田舎のブログ

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2021年12月20日

大阪の火事

カテゴリ：カテゴリ未分類

ビル火災では煙が怖いですね
亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げます

いくら防火防煙設備や消火、警報、避難設備が設置されていても
急激な火災に役立たないようです

私は様々な仕事をさせて頂いています
そのひとつ消防関係の仕事もあります
ニュースだけで知る情報のみで判断はできませんが

長年消防行政に関わり
消防署からの私にアドバイスを求めてきたり
完成検査をするのに
私に応援依頼、断ってもお願いされ仕方なく受諾（本来は問題です）
消防設備、防火設備の検査の協力
また既存建築物の査察（建築上の査察と合同）に立ち合いしたり
これ以上書くと消防署の立場もあり控えます

また40年位前の昭和56年、ぺっぺの私（二十歳代前半）でしたが
三重県消防設備保守協会の設立に関わり
都ホテルで設立式典にも招待され参加しました
今は三重県消防設備安全協会と名称に変わりましたけどね

自分の紹介が長くなりましたが
そういう私の感じた事

建築基準法関係（特殊建築物） 
防火ドア？　
　　上層階に煙が上がっていますね、防火ドアは機能したのか
無窓階扱い？
　　床面積と有効開口部面積がわからないので判断できませんが
　　排煙窓や防煙垂れは
二方向避難未確立　
　　収容人員の算定がわかりませんが、緩降機等の避難器具は
内装制限は
　　床面積や建物全体からみた使用用途によっては
エレベーターシャフト
　　煙突の役目をしてしまっていないのか

消防法関係（特定防火対象物）
　※病院等が入居するビルであり一般防火対象物とは違い特定防火対象物と
　　しかし、耐火区画等がどのようになっているのか
　　建物の他の使用用途がわかりません　病院なので６項のイを含む
　　複合特定防火対象物扱いの建築物であるとは推測しますが　16項
　　主用途、従属用途もないもわからないし
　　収容人員や主要構造部がわからないので
　　別表第一表の何項の防火対象物と消防がしているのかわかりません
　　なので、あくまでも一般論です
消火器
　　設置されていたと
　　しかし、設置場所と歩行距離の関係は、能力単位計算は
自火災報知設備
　　300平方メートル以上であり設置義務あり、瞬時発報と推測しますが
　　建物の耐火構造区画等で免除？特定であれば遡及の関係は？
　スプリンクラー
設置義務がないという事なので
屋内消火栓設備も 設置義務がなかったと思われますが
　　雑居ビルという特性から 移動式粉末消火設備等 は
　　設置に要する費用も低額ですみ、推奨設備と思われますが
非常放送設備
　　どうなのでしょうね、上記自火報と連動が最近主流ですが
　　設置されており、的確な放送がなされたのでしょうか
避難器具
　　収容人員がわからないので、設置義務の関係はわかりません
　　しかし二方向避難が確保されていないと思われる建物
　　避難器具は重要な設備と思います
　　立地から火災の建物では、推測ですが
　　垂直式救助袋、ワイヤーで降りる緩降機、隣ビルへの避難橋
　　金属製避難はしご等が人命を救うのですが

火事は怖いものです
普段からの予防が重要ですが、最近は異常者対策も必要のようです

写真は日記に関係ない、妻と孫です
今年の正月の我が家の廊下に近い和室で年始
来年の正月ももうすぐ、孫と遊べる単純な爺さんです

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