2005.07.17
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テーマ: 在宅介護(1594)
カテゴリ: 帰国後、介護編
タイトルまじめな割にやってること不真面目サクライです。

今日は母と「ヨチンソ」こと「僕の彼女を紹介します」を観ました。
やっぱり「猟奇的な彼女」のほうが好みですな。
彼氏が死んじゃう話っていうのは嫌なもんですよ。
あんな、警察官みたことない。

ちゃんと今日は冷麺作りましたが
韓国語の冷麺の発音が意外に難しいことがJJとの電話で判明。
っていうことは冷蔵庫も難しい。
韓国の冷麺は細かったのでお母さんでも食べやすくよろしゅうございました。


さて今日は姉がデートから帰ってきた後
夕食前に家族でお金の話をしました。
保険とか貯蓄とか
お母さんが自分の死亡保険だと思っていたものは
娘たちの死亡保険でした(笑
とにかく
「死ぬ」「死んだら」「満期まで生きられないから」
が飛び交ってました。嫌なものです。
たったの平成20何年なのに。
お母さんこれからいくらお金かかるか分からないけど
これは残したいとかそういう話。
お母さんが死んだら、これをこうしなさいみたいなお話。


そして、父が別居中にずいぶん使い込んだのも分かりました。
腹違いの兄に取られたのもあるし
それを考えるとお母さんよくやりくりしたなあ。
頭にきたので今日仏壇にご飯やりませんでしたが。


そして真剣に
私はこれから働けないかもしれないということ
母を看取るということ
考えていかなくてはいけないと思うのです。
8月に病院に行ったら
先生と話すことになるのではないだろうか
母は「せっかくカナダまで行ったのに」と
働かせたい気だけど
でも、迷いがあるのも確かだった。
ヘルパーさん入れたって限度額があるし
近所の人が来てくれたって
お母さんがなにかのどに詰まらせて息絶え絶えだったら
誰か来てくれるのかなんて分からない。
姉にも演劇をやってほしいような気がする
それで元気になるなら。
10月半ばまでJJに会えないかもしれないけど
10月は1周年のお祝いなんだけど
短大は卒業したけど
4年も経理で働いたけど


お金がたくさんあれば生きられる。
お金がたくさんあれば何でもやれる。
そういうことなんだろうか?
そんな病気なんだろうか?

奥歯の奥までかみ締めるほど
ALSがちょっと憎くなった日だった。

死を準備できる人がいる
できない人のほうが幸せかどうかは
私にはわかんないな。





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Last updated  2005.07.18 02:35:30
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