クラシック・アナログ盤の楽しみ
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校内の音楽会が先日終わった。実にあたたかな音楽会であった。子ども達、職員、そして聴衆の保護者も一体になった素晴らしい音楽会だった。その理由は、練習量が短いにもかかわらず、大変頑張った一人一人の子ども達の推進力と表現力。そして、ステージ数が多い割に、あっという間に終わったと思わせる各学級担任の力量と専科の先生の企画力。これらが、保護者の方々の聴衆力と共に上手にブレンドされて、それはそれは上質な音で、体育館を豊かな響きで満たしてくれた。何人かの子どもが「気持ちよかった」「ドキドキしたけど、最高の演奏だった」「音楽ってこんなに凄いんだ」と言ってくれた。コンクールで評価される音楽よりも、こういった一つ一つの演奏の存在感が感じられる音楽こそが大事だと思うようになった。
2008年06月15日
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