2003年08月25日
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恥ずかしいですが、途中で辞めず「初恋」の終結はつけます。


【初恋Ⅱ】

私が腰を抜かし、病院で治療を受けて自宅に戻ってからも玲子ちゃんは家にまで来て世話をしてくれた。
腰は痛いが玲子ちゃんが世話をしてくれると嬉しくて、私も少しオーバーに振舞っていた。
母も玲子ちゃんの献身的な介護には、嬉しそうに見つめていたのを思い出す。

それからの私は、夕方から鍼灸院での針治療が始まったが玲子ちゃんは何時も付き添ってくれた。
学校にも行けなかったので、玲子ちゃんが授業内容等を自宅に来て教えてくれた。
野球部のマネージャーをしながら、終えた後は私の元に…。
半年ぐらいは鍼灸院に通ったと思う。
時々祖母が付いてきてくれたが、私は玲子ちゃんと2人で治療に行きたかった。

そんな日が続いたのだが、腰の具合もよくなった頃鍼灸院の先生夫妻から父に話があった。
その内容は、私を自分達には子供がいないので私を養子に欲しいといった突飛な話だった。
父は断ってくれたが鍼灸院といっても鍼灸院学校の校長もされている立派な方だった。

私は、何時も他人の方より同じ様な話がある子供だったようだ。
兄弟が多い為、相手の方も1人ぐらいは…と思われたのだろう。
そして、可愛かったし…(^:^)

又、話が脱線しそうなので話を戻す。

玲子ちゃんとは、その後通学できるようになっても一緒に通学し一緒に帰るという片時も離れていない関係。

学校1番の可愛い子、みんなの憧れの玲子ちゃんを独り占めにする快感!
幼い心にも、お互いに恋心?が芽生えていた。
しかし、そんな楽しい日々もやがて終わった。
水害で水没した玲子ちゃんの家が元の港区に新築され、転校してしまったのだ。
幸せな時間は永くは続かないものである。

別れるときの玲子ちゃんからのプレゼントは、近くの神社のお守りだった。
「恋というものは、はかなくせつないものなんだ」

これが私の幼い初恋。
初恋





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最終更新日  2003年08月26日 05時19分09秒
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