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本書の原題は OPERATION MINCEMEAT
副題は The True Spy Story Changed the Course of World War 2
著者はBen Macintyre
英語を直訳すると・・
ミンスミート作戦<MINCEMEATはひき肉ですが、ひき肉はストーリーを表していない>
第2次世界大戦の流れを変えた本当のスパイの話
訳者は小林朋則氏
中央公論新社刊 2,500円+税
この本は第2次世界大戦で英米側がドイツ枢軸側に対し反撃を始めた1943年、北アフリカを奪還した後、シチリア島に上陸してイタリアを開放する作戦で、【上陸場所はシチリア島ではない】とドイツに思わせる欺瞞作戦を行った顛末です。
当時、中立国ではあるが、ドイツ側にも通じていたスペインの海岸に、イギリス軍人の死体が漂着する。その死体は偽の重要通信文を持っており、その内容はシチリア上陸作戦はおとりで、本当の上陸場所はギリシャとシチリアより西のサルデーニャ島であるというとなっていた。<当時はインターネットもパソコンも無かった。FAXも無かったのではないかな?無線は完全に盗聴されていた。>
私は“ノルマンデイー上陸作戦は知っていました。映画にもなりましたからね。でも、このシチリア島上陸作戦は知りませんでした。この小説といっても架空の話ではなく事実ですが、そのストーリーはまさに「事実は小説より奇なり」。
確かに面白いですが、私のもっと強い感想は次のようです。
(1)イギリス人には変わった人間、例えば冒険家、が多い。この話では、それまで普通の市民だった男がすごい騙し作戦をまんまと成功させる。
(2)第2次世界大戦のスパイ戦、防諜作戦はものすごいものだ。国を接するヨーロッパならではと思った。
細かい話は省略です。一読の価値有り。