
2025.04.06
XML
カテゴリ: 西忍寺道場
今日の柿崎のお天気は曇り。
桜もちらほらと咲き出しました。
西忍寺の境内からは、野焼きをする田園風景が広がり、春の風物詩を感じます。

メンバーは4人。
N師範、O大師兄、S君と私。
最初はいつものように基本の定歩崩拳、馬歩穿掌、握拳。
次に太極拳の対練を行った。

最初は行気から打擠。
今回は相手の攻撃を受け流す時、息を吸うことを意識して行った。
息を吸うことと受け流すことを同時に行うと柔らかな感触のまま相手の攻撃に間に合うようになる。
しかし、横隔膜に意識がいってしまい、かなり気持ちが悪くなる。
そこで、鼻腔と丹田が意識して吸うことにした。
こうすると横隔膜に意識がいかないので、気持ち悪くならない。

次は、琵琶勢。
関節を極めなくても、右手で相手の腕を上から撫で落とすようにすると、相手は下に潰れていく。
肘を極められないように肘を曲げて突いてきても、曲がった腕のまま地面にうつ伏せにさせられる。
関節技がかかろうが、かかるまいが潰されることには変わりない。
しかし、これでは面白くないので、右手で撫で落とすのはやめて、ただ、相手の上腕に手を置いたまま止めてみた。
こうすると、相手は崩されていないので、遠慮なく右拳で突いてくる。
こちらは、相手が突こうとする動作が始まる瞬間を感じとり、すかさず右拳を相手の上腕を発射台にして、相手の顎に叩き込む。
相手は上腕から顎までの最短距離で打ち込まれるので、逃げようがない。
こちらは、相手がなんらかのモーションをする度に何度でも顎に打ち込む。
この方法は、あまりにも残酷なので別の安全なやり方にした。
右手は使わず、右肘を相手の左肘の外側につけた。
相手が右拳で突こうとして動き出すその瞬間を捉えて右肘で相手の左肘を捻りあげる。
相手が動こうとするたびに捻り上げていくと、相手は釣り上げられたサカナのように身動きができなくなる。

次は柳生心眼流の応用稽古。

相手右中段突き。
こちらは左斜め前に進むながら、右前腕で払いのける。
相手左上段突き。
こちらは右手で相手の腕の内側を擦り上げ、右足を踏み込み、右肘を眉間にたたきこむ。

次は相手右上段突き。
こちらは左手で相手の右腕内側を擦り上げ、左半身で左足。を相手の右膝裏に接触するように踏み込む。
着地と同時に左肘を相手胸に打ち込む。
この時、馬歩になってはいけない。
両足の爪先は「ハ」の字に開き、踏ん張りを消す。
もちろん腰は深く落とす。
自ら浮かせた体をたおれかかる勢いと突進する勢いをぶれなく肘に伝えるためには、足の踏ん張りは邪魔になる。

次は相手右上段突き。
こちらは左手で相手の右腕内側を擦り上げ、左半身で左足を相手の膝裏に踏み込む。
左手は相手の右腕を上方にかるく浮かせて静止させておく。
踏みこみと同時に右拳で相手の腹部を突く。
右拳で突くときは、腰を捻ってはならない。
左半身のままでいること。
右肘も多少の屈曲と伸展はするが、捻ってはいけない。
手首も同様。
足も捻ったりバネを使ってはならない。
なぜかということ、もともと右手には小刀を持っている設定だ。
ひねりの入った動きは刃筋よぶれさせる
空間に浮いた小刀が真っ直ぐ相手の腹に突き刺さるイメージを持ってこの技を行う。
体の捻りを消し、体当たりの勢いを無駄なく小刀に伝える。
ここを大切にしたい。

次は相手右上段突き。
こちらは左手で内側を擦り上げる。
続いて相手左中段突き。
こちらは左半身のまま、倒れこみつつ左腕でこれを払う。
着地と同時に右中段突き。
この時の突きも、さっきと同じ要領で行う。

続いて相手右上段突き。
こちらは左半身のまま左手でこれを外から内に巻き落とす。
そのまま左肩に相手の腕を担いで、左足を踏み込みながら左前腕で相手の肘を下方に押す。
ようは、踏み込むと同時に相手の肘を折るということ。
これも足腰のバネを消して腰を沈める事により、素早く確実に相手の肘を折る。

次は相手右上段突き。
こちらは左腕で、相手の右腕を内から外へ巻き落とす。
そのまま巻き上げて右手の親指と人差し指の股に相手の手首をのせて上方に浮かべる。
こちらの左膝が相手の右膝裏に当たる場所に踏み込む。
同時に左肘を相手の右鎖骨の外側下部に当てる。
そのまま肘を外下方に押し下げると、左膝が支点、左肘が力点となって、てこの原理で相手は頭から落ちて倒れる。
最初から最後まで左半身は崩さない。

以上で午前中の稽古は終わり。
久しぶりの心眼流の稽古。
味わい深いものがありました。
皆さん、お疲れ様でした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025.04.07 20:35:05
コメント(5) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


また、関係ない話ですが  
S君         . さん
このアニメを見たい事はありますか?
ぜひ、ご家族でご家族でご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=o6G8dUidux4 (2025.04.13 20:29:55)

また、関係ない話ですが  
S君         . さん
この団体をご存知ですか?

https://www.youtube.com/@jkmakungfu
(2025.05.11 21:34:12)

また、関係ない話ですが  
S君         . さん
この動画を見たことが有りますか?

https://www.youtube.com/watch?v=aNOKvBgT0zw (2025.05.29 21:11:09)

Re:また、関係ない話ですが(04/06)  
林冲より さん
S君、アニメを見ました。
銀河の天真爛漫なところが、何か懐かしい価値観を思い出させてくれました。
面白かったです。 (2025.06.20 18:55:15)

Re:また、関係ない話ですが(04/06)  
林冲より さん
S君へ
情報ありがとう。
この団体は存じ上げませんでした。
大変素晴らしいと思います。
勉強させていただきました。 (2025.06.20 20:23:16)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: