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こんなこと書くとPマーク(プライバシーマーク)ってお金で買えるようになったのか?とドキっとされるかも知れませんね。いやいや、そうではありません。このキャッチの意味は「認証取得したPマークの価値をお客様や取引先に見える形」にして、競合他社への差別化戦略として活用しましょう、という意味です。Pマークとは書きましたが、ISO27001(ISMS)やISO22000(ITSMS)も含んで事情は同じです。1.第三者認証の活用の実態認証を取得することは会社・組織にとっては多大な投資となりますが、取得や認証更新の段階でひどく疲弊してしまって、現場の負担感は増すわ、投資効果が一体何だったのかわからなくなるわ、という事態が多くの会社・組織で起こっています。現場の実態とかけ離れた管理活動に嫌気がさして、現場の参加意識が下がって形骸化している、とか、営業で活用したかったのに提案活動では殆ど活用されていない、というような状況です。そうかと言って会社で取り組んだものを放り出す訳には行きません。でもヘタに騒ぎ立てると投資効果についての責任を追及されかねない、という恐れもあり、取りあえずこのままにしておこうというのが大方の会社・組織の実情ではないかと思います。(違ってる会社の方、ごめんなさい。今回は問題指摘なのでご了承ください)2.審査する側の責任私は、どのような規格であれ、審査機関が会社・組織を疲弊させかねない審査を行なうことは間違いだと思っています。1つ1つの会社が、例え同業であったにせよビジネスモデルは全く異なるのに、規格が要求する仕様を金科玉条のごとく崇め奉り、そのまま審査する全ての会社に同じように厳格に適用するのはおかしいと思うのです。お金を取って審査する以上、その会社その会社が大切にすべき管理のポイント、そのことによって会社の競争力や社会的信用の向上につながるポイントをアドバイスする責任があるのではないでしょうか。不適格事項にもとづく是正というのは、そのようなものでなければならないと思います。この意味で、十分な審査が行なわれているとはとても言いがたい。特にPマークの審査では、審査員に経営のセンスがないと思われる話を頻繁に耳にします。「そんなことがわが社にとって、いったい何の意味があるのか?」と憤りを感じている会社がたくさんあります。逆に、実態をよく調べ、的確なアドバイスに「さすが」と思わせる審査員もいらっしゃる。以上の意味で、審査機関というのは「責任能力」を徹底的に追求し高めていただきたい。単なる「お墨付き」をありがたがる時代はもう終わっています。あらゆる業界が国際競争の中で競争力を高めるために四苦八苦している中で、権威追求が目的になっているような的外れな審査はいかがなものかと感じます。、3.「Pマークの価値」を売りましょう「個人情報を守るお墨付き」などどいう程度では、お客様にとって価値が何なのかわかりません。「お客様からお預かりした個人情報を活用してこのような付加価値の高いサービスをご提供できます。これらはPMSでしっかり守られているのでご安心ください」というのがお客様から見える価値ではないでしょうか。従ってPマークを含む第三者認証(ISO27000,22000など)が「経営的には守り」だという担当者は、もっと戦略的な視点で会社のミッションを考え、外部に対してPマーク(など第三者認証)の価値をアピールする戦略を検討していただきたいと思います。(まちがっても認証機関の意向に従って運用するものではないはずです)Pマークの価値は、社外向けのもの、社内向けのものの2つがあります。社外向けのものは上で書いたような営業の場での差別化のアピールの材料となるものです。社内的なものは、PMSで構築したPDCAによる改善の技術を一般業務にも応用して、自律的な課題発見や解決力を強め、会社・組織の魅力を高めることに適用すること。これらの社外向け、社内向けの活用のご支援を「小さな組織のリスク管理」の主力サービスとしました。「小さな組織のリスク管理」はこちらPマークを取得する時代は過ぎ、今後は取得したPマークを「活かす」時代です。是非、新たな時代の新しい戦略として、Pマークの創造的な活用を進めましょう。クリエイトバリュー>
2009.09.02
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1.これからのリーダーシップの源泉前回お話しの続きですが、これからの組織のリーダーシップの源泉は「起革力」ではないかと思います。「起革力」は、「企画力」に更に「チームビルディング」と「プロジェクト管理」のスキルを加えたものと考えられます。つまりビジョナリー・プロジェクト・マネジメント(ビジョンの実現に向けてプロジェクトを組み推進する)と言える活動です。これからの組織やチームのリーダーは、明確な「ビジョン(将来構想)」を持つべきです。近い将来、組織が何を目指して活動するのかというゴール・イメージを持つことが組織活動の求心力となります。メンバーはリーダーのビジョンに魅力を感じて自律的に行動する、そのような組織作りを目指して行くべきだと思うのです。このようなリーダーの姿勢が、現在の世の中に閉塞感を感じている若い人に「夢」を与えることになるからです。⇒「魅力のビジョンでプロデュース」はこちらもはや強いだけのリーダーシップでは、目先の業績は上げられても、中長期で見た人材を育てることは難しいのではないかと思います。リーダーの創造力と周囲への気づかいこそがリーダーシップの源泉であり、中長期の人材力の育成と、それによる組織力の強化につながってくるのではないでしょうか。2.これからの人材育成このような新しい時代のリーダー像は、チームへ「貢献する」意志と、そのための学習の力の習得が大変重要です。そういう意味で、次世代のリーダーの育成に関しては、採用時から1人ひとりの人物像を見据え、その社員の資質に合ったリーダー育成の仕方を考えて行かねばならないのではないでしょうか。私が若い頃、新入社員への教育は集合教育と現場でのOJTという形で行なわれていました。仕事のやり方をマスターするという主旨が強かったように思います。もちろん仕事を覚えなければ新たな経験を通じて学習をすることはできませんから、まずは仕事を覚えさせることは当然です。ただ、現在はそれに加えて、リーダーやトレーナーの姿を通じて「仕事の夢」というものを感じさせることができるかどうかが、決定的に重要な要素になりつつあります。どういうことかと言うと、「1人ひとりの社員が己のミッションをこなす(分業)」ことがゴールではなく、「共通のビジョンを共有し、共有した目的を実現するために力を合わせる(統合⇒協業)」ことが仕事なのだ、と教えることです。そのためには、「こんな職場をつくろう」とか「こんな仕事像を実現しよう」というビジョンを共有した仕事の環境を作り出すことが必要だと思います。つまり「起革力」が必要になるということです。3.未来展望話は変わって、明日は衆議院議員選挙です。「自分の一票が世の中を変える一票となるのだ」という思いは、「自分ががんばったら職場の環境は変わるのだ」と、将来に思いを馳せることと同じだと思います。「生き生き社員」がたくさん生まれて、どんな職場よりも自分の努力が自己実現と皆への貢献につながり、感謝され信頼されることを1人ひとりが実感できる職場を作りたいですね。クリエイトバリュー
2009.08.29
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1.不況対策のカギ世界的な同時不況を境に、自動車業界など多くの業界・企業が再編を加速させたり、事業の縮小・選択による事業再編、マーケティング戦略の変更などが行なわれています。多くのエコノミストは「不況は底を打った」と見ていますが、地方の経済、中小企業の経営において、これを実感できるまでには尚多くの時間がかかるのではないでしょうか。私は、現在のこの時期は、企業経営にとって非常に大事な時期であると思っています。各企業は生き残りをかけ、従来のビジネスモデル(競争戦略を含む)、商習慣、人材育成などの戦略を根本的に見直しています。不況脱出後には、従来とは異なった業界地図、ビジネスモデル、人材戦略が生まれて来るにちがいありません。従って、単に不況脱出という意味合いではなく、古いものを捨て、新しいものを生み出す覚悟で経営を再編する必要があるのではないかと思います。2.「企画」では手ぬるい、「起革」する覚悟が必要企業の変革が成功するはどうかは、これまで以上に「人材の育成」戦略にかかっていると思います。例えば、上からの指示がなければリスクを負わない「指示待ち族」や、古いものを捨てることができない「しがみつき族」には、変革の風を起こすことなど絶対にできません。「保身」は敵です。保身など考えていたら、環境の変化についていけず自滅した古代の恐竜達とおなじ運命を辿ることになると思います。「変革」につながるビジョンを作り、周囲の賛同を集めてチームを作り、会社外の取引先や顧客にも協力者のネットワークを作り、痛みにも耐えて変革をやり遂げる、そのような力が必要です。これはプロデュースの力なのですが、私はこの力を「起革力」と呼ぶことにします。今後の人材育成の方向性は、この「起革力」を持つ人材を育成し、組織やチームとして協働しながら自律的に変革を進めることができる組織を作り上げることだと思います。このような人材育成を行なうには、マーケティングにしろ、組織論にしろ、リーダーシップ論にしろ、実際に存在する課題解決を前提にしたものでなければなりません。理想論の「お勉強」であってはならないと思います。そんなことをしている余裕はありません。従って、現場に入って、現状を分析して課題を見出し、課題解決のための「起革」を推進できる人材を育成するプログラムが必要です。3.ちょっとだけ宣伝このようなことを考え、クリエイトバリューの活動方針をより明確にします。創立以来、「カスタムメイドのプログラムで支援」を方針としていましたが、この方針を更に推し進め、「変革」を目指したプロデュース活動支援を一番の柱にします。この手始めに「魅力のビジョンでプロデュース」というサービスを始めます。⇒「魅力のビジョンでプロデュース」はこちらから単なるお勉強ではありません。各クライアント様のこれからの変革に必要な力を生み出すためのサービスです。会社の変革につながる「起革力」を持った人材を作り、チーム・ビルディングを行なって実際の変革を推進します。偉そうにこのようなことを書きましたが、クリエイバリューの活動も変革が必要だと感じています。弊社と一緒に、変革に向かったプロデュースを是非進めて見ませんか。クリエイトバリュー
2009.08.26
