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2014年08月24日
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カテゴリ: 患者さんとの交流
8月2日に書いた患者さん(虫垂癌・40代・男性)の近況が届きました

あの後、無事に退院されています。

思えば。。。
って、前回も使ったような気がするフレーズですけども、
今年の6月に久しぶりに届いたメールが、腸閉塞でイレウス管を入れて入院中
という内容だったんですよね。

米村先生の手術を受けて、もうすぐ2年になろうとしていた頃で、
腸閉塞の原因は再発でした。
画像上、狭窄箇所は複数個所認められ、地元病院では手術不可。
辛い絶飲食が続いていました。

このような経過が珍しくないのが、腹膜播種の現実です。

再発までにかかる時間は個人差が大きく、
術後5年以上も再発していない患者さんもおられますが、
これは私の感覚でしかありませんけども、
術後2~3年で再発というのが一番多いように感じます。
逆にもっと早くに再発、数ヵ月後に再発してしまう患者さんもおられますから、
一概に、「どれくらいで再発」とは言えませんが。


腸閉塞になると食事が摂れなくなり、患者さんご本人にとっては
これが何より辛い症状と言えます。
この患者さんも2ヶ月くらいだったでしょうか、絶飲食状態でした。

絶飲食ですよ、水も飲めないということです。
全て、栄養の点滴や電解質の点滴で補っていました。
「生きる」 という意味においては、点滴で十分賄えます。
ですが、「食べる」 という行為は気力をもたらしてくれる行為でもあり、
点滴だけでは、どうしても気力は萎えてしまう。。。

おまけに、この患者さんの場合はイレウス管なんていう異物が入っている状態でしたから、
どれほど精神的にも、体力的にも参っていたのかが想像できます。

こういう状態から脱却でき、尚且つ、食事も普通に摂れるようになり、
日常生活を取り戻すのは、容易な事ではありせん。
せめて食事が摂れるようになるだけでも・・・と切望するのが人情ですが、
何をしても、それすら叶わない方も実際にはおられます。

だから、地元病院から米村先生の病院に送り出すお手伝いはしたものの・・・
どういう結果が待っているのか、わかりませんでしたから、
私の願いはただただ、「少しでも食べられるようになって帰って来てください」 でした。
本当の事を言えば、必ず生きて帰って来てくださいね・・・というのもありました。

それだけねぇ。。。
再発の腸閉塞というのは、シビアな状態なのです。

この心配は敢えてご本人に伝えてはいませんでしたが、
伝えずとも、ずっと体で感じとっていたご様子です。
そりゃそうですよね、何を言われても体が感じてしまう現実は
本人しかわかりませんから。

ですが、私の不安は見事に払拭されました。
ストマにはなったものの、ご本人、普通に食事が摂れていますし、
今は体重も5Kg増えたんですから

前回の日記にも書きましたように、この患者さん、小腸も切除しています。
残せた小腸の長さにもよりますが、
小腸を切除すると、どうしても栄養の吸収率が低下してしまうので、
栄養の点滴で補う必要が出てきます。
単に栄養というだけでなく、電解質のバランスも崩れてしまう懸念もあることから、
点滴は不可欠なんです。

電解質のバランスが崩れてしまうと、最悪、心臓が止まってしまいます。
人間の体は、電気信号で動いているようなものですからね。
筋肉を動かせなくなってしまうんです。
手足にも筋肉がありますが、臓器も筋肉で動いているものが多々あります。

そして、つい先日届いたご本人からのメールには、

無事、転院が出来て、手術も受けられて、温熱療法も受ける事ができました
 幸い、再発した癌は完全切除ができました
 食事も沢山食べることが出来るようになりました
 辛い時間は長かったけど、全てが良い方向で動いてくれたというのに、
 何故か、昨日まで葬儀や身辺整理ばかり考えていました
 入院中は、生きて帰れないかもしれないと真剣に思いました
 でも、退院してきて、地元病院が在宅ケアの環境を整えてくれてから、
 もう少し生きられるかもしれないと思えるようになりました


こんな内容でした。
少しずつ、新しいご自分の体に慣れてきて、
真の意味で新たな自分自身を受け入れられたという事
ではないかと推測します。

ついこの間、入院中のある女性患者さんから電話がかかってきましてね。
彼女、

QOLが落ちても、生きられるならありがたいです

って言ってました。
真剣に死を意識した方だけが思える悟りかもしれません。
だから、この虫垂癌の男性患者さんも、今、こう思っておられます。

もう少し生きられそうだと思えることに感謝です

ってね












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最終更新日  2014年08月25日 16時54分15秒
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