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観たいと思いつつ観ていなかった映画をついにネットで観た。●『BLUE GIANT』ジャズの漫画のアニメ化。原作は読んでおらず、ほとんど先入観なしで観たところ、予想以上に演奏シーンがふんだんに盛り込まれていて、そこが個人的には非常に良かった。実際の演奏は上原ひろみさんらによるもので、ジャズという音楽の感動を見事に伝えるすばらしい演奏だった。ただし、映画化された部分にベーシストが登場しなかったのは、ベース好きの私としては残念…。そんなわけで、ストーリーは二の次という感じになっているため、あらかじめ原作を読んでいる方がよりグッとくるのかも。そのうち原作もちゃんと読みたいな。
2024/05/10
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都内に出る用事があったのでディスクユニオンに寄って中古CDを3枚買った。そのうちジャズは2枚。●ボビー・ハッチャーソンの『HAPPENINGS』ブルーノート4200番台の名盤。以前知り合いにCD-Rでもらって聴いていたが、旧規格盤が安かったので、今さら買ってしまった。ハービー・ハンコックが参加していて「処女航海」も演っている。●マイケル・ブレッカーの『聖地への旅』帯に遺作とあったので思わず手に取ってみたら参加メンバーもパット・メセニー、ハービー、ブラッド・メルドー、ジョン・パティトゥッチ、ジャック・ディジョネットと、文句なしだったので買ってみた。内容も文句なしだった。
2024/01/08
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コロナだった。日曜日の午後から発熱したので、たぶん金曜日の出張先でかかったのではないかと思われる。その出張でちょうど忙しい時期が一段落したので、心置きなく前倒しで夏休みをとって完全休養した。熱が39度前後あった時はあまりシャキシャキした音楽を聴く気がせず、ミロスラフ・ヴィトウスの『UNIVERSAL SYNCOPATIONS』を聴いた。ヤン・ガルバレクのサックスが心地よかった。あとタンジェリン・ドリームの『RUBYCON』も。で、それらを聴きながらひたすら読書。発症前に職場の図書室で借りてあった今時の小説3冊を一気に読み終えた。その中では青山美智子の『赤と青とエスキース』が特におもしろかった。他に買っておいたのになかなか読めなかったマンガや野球雑誌の特集号なども立て続けに読んだ。ちょうどいい休養になったと考えたいところだが、娘らが帰省するのをずっと楽しみにしていたので、それをキャンセルせざるを得なかったのが残念過ぎる。今日はもう熱は下がったものの、胃腸をやられてしまっており、また、蓄積した疲労から腰痛も出ているので、本調子に戻るにはまだ数日かかりそうだ。
2023/08/10
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『朝ジャズ』でウェイン・ショーターを追悼しようとウェザー・リポートを聴いたらジャコがスゴ過ぎたので今日はちゃんと本人のリーダー作『NIGHT DREAMER』を聴いた。当然のことながらこちらでは本人のブロウがたっぷり聴ける。最初から素直にこれにしておけば良かった。しばらく聴かないうちにすっかりメンツを忘れてしまっていたが、ハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスといったマイルス組ではなく、マッコイ・タイナー、レジー・ワークマン、エルヴィン・ジョーンズらコルトレーンと共演が多かった人たちがバックで、トランペットはリー・モーガンだった。
2023/03/04
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月が変わって『朝ジャズ』で何を聴こうかと思っていたタイミングでこともあろうにウェイン・ショーターの訃報が入ったので、ベタなところでウェザー・リポートの『HEAVY WEATHER』を聴いたらショーター本人よりもついついジャコのプレイに耳を奪われてしまった。それでは追悼の意味が薄れるので明日以降はちゃんと本人のリーダー作を聴こうと思う。とにかくご冥福をお祈りします。合掌。
2023/03/03
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『朝ジャズ』はポール・デズモンドのリーダー作『TAKE TEN』。表題曲はバッキングがデイヴ・ブルーベックのピアノではなくジム・ホールのギターに変わってもあの「Take Five」と驚くほど印象が変わらないからセルフオマージュと言ってイイと思う。
2023/02/20
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『朝ジャズ』をデイヴ・ブルーベックに変えた。『BRUBECK / DESMOND』。ブルーベック名義の作品はいつもブルーベック自身よりもポール・デズモンドのプレイに聴き入ってしまいがち。
2023/02/08
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用事があって久しぶりにKSWに行ったついでにディスクユニオンでCDを3枚買った。ジャズ系は1枚。●ジャコ・パストリアスの『ジャコ・パストリアスの肖像』ベース好きにもかかわらず長年クロスオーヴァー/フュージョンが苦手でなかなか食指が動かなかったが、いつか必ず聴きたくなるはずと敢えてスルーし続けていたこの名盤。そしてついに機は熟し無性に聴きたくなったので満を辞して遅ればせながら買った。今さらながら聴きまくろうと思う。
2023/02/07
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年末から数珠繋ぎで追悼していたけれど、朝はちゃんと『朝ジャズ』でコルトレーンを聴いていた。今日は『SELFLESSNESS』。このアルバムはなんと言っても「My Favorite Things」。ドラムが代打のロイ・ヘインズだったことがむしろ功を奏してすばらしい演奏になっていると言われることが多いヴァージョン。私はエルヴィン・ジョーンズの方が好きであまりこちらを聴いていなかったけれど、もちろんこれはこれで全然イイと思う。気がつけばもう2月だったので、明日からは別のジャズマンを聴こう。ついでに追悼モードも解除したい。
2023/02/02
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あけましておめでとうございます。年賀状用にウサギの絵を描いたのでこのブログにも。『朝ジャズ』でコルトレーンを聴くことに決めて今年最初に聴いたのはデューク・エリントンとの共演盤。1曲目の「In A Sentimental Mood」が妙に元旦に合っている気がした。
2023/01/01
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『朝ジャズ』はMJQの『THE LAST CONCERT』。つい先日まで聴いていた『EUROPEAN CONCERT』と同様に2枚組ライヴで甲乙つけがたい名盤だけれど、こちらはラストというだけあってより集大成感があるような気がする。とりあえず1曲目「朝日のようにさわやかに」。さて、来年の『朝ジャズ』は何にしようかな。
2022/12/30
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『朝ジャズ』で、毎朝MJQを聴いている。ここ数日は『EUROPEAN CONCERT』。集大成的な2枚組ライヴで、定番の「'Round Midnight」など、かなりイイ感じの演奏を繰り広げている。ついでに言うと、ジャケデザインもかなりイイ感じ。
2022/12/26
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『朝ジャズ』をMJQに変えた。いつもなら大体古い順に聴いていくところだが、今回はまず『BLUES ON BACH』を聴いた。実はこれを持っていたことを完全に忘れていたので。タイトル通りバッハがコンセプトで冒頭の「Regret?」がピアノではなくハープシコードで始まった瞬間、ちょっと「お?!」と思った。あまり聴いていなかった作品だけれど、この雰囲気はなんとなく年末の夜(特にクリスマス?)に合うような気がする。
2022/12/07
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『朝ジャズ』は12月に入ってもまだグラント・グリーンを聴いている。『IDLE MOMENTS』。オルガンとの共演が多い中で、このアルバムはヴァイブのボビー・ハッチャーソンが参加しているのが特徴的。それもあってか3曲目にMJQの「Django」が収録されている。ジャンゴだからギタリストが演るのは納得だし、実際、グラント・グリーン本人が長い間録音したがっていたという共演者のデューク・ピアソンの証言がライナーノーツに載っていた。この曲を聴いたことで決めた!明日からMJQを聴くことにしよう。
2022/12/04
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今月の『朝ジャズ』はずっとグラント・グリーンを聴いてきた。今朝は『AM I BLUE』。冒頭の表題曲は、本人のギターとバックのオルガンがハマっており、そこにジョー・ヘンダーソンのサックスもイイ感じに絡んで淡々と静かに盛り上がる。今日で11月も終わりだからそろそろ別のジャズマンに変えてもイイところだけれど、もうちょっとグラント・グリーンを聴きたい気がしてきた。
2022/11/30
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今月の『朝ジャズ』はグラント・グリーンを聴いている。今日は『抱きしめたい』。冒頭を飾る表題曲はもちろんビートルズの初期の大ヒット曲。このアルバムはグラント・グリーンの作品の中でもかなりのセールスだったらしく、代表作に挙げられることも多いので、買ってみたのだが、もともとビートルズが好き過ぎたためか初めのうちはピンと来なかった。それでも長年折に触れて聴いているうちに、これはこれでしっくり来た気がする。改めて見たらハンク・モブレイやエルヴィン・ジョーンズが参加しており、表題曲の他に「Speak Low」や「星影のステラ」なども演っていて、聴きどころも多かった。やっぱりちゃんと名盤だ。
2022/11/24
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『朝ジャズ』はグラント・グリーン。水曜日なのに『SUNDAY MORNIN'』を聴いた。これまで聴いてきたアルバムは参加メンバーをよく知らないことが多かったけれど、これはピアノがケニー・ドリューだったので、まぁまぁ知っている方。とりあえず表題曲で軽快に弾きまくっていて、さらに上述のケニー・ドリューのソロも心地よい。
2022/11/16
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今月の『朝ジャズ』はグラント・グリーン。ここ数日、コーヒーをいれながら『GRANTSTAND』を聴いている。参加メンバーで特に目を引く人はいないけれど、演奏はかなり良いと思う。特に2曲目のスタンダード「My Funny Valentine」は相当渋い感じでじわじわ効いてくるから、『朝ジャズ』というよりも秋の夜長に聴いた方がハマりそう。
2022/11/09
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今日から11月ということで、『朝ジャズ』の対象を変えた。グラント・グリーンの『GREEN STREET』。2曲目の「'Round About Midnight」は多くの人が取り上げているスタンダードだが、この人のこれもかなりの名演だと思う。
2022/11/01
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『朝ジャズ』でビル・エヴァンスの『ALONE』を聴いた。2曲目「Time For Love」。グラミー賞を獲った名盤で、非常に深い味わいのあるソロピアノを聴くことができるが、何かをやりながら聴いていると、本当にBGMになってしまい、せっかくの演奏のすばらしさを味わわないまま流れてしまうこともしばしば。かと言って、このアルバムとしっかり対峙するような贅沢な時間の使い方もできない日々を送っている。
2022/10/26
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『朝ジャズ』。今月はヴァーヴ時代のビル・エヴァンスを聴いている。今日は『TRIO 64』。先日聴いた『EMPATHY』と大きな違いは分からないけれど、強いて言うとベースがゲイリー・ピーコックなので、こちらの方が好きかな。新進気鋭と言われていた時期のようだが、例えば7曲目の「Dancing In The Dark」などかなり目立ったソロを披露していて、思わず「おぉ!」となる。
2022/10/11
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夏の間はずっとアイスコーヒーを飲んでいたが、秋の訪れとともに熱いコーヒーに戻したので、それに伴って月間『朝ジャズ』復活。ビル・エヴァンスが大好きなので、普通に聴いているとついついビル・エヴァンスばかりになりがちなので、敢えて聴かないスタンスをとっていたけれど、もともとあまり聴いていなかったアルバムならと、今日は『EMPATHY』。数あるビル・エヴァンスの名盤と比べて後回しになりがちなのはドラムのシェリー・マンはイイとして、ベースのモンティ・バドウィッグの知名度の問題かな?演奏はいつものクォリティだと思う。
2022/10/02
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『朝ジャズ』。きのう、あまりにも暑かったので、何を買うという目的もなく大型商業施設に行き、冷房の効いた店内をウォーキングしたのだが、そこでたまたまかかっていたジャズの曲が誰の何という曲はは分からなかったが、軽やかなトランペットが心地よくて、今日からトランペットを聴くことにした。ドナルド・バードの『OFF TO THE RACES』。アルトのジャッキー・マクリーンとバリトンのペッパー・アダムスとの三管体制にピアノのウィントン・ケリーも参加しているブルーノートでの初リーダー作。ところで、どうでもイイことだけれど、1曲目「恋人よ我に帰れ」は「正気に戻れ」という意味かと思ってしまったが、原題は「Lover Come Back To Me」だから、自分の元に戻って欲しいようだ。まぁ、普通に考えたらそっちか。
2022/08/03
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『朝ジャズ』。今朝のピアノトリオはドン・フリードマンの『CIRCLE WALTZ』。名盤として紹介されていることが多く、ビル・エヴァンスに似ているとのことだったので、買って聴いてみたところ、確かにその通りだったので、かなり気に入った。ただ、ビル・エヴァンスには何枚も名盤があるのに、この人はこれしか知らない。こんなにイイ感じなのに、リーダー作があまりないのかな?
2022/07/14
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『朝ジャズ』。先月は特定のジャズマンを決めずに聴いていたけれど、やっぱり多少はテーマを決めておいた方がチョイスしやすいので、いろいろ考えた結果、今月はピアノトリオばかり聴くことにした。そこでウォルター・ビショップ Jr.の『SPEAK LOW』。このアルバムはアナログ時代に相当レアだったらしく、帯の宣伝文句に、元祖「幻の名盤」と紹介されている。CDで何度もリイシューされているし、今時はネットで容易に聴けるけれど、ありがたみを感じながら聴いた方が気分的に盛り上がると思い、せっかくだからそのスタンスで。
2022/07/04
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『朝ジャズ』。今月は特定のジャズマンを決めずに、しばらく聴いていなかったものをいろいろ聴くようにしている。ここ数日はマイケル・ブレッカーの『TALES FROM THE HUDSON』。わりと最近買ったような気がしていたが、このブログで遡ってみたらもう4年前だった。仕事の関係で大阪に行ってしまった友人が夏に上京した時に、一緒にSJKのディスクユニオンを散策して買った中の1枚。パット・メセニーやジャック・ディジョネットとともに相当かっこイイ演奏を繰り広げていて、曲によって参加しているマッコイ・タイナーがまたすばらしい。
2022/06/17
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『朝ジャズ』はウィントン・ケリーの『枯葉』。冒頭「降っても晴れても」で始まり、他にも「飾りの付いた四輪馬車」や「風と共に去りぬ」といったスタンダードが目立つ中にあって、やはり邦題にもなった「枯葉」がすばらしい。この曲はビル・エヴァンスの演奏で聴くことが多いけれど、ウィントンの演奏も捨てがたいから、たまには敢えてこちらで聴くようにしたい。
2022/05/30
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今月の『朝ジャズ』はウィントン・ケリー。今朝は『KELLY AT MIDNIGHT』。全曲ピアノトリオなので、例えば、1曲目「Temperrance」のスウィンギーなノリや、2曲目「Weird Lullaby」のブルージーなフィーリングなど、この人の魅力がよく出ていると思う。ただ、それ以上に、私がこれを好んで聴く理由は、ジャケットの雰囲気やタイトルがこの人のイメージに合っていて、かっこイイからかもしれない。
2022/05/25
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『朝ジャズ』はウィントン・ケリー。今日は『KELLY BLUE』。最初聴いた時、名曲中の名曲と言われる冒頭の表題曲のフルートがこの人の雰囲気に合っていないように感じてしまい、あまり積極的に聴いていなかった。久しぶりに聴くので改めてクレジットを見たところ、トリオとセクステットの曲があるので、トリオで演っている曲を意識して聴いてみたら、例えば2曲目「朝日のようにさややかに」や3曲目「On Green Dolphin Street」など、思いっきりこの人のフィーリングで、メチャクチャかっこ良かった。そうすると、表題曲もそんなに悪くない気がしてきて…。勝手な思い込みでずっと損をしていたかもしれない。
2022/05/14
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今月の『朝ジャズ』はウィントン・ケリーにした。今日は『ウィスパー・ノット』(原題PIANO)この人のピアノはちょいワルなイメージで、そこにケニー・バレルのギターがかなりハマっている。邦題になったオープニング曲にそれがしっかり出ていると思う。このフィーリングが実にかっこイイ!