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1.遠方のクライアントにもサービスを拡大クリエイトバリューのホームページには実に多くの地域の方からのアクセスがあります。(中には外国の軍の研究機関からと思われるアクセスまである!(笑))僕は現在福岡を拠点に活動していますが、このたび「Talkが見える相談室」というサービスを開設し、弊社のサービスに興味を持ってくださる方々には全国どこにいるお客様でもサポートをすることにしました。もちろん、遠地まで出張して、などという効率の悪い方法ではなく「Web会議室」というビデオ会議のASPサービスを活用します。2.ビデオ会議のサービスはこれが良さそうビデオ会議というとマイクロソフトの「メッセンジャー」や「スカイプ」が有名ですね。ですが、コンサルサービスで使うツールには、音声や人物画像がきちんと使えることはもちろんですが、パワーポイント資料やMSワード、エクセルで作った資料、PDFファイルなどを共有しながら会話できることが必要です。また、特定のスクリーン画面やインターネット・ブラウザを双方で同時表示できる機能も必要です。このような技術的な検討を加えて、実際に数社のサービスを評価したところ、NTTアイティ社が提供しているMeetingPlazaというサービスを使用することにしました。ただ、有償なので、簡単なご相談、ご契約の交渉においては別の会社のASPサービス(無償のもの)を一部だけ利用します。要は適材を適所で使うことで、利用者の皆さんからの使い易さを向上させようと考えています。3.こんなことができる双方でパソコン画面を共有して、パワーポイント資料を使ってご提案をしたり、業務の分析結果を同時に見ながら課題を共有したり、クライアントからの質問にビジュアルな方法でお答えするなどのサービスを提供することができるようになりました。無償のサービスで、突然ビデオ画面が固まってしまうなどのトラブルを経験された方は、ビデオ会議自体の信頼性に疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。また、人物動画なども動きが遅く、実際の面談での臨場感は期待できないと考える方もいらっしゃるかも知れません。しかし、現在、実際の2拠点をつないで評価テストを行ないましたが、ビデオ会議の会話の品質は実用的なレベルにまで発達しています。通信による若干の遅延はありますが、コミュニケーションは立派に成立します。遠方だから出張費がかかるな、とか、わざわざ来てもらう時間が、とご心配いただく必要はありません。かなりのコミュニケーションがWeb会議でできますから、本当に面談しなくてはならない打ち合わせは最小限に抑えることができるようになります。また、数箇所の地理的に離れた拠点を同時につないで対話ができることも大きなメリットです。4.Web会議で本当にサポートができるのか結論から言うと、微妙なもの、複雑なものは無理だと思います。トラブル対応や、利害が対立する参加者が参加する会議、現場を視察しながらのご指導などは、やはりクライアント様と面談し、場の空気の微妙な変化を読み取りながらのファシリテーションが必要です。ですが、このようなものを除くとほぼOKだと思います。それと、ここでWeb会議を満足できるクォリティでご提供するための重要な技術についてお話します。Web会議のカメラを通した人物画像はあくまでオマケだと考えてください。Web会議を成り立たせる重要なカギは、クライアント様の反応にどのように対応するか、というファシリテーションやコミュニケーションの技術です。僕は延べ1,000回くらいのコンサルテーション会議、講演、セミナー、研修、講習会講師の経験がありますので、これらの機会を通じて蓄積したファシリテーションなどの技術を駆使することでサポートを行ないます。実際の面談でもビデオ会議でも、どうしたらクライアント様に満足してもらえるできるサポートができるのか、常に考えながら対応することが最も重要なことだということです。(これは知識を紹介したり、難しい技術を指導することとは全く異なる技術です)このためにはさらに、適材適所でWeb会議の機能を取捨選択して活用することが重要で、これではじめてWeb会議を使ったコミュニケーションが成り立ちます。だから、Web会議のASPサービスがあればどのコンサルタントでもできる、という性格のものではないと思っています。5.必要な設備今やブロードバンド網は全国に広がっています。ブロードバンドにつながったパソコンがあれば、誰でもWeb会議を利用することができます。ただ、NTTのBフレッツなどの光通信やYahooのADSLサービスなどの高速なインターネット回線が必要です。(ダイアルアップでは少々無理がありそうです)それとパソコンですが、WindowsXP,Vistaなどの新しいOSであれば問題なさそうです。後は、マイクとヘッドフォンが一体となったヘッドセット、Webカメラなどが必要です。Webカメラとヘッドセットがパックになった製品なら3,000円弱で手に入ります。Web会議を利用してセミナーや講習会や研修を実施するときは、パソコンの画面を拡大投影するプロジェクタが必要です。このような集合形式のイベントではヘッドセットではなく、集音マイクとスピーカー(パソコンにつなげられるもの)が必要です。6.メリットとにかく、良いサービスをご利用してもらうに当たって、交通費や移動時間を考慮する必要がない、ということが最大のメリットです。ですから、必要な時に必要な情報を密に交わしクライアント様の状況の変化に応じ適切なアドイバイスを差し上げることが可能です。これはクライアント様と弊社との信頼関係の強化に役立つと考えています。下記に弊社の「Talkが見える相談室」のURLを掲載しておきますので是非ご覧ください。「Talkが見える相談室」のURL=http://www.createval.com/webconsul.htmlクリエイトバリュー
2009.08.19
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6月にアップした「福岡の元気の幼稚園」をリニューアルして、「レッツ・リクルート 魅力の幼稚園」として幼稚園への就活と人材採用のマッチングの支援に特化しました。1.人の心が育つ苗床企業の経営支援をしている僕が、なぜこのような幼稚園を対象した就活と採用のマッチングを始めたのかをお話します。僕も人の親です。長男が今年やっと成人式を迎えるまでになってくれました。長女もまもなく高校を卒業し、医療系の道に進むことになりました。親の苦労にはあまり気を留めず(笑)、多少の人生の波風にはびくともしないだろうと思うまでにたくましくなりつつあります。ですが一方では、若者の自暴自棄とも言える無差別の殺傷事件が大変に多いことに心が激しく痛みます!「世の中に失望」、「むしゃくしゃして」、「誰でもよかった」など。人混みに車で突入する、刃物を振り回して人を殺傷する、火をつけるなど、これが人間のすることなのか、と思うほどの残忍さです。人としての心の根幹にあるべき大切なものが壊れてしまっているとしか思えません。どうしてこんな人間が育ってしまったのか!今の社会システムに大きな疑問がわいてきました。「働かねばならないお母さん」、豊かな人生を送るために「職業を持ち続けたいお母さん」はまだ判るとして、「子育てをしたくないお母さん」が増えていると現場の先生から聞きます。このような親に疎まれた子ども達は、将来どのような大人になるのだろう。「子育てをしたくない」親まで無条件に含めて、一律に子育て支援の対象とすることは、とても危険なことではないか、と思えてしまいます。人間の心の根幹にあるものは幼少期にその大部分が作られるそうです。人を思いやることはもちろん、多少の波風があっても、それに耐えて前に進もうとする精神力の源もそこにあるはずです。実の親を含めて、地域で子育てをする環境が失われつつある今、幼稚園や保育園は、人間の心の根幹を形づくる苗床として、従来よりもはるかに重要な意味を持つようになるのではないかと思います。2.幼稚園での採用市場の現状幼稚園の就職市場を見ていると、例年10月以降の求人票の発行でようやく就職活動が始まる状態です。わずか1~2ヶ月という大変短い間で、就職を希望する学生さんと、より資質の高い人材を探す幼稚園の採用活動とのマッチングが行なわれています。こんな短期間で、しかも互いの情報がごく限られたものしか手にはいらない現状で、本当に互いが必要としているものが見つかるのでしょうか?一般の民間企業の就職戦線と比べるとすごくハイリスクな状況だと言わざるを得ません。人の心を育てる苗床としての役割が重視されつつある今、幼稚園の経営者は数年先の自園の経営の姿として明確なビジョンを持ち、職員は園長の想いを徹底的に理解して一丸となり、創造力や企画力を駆使して新しい時代の保育環境を目指すべきだと思います。そのためには、素晴らしい幼稚園経営者と意欲ある若い人材との出会いの場、その中から互いが必要とするものを見極めるための仕組み必要となります。このための仕組みづくりを行ないたいというのが狙いなのです。3.クリエイトバリューが目指すもの1)学生へ⇒本気で職場を作ろうとしている経営者や幼稚園を見極める目このために、来春、大学を卒業して就職する学生さん向けに、自分自身を育てる目を書き記したメルマガを発行してお届けします。国が予算をつけて躍起になって要請を目指している「社会人基礎力」を習得するためのノウハウがたくさん入っています。「レッツ・リクルート魅力の幼稚園」はこちら「フレッシュマン・メルマガへの登録」はこちら各幼稚園が掲載したリクルート情報があれば即掲載します。2)幼稚園へ⇒自園のビジョンの実現に必要な資質を持った学生を見抜く技術採用後、すぐに活躍してもらうために本人の資質を見抜く技術と、管理のための動機付けを行なう技術を習得すべきです。どのような情報を公開して、どのような企画を打てば、目的とする人材像が集まるのか、集まった採用候補者から、自演が必要とする人材をどのよう方法で選び出すのか。採用した人材の基礎的な仕事力を高め、コミュニケーション力や課題解決力を高めます。そのための、幼稚園と学生の対話によるコミュニティ機能を将来整備します。クリエイトバリュー
2009.08.10
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これまでクリエイトバリューの研修をご利用いただいた幼稚園、あるいは取材に応じていただいた幼稚園は、福岡県内でもユニークな保育・運営方針で経営を行なっている幼稚園です。研修を実施するごとに、各園からのご了解をいただき、研修風景を撮影し研修事例のご紹介レポートをまとめてホームページで発信しておりましたが・・・・・就活(就職活動)の観点から見ると・・・・保育系への就活に関しては一般の民間企業への就活と異なり、あまり情報がない中で学生さん、学校(就職支援)、幼稚園が苦労しながら人材のマッチングをしています。○○ナビなぁ~んて便利なものがあれば良いのでしょうが、1つひとつの事業所の規模小さいのでビジネス化しにくいのか、保育系を対象にした就活サイトなども見かけません。そこで、クリエイトバリューのホームページに、幼稚園の研修事例ページへのリンクをまとめた紹介用のポータルページを作成することにしました。「福岡の元気な幼稚園 魅力のワン・ポイント」http://www.createval.com/yportal.htmlこのページを見れば、コンサルタントの視点から見た各園の特徴と、各園へのリンク、研修事例やご紹介記事などへのリンクが辿ることができます。幼稚園への就職を希望する学生さんや学校関係者の方に、普段はなかなか見ることができない各園の「魅力づくりの活動」を知っていただこうというねらいです。就活という意味ではほんのささやかなものですが、普段の保育のレベル向上に励んでいる先生方の姿を見ることで、現場の実態と魅力を感じていただければと思います。まだ掲載できている幼稚園は少ないのですが、園のご了解がいただけたらその都度掲載して行きます。どうぞよろしくお願いいたします。クリエイトバリュー
2009.06.12
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今年になってから、私立幼稚園の職場づくりをテーマにしたお手伝いをする機会を持つようになりました。幼少期という人間の心の最も基礎的な要素ができる時期を同じ人間が作る、という仕事の重要性を感じるようになったからです。人の心の基礎は幼少期に形成され、それは一生変る事はないといわれています。僕自身のこの性格もそうなのか、と思い当たるフシがたくさんあります(笑)まさに「雀の魂、百までも」と言われる所以です(笑)さて、現状の幼稚園経営は昨今の少子化の影響や国の子育て支援策が保育園に偏重していることもあって大変厳しい経営を迫られています。僕の子供はまもなく成人するほどに育ってくれましたが、同じ子を持つ親として、幼稚園という幼児教育の現場に少しでも役に立つことをしてご支援ができればと思っています。このような厳しい環境を生き延びるための改革策として、いくつかの園で「目標管理」とか「成果主義」などどが検討されています。そして「目標管理」とか「成果主義」を機軸とした改革でなければ意味がない、とでもいうかのような反応をされることがあります。これについて僕は大いに疑問を感じるのです。幼稚園という職場において、自園の「経営の成熟度」が、そのような経営戦略を実践できるレベルにあるのだろうか、そこまで考えて導入を決意されているのだろうか、という疑問です。「経営の成熟度」という難しいことばを使いましたが、園の価値を生み出す1人ひとりの先生と組織の「気付きの力」のことです。つまり、指示を待つことなく自律的に問題に気が付き、原因を探り、自ら考えて解決行動が取れる力のことです。目標管理や成果主義というのは「自己責任」がベースとなる人事評価システム上の考え方です。つまり自分の目標実現のために、問題発見、成功のためのシナリオ構築、実践、振り返り、評価、改善と続く一連のPDCAを自ら実施できる力がなければ運用できません。僕が勤めていた前職の会社(日本有数のコンピュータメーカー)でも、目標評価の運用は常に問題になっていました。幼稚園というPDCAが日常的に機能していない職場で、そんな人事評価システムを導入すれば、職員はいっぺんに疲弊してしまうのではないか、と思うのです。その結果、子どもを育てることが仕事である職員の目標が、数値目標の達成という、訳のわからない目先の管理になってしまうのではないかと心配します。現実に、あるコンサルの勧めで目標管理を始めた結果、園の強みであった「のびのび、キビキビした保育環境」が壊れてギスギスとした管理組織になってしまい、園の魅力の低下から園児が減り始めた園があります。目標管理自体は素晴らしいシステムですが、その前に自分の身の丈(経営の成熟度)に合った戦略を取ることが、より重要だと思うのです。さて、組織の「気付きの力」を強化・拡充させるための方法ですが、自園の「強み」を明らかし、「組織目標の実現までの業務のつながりを見える化」して全職員で理解し共有することが何と言っても最初にするべきことです。但し、この「見える化」も、経験年数の少ない若い先生にもわかりやすいことが必要です。従って、1つの仕事が他の仕事とどのようにつながって組織目標が実現できるのかを表現し理解できる方法が必要です。会社組織の改善で良く使われるバランススコアカードなどはあまり適しているとは思えません。仕事のつながりや成功のためのシナリオ(戦略)を深く検討することよりも、目先の数値目標を設定することが優先されてしまうことがあるからです。これに変わる方法がありますから、次回以降、この「見える化」を行なうツールをご紹介して行きたいと思います。クリエイトバリュー
2009.05.27
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1.普段の日常の行動こそが最も基本昨日、ある会社を訪問した際の出来事です。経営者である社長さんとの面接が終わり、1階のフロアに下りたところでその会社の職員さんの1人と出会ったのですが、その職員さん、私に気付いたのに「こんにちは」とは挨拶をしなかったのです。社長といっしょに歩いているのだから、すぐにお客様と判るはずですが・・・。さらに、この訪問の時に忘れ物したので、数日後に受け取りに行ったのですが、私が出てきた職員さんに「こんにちは」と大きな声で挨拶をしたのに、その職員さんは「どうぞ」と忘れ物を差し出すだけで、ついに「こんにちは」という挨拶を返してくれることはありませんでした。数日前の社長さんとの面接では、「わが社はチームワークは万全だよ」と、社長さんが自信ありげにおっしゃっていたのですが、?という気持ちになりました。日常、職場の中でできていないことが、社外の人間に対してできるわけがありません。職員がきちんと挨拶さえできない会社にチームワークが出来るはずはないと思います。2.コラボレーション(協働)とは?社内にコラボ(協働)の仕組みを作りましょう、というと、「仕事の仕組みで協力体制も必要な情報交換もできてるよ」という経営者や管理職がいます。こういう方は「協働」と「分業」の違いを良く理解されていないのでは、と思います。1つの仕事をチームのメンバーで手分けして取り組むレベルが「分業」です。組織で仕事をするのですから「分業」は当たり前ですね。もちろん「分業」にもコミュニケーションが必要です。では、各自の「分業」の成果を取りまとめ、お客様に納品し、お金をいただければ、仕事はそれで終わりでしょうか?これで「協働」していると言えるのでしょうか?ここで仕事のプロセスを振り返り改善する視点で見て行きましょう。納品した成果物は、お客様の満足を満たすことができていたのでしょうか?お客様の期待以上だったのか、あるいは期待水準ギリギリだったのか。評価をして振り返りをしないと、次の仕事はいただけないかもしれません。では、期待水準以上のものができた、とお客様から感謝された時、お客様の満足につながった要因は何かを特定しているのでしょうか?あるいは、こんなものか、とお客様から苦い感想やクレームを受けた時、仕事のプロセスのどこに問題があったのかを全員で考えているのでしょうか?このように1.仕事の成果をお客様の視点できちんと評価をし、2.成功した要因や失敗の原因となった問題を明らかにして、3.それをチーム全員で共有し分かちあうこと、4.それを仕事の中に取り入れて改善を行うことこれが私がここで説明している「協働」のプロセスです。3.コラボレーション(協働)の仕組みを作るには?協働するには、1.自分自身の姿を鏡に映して、2.成功の要因や改善につながる要因を探し、3.関係するメンバー全員で共有して対処する仕組みを仕事に取り入れることです。そのために必要な情報を共有し、メンバーが対話する場を設けることが必要です。そしてこれが最も大切なことですが、「メンバーを対話の場に巻き込む」が出来なくてはなりません。自分とは関係がない、と思わせてはなりません。これは職場のリーダーにとって非常に重要な仕事になります。場を活用してメンバーの関わり合いを促進しつつ「協働の成功体験」を作るのです。「協働の成功体験」は各々のメンバーの自己実現へ向けた強い動機につながります。各メンバーの暗黙値である知恵や経験を拡充させます。さらに各々のメンバーの関わり合いによって「場の価値」はさらに大きくなり、形式値として組織で活用できるものが生まれるプラスのスパイラルが生まれます。このように「協働の場」を活用して「成功体験を積む」ことにより、個人の自己実現と組織目標とのマッチングを同時に図っていくこと、このことをクリエイトバリューの組織づくりでは目指したいと思います。クリエイトバリュー
2009.04.16
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1.チェンジ・マネジメントの加速前回「個人の自己実現と組織貢献のマッチング」について述べました。「個人の成長」の結果を「組織目標の実現」に活かせる組織こそが、次世代では生き残りにつながる競争力を持つ会社になると思うからです。それを下支えするものとして、もう1つ私が大切している価値観があります。それは「チェンジ・マネジメントを加速させる」ことです。1人1人の社員が「価値づくり」に向かって自発的にコラボレーション(協働)し、「振り返り」(PDCA)によって自らの行動を正すことができる、この行動を組織に根付かせるというものです。このために日常で実践したい3つの基本行動があります。難しくはありません。それは「関心」を持ち、「学び」、そして「教える」という行動です。1)「関心を持つ」とは、日常で身近な関係者の行動や言動に感心を持つということ、2)「学ぶ」とは、仮説を立て行動を通じて検証し、自ら気付きを得ること、3)「教える」とは人を感動させて気持ちを前に向かせ行動させることこの3つの基本行動を徹底して実践すれば、必ずコラボレーションに向かって個人と組織に変化が現れます。尚、変化を正しくコントロールするための「振り返り」(PDCA)ですが、ここで2つのレベルの「振り返り」を提唱したいと思います。それは「組織の振り返り」と「個人の振り返り」です。「個人の振り返り」なくして「組織の振り返り」ができるはずはありません。この2つの「振り返り」が連動して自律的な組織の変革につながるのだと思います。2.クリエイトバリューで目指す組織づくり前回の「個人の自己実現と組織貢献のマッチング」と今回の「チェンジ・マネジメントの加速」。この2つが私が目指したい人材育成と組織づくりのコンセプトです。1人1人の社員の自己実現を組織活動につなげる動機付けができて、組織に自律的なチェンジ・マネジメントの力が育てば、組織の新たな戦略を仮説として作り実践することができるようになります。人から組織、組織から戦略へと、このような発展を目指して行きたいと考えています。次回は、組織の変革を率先垂範する「生き生き社員」の人材像について解説してみます。クリエイトバリュー
2009.04.02
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1人1人の社員が自己実現を果たすことと、会社組織が業績を達成することは一見トレードオフの関係にあるように思えます。日常の会社生活の中で、理想と現実のギャップに遭遇し不満を感じる社員がいると、「会社組織で生きるとは、己を抑制し、組織の理論を優先させることなのだ」と、そう考えて己を納得させ「生きるためには組織に従う」ことが当たり前と言われて来ました。組織で生きる以上、自己実現はわがままで、諦めるしか仕方がないことなのだと。ですが言われた本人にとっては、これはとどめを刺されたも同然。ますます悩み、最後には会社に将来を感じることができなくなって退職、新天地へ。かつての私にも経験があります。ですが、本当にそうでしょうか。そんな考え方しかあり得ないのでしょうか?自己実現と組織の利益は相反するものなのでしょうか?よく考えると、私も諦めるのがちょっと早すぎた気がします(>_
2009.03.24
