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ミネちゃん1962

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代書屋sr▼・ェ・▼ @ Re:母親の死(12/24) ご母堂様のご冥福を心からお祈りします。…
ミネちゃん1962 @ Re[1]:「大空のサムライ」 坂井三郎著(12/06) 業績向上ナビゲーターさん >私もこの本を…
2008.01.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
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著者は読売テレビの解説員ですね。
でも、幻冬舎がこんな本を出すのか?

「誰も書けなかった」というタイトルだが、昨年紹介した木村剛さんが既に「僕らの年金脱退宣言」



という本で、書いていますね。
いわゆる、年金の世代間格差がテーマです。
(まあ、確かに社会保険労務士には書けないだろうなあ?お役人をぼろくそに書いてますから…。本音で語れないこの商売って…。)

この本は冒頭が面白いですね。
昨年初頭に、ある人から著者へ届いた手紙が紹介されています。

その人は、年金がもらえるにはどうしても保険料納付期間が7ヶ月足りなかったのだが、社会保険事務所で徹底的にごねたら、もらえることになったという手紙です。
これって、どうやら免除期間や記録漏れ等があったりした訳ではないらしい。
例の年金問題で社会保険庁のダメさぶりが十分わかった今となっては、それもあり得そうだと思うかもしれないが、ごね得という話である。
要は、年金記録なんて操作一つでどうにでもなるという話で、「つかみ」としては大変おもしろい内容です。

あとは、木村さんの本と大差なしかな?
でも、所々おもしろい箇所もありますけどね。

厚生年金保険加入者の場合、現在70歳過ぎのモデル世帯の受給額は、負担額の8.3倍。
それに対し、1985年生まれのモデル世帯では、受給額は負担額の2.3倍。

これは木村さんの本にも記載があったが、この本では今の中高年はイソップ物語の肉を加えた犬のようだと言うのです。
イソップ物語の肉を加えた犬って、水に映った自分の姿を見て、自分がくわえた肉(あれっ?骨じゃなかったけ)を落としちゃう話ですね。
つまり、若年層と比べて、これだけ一杯年金をもらっている人達が一番政府に望んでいることが年金改革で、さらに自分達の年金を増やそうとしていることを皮肉っている訳です。

でも、結局そういった世代の人が選挙で票になるわけで、大局に立って考えることなんて、なかなかできないんだろうなあ。
後世につけを廻して、本当にうちの息子の世代なんか、年金制度はどうなっているのかお先真っ暗だと思います。

この問題は、やはり国民一人ひとりが知識を持って、自分の問題として考えないといけないと思います。
斯く言う私も、その思いを強くしております。

P.S.
先ほどの冒頭の手紙には、個人的なオチもありました。
その人が後日銀行の年金セミナーに行って、講師の人に「私は7ヶ月足りなかったのに、年金がもらえるようになった」と話したら、講師は「それは絶対にない」と言い、その人の名前を黒板に書いて「これが問題だったのでしょう?」と自分勝手に理解していたと言うのです。
おそらく、この講師は社会保険労務士でしょう。
まじめな社労士さんには、世の中では予想もしないようなことが起こっているということがわからないのだろうと思います。




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Last updated  2008.01.22 23:16:32
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