2022/05/08
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『朝ジャズ』はジョニー・グリフィンで、今日は代表作『THE KERRY DANCERS』。以前もこのアルバムで書いた記憶があったので、さかのぼって確認したら、亡くなった時の追悼(2008)で、曲は「Hush-A-Bye」を挙げていた。今日も改めてYouTube付きで。世間的にはGWで、気づけば今日から5月に入ったから、そろそろ別の人を聴こうかな。
2022/05/01
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『朝ジャズ』で、今月はジョニー・グリフィンを聴いている。今日は『WAY OUT !』。まだジャズのアルバムをあまり持っていない頃にたまたま中古で見つけて買ったので、参加メンバーを把握していなかったのだが、改めて見るとピアノがケニー・ドリューで、有名な「Cherokee」をはじめ随所でイイ味を出していた。もちろん本人のブロウもエキサイティングでかっこイイ!
2022/04/28
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『朝ジャズ』はジョニー・グリフィン。今朝は『A BLOWING SESSION』を聴いた。総勢7名によるセッションで、全員レジェンドと言っていいメンツ。特にテナーサックスはジョン・コルトレーンもハンク・モブレーもいて、誰の名義にしても良さそうだけれど、ジョニー・グリフィンのリーダー作。それぞれキャラが違うから、ソロを聴く時に、誰が吹いているか思い浮かべながら聴くとおもしろそう。私はちゃんと判別できるか自信ないな。試しに「今宵の君は」を聴いてみよう。
2022/04/14
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『朝ジャズ』。月も変わったので、ジョニー・グリフィンにした。そんなに何枚も持っていないが、古い順に聴こうと思い、まずはブルーノートのデビュー作『CHICAGO CALLING』。冒頭の「Mil Dew」を聴いていると当然のことだけれど、同じテナー・サックスでもスタン・ゲッツと全然違って、バリバリ吹く感じが爽快だ。ピアノがウィントン・ケリー、ドラムがマックス・ローチなのも良い。
2022/04/05
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『朝ジャズ』。ずっとスタン・ゲッツを聴いていたので、そろそろ別の人に変えようかと思っているが、その前に最後にもう1枚(2枚組)、『PEOPLE TIME』を聴いた。ラストレコーディングと知らずに聴いても、1曲目の「East Of The Sun」からその清澄な調べに心を奪われるに違いない。まして、いわゆる「白鳥の歌」だと知った上だと、天上界へと舞い上がっていくようにも聴こえてくる。達観か諦観かは知るよしもないが。
2022/04/03
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『朝ジャズ』はスタン・ゲッツ。今日は『SWEET RAIN』。以前、ネット上で知り合った方がCD-Rに焼いて送ってくださったアルバム。私はゲッツでは一、二を争うほど好き。ゲッツ本人のプレイがすばらしいのはもちろんだが、若かりし頃のチック・コリアが参加しているのが大きい。冒頭の「Litha」はいきなりそのチックの曲。
2022/03/30
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『朝ジャズ』で、今月はゲッツを聴くつもりだったのに、途中で山中千尋さんのアルバムを買ってから、そればかり聴いていた。今日は改めてゲッツに戻り『STAN GETZ PLAYS』。冒頭の「星空のステラ」をはじめとして、スタンダードナンバーがたっぷり聴けるから、もしゲッツを人に薦めるとしたらこれが無難かな?ただ、個人的な愛聴盤となるとまた別。
2022/03/26
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今月の『朝ジャズ』はずっとゲッツを聴いていたが、先日、山中千尋さんのアルバムを中古で見つけ、しばらくはこれだけでイイと思ったのも束の間、なぜか突然、モーズ・アリソンで唯一持っている『BACK COUNRY SUITE』を聴きたくなった。この人の名前はヴァン・モリソンがトリビュートしたことで知り、ヴァンのフェイヴァリットということはタダ者ではないだろうと思い、上述のアルバムを買ってみたのだった。独特の味わいのあるヴォーカルが魅力だけれど、この初リーダー作は基本的に軽妙洒脱なピアノトリオで、貴重な歌ものは、「嘆きのブルース」と「One Room Country Shack」の2曲だけ。この2曲もヴァン・モリソンのヴォーカルで聴いてみたい気がする。
2022/03/19
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今日は留守番だったので、妻を最寄り駅よりもっと先の駅まで送り、そのついでにディスクユニオンに行ってきた。時間に余裕があったので、久しぶりにゆっくり物色していたら、欲しいCDが後から後から見つかって困ったが、最終的に3枚にしぼった。そのうちジャズは1枚(DVD付の2枚組)。●山中千尋さんの『UTOPIA』出た時にすぐ買わないでいたら、あっという間に4年も経っていた。歳をとると時間の流れが早い…。現在スイスのベルンの名門ジャズクラブで絶賛演奏中らしいが、私は日本の片田舎でこれを聴く。「乙女の祈り」などを現代のジャズとして演奏していて、本当にかっこイイ!
2022/03/16
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『朝ジャズ』は今日もスタン・ゲッツ。『THE COMPLETE ROOST SESSION』のVOL.2。VOL.1同様、軽やかで最初からどの曲も心地よいけれど、後半に「バードランドの子守唄」〜「枯葉」と定番のスタンダードが立て続けに出てくるところで特にテンションが上がる。スタンダードと言えば、ラストに収録された「These Foolish Things」は、ジャズを聴くようになる前にブライアン・フェリーのカヴァーで聴いていたのだった。ちなみにこの曲は、ゲッツ自身も再演しているので、今度そちらも聴き返してみようと思っている。
2022/03/14
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『朝ジャズ』はトランペットをやめ、ちょっと前にたまたまFMで特集番組を聴いたことをきっかけに、今月はスタン・ゲッツにした。初期から順番に聴こうと思い、ここ数日は『THE COMPLETE ROOST SESSION』。ジャズを聴き始めた頃はテナーはコルトレーンやロリンズから入ったので、その後ゲッツを聴いた時、当然のことながらサウンドの質感がまったく違い、なめらかというか、軽やかに感じた。例えば「風とともに去りぬ」を聴いていると、後から後から流麗なフレーズがわいてきて、とても心地よく、いつまでも聴いていたくなる。
2022/03/11
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『朝ジャズ』はまだトランペッター。『カフェ・ボヘミアのケニー・ドーハム』。私が持っているのは2枚組の完全版で、演奏された順に収録されている。以前、分散して発表されていたドルフィーの『ファイヴ・スポット』の音源を、実際のライヴの曲順に並べ直して聴いたことがあるが、「Fire Waltz」で始まらないので、冒頭からガツンとくる感じが弱まってしまったような気がした。このドーハムのアルバムも元の盤で慣れ親しんでいたとしたら、この曲順に違和感を感じたのだろうか?
2022/02/22
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朝ドラはトランペットと全然関係ない話になったけれど、『朝ジャズ』はまだトランペットを聴き続けている。ここ数日は、ブルー・ミッチェルの『BLUE'S MOODS』。冒頭の「I'll Close My Eyes」からキャッチーで聴きやすい。このアルバムはワンホーンなので、サックス奏者との丁々発止のソロの応酬はない代わりに本人のプレイがたっぷり聴けるし、ピアノがウィントン・ケリーなので、かっこイイ瞬間が何度もある。
2022/02/10
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『朝ジャズ』。今週の朝ドラはもはやジャズと関係ない展開になってしまっていたけれど、まだトランペットを聴き続けている。西海岸で慣らしたチェット・ベイカーが東海岸で吹いた『IN NEW YORK』。トランペットを聴こうと思ってこのアルバムをかけたのに、サックスがかっこイイ瞬間が何度もあったので確認したら、1、3、5曲目にジョニー・グリフィンが参加していた。
2022/02/05
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朝ドラのオダギリジョーはトランペットが吹けなくなってしまったけれど、『朝ジャズ』はまだトランペット。今日はケニー・ドーハムの代表作『静かなるケニー』。この人のトランペットはくぐもった音色ながら、むしろそれが魅力。冒頭を飾る名曲「蓮の花」こそテーマ部分のメロデイがキャッチーだが、アルバム全体としては落ち着いた印象で、トミー・フラナガンらのバックも絶妙に地味。
2022/01/25
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朝ドラ『カムカム…』で、トランペッター二人の壮絶なセッションがあって、胸が熱くなり、マックス・ローチ&クリフォード・ブラウンの『IN CONCERT!』を聴いた。ジャズを聴き始めた頃に、出張先で交流のあった人からクリフォードを薦められ、職場に戻って先輩に聞いたらこのCDを持っていたので、借りてさっそく聴いたところあまりにも良くて、結局自分でも中古で買ってしまったのだった。クリフォードのトランペットはもちろん、ドラムのマックス・ローチのドラムもすさまじくて、今でも熱くなる。冒頭の「Jor-Du」もかっこいいが、改めて聴くと「君にこそ心ときめく」のソロもかなりヤヴァかった。
2022/01/18
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『朝ジャズ』は、オダギリジョー効果で今日もトランペッター。チェット・ベイカーの『CHET』。確かビル・エヴァンスが参加してたはず…と思ってメンツを確認したら、曲によって編成が違っていて、ケニー・バレルのギターがフィーチュアされている曲もあった。それでもどの曲もリリシズムにあふれているのは、チェット本人のキャラのなせるわざか。ジャケットからして雰囲気たっぷりだし。
2022/01/11
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『朝ジャズ』。朝ドラ『カムカム…』のオダギリジョー効果で、また手持ちのトランペット作品を聴こうとCDラックを探していたら、ブルー・ミッチェルの『BLUE SOUL』というアルバムを発見。いつ買ったのか全然覚えていないどころか、ジャケットを見てもピンと来なかった。この機会に聴いてみたところ、これがかなりかっこイイ!基本的にはウィントン・ケリーのトリオをバックに、カーティス・フラー、ジミー・ヒースとの三管体制なのだが、表題曲はワンホーン。
2022/01/07
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『朝ジャズ』。NHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』が上白石萌音から深津絵里の章に入り、その相手役のオダギリジョーがトランペットを吹いているので、クリフォード・ブラウンの『CLIFFORD BROWN WITH STRINGS』を聴いた。私が好んで聴くジャズは主にトリオとかクァルテットといったいわゆるコンボ形式のものばかりで、こういったウィズストリングス系はほとんど聴かないのだけれど、このクリフォード・ブラウンのアルバムだけはなぜか大丈夫。同じようなフレーズを吹いても、クリフォードだとありがたみが違う気がする。そんなわけで、久しぶりに聴いていたら、妻が、「この曲『エル・スール』で使われてる」と言うので、曲名を確認したら「Blue Moon」だった。よく覚えているなぁと感心した。
2022/01/04
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きのう聴いたウェスの「Impressions」はもともとコルレーンのアルバムのタイトル曲で、ヴィレッジ・ヴァンガードのライヴ盤に収録されなかった曲だった。ジャズを聴き始めた当初、他の作品に先んじて中古で見つけたので、こればかり繰り返し聴いた時期があったのだが、後でいろいろ調べてみると、このライヴの時にはエリック・ドルフィーもいて、ドルフィーのソロもガッツリ聴きたかったら、コンプリート盤の方で聴いた方が良いとのことで、結局何年後かに4枚組のそれも買った。ちゃんと聴き比べたわけではないけれど、今はもとの方を聴くことは全然ない。
2021/12/27
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