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クリエイトバリューで目指したい「生き生き社員」の人材像について書いてみます。「生き生き社員」は職場を活気付ける中核になれる人物。だから必要な素養はたくさんあるのだけど、一番重要なものは3つです。1.職場の「想いやり」のコーディネータ2.職場のリノベーションのリーダー3.職場の隠れた問題を発見するリスク・リサーチャー1.職場の「想いやり」のコーディネータ「想いやり」とは、自分の直接の仕事仲間である上司、先輩、同僚、後輩、部下のみならず、職場全体から、会社全体から、そしてお客様とのつながりから、自分への期待役割を感じ取り、それを実践すること、と、私はこのように定義しています。職場には多様な価値観を持った人がいます。飛び交っている様々な思いを感じ取り、「人の思いの交通整理」をする役目です。2.職場のリノベーションのリーダー創造的破壊という言葉があります。新しいものを生み出すために、古くなった規範や価値観を壊すことです。今の自分を「これで良いのか」と常に振り返って、自分の価値観を作り直す。職場全体を捉えて、新しい価値観を作り出し提唱して行く役目です。3.職場の隠れた問題を発見するリスク・リサーチャー日常の職場には、様々な問題のタネが潜んでいます。目には見えなくとも、放っておくとやがて大きなトラブルになるような、そのような潜在的なリスクがたくさんあります。周囲を注意深くウォッチし、職場の仲間の言動や行動に注意を払って、「無意識の中の無関心」や「思い違い」などの、ヒューマンエラーにつながりそうなヒヤリハットを見つけ、原因を探り対策することで問題の発生を未然に防止することが必要です。そのために、職場の日常の行動の中で声をかけ合い、互いに気付きを誘発し合う、そのような行動規範を作り出す役目です。私は、このような「生き生き社員」が職場の活気の源泉になるのだと思います。職場の中からも、会社全体からも、お客様の目からも、ひときわ優れた魅力と価値を作り出している組織には、必ず「生き生き」社員がいて、チームのメンバーを場に引き込む役目をしています。一人ひとりの社員を動機付け、このような「生き生き社員」へと変化させ、問題を発見し解決のための行動を自律的に行える組織に向かって、「想いやり」によるコミュニケーションによって組織にチームワークを生み出すお手伝いをして行きたいと考えています。クリエイトバリュー
2009.03.22
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私はクリエイトバリューという名前のコンサルティング事務所を経営しています。ここでクリエイトバリューが目指すものについてお話をします。個人情報保護法が正式施行される前の2005年の3月からPマークやISMS認証取得などの情報セキュリティ・マネジメントの仕組みづくりを行なってきました。正式なコンサル契約を締結していただき、ご支援を行なった会社は延べ30社近く。この他に、パートナーからの依頼で様々なセミナーや研修の講師の経験があります。昨年からは、ある行政機関の情報セキュリティ研修の講師も勤めることになりました。全部で100回近く、セミナー講師や研修講師を経験しています。このような活動を通じて、企業や組織の情報活用面からの組織作りをご支援する中で「おや」っと感じたことがあります。多くの会社・組織では設備投資やITなどハードウェア面の投資は積極的ですが、これを運用する社員同士のコラボレーションなど、人間の意識変革に関わる部分にはそれほど多くの関心が払われていないということです。(と言うより、手がつけられていない。諦められている?)「中小企業は人が鍵」と言われるように、人に対する投資はハードと比べてはるかに重要なのに多くの企業では人づくりはまだまだ手付かずに近い状態だと思われました。一般的に人材の育成には長い期間がかかります。従って、中長期の事業計画にもとづいて必要な人材像と育成の方針を決め、継続的に育成しなくてはなりません。このニーズを既製の研修パッケージだけでカバーすることはかなり難しいです。なぜならパッケージは、多数の企業の共通のニーズを商品化したものであり、企業固有の問題に関して足りない部分は各企業が自分で補う必要があるからです。こう書くと、例えばITの分野でERPで全ての業務をカバーできるのではなく、各企業の戦略課題に合わせて採用すべきもの、自前でやるものを取捨選択する意思決定を行なうのと似ていますね。これには人材育成の専門的な視点を持った人材が必要です。しかしながら、昨今の環境変化の速度が速い時代にそのような専門家を自前で養成する余裕はありません。既製品ではなく会社の戦略と現場の実情に応じた「痒い所に手が届く」オーダーメードの人材育成施策がすぐにも必要です。私はこの問題に対応したいと考えています。このような問題を解決するには、「自律的に自ら問題を感じ、解決策を考え、行動を通じて検証し改善できる」組織を作らねばなりません。私はこのような組織に向けて「組織(チーム)を引っ張り、コミュニケーションの核となってメンバーを動機付け、職場に活気をもたらす人材」を育成すべきだと考えています。このような人材を「生き生き社員」と名づけ、人材の「生き生き社員」化と、生き生き社員による創造的なコラボレーションができる組織づくりをご支援する仕事をすることにしました。これからしばらく、このようなお話を書いてみたいと思います。クリエイトバリュー
2009.03.19
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前回まででヒヤリハットが日常の問題発見と改善につながることを説明しました。今回は人の意識の問題から生じるヒヤリハットの見つけ方について解説します。ヒヤリハットというと難しいことのように感じるのですが、そうではありません。例えば、日頃の職場での出来事でこんなことはないでしょうか。●日頃、口で言ってることとやってることが違ってる人がいる●周囲の環境を批評するくせに、自分からは行動しない人がいる●何度注意されても同じようなミスをする人がいる●伝えたことを自分勝手に解釈して、なかなか意思疎通ができない人がいる●問題発言を良く口に出す人がいるこれらの現象は一見すると個人の性格に依存するように思えます。また目立ったトラブルでなければ問題視されることも少ないでしょう。でも、これらがヒヤリハットであることがあります。というのは次の2つの理由からです。まず「頭で判っていることと実行することは全く別モノ」と言われるように、無意識の中の無関心や理解不足がヒューマンエラーの直接の原因となることが多く、先の現象は、人間の意識の中の矛盾が見つかった兆候かも知れないということです。だから「おや」とか「あれ?」とか「なんで」と思うことがあったら、それはヒヤリハットではないかと疑って原因を考えて見ることが大切です。次に、個人のこのような意識の矛盾は性格の問題などではなく、問題行動を問題視しない組織の体質が原因であるかも知れないからです。つまり組織に好ましくない習慣が潜んでいるかも知れないと疑ってみるべきです。そのクセが引き金になって個人の価値観が影響を受けているのかも知れません。これもヒヤリハットである可能性があります。いずれにせよ、原因となる問題を放置すると大きなトラブルや事故につながるはずです。組織のリーダーで責任ある立場の人は、このことに敏感でなくてはなりません。個人の性格の問題として片付ける前に、組織がぜい弱な要素を抱えていないか、情報を集め、いろんな角度から検討すべきです。そして課題が見つかったら、皆に問題提起をして改善すべきだと思います。これがヒヤリハットに着目して問題の発生を未然防止する意味だと思います。クリエイトバリュー
2008.10.17
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前回のログで、ヒヤリハットは日常の問題発見のために役に立つと書きました。今日はこの問題発見のことについて解説してみたいと思います。最初に、ヒヤリハットが発生する直接の原因ですが、殆どは偶発的な人間の誤り(自分では気が付かないもの)によるものです。この「自分では気が付かない」というところがポイントです。自分の行動の習慣や、自分のモノの考え方・プロセスに「クセ」があって、その「クセ」がヒヤリハットの引き金になっていると考えられます。では純粋に個人の問題なのかというと決してそうではありません。ここから先が重要な問題です。個人の行動や考え方に大きな影響を与えるものは何でしょうか?それは個人が属する職場や集団の行動規範や意思決定のプロセスです。組織の日常的な仕事の進めかた、物事の判断の仕方などの職場環境です。個人の好き嫌いや性格もあるでしょうが、組織の「クセ」がより大きな影響を与えているのではないでしょうか。だからヒヤリハットが生じる根本の原因は「職場環境のクセ」なんです。仕事の価値観、人間の評価、ものごとの決めかた、コミュニケーションなど、職場にあるさまざまなクセが個人に影響し、結果としてヒヤリハットになる。このように考えるとヒヤリハットを放置することは職場のクセを放置すること。大きなクセが重なると大きなトラブルが発生する要因が重なりますね。こうして大きな事件が発生することになります。一昔前のJR福知山線の脱線事故。最近では○○フーズの汚染米流通。中国でのメラミン入り食材の流通。いずれも重要な事柄を軽視する組織のクセが大元となって発生した事件だと言えます。だからヒヤリハットを通じて職場のクセ=問題を事前に発見できるならば、大きなトラブルに発展する前に、早期に問題を発見し手を打つことができます。統計的な管理ではなくこのような問題発見の手法として役に立ちます。次回はヒヤリハットを活用した問題発見そのものに目を向けてみます。クリエイトバリュー
2008.09.27
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みなさんは「ハインリッヒの法則」(別名ヒヤリハットの法則)ってご存知ですか。簡単にまとめてご紹介すると・・・・「重大事故1件は突如として起こるのではなく、重大事故の前に軽妙な事故が29件、発生している。そして軽妙な事故29件が発生する前には、本人しかわからないヒヤリとしたことが300件発生している」という理論です。ゴキブリを1匹見つけたら30匹、って言うのと似ていますね(笑)航空機や医療の分野など、災害が重大事故につながる現場で、昔から安全確保を理論的に進めるために活用されている考え方です。数年前に起こったJR福知山線の脱線事故を思い出してください。あの事故の前に、オーバーランが30件報告されています!(なんと統計的にぴったり!)ですが、この理論の本質的な意味は、この統計的な数字にあるのではありません。1件の重大事故、29件の軽妙な事故、300件のヒヤリハット、見た目は各々個別の異なる現象に見えます。しかし・・・・・「これらの原因は別物ではなく共通の原因から発生している」と言われています。実はこの点が大変重要なポイント。重大な事故が発生して初めて問題(原因)の存在に気付くのではなく、日常のヒヤリハットを発見することで問題(真の原因)を探ること、このことが問題発生を未然に防止する上で大変重要だということです。この意味で、普段からやっているチェックや点検を考えてみましょう。身の回りを点検して「問題なし、OK」で本当に大丈夫だと言えるのでしょうか?マンネリ化した視点で、大きな問題の発生を見逃していないでしょうか。点検が本当に機能しているか、今一度見直してみましょう。それと、ヒヤリハットを活用した未然防止というのは安全管理の分野だけではなく、我々の日常の問題発見のために有効なやり方なんです。次回は、どのような問題発見や考察にヒヤリハットが活用できるのかを考えましょう。クリエイトバリュー
2008.09.21
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今日は宣伝をします。皆さんはプライバシーマーク(Pマーク)ってご存知ですか?個人情報保護の安全な仕組みを作って運用してる会社に交付されるマークですね。審査機関の審査を受けて認証されると交付されるのだけど、実は取るのは大変です。経験された方は、「もういいよ。今度は誰か代わって」って感じじゃないでしょうか。審査をパスするのはなかなか骨が折れる作業です。実はPマークを取る上で最も大切なのは「審査員との良好な人間関係」なんです。良い人間関係を作って的確なコミュニケーションができれば必ず合格するんです。ところがね、審査員が難しい質問をするから、みなさん戸惑ってしまうんですね。そこで、この現地審査のノウハウを冊子にして提供できるようにしました。現地審査で審査員が行なう質問ってどんなもので、それらの質問1つ1つにはどのような意図がこめられていて、どのように応えれば良いのか?多くの会社はどんなカベにぶつかっていて、どうやって対処してるのか。そんな審査員とのコミュニケーションのツボを判り易く解説したノウハウ書です。僕はPマークの認証の取得を、もうかれこれ5年ほどお手伝いして来ました。いろんな苦労がありましたが、おかげさまでたくさんの知恵が身につきました。審査のねらいをちゃんと理解して準備していけばそんなに難しいものではありません。この冊子には、そんなノウハウをたくさん詰め込みました。実は現地審査対策にテーマを当てた書籍はあまり出版されていません。A4で110ページ程です。33問の重要な質問を中心に解説をしました。クリエイトバリューのホームページから申し込みをすることができます。http://www.createval.com/PMNAV.htmlで、サンプルが無料で手に入ります。で、3月間間キャンペーンをやっています。ご注文頂いた先着100名様に、最新情報で更新したアップグレード版を無償で1年配布いたします。という訳で、今日は宣伝をさせていただきました。Pマークの取得や個人情報保護の仕組みを構築している方がいらっしゃったら、是非一度のぞいて見てください。生き生きLife in クリエイトバリュー
2008.08.21
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どこかで聞いたことがある題名です(笑)僕なりの気配りのお話をします。僕らは社会の中で、組織の中で、必ず誰かとつながって仕事をしています。生きてる限り1人であることは絶対にありません。必ず誰かを支えています。そして誰かに支えられています。この中に、あなたの支えを必要とする人が必ずいます。それはあなたに直接的に向けられた期待ではないかも知れないけどもしあなたが五感を働かせて、その「期待」に気付いて応えてあげられたらその人は「余計なことを」とか「得をした」なあ~んて思うかな?そんなことは絶対にないよ。必ず「ありがとう」の気持をあなたへ向けると思います。そして「ありがとう」が積み重なることで、少しづつあなたへの信頼が膨らんで行く。だからイメージしましょう。誰かの力になって喜んでもらえた自分を。「ありがとう」をもらった自分を。そして周囲の人の信頼の中心にいる自分を。どうですか?勇気がわいてきませんか?明るい気持になれませんか?進んで体中のセンサーを総動員して、人の気持の流れを読み取りましょう。誰が何を欲しがってるか、何をしてやれば喜ぶか。人の喜びを自分の幸せに感じることができれば身近にたくさんの幸せのタネがあることに気付きます。自分の幸せって何なのか、自分が何をしたいのか、少しづつ見えてくると思います。人のためではないのです。自分の幸せにつながる気配りを。生き生きLife in クリエイトバリュー
2008.07.26
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大切なホームページの更新を放っておいて一体何をしていたの!お叱りの声が聞こえて来そうです(>_
2008.06.20
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先週から、ホームページから僕のブログが見えるようにしています。この主旨についてもう一度。いろんな活動を通じて僕が皆さんに届けたい価値をホームページで発信していますが、これに関連して、僕が日頃感じている思いや将来に向けた考えもお伝えして行きたい。そうすることで、僕の活動をいろんな角度から理解していただければ、と。そう考えています。そのような場を設けることで、将来はホームページやブログをご覧頂いた方々と意見を交しながら将来、いろんな価値ある情報が集るコミュニティを作って行きたいと思っています。僕がお伝えするいろんな情報に対して、ご意見が頂ければすごく嬉しいです。1つ1つをじっくり検討して、これからの活動に是非生かしていきたいと思います。あらためてよろしくおねがいします。生き生きLife in クリエイトバリュー
2007.12.24
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大変申し訳ありません。いったん投稿したものの、思い直して編集し直して再投稿ですm(__)m人を動かすお話の第2弾です。人を動かすためには「相手の心を揺さぶる」。そのために自分磨きをしよう!。今日はこのお話をします。前に「協力者を増やす」お話をしました。理屈や圧力ではなくあなたの人間の魅力に共感して協力してくれる人を増やすお話です。でも「そんな魅力を身につけるなんて、それができれば苦労はしないよ」って声が聞こえてきそうです(笑)じゃあ、ここにメスを入れましょう。まずあなたに1つだけ質問をします。それはこの質問です。「あなたは、どのくらい自分自身と向き合っていますか?」これじゃあ漠然としていますね。少し言い方を変えましょう。あなたは自分の身の回りに起こることを、「自分の行動の結果なんだ」って受け止めることがどのくらいできますか?これができるって答えられる人はきっとものすごい努力家です。でも・・・殆どの人はこんな答え方するんじゃないかと思います。「俺は一生懸命やってるんだけどね。環境が問題なんだ」。気持は判るんですが・・・こんなことを言っていても何ひとつ問題は解決しないよね。だから今日は「もっと積極的に環境に関わる」ことを提案したいと思います。自分に都合の良い言い訳を絶対にせずに、環境に適用できない自分に足りていない部分を発見する、ってことです。いろんな人の立場の視点で自分のしたこと振り返るってことです。これ、ハラを決めた思い切りが要るし、強い精神力がないととてもできません(笑)自分にウソを付かずにゴリゴリと心を磨くことにつながります(笑)足りないものさえ判れば進むべき方向は判ります。その後は、自分の足で歩くか、乗り物に乗るか、人に運んでもらうか、後は自分の納得の行く方法を選べばよいのです。これは天才でなくとも努力次第で誰にでもステップアップができる方法です。なんだか偉そうなことを書いてしまいましたが。これ僕が実践している方法なんです。「自分にできないこと?そんなの関係なぁ~い!」(笑)って思えるくらいに。心が自然と鍛えられて何事にも立ち向かう気力がわいてきます。お試しあれ。生き生きLife in クリエイトバリュー
2007.12.20
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前回に引続き宣伝です(笑)情報管理ヒヤリハット対策プログラムの詳細をご紹介します。情報管理ヒヤリハット対策プログラム前回のブログで、チームのメンバーの意識を向上させること、チーム全体の気付きの力(EQ)を向上させながら、全社の情報管理モラルを向上させること、が大切なことをお話しました。ですがありきたりのお仕着せの教育などでは人の意識はまず変りません。そこで「自分自身の実態を見せる」ことでショックを与えてみよう、と思った(笑)「あなたの現状はこの通りだよ。どう?」とガツンと一発やってみる!(笑)会社がきちんとすればするほど、人の意識の中には安全への過信が芽生えてきます。あるべき姿を「自分は判った、理解した」と満足し安心し、肝心の「自分が行動すること」に注意が行かなくなります。これが即、油断に化けます。しっかりした対策をしているはずの会社で起こっている多くの情報漏洩も、これが原因だと思います。そこで「判っていても行動していないね」とガ~ンとショックを与え、自分の姿に気付いてもらおうというのです。さらに、もう1つ、別の気付きを狙っています。どんな組織・会社にも必ずクセがあります。企業文化とか習慣とか言われるもの。ですが、チームとしての行動や意思決定を誤らせるものも少なくありません。そこで会社の全員に「組織の嫌なクセ」として感じるものを聞いてみます。(意識調査アンケートをすることで)そもそも、自分が嫌だと思うこと、他人を批評することには人間抵抗がありませんから(笑)一方で、1人1人の行動習慣を聞いて見ます。どの程度行動できていると思うか。そして「自分の行動と組織の嫌なクセの間には相関がある」こと、つまり「組織のクセを作り出しているのは自分の行動」だということこのことに気付いていただくのです。このように自分の現実を付き付けられて、無視できる人はまずいないでしょう。この「ガツン」を動機にして、さらに本質的な問題の原因を探ります。自分がどのように変らねばならないのか。チームの力を引き出すために自分が何をしなくてはならないのか。決して会社から「やらされて」行なうのではなく「自ら考える」きっかけを作ります。このような活動を通じ、チーム全体での「気付きの力」=組織EQを高めます。なかなかユニークな手法ですし、幾つかのお客様からも、「良い意味のショックを受けた」「討論が新鮮で活性化できた」と評価を頂きました。次回は、プログラムの特徴となっているユニークな進め方を紹介します。生き生きライフ in クリエイトバリュー
2007.12.06
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今日から数回、新なサービスの紹介をさせていただきます。僕は、この3~4年ほど情報の安全管理の仕組み作りをお手伝いしてきました。具体的には個人情報保護やISMS構築などの情報セキュリティ対策です。今日では多くの会社が情報の安全管理活動に取り組んでいます・・・が、しかしきちんと対策した会社でも頻繁に情報漏洩事件が発生しています。これは一体どうしてなのか。それほど堅個な対策をしてもやはり漏れるのか!今、情報の安全管理の考え方を変えるべき時期に来ていると感じます。これまでは、がっちりした設備対策、堅個な技術的対策、社員への教育など、漏洩防止のための組織的な管理の仕組みの構築が対策の主流でした。が、しかし、確かに仕組みは構築できたけれど、それで安全だと考える所に大きな落とし穴があるのです。なぜなら、その仕組みが有効に働くかは社員の意識に依存しているからです。社員の日常のものの考え方の中に、自ら安全の品質を高めようとする意識、または問題を発見しようとする行動があるか?ということです。情報漏洩のリスクは常に変化しているので、日常の業務の中の潜在的な問題に自ら気付こうとしなければ見えません。人が決めたことを盲目的にやるだけではだめなのです。自ら問題を発見し対処する習慣を現場を基点にして作り、全社に広げること。このことが非常に重要になって来ていると思います。少し言い方を変えましょう。情報の安全管理は情報の漏洩防止だけを目的に行なうのではないということです。ここに大きな意識の変革が必要だと思います。自分達が働きやすい職場を自分達で作ろうとする意識この意識が必要だと言う事を言いたいのです。この姿勢が真に現場に根付いた情報の安全管理活動につながるのです。従来のトップダウン方式を現場主導の方式に変革させること。ですが、ちょっとやそっとでは会社の組織文化を変えることはできません。この意識変革を起こすために「情報管理ヒヤリハット対策プログラム」を開発しました。次回では、この狙いについてご紹介をさせてください。生き生きライフ in クリエイトバリュー
2007.11.26
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人間誰しも、自分を認め褒めてくれる言葉、夢を語る言葉は耳に聞こえが良いものです。反対に、自分の足りなさを指摘する言葉、現実を語る言葉は耳が痛いものです。最近、多くの会社の新卒採用の情報を聞いて「怖っ!」と感じたことがあります。来年の新卒者へのアンケート調査(確かリクルートさん?)によると。●新卒者の4割近くが転職支援サイトに登録をして入社するとのこと!入社前から退職して第二新卒として生きることを考えているというものです。また別ルートから入手した情報ですが、●新卒で入社した後、在社する期間を2年なら2年と決めている。●この期間で学べるものを学び転職または起業することが若者の中では一般的。このような中、たしかに入社後2年以内の離職率が急上昇している。う~ん。が、「入社後、2年で起業する力を身に付ける」とか「転職でキャリアアップをはかり理想の職に就く」とか。こんなのは転職支援をビジネスにしている会社のキャッチフレーズに過ぎません。現状の日本は、雇用の流動化に対応する社会環境は殆ど整備されていません。欧米と全く違うことをちゃんと知って対応しなければ大変なことになります。転職すればするほど人の評価は下がる人事評価システムばかりなのですよ。また、起業するには、抜きん出た技術、人脈、人的魅力、洞察力、財力が必要。卒業2年ごときで成功するなら、日本中、青年実業家だらけのはずです。情報化社会にいち早く順応し、たくさんの情報を手に入れてるはずの若者達。なんで自分に都合の良い情報だけを真に受けてるのかな?って驚いてしまいます。社会で成功するには、人には言えないような努力をして差別化ができないと。かっこ悪いことを厭わずに乗り越えた人しか成功してないんだよ。かっこ良さってそうやって始めて手に入るものなんだ。「自分を大切にする」って言うのは「自分の成長を考える」って言う事です。そのためには自分の価値を磨くことが重要です。人の価値は何を学び何を知っているかではなく、その人が社会に「何を与えられるか」です。「自分が与えられるもの」を増やすことを真剣に考えるべきです。転職にせよ起業にせよ、あなたの価値を増やすことから考えるべきです。そして学びについては人の経験からしか学べないということも知るべきです。ネットで得られる情報と人の経験(知識・智恵)は全く違うのです。人から学ぶには相当の時間がかかります。2年どころではありません。なぜなら真剣に人と関わる中からしか学ぶことはできないからです。だから自分だけの価値を提供できる社会人になることが大切です。応援します。生き生きライフ in クリエイトバリュー
2007.11.18
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最近の若者を表現する言葉に「シュガー社員」という言葉があります。なるほどうまい表現をする人がいるものだなと感心するのですが。徹底した自己中心主義と甘え、呆れるほどの無責任、他人への無関心などなど。「シュガー社員」への批判をたくさん聞きますが大いに感じることがあります。裕福な家庭に育ち、成長しても親に保護され、自ら考える事をしない若者がいる。会社の中にも、社会にもたくさんいる。社会性と協調性がなくて困る・・・・・でも、でもね、「だからどうした」と言いたいんです。それは紛れもない事実で、受け入れなくてはならない現実です!問題は、そんな若者が10年後、20年後の社会を作って行くということです。思慮深さに欠けていると言われる人達が将来の日本を作って行くんです。恐ろしいと思いませんか?嘆くだけではことは済まないんだということです。が、彼らの人間性を心配する前に、ちょっと待ってください。「シュガー社員」を批判している人へ。「貴方は何か工夫をしてますか?」批判をする前に、若者の「シュガー性を見抜き」、「丸め込んで対応する」能力を身につけようと真剣に努力してますか?と言いたいのです。「世の中これが常識だろう!」と、そんなことを言っても彼らは絶対に変らない。自分の常識を押し付けるだけでは、そんな甘っちょろいことでは対応したことにはならないのです。例えば、あなたの取引先の担当者が若い「シュガー社員」だったらどうしますか?あいつは自分本位で信頼できないからと取引をやめますか?そんなことはしないでしょう。必死で道を開こうと努力するでしょう。だから「シュガー批判」は、受け入れ側の「甘え」でしかないと思います。自分は対応力のない無能な上司だと言ってるように聞こえてしまいます。時代は変って行きます。環境も変って行きます。人の感性は環境によって大きく変ります。だったらなすべきことは嘆くことではなくて「受け入れ側が進化する」ことです。ホストばりの対応力を身に付けて困ったちゃんを丸め込む力を付けることです。彼らを洗脳して企業戦士にたたき上げる能力を自分が身につけることです。そのための方法を僕といっしょに真剣に考えましょうよ。実は僕も、ヘリ親がいるとは知らず「シュガー社員」の対応に大失敗して、会社での信用を著しくなくしてしまった経験があります。大変悔しいことですが、僕自身に油断と甘えがあったことが直接の敗因でした。ですが相手が悪いというのは責任転嫁です。何の解決にもなりません。自分に対応力をつけるしかないんです。いたずらに嘆くのはやめ現実を認めて、「自ら対応力をつけ」て対処しましょう。それが生き生き社員の問題解決法だと思います。生き生きライフ in クリエイトバリュー
2007.11.14
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最近、食の安全を脅かす事件、不正な企業活動の報道が頻繁に起こっています。その殆どは社員の「内部告発」によって明るみに出た事件だと言われています。会社の不正や偽装を見るに見かねた社員が、断腸の想いで、という所でしょう。つまり社員の信頼を既に失っている会社なのだということ。社員すら信頼しない会社を、どうして社会が、消費者が信用するでしょうか。幾つかの会社は「組織ぐるみではない」とか「現場が勝手にやったこと」とか。よくもまあ、恥ずかしげもなく、そんなことが言えるものだと思います。社員から内部告発されているのに。「社員が悪い、会社は知らなかった」そんな言い訳が通用すると本気で思っているなら、人を騙してカネを儲ける企業体質だと言われても仕方がありません。来年4月からのJ-SOX法(金融商品取引法)では、上場企業とグループ会社が内部統制の義務化の対象ですが、これだけの不祥事が続くと、中小・中堅の会社も厳しい目にさらされます。中小・中堅企業といえども、自ら襟を正して、「適切な経営に向けた自律的なコントロールの仕組み」を作ることが、今後の会社のブランド・イメージの差別化要因になる時代がすぐに来るでしょう。社員が自ら「生き生きと仕事をする」職場、その「社員の意見やアイデア」を大切にする職場、それが「製品や業務やサービスの改善・改革」に必ずつながるはず。中小・中堅企業の内部統制というのは、これらの当たり前の活動をきちんと行なうこと。そして「正しい意思決定」を行なって、社会に価値あるものを提供すること。これが雇用を生み出し、地域貢献、社会貢献につながる。中小・中堅企業の内部統制というのはこのようなことだと思うのです。「社員を大切にし、お客様に価値を提供する」。難しい考え方ではありません。たったこれだけのことです。どの会社も、必ず実行できるはず、だと思うのです。生き生きライフ in クリエイトバリュー
2007.11.10
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来年4月から上場企業を対象にJ-SOX法の施行が開始されますね。いよいよ日本でも内部統制の時代がやって来ます。しかしJ-SOX法の対象は上場企業とそのグループ会社です。では、取引先の中小・中堅企業はどうなるのでしょうか?どうにもいまだにはっきりしていないムードがありますね。既にご存知のように、昨年5月に商法が改正され新会社法が施行されました。中小・中堅企業であっても、新会社法には従わねばなりません。新会社法によると「取締役の善管注意義務」による内部統制が法制化されています。J-SOX法の財務会計ではなく「業務の効率性・有効性の向上」の義務です。資本金5億円、負債総額が200億円以上の企業を「大企業」と言います。新会社法での内部統制は大企業を対象にしたもののように見えますが、今後「全ての会社が対象となる」というのが弁護士、会計士の一致した見解です。当面は来年3月のJ-SOX法対応で大手企業の対応に注目が集っていますが、大手がが一段落したら、中小・中堅企業への「外部統制」が始まると思われます。今日、あるNPO団体の中小・中堅企業の内部統制セミナーに参加してきました。このセミナーを聞いて中小・中堅企業の内部統制では、「確実な情報の安全管理」」と「適切な意思決定のための仕組み」が重視されそうだと思いました。クリエイトバリューの「生き生き社員」が活躍するためのお手伝いでは、中小・中堅企業の内部統制の整備も是非お手伝いしたいと思います。
2007.11.08
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実はこれからの一連の話は、僕の人生の中で僕が大失敗をやらかし、その気付きと反省の中から学んだものです。きっと同じようなカベにぶつかって悩んでる人がたくさんいるでしょうから、少しでも参考になればと思い書き下ろしたものです。会社は組織です。たくさんの「人との関わり合い」で成果を出して行く「場」です。その中で自分が幸せを感じて生きることを真剣に考えなくてはなりません。いかに上司や先輩が尊敬できなくとも、いかに仕事がつまらないと思えても。その中で幸せを感じれる境遇を作るのは自分の努力次第なのです。ですが、そのためには「人を動かす」ことができなくてはなりません。あなたの思いに「共感してくれて協力してくれる人」たちを作らねばなりません。が、上意下達で仕事をこなす姿勢からは決して協力者は生まれてこないのです。特に、リーダーとして人を動かす立場の人はこのことを十分自覚すべきです。では「人を動かす」ためには、何をすればよいのか。いくつかの大切なポイントがありますが、今日は1つだけお話します。まずは「あなたの思いを伝える」ために「自分から働きかける」ことです。自分から関わり合おうとすることで始めて自分の思いが相手に伝わります。伝えるのは「指示」ではなく「あなたの思い」でなくてはなりません。この時に大切な事があります。自分の幸せだけを考えてはいけない、ということです。「自分さえ良ければ」という考えでは、絶対に協力者は生まれて来ません。例えば、「上からの指示をやらせれば」という単純な考え、これではただのメッセンジャーであり、あなたの「思い」はどこにもありません。あなたは「指示をどう受け止めて、皆のために何をどうしたいのか」伝えるべきです。メンバーは指示に従うのではなく「あなたの人間の魅力」に従うのです。だから相手も周りの人も幸せになることで、自分が幸せになる方法を考えること。それを真剣に考えて回りを巻き込むことがリーダーの仕事です。このようなリーダーは皆から信頼されます。そして多くの協力者を得ることができます。僕も1人でも多くの協力者を、お客様やパートナーの中から作りたいと考えています。生き生きライフ in クリエイトバリュー※スパム対策が開始されたことを受け、カキコミを再開します。がアダルト関係のカキコミは厳禁とします。見つけ次第事務局へスパム案件として報告し記載禁止リストへの登録を申請します。
2007.11.03
