すずかぜのように

< 新しい記事

新着記事一覧(全347件)

過去の記事 >

June 19, 2018

心が折れたけど、救われた

(2)

カテゴリ：中学生活

遅刻2回のみで休まず3週通って4週目の月曜日。

起きれない。目は覚めてるのだけど、起き上がれない。まさに亀の歩みで1つずつ1つずつ身体を動かして着替えして、文字通り床をほふく前進で進み、玄関について座り込む。が、なんとか出発。

…こうやって文字にしてみると凄いな。

でも気持ちは割りと上向きで笑いつつ↑の感じなので、ふざけてる？とも捉えかねない感じです。なのでひたすら待つ。

で、駅につくも足が止まって…。
で、待つ。
でも途中で「集中できないからお母さんは先に会社に行って」というので、わかった！と言いつつ改札のなかで隠れて様子見守ること40分…。

カンタも何度も行こうとするのだけど、戻る、行くを繰り返し…カンタも怪しいけど陰で見ている私も怪しい…。
怪しい二人が駅で40分。
もーダメだ！と改札を出てカンタの背中を押す。行くよーっ！

で、どうにか登校。

帰りは人身事故があって電車がいつもと違うのと小雨だったと機嫌悪し。
でも帰りに買っていった可愛いくまさんの形のドーナッツでちょっと笑顔。

早めに寝たけど、明日は大丈夫かなぁという火曜日。

昨日と同じでかめの歩みで着替えまで終わった頃は家を出る時間10分過ぎ。
夫もタイムアウトで出勤。私はひたすら待つ。

そのうちにカンタが机に向かっているので今日は休むって書いているのかな？と思ったら算数の問題プリントを作っていました。「解いて」と言うのでよーし！って解いて採点してもらって説明を受けて…これなら家を出れそう！って思って、終わったら、じゃぁ、行こうか！って言ってみたら、またぐーーーっとなってしまって。

なので、お休み決定で出勤しました。
今までは何が嫌なのか、とか、気になることがあればって話もしてきたけど、今はもうカンタ自身の問題で、調整するべきところはないような気がする、し、聞いても答えるような感じがせず。疲れているのも間違いなさそうだし、なんか無力感に捕らわれて、こんなんでも無理なら、もう、何もできない。あとは勝手にすれば良い、とか、今日はもうゆっくりしてから帰ろうとか、本当に心が折れました。

駅について学校に連絡を入れようとしたら調度担任から連絡が入り…。
担任はわかってくださり、昨日の日誌にカンタが書いていたことを教えて下さって、それで少し折れた心をたてなおすことができました。
本当に救われている。ありがたい。

いけないいけない、カンタを見失わないように。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう