2020.09.08
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カテゴリ: 反省
★『塵を祓えということ』

菩提寺でのテンプルモーニングは月の第一日曜の朝七時から。参加の人数は問題ではなく参加した心の持ちようが大切である。それは寺側の事情と参加者とのそれは違うのは当たり前なのかもしれないけれど。理屈ではなく住職に合せてお経を詠み心を落ち着ける。

そして境内のお掃除である。これは読経と同じく慣れないと苦痛に感じるものではあるが先月は蚊が多くて閉口したものだった。住職はその作業そのものに意味があるのだと説く。境内は広い。掃除をするときには更に大きくのしかかる。そして掃除は一部だけ。修行のひとつだから総てを綺麗にする必要は無い。

掃き掃除は境内に落ちた小さな落ち葉と銀杏の実と、そのようなものである。それを掃除しながら自分の心に溜まったものを塵を祓え、塵を祓えと念じながら作業を進めるのだ。しかし塵にしてはゴミのほうがはるかに大きい。

だから気持ちとしてはゴミ掃除なのだが塵だと思うと己の中に溜まっている塵はとてつもなく大きく感じるのであった。境内の塵と体の内外の塵を無心になり掃除をする。わずか二十分ほどであるがそれなりのやりがいを感じるので参加している。仏教は偉大なのだ。クールメールハート手書きハート星星電話大笑い





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最終更新日  2020.09.08 20:03:53
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