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自分のEQを向上させるために試行錯誤していることを最近書いています。ここで「学ぶ」ということを考えて見たいと思います。研修やセミナーで学ぶものがあっても実際に実践しないと意味がありません。「ああ~、すごい」とか「すごくためになった」とか。それで終ることなく「自分としてどのように実践するのか」を考え実行することが更なる学びです。どういうことかと言うと、学びを自分の「組織(チーム)の課題解決に役立てる」ということです。自分が学びを実践する結果、チームの活動が活性化し組織で成果が出せるようになる。こうして自分が学んだことを「チームも学ぶ」」のです。知識や技術を向上させても、人の役に立てないのでは意味がありません。まずは身近な人達の役に立てるようになれること。そうして始めて社会から必要とされる人間になれる、と考えるべきです。だから、知識や技術を得るのみならず、たくさんの努力が必要です。こうやって「どうやったら人を動かせるのか」を考えて行くことが大切です。そのためには自分の価値観や行動を変えなくてはなりません。このことについてはまた別の機会に詳しく話しましょう。学びは自己満足であってはなりません。社会貢献につながらない学びは百害あって一理もありません。天狗になって人を見下す人間になるのがオチです。会社の中で会社人として生きるか、独立して起業するかは関係ありません。人の役に立てない人間がやることに、社会は対価など払わないことを、しっかりと肝に銘じておきましょう。人は人からしか学べないし、「真の学び」には時間がかかることも。社会的に価値のある人間になって価値のある仕事をするために、自分がなすべきことは何なのかをしっかりと考えましょう。しっかりと自分の道を見極めましょう。※ただいま悪質なカキコミ対策のためコメント、掲示板とも書き込みを禁止しています。再開するまでどうぞご了承下さい。
2007.10.22
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最近、何冊かビジネスの本を読みました。いずれも働く人の「心(こころ)」をテーマにしたビジネス書です。最近、「人間力をテーマ」にしたビジネス書籍が増えたなあ、と思います。一昔前は経営戦略や問題解決力といった実践的・直接的なテーマを扱ったもの、例えば競争戦略やバランススコアカード、財務・ファイナンス、改善活動など、仕事のやり方をそのものをテーマにしたものが主流でした。そう「仕事のノウハウ」でした。今日「人間力をテーマ」にした書籍が売れているのは理由があると思います。僕が勝手に考える、その大きな理由の1つは・・・心の迷いを解決して、人間が本来持っている力をフルに発揮させたい、多くの会社や組織がこのような問題に直面していることの表れだと思います。コーチングという考え方が一般的に受け入れられるようになったこともあります。「解決策は自分(達)の中にある」という考えに共感する人が増えました。他人に教えられ借り物でやる仕事のやり方では自分固有の問題は解決できない。自ら選択し、実施し、振り返り、改善する、PDCAこそが本質的な仕事、つまり、「地に足を着け自らと向き合う中に解決策を見出す」という考え方です。どの本にも言葉こそ違うけれど同じ意味のことが必ず書いてあります。その1つは「徹底的に自分と向き合え」ということ。自分の身の回りに起こる出来事は全て自分が行なった結果のフィードバックなのだ。決して「人が悪い、周囲が悪い」と他のせいにするなということです。そしてもう1つ、「人のために自分に何ができるかを考えろ」ということです。「人を喜ばせることを徹底的に考え、人が喜ぶことを自分の喜びとすること」ここまで覚悟ができたら何も怖いものなどありません。人の評価は自分の行動を正すことで必ず変えることができる、相手との距離は自分から与えることで必ず縮めることができる、これで変らない人間関係など、あるはずがありません。もし、どうしても、どんなに努力しても変らない人が万が一、いるとすれば、その人は自分にとって何の価値ももらたらさない人です。さっさとケリをつけてさよならするべき。未練など無用です。大切なのは、本当にそう判断できるまで自分が努力をしたのか、ということです。僕自身、最近になってようやくこのような考え方ができるようになりました。困難を感じることはたくさんありますが、不思議と孤独ではなくなりました(笑)。ご参考までに。
2007.10.19
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自分の行動や考え方を変えようっていうのはチャレンジなのですが。その時大切なことは「一番身近な所から始めてだんだん広げて行く」ことです。「よし、わかったぞ。今から始めよう!」ってんで一気に最終目標を目指すのは・・・気持は良く判るんですが、ハマり易いポケットです。例えば人間関係なら・・・そう、信頼を作って行く場合ですが・・・最も身近な所=例えば自分の家族から始めましょう。その次に身近な所=職場の周りの同僚や上司や後輩にチャレンジして、それができたらいよいよ「お客様」や「取引先」に拡大する。そうやって工夫や研究を徐々に広げて行くべきです。身近な所を軽んじてるのに、一気に最終目標に到達できる訳などないからです。身の回りから、一歩一歩積み重ねて行くことが自分を成長させる方法なんだ、目標に近づいて行く早道なんだということに気付かなくてはいけない。身近な現実から逃避したり、見てないフリをしている間は、絶対に何をしても「受け入れて」もらえない。なぜならうわべだけのええカッコしいでは覚悟が足りないから。覚悟がないものは人の心に響かないからです。僕自身、このことに気付いて実践する勇気を持つまでに、すごく長い年月がかかってしまいました。まだまだ足りていないです。前向きに突き進んで「勢い」を作る、そして「運」を呼び込む!これが「成長する」ために何より必要だと思います。僕もまだまだ修行中の発展途上人ですから。
2007.10.13
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思わぬトラブルに遭遇した時、言われのない誤解を受けた時、その他、切羽詰った状態に置かれてしまった時、とにかくアドレナリンがどっと出て、冷静でいられない時ってありますよね。でもね、「焦った気持」を選択して自分を追い詰めてるのは・・・実は自分自身!「気持を切り替える」というのはなかなか難しいけど、それでも、自分の気持ちを選択できるのは自分しかいないよね。大きく深呼吸して「リラックスできた自分」をイメージする!トラブルを解決して成功した自分をイメージすると・・・・不思議と緊張が消えますよ!人間関係に挫折を感じた時、なかなか人に理解してもらえない時、周囲からのリスペクト(尊重)を感じれない時、暗く狭い空間にいるような孤独感と閉塞感を感じますよね。そんな時、「人に与えられる価値」をイメージしてみましょう。あなたが差し伸べた手で人が喜ぶ姿をイメージできたら、希望が沸いてきて疎外感や孤独感ってなくなりますよ。どんな時でも、自分の心を作るのは自分自身。勢いを自分に引き寄せるために、運を自分に呼び込むために、自分の気持ちから逃げずに、しっかりと自分と向かい合って、「新たな気持を選択」する気持のトレーニンングをしましょう。どんな時でも「前向きな気持の勢い」を持ち続けることが成功への道!強い気持を持ちましょう。
2007.10.10
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僕がヒヤリハットの活用に目をつけたのは、元は職場環境の改善のためです。改善っていうと生産性向上とか品質向上とか安全性確保とかたくさんあるけど。本質は、自分が働く職場の環境を良くして仕事がし易くすること、だと思います。その結果、コラボレーション(協働)し易くなって仲間同士で知識を相互活用して、新しい気付きを得て、それまでになかった新しい価値を作って行くことができると。その結果、お客様に評価してもらって「選ばれる」ことができるんだと。こうやってプラスのスパイラルが生み出されていくんだと思います。だから、まずは今の自分の職場環境が、仕事がし易いと感じるかどうか。疑問を感じることがスタートポイントです。ISOやその他の資格の更新のためでもなければ、管理のためなんかじゃなくって。自分が生き生きと働ける環境を自分で作り出すために改善を行なうんだと。僕はそう思います。だからヒヤリハットも集めてデータベースにしたり傾向分析するだけでななくて。ヒヤリハットをヒントにして見え難い問題を探すことが大切だと思うんです。このように考えたら、ヒヤリハットの管理なんて特別のことでも何でもありません。日常、普通に僕らが生活の中でやっている「気付きと工夫」の一種に過ぎないんです。誰でもできるし、いつでも始められます。何にでも適用できます。例えば自分の人間性(人格)の向上に活用することだって・・。日常の身の回りの出来事や周囲の人の自分への反応を見ていれば、必ず変化があります。これを見逃さないこと。気付かないフリをしたり、無視したりしないことです。つまり、自分の「EQ」を高めるための有効なツールになるんです。周囲の人の反応を客観的に受け入れるには勇気が要るし、第一感情が邪魔するけど。それはそれ。事実は事実。「良いヒントをもらった」ってんで、即、自分にフィードバックして活用しましょう!本を読んだりセミナーに行ったり学校に行ったりするよりは、遥かに短期間にたくさんの気付きが得られますよ~。お試しあれ。
2007.10.03
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僕のホームページでもご紹介してるヒヤリハット。最近たくさんの方がこのキーワードで僕のホームページを見てくれてます。いろんなサイトにSHELLモデルとか5H1H報告とか、いろいろ説明があるけど。大切なことは、ヒヤリハットをどのように活用するか、ということだと思います。300件近く発生してるから、そろそろ事件が、などと。統計的な判断をして精神面で予防をするというよりはむしろ、気付いた、たった1件のヒヤリハットの発生の原因を徹底的に考える!ビジネスの世界ではSHELLモデルなんて持ち出すまでむなく、殆どは人間の「意識」や「仕事の仕組み」に問題があり、そこから発生している。こう考えるのが実用的だと思います。だから、分類することではなく少数でも良いからヒヤリハットを見つけること、そしてどんな問題から発生したのか、仕事の仕組みの問題を徹底的に考えること。ここでもう1つ紹介したいのが「5なぜ」です。「なぜ」を5回繰り返し、問題の本質を突き詰めて行く方法です。(某T社の改善では有名ですね)「なぜ」を繰り返すことで目には見えない「真実」を、真の問題を発見して行く。このように、ヒヤリハットは待つのではなくて、自分でいろんな角度から検証して自分で見つけることが大切だと思います。もちろんEQが鋭くないと気付かない場合もあります。そこで僕のホームページでは「EQアナライザー」という診断ツールを紹介しています。「攻めのヒヤリハット・マネジメント」に挑戦しましょう!
2007.10.01
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「これは良い」と思うことはもちろんだけど。「グサッ」と来ることも大いに薬になるから。心から「そうだと」思うことは是非実践をしよう。理屈では判っても、頭では理解できても、それを実践するとなると全く別の話。実践するって、自分なりに何をすることなのか真剣に考えよう。どうしたら実践できるのか、実践したはずのことはどうやったら確められるのか?これが自分と向き合った成果を形にすることだと思います。理解できていても、自分の行動様式を変えるにはこれをやるしかありません。愚直に、真摯に、実践して行くしか、自分を変える道はありません。僕も全くの未熟者で修行中です。いっしょにいろんなこと考えてがんばりませんか?
2007.09.29
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8月から9月にかけて計13回の情報セキュリティ研修を無事に終了させました。9月は2週間毎日、終日の研修が連続し、正直、体がもつか心配でしたが・・・・本気でがんばればなんとか道が開けるものですね(笑)セキュリティの研修は数え切れないくらいやりましたが毎回感じることがあります。技術的に詳しい人が必ず1人か2人参加しているのですが・・・・・大切な会社の組織運営に興味を持たない方が相当数いる、ということです。俺は技術的にも詳しいから、こんな研修受けても意味がない、と言わんばかりに。呼びかけしても白けた態度で知らんぷり・・・質問しても手は上げない・・・・グループ学習でも他のメンバーを冷ややかな態度で見ている。僕の研修は知識習得ではなく参加者に組織作りの課題を考えてもらう研修です。リーダーとしてメンバーの前でどのように振舞えばよいのかを考えてもらうのです。なので幾ら知識が豊富でも、研修で考えなければならない課題はたくさんあるのですが。一見すると腹立たしい感じもします(笑)が、それ以上に・・・・・実はこのような態度を取るリーダーの配下の組織がとても心配になります。現場で部下や職員が発している様々なサイン(ヒヤリハット)やお客様の声に裏に潜むクレームに気付づいてないんじゃないか?専門知識が豊富になった反面、組織としてのEQが低下しているんじゃないかと。頭で判ることと、実際に行動できることは全く違う。詳しい技術や知識から、自分の職場のリスクを予見して予め手を打つ。これがリーダーの仕事のはずですね。このことに気付いていただけるよう、メッセージをさらに工夫しなくては、と思います。反面教師がいたおかげで大切な課題が見つかりました!(笑)
2007.09.24
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僕はいろんな研修などの際に「仲間と共に考えること」の素晴らしさを訴えています。単にグループで討論することを言っているのではなく。目的を持った「チーム」としてお互いを尊重する付き合いの中から何が生まれて来るか。それを研修に参加する人、1人1人に体感してもらっています。僕の研修を体験した人の多くが「新鮮だった。良く理解できた」と応えてくれます。でも本当は、「僕が教えた」のではないのです。参加者同士が積極的に関わりを作り、お互いに影響を与え合うことで自分の意識をどんどん変えて行ったのです。その結果、いろんな気付きを得ることができ、大きな満足につながったのだと思います。僕がするのは「気付きのお手伝い」というファシリテーション。チームが機能すると1+1が2(寄せ集め)ではなく、3にも4にも(新しい価値創造)なります。これはメンバーがお互いに影響を与え合うことによって、1人1人の意識の変革が生まれてくるからです。新しい価値観から物事を考えることで、1人では気付かなかった新しい事実や展望が見えてくるからです。これがコラボレーション(協働)の効果です。相乗効果とかシナジーという言葉が良く使われるけれど、人と人との相互作用からも大きなシナジーが生み出されるのだと思います。但し、コラボレーションの効果を発揮するには1つだけ大きな条件があります。仲間と、他のメンバーと、周囲の人と、積極的に関わろうという意識を持つことです。自分から求めて行く事で始めて、自分を周囲を変えて行くことができるのだと思います。チームで仕事をすることの威力、協働から得られるメリットに、多くの人に気付いてもいらいたい。このような訳で、若い人たちを中心にしたチーム作りをお手伝いしています。
2007.09.22
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ヒヤリハットの法則ってご存知ですか?別名、ハインリッヒの法則とも言います。産業災害の発生防止や航空機産業での事故防止に良く使われる法則です。重大事故は突如として発生するものではなく、その前兆として軽妙な事故が29件発生しているはずで、さらに本人しか気付かないヒヤリとした事象が300件あるはずだというものです。1件の重大事故も、29件の軽妙な事故も、300件のヒヤリ・ハットも、「共通の目に見えない問題」から発生している、っていう考え方です。この法則ですが、かなか見えない自分の問題を発見することにも応用できます。お客様や周囲の人たちの自分への反応を、鏡に映った自分の姿だと思って見ると、自分の中に発生している問題、知らないうちに陥ってる問題を感じることができます。問題が小さいうちに自分自身と向き合って問題の本質を捉えることができれば。自分自身を改善するきっかけがつかめるハズ。自分のEQを研ぎ澄まして、より多くの人を味方につける術を、きっと身につけることができるに違いありません。だから、気付こう、自分自身のヒヤリハット。
2007.09.20
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苦しくって苦しくってたまらない時ほど笑顔を作ろう。不安で不安でたまらない時ほど心にゆとりを持とう。「カラ元気」って言われたって良いじゃない。あなたが少しでも「陰」を見せると、たちまち周囲に伝わる。あなたが知らないうちに何倍も何倍にもなってあなたに返って来る。でも明るく前向きに振舞えば、その姿勢は周りの共感を呼ぶ。あなたと意見が対立してる人にもあなたの真摯さが必ず伝わる。だから困った時ほど笑顔を作ろう。苦しいときほど笑顔を作って強く振舞おう。
2007.09.19
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今日の研修で、一連の企画はようやく折り返しを迎えることができました。残り5日(5回)を残すのみとなりました。難しいお客様ですが、行く度に工夫をした結果、参加者からこのような感想を頂きました。「非常に有効な研修でした。ありがとうございました。各○○○全員が研修を受講することにより、全ての管理者が認識を持つ事によって、今後の事務運営上、非常に効果があると思いました」現状に満足することなく。毎日工夫した結果、僕の気持がようやくお客さまに伝わったのだと思います。お客様の感想は自分の鏡。そう信じて毎日の向上を行なうことで、お客様は必ず応えてくれると実感しています。
2007.09.13
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あるお客様向けの情報セキュリティ研修の講師を引き受け、先月から実施しています。確かに僕の得意のフィールドですが、なんと全13日、全部で69時間の日程です。今週と来週は毎日、朝9時から夕方4時まで、ほぼ1日の工程です。今日で6日分終りました。後、7日間のスケジュールが残っています。この研修は、僕がターゲットにしている若い人向けのお仕事ではありません。しかし、どのようなお客様であれ、難しい仕事をやり遂げ、お客様から万来の拍手をいただいた瞬間、お客様の感謝の気持がじ~んと伝わってきます。涙が出そうになるほど嬉しくなります。僕の講師業は、これが楽しみでやってるようなものです。難しい仕事であればあるほど大変ですが、この楽しみがある限り、がんばれそうな気がしています。この瞬間を感じるために、明日のプログラムを今から改良します。より参加者に喜んでもらいたいから。トップページをリニューアルしました。是非覗いてみてください。
2007.09.11
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ホームページをリニューアルして「EQバランス一目瞭然アナライザー」なるものを紹介しています。興味がある方はどうぞ。あ、このサイトで動作確認を行ったブラウザーはIE6.0以上です。
2007.09.10
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毎日、どんな人でもやろうと思えば確実に実行できること?それは、周りの人に「「好感」を持ってもらう」工夫をすること。「おはようございます。今日もがんばろうね!」っていう挨拶から初めても良いし。「ありがとうございますっ。がんばります」て心から感謝の気持を表現しても良い。まずは「元気のプレゼント」からを始めてみよう。これはそんなにむずかしくないぞ(笑)最初は照れくさいけど、ほんの少し勇気を出せればすぐにやれる。愚直であっても良いから毎日やろう!「あいつ、最近どうしたんだ?」と思わせればしめたもの。そのうちあなたの努力に周りの人はきっと気付く。あなたのメッセージが伝わり始める。あなたの働きかけに気付いた人は、あなたを今までと違った鏡に映し出す。そうしてあなたの味方がまた1人増える。たったこれだけのこと。でもいつでも誰でもできること。ほんの少しの勇気があれば。
2007.09.05
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今できることをすぐにやろう!たったこれだけのことを毎日着実に実行することであなたは確実に変化できる。●いきなり高い目標を立てても、●いきなりりっぱな人間になろうとしても、●いきなりみんなを驚かす成果を上げようたって、そんなことできるならとっくにできてるはず。人生そんなに甘くないことはあなた自身が一番よく判ってるはず。だからそんなんじゃなくって「今すぐにでもできることは何か」を考えよう!それも、毎日考えよう。そして考えたことを実行しよう。どうすれば周りの人達が、仲間が、お客様が喜んでくれるのか。その内あなたは次第に自分のできることが判って来る。そして自分にしかできないことが見えて来る。自分にしかできない仕事。それはあなただけのもの。あなただけの場所。それを見つけたら一生懸命考えて提案をしよう!誰がなんて言ったって、それができるのはあなたしかいないのだから。たったこれだけのことだけど、真摯に、誠実に、着実にやろう。あなたの味方が必ず増える。あなたの仲間が、応援者が、あなたを囲む。みんなの期待を形にできる「生き生き社員」に、あなたもこうやってなろう!僕も一緒になって応援します!
2007.09.03
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これから会社の中軸になって活躍する若い人たちへメッセージを発信して行きます。組織の中で自分を生かす場所と機会は無限にあります!あなたを生かす場所と機会を一緒に探し作って行きましょう!!●あなたは誰よりもたくさんの情報を手に入れることができて、●誰よりもたくさんの仲間や上司との人脈を持ち、●誰よりも情熱的に会社に貢献できると考えているはずでも、こんな現実に直面して悩んでいませんか?○あなたの理想の人間像とは程遠い仕事ぶりの上司や先輩達・・・・・○あなたがやりがいを感じて望むものとは程遠い内容の仕事・・・・・・○苦労しながらの立ち回っているのになかなか得られない評価・・・・・こんなカベに当たってもなかなか人には相談できないものです。「ここでは自分の実力は発揮できないかも」なぁんて弱気になってしまったりする。でも、ちょっと待ってください。会社の中にはあなたにしかできない仕事が必ずあります。今のあなたの仕事のやり方を「ほんの少しだけ」工夫することで、あなたの評価を上げ、あなたの活躍する機会をさらに広げる方法があります。それは、あなたが「生き生き社員スピリット」を発揮すること!あなたが「生き生き社員」になるための課題を、これから一緒に考えて行きましょう。
2007.09.01
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クリエイトバリューでお仕事のお手伝いをしたい方々は20台から30台の若い人たちです。今から10年後、20年後も、日本を背負って活躍してるに違いない人たちです。若い人たちの活躍を通じて、できるだけ長い間、世の中に役立つ価値を提供して行きたい。こんな気持から、僕の時間は、これから若い人たちへの投資に使います。若い人達が育ち、いっしょにビジネスができるようになれば、こんなに嬉しいことはありません。是非、あなたの成長のお手伝いをさせてください。生き生きLife
2007.08.31
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1年と7ヶ月ぶりに投稿します。ついに会社を退職し、今年のお正月に会社を立ち上げました。もっともまだ個人事業です。いつかは大きな会社にするぞ、と夢は膨らみます(^O^) クリエイトバリューという名前にしました。お付き合いしてくださる会社の価値づくりを、一緒になってお手伝いしたい。一緒になってビジネスの場を作って行きたい、と考えています。ウェブサイトもようやく立ち上げることができました。人の役に立って、たくさんの人に「元気」をプレゼントするお仕事をします。ですが、まだまだ駆け出しのヒヨッコです。熱い気持でたくさんのチャレンジをします。発展途上ですが、ご声援、よろしくお願いします。
2007.08.29
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